2025年12月1日月曜日

ジャパンカップ 2025 <回顧>

 

外国馬が20年ぶりの勝利。


私は若い頃、ジャパンカップが一番好きなレースでした。

外国馬と日本馬の叩き合い。

こういうレースが見たいのです。

素晴しいレースでした(複数のアクシデントあったが)。


1着 △カランダガン(4人気)

2着 ○マスカレードボール(1人気)

3着 ▲ダノンデサイル(3人気)


勝ちタイムは、2:20.3レコード(良)。上がり34.6。


高速馬場なので、流れればレコードもありうる馬場だったが、セイウンハーデスが引っ張ったことにより、レコードとなった。

アーモンドアイの2:20.6を更新。


12.3-10.8-11.4-11.5-11.6-11.6-12.0-12.2-12.3-11.8-11.5-11.3

前半3F34.54F46.05F57.6

後半3F34.64F46.95F59.1


セイウンハーデスが大逃げ、向正面半ばからややペースを緩めた(11.6-12.0)。

3~4角(12.2-12.3)で後続が差を詰め始めた。

前半は逃げた馬のラップなので、2番手以降は平均ペースに近い。


カランダガンの自身上がりは、33.2

マスカレードボールの自身上がりは、33.4。

全体タイムが速い中での、この2頭の自身上がりのこの速さ。

文句なく、ハイレベル。


1着△カランダガンは、スタートで置かれる心配ありだったが、全くそんなことはなく、マスカレードボール・ダノンデサイルの直後の後方寄りを追走。

直線向くと大外で余裕の手応え、マスカレードボールとの長い叩き合いの末、ゴール寸前でアタマ差抜けた。

さすが、欧州年度代表馬。

セン馬なので、凱旋門賞に出走できず、加えて堅い馬場向きということで、ジャパンカップに焦点を合わせて、実力を発揮した。

日本の馬場も問題なく、自身上がり33.2でのレコード勝ちはすごい。

デビューが3着で、その後はどんな馬場でも連対して凡走ゼロというのもすごい。


2着○マスカレードボールも、強い内容。

前走のスローペース、今回のハイペース(2番手以降は平均に近い)、どちらでも強い。

レース後の落馬のアクシデント、馬は大丈夫だろうか?


3着▲ダノンデサイルは、1着2着馬とほぼ同位置の追走、直線向くといったん内寄りに進路を取ったが、外寄りに進路を取りなおし伸びたが、完敗、

1着2着馬とは能力の違い?騎手が言う力んだ分?

レース後の落馬のアクシデント、戸崎騎手は次週乗れるのだろうか?

なお、ドバイシーマクラシックでは、カランダガンに完勝している。

ドバイは超スローでの自身上がり32.5だった。


4着△クロワデュノールは、4番手追走、最後は少し鈍った。

出走が正式に決まったのが、最終追い切りの後。

仕上がり面の影響があったのだろうか?


5着△ジャスティンパレスは、前走ほど前に行けず、直線は大外からじりじり伸び続けた。

以前の指定席の着順に戻った。


6着☆ブレイディヴェーグは、最後方追走、直線はジャスティンパレスと叩き合い上がり2位タイ。

前走は前壁でまともに追えていないでの着順だったし、中距離向きだったか(マイル路線がもったいなかった)。


7着タスティエーラは、6番手くらい追走で、1~3着馬の前の位置で絶好位。

直線は、内寄りから、カラ馬の影響はあったが、じりじりとした伸び。

個人的には、2000mベストだと思える。


8着シンエンペラーは、5番手追走の絶好位、直線は加速力が無いので他馬に先に前に入られて不利を受けてしまう。

その後の伸びも平凡だった。

凱旋門賞回避(喘息・肺出血)からの調整で、完調ではなかったかも。


9着以下には二ケタ人気の馬が並び、能力の差がはっきり出たレースだった。


来年以降も、強力外国馬が来て欲しいです。

が、今年は、カランダガンがセン馬だったというのも大きいと思う。

欧州の強力馬は、キングジョージや凱旋門賞を勝つと、ジャパンカップとか見向きもせずに種牡馬入りのために引退してしまう(3歳でも)。

来年以降は、なかなか難しいかもしれない。

今年は外国馬が勝ったが、欧州最強馬でもアタマ差の接戦になるくらい、日本の馬場では日本馬が強いので、外国馬には避けられるかもしれない。

来年から褒賞金が増額されるらしいので、期待はしてみたい。



2025年11月30日日曜日

京阪杯 2025【予想】

ハンデ戦ではないが、荒れやすい(特に3着)。

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」 

「8番以内」


アブキールベイ

京都の葵S1着馬。

好走が京都と小倉に集中していて、直線平坦向きか。

そうだとしたら、前走阪神セントウルS6着から上昇が見込める。


○ルガル

▲ナムラクララ

ショウナンザナドゥ  2走前初1200悪くなかった

△ヨシノイースター

△メイショウソラフネ

△レイピア



ジャパンカップ 2025【予想】

 

過去10年、6番人気以下の3着以内は4頭だけ(6人気~8人気)。

その4頭すべては、

「G1で4着以内がある」

「前走G1大敗」(前走G1でない場合、2走前G1大敗)


シンエンペラー

昨年2着(同着)。

前に行って、上がり2位(1位ドウデュース)だから、2番目に強い内容だった。

問題は、凱旋門賞を回避した理由が、喘息(ぜんそく)と肺出血の影響だったこと。

その影響が残っている心配はある。

16番枠も心配。


○マスカレードボール

▲ダノンデサイル

ドゥレッツァ  昨年2着(同着)出走取消

ブレイディヴェーグ  前走直線前詰まり、距離こなせれば

△クロワデュノール

△ジャスティンパレス

△カランダガン



2025年11月29日土曜日

ラジオN杯京都2歳S 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走未勝利1着」


ジャスティンビスタ

前に行けるスピードがあり、直線は横に馬が来ると伸びた。

先行力があり、差す脚もありそう。

前走が510キロ台の大型馬なので、使った上積みが大きいかもしれない。

1週前土曜が本追いの厩舎なので、調教タイムが遅いのは心配いらない。


○バルセシート

▲ウイナーズナイン

アスクエジンバラ  重賞経験、折り合えれば

△ゴーイントゥスカイ

△サトノアイボリー

△カラペルソナ



2025年11月25日火曜日

マイルCS 2025 <回顧>

 ジャンタルマンタルが、出走可能な国内の芝マイルG1を完全制覇。

(朝日杯FS・NHKマイルC・安田記念・マイルCS)


1着 ○ジャンタルマンタル(1人気)

2着 △ガイアフォース(4人気)

3着  ウォーターリヒト(15人気)


勝ちタイムは、1:31.3(良)。上がり33.6。


京都の馬場改修後の近2年は、1:32.5(2年前)と1:32.0(昨年)。

今年は大幅に速くなった。

改修前のレコード1:31.3とタイ。


普通、レコードは平均的な流れで記録されるが、ラスト2F11.0-11.2で2番手以降はスローに近い。

それで、コースレコードタイは、ハイレベルだった?


12.2-10.7-11.3-11.7-11.8-11.4-11.0-11.2

前半3F34.24F45.9

後半3F33.64F45.4


途中で大逃げの形となったので、2番手以降の馬群全体はスロー寄り。

2番手追走馬を先頭と仮定した場合のレース上がりは、33.2。


1着○ジャンタルマンタルは、逃げ馬以外はスローな流れの3番手追走、自身上がり33.1で完勝。

これでG1の4勝時の自身上がりは、34.8・33.9・34.2・今回33.1。

平均的な流れでもスローでも完勝できるので、死角が無い馬。


2着△ガイアフォースは、4番手追走から直線しぶとく伸び続けた。

かつては差し届かず4着くらいも多かったが、前に行けるようになって安定した強さを発揮できるようになった。

今回は相手が強すぎた。


3着ウォーターリヒトは、今までのレースぶりとは一変、中団やや前寄りの追走からよく伸びた。

・冬馬(4勝は、10月下旬~2月初め)

・京都実績(きさらぎ賞2着・シンザン記念3着)

この2点からは狙える馬。

でも、近走成績とスロー想定での後方追走予想からは狙いにくかった。

乗り替わった高杉騎手が、先入観なしに中団につけたのが良かった。

高杉騎手は、デビューした昨年が48勝、今年も62勝と大活躍(すでに100勝達成)。

重賞での3着内は今まで無かったが、いつあっても不思議なかった(いきなりG1でとは思わなかったが・・)。


4着オフトレイルは、後方寄り追走から上がり1位32.6(展開不利)。

心配された距離は問題なかった。

「前走スワンS」の馬は、今まで成績が悪いが、今後は良くなるかもしれない。

中2週から今年は中5週になったから。


5着◎エルトンバローズは、2番手追走からキレ負け。

昨年2着自身上がり34.2。今年33.6。

精一杯頑張ってくれた。


6着▲ソウルラッシュは、Cデムーロ騎手でのこの結果は、7歳の衰え?

次走香港が決まっているらしい。


7着△アスコリピチェーノは、好位追走、最後に伸びが鈍った。

牝馬限定と牡馬相手の差か?それとも本調子には今一息か?


8着☆マジックサンズは、上がり2位。

折り合いをつけるための後方待機策。


5人気レーベンスティールは、12着。

中距離向きということか。それ以前に気性の問題があるが・・


6人気△ラヴァンダは、16着。

勝ちに行く競馬で大敗。

前走は牝馬限定で、穴人気し過ぎだったか。



2025年11月24日月曜日

東スポ杯2歳S 2025【予想】

 近年は少頭数で、穴馬はきわめて少ない。

数少ない穴馬は、

「関東馬」

「4番以内」


コッツォリーノ

レベルが高そうな馬が多く、好メンバーだと思う。

その中で、最も人気なさ過ぎと感じるのが、この馬。

2走前新馬は、差して上がり1位。

前走未勝利は、逃げて上がり1位。

どちらの競馬でも出来る馬(横山典騎手がどちらの競馬をするのかは全くわからない)。

新馬は負けてはいるが、1角で外まわる不利ありで、1着馬は次走で百日草特別2着。

前日夜単勝20倍という人気は魅力を感じるが・・・


○ダノンヒストリー

▲サレジオ

ラストスマイル  前走2着馬は日曜2R楽勝

△ライヒスアドラー

△ローベルクランツ

△パントルナイーフ



2025年11月23日日曜日

マイルCS 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「右回り重賞実績」(ローカル除く)

「前走、毎日王冠または富士S」(4着以内または4人気以内)


エルトンバローズ

昨年2着。

その後、骨折で9ヶ月休養、今回が3走目で、昨年の再現に期待してみる。

昨年は差す競馬だったが、スローで上がりが速くなると苦戦だろうから、出来る限り前に位置して欲しい。


○ジャンタルマンタル

▲ソウルラッシュ

マジックサンズ  2走前のように後方で折り合えれば

△アスコリピチェーノ

△ガイアフォース

△ラヴァンダ



2025年11月22日土曜日

福島記念 2025【予想】

 (エリ女と同日の)日曜だったレースが、今年は(マイルCS週の)土曜になった。

なお、東スポ杯2歳Sは月曜。

過去の穴馬に多いのは、

「福島・中山・阪神内・小倉・札幌函館の実績」(右回り小回り)

「逃げ、差し追込」

「一ケタ馬番」


パレハ

4勝の内訳は、阪神内・福島・函館・函館で、小回り得意。

前走の2着~4着馬は、オークス出走馬。

4勝全てが、鮫島克駿騎手。

54キロのハンデで食い込みに期待したい。


○エコロヴァルツ

▲ニシノティアモ

バビット  単騎逃げなら警戒要

△イングランドアイズ

△クリスマスパレード

△シリウスコルト



2025年11月17日月曜日

エリザベス女王杯 2025 <回顧>

 

有馬記念馬レガレイラが本領発揮。


1着 ○レガレイラ(1人気)

2着 △パラディレーヌ(4人気)

3着 ◎ライラック(9人気)


勝ちタイムは、2:11.0(良)。上がり34.9。


昨年2:11.1とほぼ同じで、京都に限ればエリ女過去最速。

(エリ女過去最速は5年前の阪神での2:10.3)


12.8-10.7-11.9-12.3-12.2-12.1-12.3-11.8-11.6-11.6-11.7

前半3F35.44F47.75F59.9

後半3F34.94F46.75F59.0


武豊騎手が逃げると、きれいな(上下幅の少ない)平均ラップになる。

(先日の秋天の超スローは例外)

道中で、12.4以上の緩みが一度も無く、上がりは少し速くなる程度で11.5以下の加速が無い。


1着○レガレイラは、最大の不安スタートがうまくいき、中団やや後ろ寄り追走、直線追い出すとよく伸びて完勝。

有馬記念馬の貫禄を示した。


2着△パラディレーヌは、伸び上がるゲートの出だったが、中位のイン追走、直線は馬場の悪いインを避ける真ん中寄りのラインから伸びた。

岩田望来騎手への乗り替わりがうまくいった。

「千田厩舎」は、調教で速い時計を出さない馬なり調教が多い。その分、レースを使って上昇していくような所がある。

秋3走目でピークだったかもしれない。


3着◎ライラックは、後ろから2番目の追走、3~4角は最後方、直線は大外から伸びて上がり1位タイ。

昨年6着自身上がり33.9、今回自身上がり34.2。

ペースが昨年よりは流れてくれて良かった。

3年前2着で、6歳でもまだピークというのはすごい。

秋の京都外回り2200mがよほど向いているのだろう。

結果的に、藤岡佑騎手への乗り替わりは、3着になるには最適だった。

勝ちに行く乗り方なら、あの末脚のキレはなかっただろう(たぶん)。


4着▲リンクスティップは、Cデムーロ騎手が積極的に好位を取りに行く追走、直線はじりじりと伸びた。


5着△ココナッツブラウンは、後方寄り追走でレガレイラを前に見る位置、直線はレガレイラに離されライラックに伸び負けた。

重賞は2着で勝っていないし、初G1、初距離、滞在競馬向き、でのこの結果は上々ではないだろうか。


5人気エリカエクスプレスは、12着。

2000m内回りが距離の限度一杯か。



2025年11月16日日曜日

エリザベス女王杯 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「逃げ~中位」(阪神時は追込)

「4歳」

「前走府中牝馬S」(今年のアイルランドT)


ライラック

3年前2着(阪神)、2年前4着(上がり1位)、昨年6着(上がり1位)。

相性はいいレース。

ただ、追込み一手で、どうしても少し足りない。

だから気が進まない◎なのですが、他の穴馬候補も一長一短で、どれも気が進まない。

藤岡佑騎手への乗り替わりも、いい方に出るのか悪い方に出るのかわからない。

平均ペースで流れて、中位後方寄りくらいの追走なら、楽しみが出てくる。

(スローで最後方なら絶望的)


○レガレイラ

▲リンクスティップ

ヴェルミセル  前走牡馬相手に上がり1位、タフな流れになれば

△ココナッツブラウン

△パラディレーヌ

△ステレンボッシュ



2025年11月15日土曜日

デイリー杯2歳S 2025【予想】

 毎年少頭数。

過去の穴馬に多いのは、

「前走1600mではない」(前走1800m1400m)

「キャリア1戦ではない」(キャリア2戦以上)


ガリレア

前走は人気薄だったが、直線前が壁の不利があっての2着。

強力前走1着馬が揃うメンバーだが、前走マイル重賞2着のこの馬は実績は上位。


○カヴァレリッツォ

▲アドマイヤクワッズ

アイガーリー  前走地味だが、制御はしやすそう

△キャンディード

△グッドピース

△エイシンディード



武蔵野S 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞(JRA,地方G1)実績」

「東京実績」「左回り実績」


ロードフォンス

1600mは、前2走だけしか出走していない。

1400m専門とはまだ決めつけられない。

2走前はコスタノヴァと0.1差だった。

前走は、休養明けで60キロ、出遅れの影響もあった。

寒い時期の方がいいらしく、変わり身に期待したい。


○コスタノヴァ

▲オメガギネス

ラタフォレスト  前走に勢い感じる

△ルクソールカフェ

△ペプチドナイル

△ビダーヤ



2025年11月9日日曜日

みやこS 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞(JRA,地方G1)3着内実績」

または「近走3勝クラス1着」


サイモンザナドゥ

2走前3勝クラス1着、前走は初重賞で2着と充実一途。

重不良は[1.1.0.1]で馬場不問。

脚質も自在。

前走から斤量2キロ増でも通用するかどうかが問題だが・・


○アウトレンジ

▲ロードクロンヌ

レヴォントゥレット  前走負けた相手は世界ナンバー1

△ダブルハートボンド

△ラムジェット

△ペリエール



アルゼンチン共和国杯 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2400m~2600m実績」

「前走3勝クラス(特に東京2400m)」

「前走OP特別(特に札幌2600m)」


ボーンディスウェイ

2400mは過去2度走っていて、2度とも東京で6着8着なので狙いにくい。

でも東京は2勝していて、東京自体は不向きではない。

前走は、いつになく後方から差してきて上がり2位。

じりじりと伸びるタイプなので、2500mは本来は向きそうにも思える。

無理狙いかもしれないが、賭けてみたい。


○ホーエリート

▲ディマイザキッド

ワイドエンペラー  4走前2着馬は昨年このレース3着

△スティンガーグラス

△シュトルーヴェ

△ニシノレヴナント



2025年11月8日土曜日

京王杯2歳S 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走先行好位」(前走逃げ後方でない)

「牡馬」

「中5週以上」(前走9月以前)


フクチャンショウ

今年は、前走夏の1200m重賞出走馬が1頭もいない(小倉2歳Sは中京1400となったが)。

そして、前走10月という間隔が詰まった馬が多い。

ということで、前走9月で1200m1着のこの馬を狙ってみる。

近3年、前走1200m出走馬が穴馬になっている。

前走は、好位馬群の中から抜けてきた。距離延長こなせそうに思える。

新馬は1400mで負けているが、6月のことで、成長した今なら大丈夫では?


○ダイヤモンドノット

▲レッドスティンガー

シーミハットク  距離短縮合いそうな行きっぷり

△シャオママル

△ネネキリマル

△シュペルリング



2025年11月3日月曜日

天皇賞(秋) 2025 <回顧>

 

ルメール騎手、3週連続G1制覇。


1着 ○マスカレードボール(1人気)

2着 ▲ミュージアムマイル(3人気)

3着 ◎ジャスティンパレス(8人気)


勝ちタイムは、1:58.6(良)。上がり32.9。


9R2勝クラス、スローで1:33.1という高速馬場。

天皇賞は、あまりにもスロー過ぎて、この馬場でのG1としては平凡なタイムとなった。


12.6-12.3-12.2-12.5-12.4-12.2-11.5-10.9-10.9-11.1

前半3F37.14F49.65F62.0

後半3F32.94F44.45F56.6


超スローペース。

過去の秋天でのレース上がりの最速は、33.6(05年20年21年)。

今年のレース上がり32.9は、異常。

上がり最速馬(シランケド)の自身上がりは、なんと31.7。


まさか、メイショウタバルが、こんな超スローで逃げるとは・・・


1着○マスカレードボールは、中位後方寄りスタートから若干位置を上げ3角では中団、直線はスムーズに伸びて完勝。

3歳トップレベルの強さを証明した。


2着▲ミュージアムマイルは、1着馬の後ろでマークする追走、直線向くと前のクイーンズウォークが邪魔になりその外に持ち出す若干のロス、そこからの伸びは1着馬と同じで及ばず。

ダービーの完敗で左回り不安だったが、問題なかった。


3着◎ジャスティンパレスは、ゲートの出が抜群、この馬としては意外な好位スタート、中位寄りにやや下がり脚をためる。

直線前半は、昨年同様、前が壁。横に移動して追い出すも反応鈍い。

しかし、最後に伸びて3着確保。

メイショウタバルが平均ペースで逃げればチャンスあり、と◎にしましたが、こんな超スローでも3着来れるとは想定外。

東京2000mが合っているということか。

(3連複5020円は思ったよりついた)(3着シランケドだったとしたら3390円)

(6歳以上は過去10年[0-0-0-42]のデータも影響したか)


4着シランケドは、最後方から上がり1位31.7。

展開面で最も不利を受けた馬。

他の牝馬2頭が完敗している中で、牡馬一線級相手に通用する牝馬(無印反省)。


5着アーバンシックは、上がり2位32.2。

11人気だったが、不得手と思われる展開で、能力を発揮した。


6着△メイショウタバルは、気性が落ち着いたとはいえ、まさかこんな超スローで逃げるとは思わなかった。

上がりが速い展開だと不利は明らか。

バテたとしても平均ペースの逃げが見たかった。

と思ったが、大目標の有馬記念に向けての折り合い重視の試走らしい?


7着☆セイウンハーデスは、やりたい競馬ができなかったが、G1の壁か、


8着△タスティエーラは、好位追走、最後に伸び鈍った。

+10キロといっても、昨秋天皇賞2着が506キロなのでほぼ同じ。

速い上がりは苦手だろうが、よくわからない所がある馬で、状態が万全ではなかった可能性もある?


9着クイーンズウォークは、大外枠で外回る不利あったが、左回りは得意でも、速い上がりは苦手か。


10着△ブレイディヴェーグは、出遅れたこともあって、ほぼ最後方。直線で内を狙うが、前がずっと壁。

前が開いていれば、どのくらい伸びたかはわからない。

4人気の穴人気となったが、人気し過ぎだったのでは?


13着ホウオウビスケッツは、結果論的には逃げた方が良かった。

メイショウタバルがあれほどスローで逃げるとは思わなかったのだろうが・・



2025年11月2日日曜日

天皇賞(秋) 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「G1実績」

「4歳」

「牡馬」


ジャスティンパレス

6歳以上は、過去10年[0-0-0-42]。

大きな不安材料だが、逆に穴人気にならないと都合よく考え、6歳馬を◎と☆にします。

2年前は、イクイノックスの2着。

昨年は4着だったが、昨年の自分の回顧を見ると、

「直線うまくいけば2着あったか」と書いてある(私はそんなこと忘れてました)。

それと、

「調教がいつもと違って坂路ばかりを不安視する声もあった」と書いてある。

今年は1週前コースで一杯に追われていて、昨年よりデキは良さそう?

メイショウタバルが平均ペースで逃げてくれれば、展開は向きそう。


○マスカレードボール

▲ミュージアムマイル

セイウンハーデス  前走圧巻、6歳でもまだ14戦

△タスティエーラ

△メイショウタバル

△ブレイディヴェーグ



2025年11月1日土曜日

ファンタジーS 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走3角4番手以内」

「前走1200m」(近2年)


フルールジェンヌ

初戦を逃げで勝った後、前走は控える競馬で2着とハナ差。

その2着は、今回上位人気のメイショウハッケイだ。

人気に差があり過ぎると思う。


○フェスティバルヒル

▲メイショウハッケイ

シラヌイ  距離延長OKに思える

△ブラックチャリス

△ポペット

△ベレーバスク



2025年10月27日月曜日

菊花賞 2025 <回顧>


 ルメール騎手、3年連続の菊花賞勝利。


1着 ○エネルジコ(1人気)

2着 ▲エリキング(2人気)

3着  エキサイトバイオ(13人気)


勝ちタイムは、3:04.0(稍重)。上がり35.3。


昨年が、3:04.1(良)(5Rから良に回復)。

昨年と変わらないタイム。

思ったより馬場は悪くなかった。


13.1-11.6-11.7-12.8-11.6(前半5F60.8)

-12.7-13.2-12.9-12.8-12.2(中盤5F63.8)

-12.0-12.1-11.9-11.5-11.9(後半5F59.4)


前半3F36.44F49.25F60.8

後半3F35.34F47.45F59.4


菊花賞らしく、中盤が緩んで、向正面半ばあたりからややペースアップする流れ。

逃げ候補だった武豊マイユニバースは、出遅れもあって最後方スタートとなった。


1着○エネルジコは、後方スタート、向正面からじわじわと位置を上げていき、4角では好位。

直線は良く伸びて、2馬身差完勝。

ルメール騎手、昨年と同じで、後方スタートからいつのまにか4角で先頭と差がないという、さすがの騎乗。

馬の方は、青葉賞を勝ってもダービーを自重したという体質面の弱みはあっても、ダービー回避が吉と出た。


2着▲エリキングは、後方スタート、4角で1着馬の後ろにつけたが、直線前半の加速力の違いで引き離された。

でも最後まで伸び続けて2着確保。


3着エキサイトバイオは、前半4.5番手追走、3角で先頭に並びかけ、直線も粘りきった。

スタミナを生かす先行馬のような内容で、個人的には想定外の内容。

前走ラジオNIKKEI賞1着で、長距離向きとは思えなかった。

血統的には狙えるが・・・

レイデオロ産駒は、昨年3着アドマイヤテラや阪神大賞典1着サンライズアースのようにスタミナ豊富の馬が多い。

母アニメイトバイオは、秋華賞2着馬。

でも血統的に長距離向きの馬は、他にも多数いる今年のメンバーだったし・・・

一番注目すべきだったのは、重賞1着馬なのに人気薄、ということだったか。


それと、6月以来の4か月ぶりというのも、個人的には狙いづらかった。

古くから競馬をやっている私としては、菊花賞で4か月ぶりというのは不利では?と思ってしまう。

しかし、近年は外厩施設が充実していて、休養明けでも問題ないことが多い。

むしろ、前哨戦を使って下降することもよくある。

賞金不足の期待馬は、夏のローカルを使って1着になると、前哨戦の重賞には使わないことも多い。

時代が変わっている。古い頭を切り替えなければいけない(反省)。

特にノーザンファームは久々に強く、この馬もノーザンファームだった(4着内全てノーザンファーム)。


4着△ゲルチュタールは、中位追走、直線前半は2着馬と並んでいたが、最後はやや伸び負けた。

3角付近での反応が良くなく、位置がやや下がってしまった。3着とハナ差。


5着レッドバンデは、大外枠から6番手付近の追走、直線もじりじり伸びた。

決め手に欠けるが、佐々木騎手、能力を発揮させたと思う。


6着ミラージュナイトは、最後方追走、3角でも最後方、そこから外回って上がっていくが、上がり2位で及ばず。


8着ジョバンニは、イン追走のせいで、昨年のダノンデサイルのように自然に後方まで位置が下がってしまった(外の馬が上がっていくことによって)。

ただ距離は気性面で向かなさそうにも思う。


3人気△ショウヘイは、14着。

折り合いが難しそうで、距離が長いようだ。


4人気△マイユニバースは、13着。

出遅れで、自分の競馬ができなかった。

この馬や、他に長距離向きで穴に期待された馬で、重賞経験の無い馬は全滅した(全6着以下)。

例年も、重賞経験のない長距離向きと思われる馬は、穴人気を裏切りやすい。


◎としたヤマニンブークリエは、16着。

ずっと掛かり気味の先行で、最後は追うのをやめる。

気性面で長距離向きでなかった。



2025年10月26日日曜日

菊花賞 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2走前ダービー、一ケタ着順または一ケタ人気」

「前走2勝クラス特別1着」(特に2200m特別)(特に重賞経験あり)

「好位~中位」(逃げ先行や追込でない)(前半後方なら向正進出)


ヤマニンブークリエ

青葉賞で8着完敗していた馬が、前走セントライト記念では2着という成長力に期待。

母は2200m1着があるスタミナ十分な母系。

距離は向くはずで、あとは道悪になればさらにいい。

鞍上も頼りになるベテラン。向正面で外の馬が動いていく流れで内で前が詰まって後退した昨年(ダノンデサイル1人気6着)の雪辱を果たして欲しい。


○エネルジコ

▲エリキング

アマキヒ  阿賀野川特別1着は菊好相性

△ショウヘイ

△ゲルチュタール

△マイユニバース



2025年10月24日金曜日

アルテミスS 2025【予想】

 昨年は、カムニャックが1人気6着だった(1着はブラウンラチェット)。

過去の穴馬に多いのは、

「1600mまたは1800mの1着がある」

「前走未勝利を差しで1着」(上がり1位)


バースデイフライト

前走は、左回り1600mで1着。

出遅れて後方スタート、3角までに3番手に押し上げた。

じりじりと伸び続けるタイプで、地味な印象。

3か月ぶりで、仕上がりが不安だが、一方では休養でさらに良くなっている可能性もある。


○マルガ

▲フィロステファニ

レディーゴール  2走前完敗も1着馬はアイビーS1着

△タイセイボーグ

△ルーチェフィオーレ

△ハッピーエンジェル



2025年10月20日月曜日

秋華賞 2025 <回顧>

 

1着は、桜花賞馬エンブロイダリー。

オークス馬は思わぬ大敗。


2着は、桜花賞1人気馬

3着は、オークス4着馬

これで、連の種類の払戻金は高配当となっている。

新興勢力は通用しなかった。


1着 ▲エンブロイダリー(2人気)

2着  エリカエクスプレス(5人気)複勝9人気

3着  パラディレーヌ(6人気)複勝8人気


勝ちタイムは、1:58.3(良)。上がり35.3。


先週ほどの高速馬場ではなかった。

昨年は、1:57.1。

今までは京都2週目だったが、今年は京都3週目の影響もあったかもしれない。


12.5-11.1-12.0-12.1-11.7-11.9-11.7-11.7-11.6-12.0

前半3F35.64F47.75F59.4

後半3F35.34F47.05F58.9


武豊騎手が逃げると、一定の(道中の変動が少ない)ペースになる。

今回も淡々とした平均ペース。


エンブロイダリーが向正面に入ると上がっていったが、11.7のあたりで(残り6F)、特に緩んでいる所ではない。


1着▲エンブロイダリーは、中団スタートだったが、向正面前半で上がっていき、先頭に並びかける。

その後は2番手追走となり、直線前半では並びかけることできなかったが、最後に差しきった。

結果的には、向正面前半進出がうまくいき、勝つことができた。

中団追走のままだと、かわせなかった可能性がある。

ルメール騎手は、エリカエクスプレスを十分に警戒していたのだろうか。


2着エリカエクスプレスは、自然にハナに立っての逃げ粘り。

武豊騎手、スプリンターズS2着と同様、見事な逃げ。

桜花賞5着の前半3F34,5、オークス10着前半3F34.8

今回の前半3F35.6

落ち着いたスタートが出来たのが良かった(馬も騎手も)。

マイラーのイメージがあるが、血統は父・母系ともに中長距離向き(気性が短距離向き)。

前走は11着だったが自身上がりは34.1で、今回のように平均的に走る方がいいのだろう。

(私は狙う気になれませんでした。反省)


3着パラディレーヌは、大外枠、スタートは悪くなかったが、掛かったのをおさえることもあって、1~2角は最後方。

直線は、外からよく伸びて上がり1位。

力はあるが乗り難しい馬で、いつも少し足りない結果になってしまう。


4着△ジョスランは、最初は好位のイン、徐々に位置が下がっていき、3角では後方寄りに。

直線はインの窮屈な中から伸びてきた。


5着△セナスタイルは、後方のイン追走、4角で外に出し伸びた。

3人気には驚いたが、キャリア4戦目でG1なら上々な結果。


6着ビップデイジーは、勝ちに行く競馬で、直線前半は3着内あるかという伸びだったが、最後は伸びが鈍った。


1人気○カムニャックは、16着。

ゲート入り前から精神面が不安で、ゲート内で立ち上がって着地したところでゲートが開きスタート。

スタート後も掛かっていて、4角で手応えが悪くなり、直線はサッパリ伸びず。

どうしたのだろう?

馬は生き物、ということか。


◎としたダノンフェアレディは、15着。

絶好位のイン追走に見えたが、直線後退。

-12キロが影響したのだろうか?

距離が長いのか?

今まで全て2か月以上の間隔だったのも影響したのか?


△テレサも14着大敗。

前走で権利を取った馬たちが、前走以上の競馬をすることが出来ず。

一方、2着3着の両馬は、賞金が足りていて、前走を叩き台とした馬。

という結果になった。



2025年10月19日日曜日

秋華賞 2025【予想】

 過去10年の穴馬は少ない。

穴馬に多いのは、

「前走3角4番手以下」「前走上がり1位2位」

「3枠~7枠」


ダノンフェアレディ

昨年6月新馬が438キロ、今年2月が450キロ、前走が482キロ。

この成長力を買いたい。

前走は、直線スムーズでなかったし、ラスト2F11.1-11.2の流れが合わなかったかもしれない。

平均的な流れの方が良さそう。

エルフィンSで単勝1.9倍だった素質期待馬の開花を期待したい。


○カムニャック

▲エンブロイダリー

インヴォーグ  前走先行して上がり1位、母は桜3着馬

△セナスタイル

△テレサ

△ジョスラン



2025年10月17日金曜日

富士S 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」

「差し馬」


キープカルム

2走前、直線で狭い所から抜けて伸びた脚は、ここでも好勝負できそうに思える。

東京は初めてだが、コースが向く方に賭けてみたい。

この馬はカムニャックの半兄で、こちらはマイラーとして一流馬になる可能性はある?


○ジャンタルマンタル

▲マジックサンズ

ジュンブロッサム  昨年1着

△ソウルラッシュ

△ガイアフォース

△ウォーターリヒト



2025年10月13日月曜日

スワンS 2025【予想】

 今までは京都4週目だったが、今年は京都2週目になった。

過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」(特に1400m重賞・3歳春時の1600m重賞)  

「1400m3勝以上(重賞実績ない場合)」


ソーダズリング

1400m重賞実績がある馬で人気薄の馬は結構いる混戦メンバー。

その中で、内枠の馬から◎と☆を選んでみた。

昨年の1400m京都牝馬Sでナムラクレアを負かして1着。

今年は阪急杯(京都)で3着。

京都1400なら期待できそう。


○ランスオブカオス

▲アドマイヤズーム

ワイドラトゥール  1400重賞1着、京都1400m2勝

△ワールズエンド

△ウインマーベル

△オフトレイル



2025年10月11日土曜日

アイルランドトロフィー 2025【予想】

 マーメイドSが府中牝馬Sとなり、アイルランドT府中牝馬Sがアイルランドトロフィーとなった。

過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」

「1800m実績」

「差し馬」

「偶数馬番」


アンゴラブラック

重賞出走は初めてで、1800mは1勝だけ。

常識的には狙いづらい。

好位追走から少しだけ勝つタイプ。

なので地味な印象。

でも、こういうタイプはクラスが上がっても好走できるタイプかも。

瞬発力が無いだろうから、平均的な流れになって欲しいが・・・


○セキトバイースト

▲ボンドガール

ホウオウラスカーズ  前走軽ハンデとはいえ、すごい末脚

△カナテープ

△アドマイヤマツリ

△ラヴァンダ



2025年10月10日金曜日

サウジアラビアRC 2025【予想】

 毎年少頭数。

数少ない過去の穴馬に多いのは、

「前走左回り」

「1600m実績が無い」


ニシノエースサマ

前走は、メンバーが弱かっただけかもしれないが、5馬身差の完勝だった。

左回りの方が良さそう。


○ゾロアストロ

▲チュウワカーネギー

ユウファラオ  距離問題も逃げ粘り警戒

△エコロアルバ

△アスクエジンバラ



2025年10月5日日曜日

凱旋門賞 2025【予想】

 海外競馬は原則として買いませんが、凱旋門賞だけは毎年予想して買っています。


ゲゾラ

仏オークス馬の激走に期待したい。

凱旋門賞は3歳牝馬と好相性。

前走負けた相手はアヴァンチュールなので仕方ない。

前走休養明けでここに臨むのは、好ローテ。

乗り替わりになるが、前走のバルザローナ騎手はダリズの馬主と優先騎乗契約を結んでいるから仕方ない。

マーカンド騎手は、日本での実績はあまり良くないが、英国のトップグループの騎手の一人。


○アヴァンチュール

▲ミニーホーク

ルファール    ロンシャンのパリ大賞典1着

△ソジー

△ビザンチンドリーム

△クロワデュノール



毎日王冠 2025【予想】

 過去10年の連対馬は全て5人気以内。

特に近6年は、3着内全てが5人気以内。

6人気以下は過去10年で3着の3頭だけ。

その3頭は、

「内枠」「休養明け」「前走重賞5~8着」


シリウスコルト

何が逃げるのかわからないメンバー。

この馬が2走前のようにマイペースで逃げることを期待してみる。


○サトノシャイニング

▲チェルヴィニア

ジェイパームス  東京1800mで3連勝がある

△ホウオウビスケッツ

△エルトンバローズ

△レーベンスティール



2025年10月4日土曜日

京都大賞典 2025【予想】

 過去の穴馬は少なめだが、時々大きく荒れる(昨年)。

過去の穴馬に多いのは、

「京都実績」「直線平坦実績」

「内枠」

「休養明け」


サブマリーナ

4勝中3勝が京都。

4ヶ月ぶりだった前走を叩かれての上昇に期待したい。

枠順はマイナスだが・・・


○アドマイヤテラ

▲サンライズアース

ジューンテイク  京都新聞杯1着

△ショウナンラプンタ

△ドゥレッツァ

△ディープモンスター



2025年9月29日月曜日

スプリンターズS 2025 <回顧>

 

三浦皇成騎手、G1挑戦は127回目で、ついにG1初制覇。


1着  ウインカーネリアン(11人気)

2着  ジューンブレア(7人気)

3着 ▲ナムラクレア(2人気)


勝ちタイムは、1:06.9(良)。上がり33.2。


高速馬場。

内先行有利馬場。

もう少しペースが流れていれば、レコード(1:06.7)更新があったかもしれない。


12.0-10.7-11.0-11.2-10.6-11.4

前半3F33.7(昨年32.1)

後半3F33.2(昨年34.9)


上がり33.2は、レース史上最速。

絶対に逃げたい馬が不在で、このレースとしてはスローとなった。

それでいて、全体タイムが1:06.9と速いので、後ろから追いつくのは不可能。


内先行有利馬場とスローが合わさって、行った行ったの決着となった。


1着ウインカーネリアンは、大外枠の分2番手追走となったが、内から2頭目を通れてコースロスあまり無し。

直線は2着馬とのマッチレースのような叩き合いを制した。

8歳でも衰えが無かった。

関屋記念1着や東京新聞杯1着がある元マイラーだが、4走前からスプリント路線に転向。

2走前は、ドバイで世界の強豪相手に2着(これは価値あり)(メイダン1200mは直線)。

前走は、ここへ向けての絶好の叩き台となったのだろうか。


中山3勝で、皐月賞4着の実績もある。

が、左回りの重賞を2勝してからは、中山の出走が無かった。

終って見れば、隠れた中山巧者だった。


とにもかくにも、三浦皇成騎手おめでとう。

予想(馬券)がはずれても、感動を感じるレースとなりました。


2着ジューンブレアは、逃げ粘った。

外枠だったが、逃げればインを通るので不利はなくなる。

絶対逃げるという気持ちはなかったと思うが、誰も行かないのでマイペースで行けた。

馬は充実している。どちらかと言えば右回りの方が良さそう。


3着▲ナムラクレアは、上がり1位32.7で伸びたが0.3差完敗。

今回は馬場展開の分が大きいが、G1になるといつも少し足りない負け方(+何かしら不運がある)。

このレースは、3年連続3着となった。


4着○サトノレーヴは、直線はナムラクレアに伸び負けた。

高速上がり勝負が苦手なのか?(自身上がり33.0は1着馬の上がりと同じ)


5着ヨシノイースターは、イン追走、直線もインじり伸びで健闘。

6着ダノンマッキンリーも、イン追走、直線イン上がり2位で健闘。


6着同着△ママコチャは、直線の伸びがじりじり。

この馬向きでない馬場展開もあるだろうが、前走もだが微妙に衰えも感じてしまう。


8着ピューロマジックは、おさえる競馬が出来るようになったのが裏目に出たか。

昨年は、ハイペース逃げだった。平均ペースで逃げることができればいいが、それは無理?


9着カンチェンジュンガは、上がり2位で全く展開不向き。


10着△トウシンマカオは、3番手追走、直線さっぱり。

前走大幅馬体減だったし、この秋は体調がよくないのか?


12着△ルガルは、出遅れが痛かった。その後は不利な外を回る羽目に。

それにしても物足りない結果だが、昨年1着自身上がり34.2、今回自身上がり33.3。

昨年とは真逆な競馬だった。


13着☆ペアポルックスは、出遅れ、3角最後方、4角大外まわって上がり2位タイ。

いつものように前に行けていれば、今回の展開なら、おもしろかった(そうなるとペースも変わった可能性もあるが)。


◎としたカピリナは、16着最下位。

外枠で外を回らされたが、直線入ってすぐに脱落。

状態面も整っていなかったか。

公式の記事では見当たらなかったが、ネット情報では中間に挫石があり、まともな調教ができなかった期間があったらしい。

(オッズが思ったより(週初めより)人気薄になるのはそれなりの理由がある、反省)



2025年9月28日日曜日

スプリンターズS 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「先行」(追込の穴は3着)

「右回り1200m重賞実績」(57(牝55)キロ以上)

「中山実績」


カピリナ

今年の函館前半は超高速馬場で、前走函館レコード1:06.6は、中山レコード1:06.7より速い。

タイムそのものには価値は無いが、速い馬場に向くことは確か。

中山3勝クラスを勝った時も、1:07.1の速い馬場だった。

外枠が痛いが、同じ外枠のジューンブレアとオッズ差があるのは何故?

外枠の不利に目をつぶり、最もオッズに魅力を感じるこの馬に賭けてみる。


○サトノレーヴ

▲ナムラクレア

ペアポルックス  中山オーシャンS2着、前走負けた相手はG1馬

△ルガル

△ママコチャ

△トウシンマカオ



2025年9月27日土曜日

シリウスS 2025【予想】

 20年21年22年24年は中京1900mだった。

過去の穴馬に多いのは、

「1900m以上実績」


ホウオウルーレット

古馬になってからは、2度続けて3着内になったことが無いムラ馬。

ただ、前走2着は、1着3着が逃げ2番手の馬で、上がり2位より0.9秒速い上がり1位で差してきた(今までで一番価値ある末脚)。

昨年、2100mで2着、1900mで1着、いずれも距離延長だった。

コーナーきつい新潟から阪神に変わるのもプラスだろう。

(でも重賞だと4着くらいが精一杯?)


○テーオーパスワード

▲ジンセイ

ホウオウプロサンゲ  初ダートだが、逃げ可能なら

△タイトニット

△ブライアンセンス

△ジューンアヲニヨシ



2025年9月21日日曜日

神戸新聞杯 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走2勝1勝クラス」(負けでも可)

「前走ダービー10着前後」

「2000m以下実績」(2200m以上実績馬は穴人気を裏切りやすい)


デルアヴァー

前走京都新聞杯は2着エムズと0.1差で、そのエムズはダービーで7着(エリキングと0.1差でジョバンニに先着)。

それほど実力差はなさそうだが、決め手に欠ける。

春からの成長があるのかどうか?

あって欲しいが・・・


○ショウヘイ

▲エリキング

サンライズバブル  2走前初出走で1着、前走アブミはずれる

△ジョバンニ

△ライトトラック

△ジョイボーイ



2025年9月20日土曜日

オールカマー 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「中山実績」

「内枠」


リビアングラス

逃げ馬不在で、この馬が逃げるのだろうか?

京都記念も日経賞も0.1差だから、G2で差の無い競馬が出来ている。

前走はトップナイフとアラタが3着内に来る特殊な馬場だったから、気にする必要はない?

2200mは2勝と重賞2着なので、ベスト距離。


○ドゥラドーレス

▲レガレイラ

リカンカブール  昨年3着

△ヨーホーレイク

△ホーエリート

△コスモキュランダ



2025年9月15日月曜日

セントライト記念 2025【予想】

 近年は平穏傾向で、近3年に限れば、3着内全て1~3人気での決着。

10年前~4年前の穴馬に多いのは、

「前走ダービー(二ケタ着順)」

「2番(穴4頭)」(内枠)


ヤマニンブークリエ

前走は、△ピックデムッシュに完勝している。

それなのに人気に差があるのは、前走はハンデ戦でピックデムッシュより2キロ軽かったからだろう。

ただ、前走はそれまでの決め手不足が嘘のように上がり1位で伸びた。

変わってきた可能性がある。その可能性に賭けてみる。

鞍上も中山重賞得意。


○ミュージアムマイル

▲レッドバンデ

リギーロ  スタミナ生かせる流れになれば

△ジーティーアダマン

△ファイアンクランツ

△ピックデムッシュ



2025年9月14日日曜日

ローズS 2025【予想】

 過去10年の3着以内30頭のうち6番人気以下は14頭。内二ケタ人気は6頭という波乱傾向。

近5年のうち4年が「中京」「2000m」だったことにも留意がいる。

過去の穴馬に多いのは、

「前走条件クラス」(負けていてもいい)(距離問わない)(穴候補は絞れない)


テレサ

このレースは、前走1勝クラスでも多数好走しているけれども、2勝クラスを勝っているわりには人気薄のこの馬を狙ってみる。

3勝全てが逃げ、というのは不安ではある。

でも2走前は、出遅れたが上がり1位で差してきた。

単純な逃げ馬ではないように思える。

3走前1着は、今回と同じ阪神外1800m。

直線長いコースでも粘り強く伸びた。


○カムニャック

▲パラディレーヌ

フェアリーライク  折り合えれば、前走3走前上がり1位

△ミッキージュエリー

△チェルビアット

△タガノアビー



2025年9月13日土曜日

チャレンジカップ 2025【予想】

 2011年まで9月に「朝日チャレンジC」として行われていたが、12月に移行となった後、再びこの時期に戻ってきた。

12月時での近年は別定だったが、ハンデ戦になった。

(過去データは全く使えない)


イングランドアイズ

前走も4走前も、1番枠での勝利。

今回も内枠なので、連続好走を期待したい。

一挙に3キロハンデ増だが、ハンデキャッパーが前走のハンデは軽過ぎたと判断(反省)したのだろう。

元々3歳春時のクイーンCでは、ハーパー・ドゥアイズ・モリアーナと0.1差の4着だった馬。

素質開花だと素直に評価したい。


○グランヴィノス

▲サブマリーナ

ドクタードリトル  4走前8月完勝、2走前重賞1人気

△オールナット

△マイネルクリソーラ

△タガノデュード



2025年9月7日日曜日

紫苑S 2025【予想】

 今年は日曜になった(京成杯オータムと入れ替わった)。

過去の穴馬に多いのは、

「オークス出走(大敗)」 

「前走夏ローカルで上がり1位2位」

「2000m実績」


セイキュート

前走負けた相手は、オークス3着馬。

距離不足かもしれないが、タフさが生きる平均ペースで流れて欲しい。


○リンクスティップ

▲ジョスラン

ドマーネ  母は紫苑S3着

△エストゥペンダ

△ダノンフェアレディ

△ロートホルン



セントウルS 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」

「前走夏重賞」(特に北九州記念、ただしCBC賞と時期が入れ替わった)


テイエムスパーダ

前走はピューロマジックが強かった。

夏が得意で、この時期は状態が良さそうだ。

2年前のこのレース(阪神)を勝っている。

テン乗りになるが、松若騎手、土曜に続いて6歳牝馬を好走させて欲しい。


○トウシンマカオ

▲ママコチャ

ウイングレイテスト  前走58キロ

△ヨシノイースター

△アブキールベイ

△エコロジーク



2025年9月6日土曜日

札幌2歳S 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「中位差し、後方まくり」(前走は先行好位でも)

(ただし、今年は最終週の今週にCコース変更)

「2月3月生まれ」


ヒシアムルーズ

前走は、2番手追走、3角から先頭で押し切った。

今年はCコース変更週で、前に行けるのは有利かも?

単勝オッズ(金曜夜20倍台)ほどの上位人気馬との差があるだろうか?

「上積みは少ない」という調教師コメントだが、堀厩舎の期待が大きいからこそだと都合よく解釈したい。


○ショウナンガルフ

▲アーレムアレス

サンセットゴールド  前走2着馬は次走0.5差1着の楽勝

△スマートプリエール

△ロスパレドネス

△ポペット



京成杯オータムH 2025【予想】

 今年は土曜に変わった(紫苑Sが日曜になった)。

過去の穴馬に多いのは、

「マイル重賞実績」

「中山実績」

「6歳5歳」


カラマティアノス

1600mの方が向いているという方に賭けてみたい。

皐月賞レース後、戸崎騎手はもう少し短い距離の方がいいとコメントしていた。

2勝目が1600mだったし、共同通信杯でマスカレードボールと差の無い2着の素質を信じてみたい。


○エリカエクスプレス

▲コントラポスト

タシット  時計かかる良(稍重)なら、4走前の強さ発揮あるかも

△ダイシンヤマト

△ニシノスーベニア

△シヴァース



2025年8月31日日曜日

中京2歳S 2025【予想】

 小倉2歳Sが無くなり、中京1400mとなった。

昨年は中京1200だったが、1~3着馬は「前走左回り」だった。


キャンディード

前走映像を見ると、スタートダッシュはあまり良くない、直線向いて追い出した時の反応も良くない。

ところが、ゴール直前によく伸びて勝った。

前走内容からは、距離延長が楽しみに思える。


○スターアニス

▲マイケルバローズ

エンヴィーミー  前残り注

△パープルガーネット

△アイルトン

△タマモイカロス



2025年8月30日土曜日

新潟記念 2025【予想】

 ハンデ戦だったのが、別定戦に変わった。

波乱傾向だったのが、平穏傾向に変わるのだろうか?

過去の穴馬に多いのは、

「追込、先行」(逃げや中団の穴は少ない)

「休養明け(3~4か月)」(特に前走大敗)


コスモフリーゲン

新潟記念は、キレ勝負というより持続力勝負になることがよくある。

上位人気4頭全てが差し馬。

前に行っての粘り込みに期待してみる。

2200m実績(3勝)がある馬なので、持続力勝負に持ち込みたい。


○エネルジコ

▲シランケド

シンリョクカ  昨年1着

△クイーンズウォーク

△ブレイディヴェーグ

△ダノンベルーガ



2025年8月24日日曜日

新潟2歳S 2025【予想】

 2歳重賞増加により、出走頭数が減り、近年は波乱度が低くなっている。

過去の穴馬に多いのは、

「前走逃げ~好位で上がり1位2位」

「前走新潟ではない(中4週以上)」 

「牝馬」


タイセイボーグ

前走は、出遅れて上がり1位。

ラスト2Fのレースラップ11.2-11.1の展開不利だった。

この馬の兄弟は、1600m~2000mくらいが好成績の馬が多い。

距離延長が向く可能性に賭けたい。

中1週は心配だが・・・


○リアライズシリウス

▲フェスティバルヒル

メーゼ  前走追走忙しかった、距離延長向けば

△サノノグレーター

△サンアントワーヌ

△ヒルデグリム



2025年8月23日土曜日

キーンランドC 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」(特に12~3月の阪神京都中山)

「札幌函館実績」

「差し追込」(ただし今年はBコース変更初週)


ナムラクララ

ナムラクレアの半妹。

チューリップ賞・桜花賞とG1路線に出走しているので、前走3勝クラスでも対応できるのではないだろうか。

今年はコース変更週なので何ともいえないが、例年なら外枠は不利ではない。


○カルプスペルシュ

▲パンジャタワー

ゾンニッヒ  前走59キロ、昨年しらかばS1着のようにハマれば

△ウインカーネリアン

△レイピア

△ペアポルックス



2025年8月17日日曜日

中京記念 2025【予想】

 関屋記念と開催時期が入れ替わって、今年は8月に。

ハンデ戦だったのが、別定戦に変わった。


過去5年中、小倉1800mが3回で、阪神が1回。加えてハンデ戦が別定にということもあり、過去の穴馬の傾向は無理。


ブルーミンデザイン

ハンデ戦でもないのに穴人気し過ぎだとは思う。

が、他に適当な馬がいないので◎にします。

昨年の夏は460キロ台だったのに、昨年12月にいきなり490キロ台に。

そんなに急に成長したのだろうか?

本格化してきたと解釈して期待してみる。

4走前中京で大敗しているが、重馬場のせいだろう(と思いたい)。


○エルトンバローズ

▲エコロヴァルツ

シンフォーエバー  前走差し決着、逆の展開になれば

△ウォーターリヒト

△キープカルム

△マピュース



2025年8月16日土曜日

札幌記念 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「右回り重賞実績」


アルナシーム

昨年夏の中京記念(小倉1800m)1着、今年の中山金杯1着。

札幌はコーナー部分が長い(コーナー部分が大回り)なので、コーナーで上がっていけるこの馬は合うと思う。

その重賞2勝は2番枠で、今回の12番枠は微妙。

雨が降る予報も心配。

それでも期待してみる。


○ホウオウビスケッツ

▲ヴェローチェエラ

トップナイフ  2年前2着、雨降れば期待高まる

△ココナッツブラウン

△ハヤテノフクノスケ

△ステレンボッシュ



2025年8月10日日曜日

レパードS 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「左回り実績」

「1800ダ1着実績(1勝クラス以上での)」


ハグ

前走のタイムは平凡だが、前の方に行って上がり1位、完勝だった。

大外枠だが、このレースは外枠不利でなく、外の方が穴馬が多いくらい。

ダート馬らしいタイプなので、雨で時計が速くなっては困るかも。


○ロードラビリンス

▲ヴィンセンシオ

ルヴァンユニベール  地味に上昇?

△ジャナドリア

△ルグランヴァン

△トリポリタニア



CBC賞 2025【予想】

 昨年から北九州記念と時期が入れ替わっている。

過去の穴馬に多いのは、

「中京(左回り)実績」

「夏実績」

「逃げ先行」


メイショウソラフネ

ハンデ戦でよくわからないのに、雨が降るとよけいにわからない。

ここは思い切って、この馬を◎にします。

昨年は、16人気4着だった。

今年は雨で馬場が悪化するはずなので、昨年以上を期待できるかもしれない。

1勝クラスだが、中京重馬場で楽勝の実績がある。


○ジューンブレア

▲ヤマニンアルリフラ

クラスペディア  中京重での小倉2歳S2着がある

△インビンシブルパパ

△ドロップオブライト

△ジャスティンスカイ



2025年8月9日土曜日

エルムS 2025【予想】

 この時期としては珍しく、今週は3重賞(内ダート2つ)。

過去の穴馬に多いのは、

「札幌函館実績」

「前走マリーンS」(前走函館)


テーオードレフォン

昨年は、前走マリーンS3着から、このレース3着。

今年も前走マリーンS2着からのローテ。

昨年は、前走57キロで同斤量だったが、今年は前走58キロから今回57キロ。

今年も好走を期待したい。


○ロードクロンヌ

▲ドゥラエレーデ

ペイシャエス  昨年58キロ1着

△マテンロウスカイ

△ブライアンセンス

△ペリエール



2025年8月3日日曜日

アイビスSD 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「千直実績」

「夏重賞実績」

「5歳(以上)」(特に牝馬)


コラソンビート

新潟ダリア賞1着・京王杯2歳S1着・阪神JF3着・フィリーズR2着という実績馬。

その後がサッパリの成績で、前走好走を復調もしくは1200m以下向きになったと判断していいのだろうか?

半信半疑だが、信じてみることにする。


○テイエムスパーダ

▲モズメイメイ

ウイングレイテスト  昨年59キロで2着

△ピューロマジック

△カルロヴェローチェ

△ブーケファロス



2025年8月2日土曜日

クイーンS 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「右回り小回り内回り実績」

「1800m実績」

「中位差し」(逃げ先行は人気馬が多い)

「内枠」


ビヨンドザヴァレー

前走こそ大敗したが、2走前3走前は0.2差、3走前は0.1差、重賞で差のない競馬ができている。

4勝中3勝が京都で、直線平坦コースが合う可能性がある。

前4走は直線坂コースで、今回直線平坦の札幌で差を詰めることができると期待してみる。


○アルジーヌ

▲フェアエールング

フィールシンパシー  大外枠痛いが、舞台は合う

△レーゼドラマ

△ココナッツブラウン

△クリスマスパレード



2025年8月1日金曜日

2025夏の高校野球優勝校予想(+回顧を追記)

 今年は、開会式が夕方16時からになります。

その後、開幕試合が17時30分から1試合だけ行われます。

それと、昨年試験的に導入された「午前と夕方に分けて試合を行う2部制」が、昨年開幕3日間だけから今年は開幕6日目まで(ほぼ1回戦の試合)実施されます。

4試合ある日は、第4試合は18時45分からの予定となっています。

2回戦あたりからは、今まで通りの試合時間開始となっています。


優勝校予想


山梨学院(山梨)

○横浜(神奈川)

▲健大高崎(群馬)

△智弁和歌山(和歌山)

△東洋大姫路(兵庫)

△沖縄尚学(沖縄)

高知中央(高知)

青藍泰斗(栃木)


各校について


山梨学院(山梨)

春の関東大会決勝で、健大高崎に3-4で惜敗した。

全国トップレベルの健大高崎相手に、ほぼ互角の試合内容を評価したい。

センバツでは、天理に完勝した後、西日本短大付に大敗。

その後、急成長で台頭してきたのが、檜垣投手(左)。

センバツで152キロを計測したエース菰田投手(プロ注目二刀流)をリリーフに回して勝ち上がった。

左右のダブルエースで優勝を狙える(と思う)。


横浜(神奈川)

センバツ優勝。

神奈川大会は、決勝で東海大相模に快勝したが、準決勝と準々決勝は1点差勝ちで、投手力に圧倒的なものを感じない。

投手は豊富過ぎるほどいい投手がいるが、継投継投の試合ばかりで何かピリッとしない(いらぬ心配?)。


健大高崎(群馬)

投手は、プロ注目石垣元気投手など、いい投手が揃っている。

昨年春の優勝投手佐藤投手も、トミージョン手術後、この夏から公式戦復帰している。

打線もかつての機動破壊から強打の打線に変わっている。


智弁和歌山(和歌山)

センバツ準優勝。

投手は、渡辺・宮口の2枚看板がしっかり。

かつての打力のチームが、今は投手を中心としたチームになっている。

左投手がいないのが難点。


東洋大姫路(兵庫)

春の近畿大会決勝で、智弁和歌山に勝利。

その試合も、兵庫大会決勝報徳学園戦も、木下投手が完投。

兵庫大会チーム打率.396は強力だが、大事な試合は木下投手に頼りきりなのは気がかり。

昨年秋のエース坂下投手は、右肘のけがでベンチには入っているが兵庫大会で登板は無かった。


沖縄尚学(沖縄)

沖縄決勝では、センバツ出場エナジックスポーツ相手に9-1で完勝。

末吉投手が、9奪三振完投だった。

準決勝興南戦では、新垣有投手が5回まで1失点、末吉投手が4回無安打6奪三振リリーフ。

好投手2枚と、沖縄大会5試合で失策0の守備、優勝を狙える。


高知中央(高知)

高知大会決勝で、明徳義塾相手に3-2で勝ち、2年ぶり2回目の出場。

その決勝、試合開始直前にエース松浦投手がヒジに異常を訴え、急きょ堅田投手が登板。

堅田投手は、急きょの登板でありながら、試合終盤に自己最速151キロを計測。

エース松浦投手のヒジの状態が心配だが、もし登板できるなら2枚看板成立で伏兵候補に浮上する。


青藍泰斗(栃木)

35年ぶり2回目の出場(旧校名 葛生)。

決勝で作新学院相手にタイブレークでの勝利。

その試合の永井投手の投球内容が、10回投げて与四死球0、球数102。

作新学院の早打ちがあったのかもしれないが、こういうタイプの投手は飛ばない新バットの時代では楽しみ。

派手な?青色ユニフォームとともに旋風を期待してみたい。



次点


仙台育英(宮城)  春の東北大会優勝 吉川投手中心に豊富な投手力

京都国際(京都)  昨夏2枚看板で優勝、今年は西村投手だけが頼り?

広陵(広島)  堀田投手中心に投手力A級も、打力やや劣る?


穴候補次点


金足農(秋田)  吉田投手が兄のような旋風を起こす?

豊橋中央(愛知)  愛工大名電・東邦を負かしての初出場

鳴門(徳島)  橋本投手は、決勝で無四球完封、準決勝では12奪三振




<<回顧>> ~沖縄尚学、夏は初優勝~


優 勝  △沖縄尚学(沖縄)

準優勝   日大三(西東京)

ベスト4 ◎山梨学院(山梨)

ベスト4  県岐阜商(岐阜)


全般について


今年は各県大会の決勝から接戦が多かったですが、甲子園でも接戦が多くなりました。

延長タイブレークは、過去最多の8試合となりました。

昨年からの低反発バットの影響があるでしょうが、地域による実力差がほとんど感じられなかったです。


本塁打数は、10本(昨年より3本増)。

かつては60本を超えた年もあったので、低反発バットの影響が大きいですね。

それでも貧打というほどでもなく、思わぬ所で本塁打が出たりするので、個人的には今の方が高校野球らしくて試合がおもしろいです。


暑さ対策による「2部制」が、ほぼ1回戦のみで行われました。

これがどの程度効果があるのか不明ですが、やらないよりはやった方がいいかもしれません。

特に大会の前半に導入することはいいことだと思います。

大会前半の方が足がつったりする熱中症の症状が多いと感じます。

(初戦の緊張感や初戦を迎えるまでのホテル缶詰によるのか)


広陵高校の不祥事による辞退は残念な話題でした。


<優勝した沖縄尚学について>


2枚看板の投手力と堅実な守備力が優勝の要因でしょうね。

エースの末吉投手は、1回戦金足農戦と3回戦仙台育英戦の投球が素晴らしかった。

準々決勝以降は、疲れのせいか少し球威が無くなってきたが、それを補ったのが新垣有投手。

末吉投手に劣らない素晴らしい投球だった。

この二人の投手は、ともに2年生。

来年の活躍も楽しみです。


<日大三・山梨学院・県岐阜商について>


日大三は、大会前は特に強調材料はないと思っていましたが、伝統の強打に加え、エース近藤投手が思ったより好投手でした。

低反発バット導入後初の2本の本塁打を打った4番田中諒選手は、2年生なので来年も見たいです。


山梨学院は◎に期待しましたが、準決勝沖縄尚学戦でエース菰田投手がヒジを痛めて1回で降板したのが痛かったですね。

菰田投手・檜垣投手ともに2年生なので、来年も楽しみです。


県岐阜商は、横浜を破る想定以上の活躍でした。

エース柴田投手は2年生、来年も楽しみです。

横山外野手の打撃と守備には驚かされました。生まれつきのハンデを克服する相当な努力家ですね。





2025年7月27日日曜日

東海ステークス 2025【予想】

 1月だった東海Sが7月になり、7月だったプロキオンSが1月になった。

距離は1400mということで、実質は今までのプロキオンSと同じ。

プロキオンSの過去の穴馬に多いのは、

「重賞連対実績」

「中位差し」

「高齢馬」(7歳8歳でも)


ライツフォル

2走前は力で押し切る完勝だった。

前走は8ヶ月ぶりで、使っての良化に期待したい。

伯母ディアドラなど芝の活躍馬多数の母系で、弟にトロヴァトーレ。

重賞のスピード勝負が合う可能性はある。


○ビダーヤ

▲サンライズフレイム

ロードエクレール  すんなり逃げなら

△インユアパレス

△コンクイスタ

△ヤマニンウルス



2025年7月26日土曜日

関屋記念 2025【予想】

 今年は中京記念と開催順が入れ替わって、開幕週となった。

そして、別定戦からハンデ戦に変わった。

昨年までの穴馬に多かったのは、

「左回り実績」

「直線長いコース実績」

「逃げ先行好位」

「5歳6歳」


アルセナール

クイーンCで、クイーンズウォークとクビ差の2着。

ナミュール・ラヴェルの妹という血統面の裏付けもある。

前走3勝クラスでも、今年からハンデ戦となったので、チャンスは十分ありそう。


○カナテープ

▲ボンドガール

ハクサンバード  距離延長こなせれば

△シヴァース

△レガーロデルシエロ

△フォーチュンタイム



2025年7月20日日曜日

函館2歳S 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走3角3番手以内」で「上がり1位2位」


スターオブロンドン

前走ダートなので芝の適性はわからないが、父タワーオブロンドンなので、こなす可能性は十分ありそう。

今年は、前走芝の馬で妙味を感じる馬が個人的にはいないので、半分仕方なく◎にします。


○ブラックチャリス

▲カイショー

ノアールビーナス  カワキタレブリーの全妹、意欲の連闘

△トウカイマシェリ

△クラディスティーナ

△タガノアラリア



2025年7月19日土曜日

小倉記念 2025【予想】

 夏の小倉は、早くも最終週。

(小倉2歳Sが消滅し、中京2歳Sとなる)

過去の穴馬に多いのは、

「前走重賞完敗(5着以下)」または「前走3勝クラスで負けている」

「重賞3着内実績」

「小倉実績」


マイネルメモリー

夏が得意な馬。

「夏の小倉」に限れば、[2.1.0.0]。

昨年7月テレQ杯(3勝クラス)では、シェイクユアハートに勝っている。

前走函館記念はレコード更新の高速馬場でも3着と好走、それよりは時計がかかりそうな今回の小倉の方が向くはず。


○メリオーレム

▲シェイクユアハート

イングランドアイズ  クイーンC4着フローラS4着あり軽ハンデなら

△ディープモンスター

△ハピ

△ナムラエイハブ



2025年7月13日日曜日

七夕賞 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2000m実績」

「福島・中山・阪神京都の内回りなどの実績」


リフレーミング

昨年の福島民報杯1着の、福島2000m実績がある。

昨年8月小倉記念(中京)1着の、夏重賞実績もある。

問題は、58キロと、転厩で仕上げが手探りという点だが・・・


○ドゥラドーレス

▲コスモフリーゲン

ダンテスヴュー  キングカメハメハの血は七夕賞好相性 

△シリウスコルト

△シルトホルン

△バラジ



2025年7月6日日曜日

北九州記念 2025【予想】

 昨年、CBC賞と時期が入れ替わった。

昨年はハイペースでも逃げ先行のワンツーだった。

(ただ、昨年は開幕週、今年は2週目)

過去の穴馬に多いのは、

「小倉実績」「京都実績」

「夏実績」


キタノエクスプレス

2走前に小倉勝利。

昨年の夏は、バーデンバーデンC1着の後、CBC賞1人気7着だったが直線はさまれる不利があった。

小倉実績と夏実績を信頼して、上位人気の一角でも軸にしてみたい。


○ロードフォアエース

▲ヤマニンアルリフラ

レッドヒルシューズ  夏の小倉に限れば[3.1.0.0]

△ヨシノイースター

△クラスペディア

△アブキールベイ



2025年7月3日木曜日

函館(+室蘭)の旅 2025

 [注]競馬に関係ない個人的な旅の記録です。


※写真はクリック(タップ)すると拡大できます。


「諸事情」(その内の一つは競馬で儲からない)により旅を封印していましたが、今回10年ぶりに旅に出ました

上記文章は、2015年2月のこのブログ(当時はシーサーブログ利用)の「放牧(旅)の記録」の書き出しの文章です。

あれから10年、偶然にも今回も10年ぶりに旅に出ました。

「諸事情」は、親2人を見送ったことなどにより、かなり解消しました。


今回10年ぶりということもあって、いろいろ昔とは違う旅の事情がわかりました。

そういうことを書いていこうかと思います。

普段旅をしている人には、今さらそんなこと、と思うようなことを書いているかもしれません。

でも、昔よく旅をしていたが最近していない人や、新たに旅をしようと考えている人には、参考になるかもしれません?


私が昔からしている旅の形は、

・移動手段は公共交通機関、主として鉄道(車・バイクは乗れない、車免許あるが)

・宿泊は安宿(若い時はユースホステルや夜行列車内、現在はビジネスホテル中心)


さて、今回の旅は、

「函館2泊、東室蘭1泊」の3泊4日の旅にしました。


<飛行機の予約>


10年前までは、大阪から北海道へ行く時は、寝台特急を利用していました(旅に出るワクワク感が一番)。

「日本海」や「トワイライトエクスプレス」ですね。

でも今やそれらは廃止になり、飛行機を利用せざるを得ません。

新幹線を乗り継いでいけば行くことはできるが、時間(朝から夕方まで)も費用(片道3万円超)もかかる。

(この点、関東の人はうらやましい)(関東から新幹線で来ている人が結構いたようだ)


で、飛行機なんですが、

大阪方面(伊丹・関空・神戸)から函館へは、

「直行便」は、伊丹からの全日空と日本航空しか無いんですよ(LCCの直行便は無い)。

東京での乗継便はありますが、直行便は最大手2社だけで、それもこの時期(6月)は1日1便ずつ。

これでは、関西在住の人は函館観光に行く気をなくすかもしれません。


となると、飛行機で安く行く方法は、早期予約しかありません。

4ヶ月前の2月に、全日空「スーパーバリュー」17,140円で予約しました。

もちろん安いかわりに「スーパーバリュー」は搭乗日54日前以降のキャンセルは多額となります。

(でも経験上、私は出発予定日を変更する事情が発生したことがない)


帰りの飛行機は、函館から室蘭に行くこともあって、新千歳空港からにしました。

札幌(新千歳空港)から大阪方面(伊丹・関空・神戸)へは、多数の便があり選び放題。

10年前はLCCのピーチにしましたが、関空から自宅までが苦痛で、今回は伊丹への全日空にしました。

スーパーバリュー」10,010円でした(LCCと競合しているので函館便より安い)。

なお、全日空では「タイムセール」(1か月に1回、6~7日間程度)があります。

私が「新千歳から便」を買った時は、たまたまタイムセールの時期だったと思います。


<宿の予約>


若い時は、予約せず、前日や当日に決めていました。

(今日の予定は前日や当日に決めるという自由な旅)

さすがに今は、予約して出発します。

楽天トラベルで「ビジネスホテル」で限定して検索比較しました。

私が楽天トラベルを利用するのは、

・元々楽天会員で、予約の際、住所や名前を入力する必要がない

・楽天が間に入るので、安心できる(予約内容でホテルと、もめたくない)

・前日予約確認メールが入り、そこからすぐにホテルの地図を見れる(ホテルを探す検索不要)

(ただし、直接ホテルに予約するよりは若干高くなる)(でも楽天セールプランもある)


1泊目(函館)スーパーホテル(天然温泉 漁火の湯) 7.000円(朝食込)日曜料金

2泊目(函館)ホテル駅前 8,000円(朝食込)

3泊目(東室蘭)ドーミーイン(天然温泉 幸鐘の湯) 11.600円(朝食込)


1ヶ月前くらいに予約しました。

意外に?函館は高くないですね。

ほとんどの人は、函館に2泊するなら同じホテル連泊にすると思います。

でも私は、ホテルもいろいろな所に泊まりたい。

(コインロッカー代400円を使っても)


1泊目(函館)スーパーホテル(天然温泉 漁火の湯)  <楽天口コミ 4.3>

全てにおいて(ビジネスホテルとしては)水準以上だと思います。

風呂は利用していません(ビジネスホテルなので狭いはず?)。

難点は、函館駅から歩くと少し時間がかかること(市電ひと駅乗るのも面倒くさい)。


2泊目(函館)ホテル駅前 <楽天口コミ 3.8>

函館駅の出口を出ると見える、昔のビジネスホテル風の建物。

でも、部屋の中は清潔に保たれていました。

シングルで予約してもダブルの部屋。おそらくシングルダブル兼用?(料金も同じ)

なので、ゆったり寝れます。

朝食も個人的には十分満足できる(バイキングではない)。

ここで、困ったのは支払い時にクレジッドカードがタッチ決済でなかったこと。

私が暗証番号を忘れていたのが悪いのですが・・・(系列銀行の暗証番号とは別にしていた・・)

(私は普段クレジッドカードをネット決済以外には使っていない)

2025年4月からクレジットカードのサイン(署名)による本人確認が原則廃止され、暗証番号の入力が必須となっているんですね。

仕方なく、現金で支払いました。

(私はアプリ決済を普段使用していません、遅れてます)


3泊目(東室蘭)ドーミーイン(天然温泉 幸鐘の湯) <楽天口コミ 4.5>

ビジネスホテル全国チェーンの1番人気?ドーミーイン。

一番安いセミダブルの部屋はすぐに埋まるのか?仕方なく少し高くつくダブルの部屋を予約。

一番の目的は、2000円相当のご当地メニューの豪華な朝食

夜には、無料の「夜泣きそば」のサービスがあります。

朝食は期待通りで、「やきとり」(室蘭名物)は一番おいしかった。

その他、あれもこれもと選び、食べ過ぎで完全に朝昼兼用となりました。

興奮して、朝食の写真を撮り忘れたのが心残り(3割以上食べてから気づいた)。


<列車の予約>


3日目は、函館から東室蘭にJRで移動予定。

ということで、特急北斗の予約が必要となります。

最近(昨年)、特急北斗は「全席指定席」となったようです。

(昔は、自由席確保にホームで並んだものです)

予約は「えきねっと」でしました。

(昔は、駅の窓口に行ったものです)

JRの予約開始は1ヶ月前です。

予約時期が早いと「トクだ値」という早期割引があります。

ネット予約の「えきねっと」限定のようですが、最近始まったのでしょうか?

私は、今回30%引きで予約できました(7130円が4990円に)。

この「えきねっと」で予約した分の現物の切符への引き換えは、JR西日本管内の駅では出来ません

JR東海の西端「新大阪駅」では可能のようです。

私は、函館駅に着いてから切符に引き換えました(券売機で可能)。


座席は、「えきねっと」の予約画面で、進行方向(札幌に向かって)右の窓側を選びました。

札幌に向かって右側は、海沿いの車窓風景を楽しめるからです。


<飛行機に搭乗>


10年ぶりに飛行機に乗ります。

「オンラインチェックイン」が出来るようになっているんですね(何年前から?)。

全日空では、24時間前にメールが来て、必要事項を入力すると、搭乗手続き完了。

モバイル搭乗券を、スクリーンショットで保存(アンドロイドスマホの場合、フォトに保存)(iPhoneの場合、知りません)。

(全日空アプリをダウンロードすればアプリに保存できるが、私はアプリ入れず)

あとは、直接保安検査場に行き、スマホに保存したバーコードをかざせば通過。

オンラインチェックイン、便利ですね。


<函館空港から函館駅へ>


函館空港から函館駅へのシャトルバスは、現金でないとダメだった(700円)。


<函館市内の交通手段>


私は、もっぱら市電(路面電車)を利用しました。

交通系ICカード(私は関西のイコカ)を、乗る時にまずかざす。

補充(チャージ)は、函館駅の券売機で可能です。

でも、1日乗車券とかを購入した方が安かったかも。

(この点については出かけるまでの調査不足でした)


<函館観光>


ここまで意外な長文になってしまいました。

ここからは写真ともに簡潔に。

<写真はクリック(タップ)すると拡大できます>


「あじさい」(函館駅店)の「特塩」

函館と言えば、塩ラーメン。私の好みに合う味です。

気にいったので、次の日は「しょうゆ」を、これも私に合いました。

さらに3日目も行き、「味噌」(白味噌の方)を、これは合わなかった。



「青函連絡船記念館 摩周丸」

一番最初に北海道に行った頃は、青函連絡船で函館に到着しました。

そういう経験のある人には感慨深い所です。



懐かしい青函連絡船の船室(ここに座ったり寝転んだりだった)



「金森赤レンガ倉庫」

こんなキレイな夜景写真が撮れるとは思ってませんでした。

スマホ・ナイトモード・手持ち(三脚なし)です。

最近のスマホはすごいですね(何を今さら)。

(行く前に、7年半ぶりに機種変更しました)

手持ちで撮影しているのに、拡大してもブレがない(手ブレ補正も働いているのか?)。

7年半前のスマホには、ナイトモード(夜景モード)など無かった。



五稜郭タワーからの眺め

函館旅行の定番ですね。



五稜郭内にある「函館奉行所



奉行所内(靴を脱いで入る)



「立待岬」

市電「谷地頭」下車 徒歩15分~20分

私のような「自然の風景好き」にとっては函館市内で一番いい所。

黄色い花は「エゾカンゾウ」らしい(こういうのはウトイ)。

赤いハマナスも咲いていました(写真撮り忘れ、というか何の花か後で知りました)

今は「Googleレンズ」で、植物の名前を調べることができるんですね(それ知らなかった。私遅れてます)

10年くらい前は、調べるアプリをダウンロードして使ってました。



立待岬のベンチに座る一人の女性



「函館山の昼景」

夜景は、?年か前に観たことがあるので、今回は昼景に。

最近は、インバウンドの影響で夜景はすごい混雑らしいですね(降りるのに2時間待ちとか)。場所取りがひどくて、よく見えないとか。

でもこの時期(6月)は、それほどでもないかもしれない?(わかりません)



マンホール

函館山ロープウェイ駅まで歩いている途中の道で見かけました。



「函館聖ヨハネ教会」



「函館ハリストス正教会」



「八幡坂」

ロケ地等で有名ですね。



「大沼公園」(大沼国定公園)

私のような「自然の風景好き」にとっては、函館から少し不便だが、ぜひ訪れたい所。

特急料金を使うのはもったいないので、函館から鈍行で往復しました(本数少ない)。

レンタサイクルで1週(70分以上)も考えましたが、当日は暑過ぎました。

それで、散策路を歩くことにしました。

15分コース+50分コース=1時間ちょっとでした。

木陰を歩くことが多く、暑い時には正解だったと思います。

駒ヶ岳の眺めが最高です(写真だと低く映ってしまう)。



千の風になって名曲誕生の地」のモニュメント



<室蘭観光>


室蘭に行ったのは「地球岬」が目的です。

ここは、写真より動画の方がいいでしょう。

音量を上げると、鳥のさえずりと風の音が聴こえます。

たまたま、周りに誰もいない瞬間で、ラッキーでした。

スマホで動画も撮れる(何を今さら)


地球岬への最寄り駅は「母恋」(ぼこい)という駅になります。

母恋駅から徒歩だと35分くらいです。

私の他には、誰も歩いていませんでした。

普通?の人は、駅降りたら、数少ない便のバスか、タクシーの方がいいかもしれません(レンタカーが一番だけれど)。



トッカリショ」へも脚を伸ばしました(地球岬直前の分かれ道を左に行った所)。



地球岬を終えた後、夕方の飛行機まで時間が余ったので、室蘭駅に行ってみることに。



「旧室蘭駅舎」

今の室蘭駅からは離れた場所にあります。

行ってみると、個人的にはイマイチでした。

それより、

今の室蘭駅が無人駅(窓口なし)になっていることに驚きました。

今の室蘭駅の建物は、新しくキレイで、待合所は天井が高く、趣(おもむき)がある駅舎です(写真撮り忘れ)。

まさかの無人化です。

一応、室蘭本線、特急(すずらん)の始発終着駅ですよ。

(途中駅の母恋では窓口あったのに)

今や、室蘭の中心は「東室蘭」駅ということなんでしょう。


列車待ちの間に、窓口が無いなら「えきねっと」で南千歳までの特急指定席を得ようとスマホを操作。

意外に空席がちらほら、喜んで購入手続きを進めるも、最後の最後でクレジッドカードのワンタイムパスワードの送信先がなんとパソコンのアドレス、あきらめました(帰宅してからGメールのアドレスに変更)。

東室蘭駅まで乗り、東室蘭駅の窓口で購入しようとすると、発車5分前くらいになっていたので、空席は無くなっていました(泣)。

特急指定席料金を払って、南千歳までずっと立っていくはめに・・・(全席指定席に変わったために)

【追記】

「特急北斗」は、途中で乗り降りする人が、ほとんどいないですね(函館⇒札幌の方向はよけいに?)。

途中で入れ替わる時に座ろうと思ってましたが、無理でした。

(指定席取れなくても特急指定席料金を払っているので、空いている席があれば、座っていい)

それと、今知りましたが、「大人の休日倶楽部パス」(50歳以上対象超お得乗り放題)の期間が始まった時期だったんですね。

関東から新幹線で乗り継いだり、よけいに混んでいたのかもしれません。



<全般的な感想>


昨今、インバウンドの弊害のニュースが目立ちます。

なので、インバウンド客の行動でイヤな思いをしないか?と心配がありました。

結果的には、そんなことは全くなかったです(運が良かっただけかもしれないけれど)。

聴こえる言語が、日本語か中国語(外国語)かの違いくらいです。

函館市内の観光地では、日本人客とインバウンド客がおおよそ半々くらいの印象でした(場所によって、日本語が多かったり、外国語が多かったり)。

関西弁はあまり聴こえませんでした(やはり、関西からだと不便だから?)。

日本人は、関東からや道内からの人が多かった印象です。

インバウンドは、中国(または台湾?)が圧倒的、欧米系の人はあまり見ない印象でした。

これは、函館の傾向でしょうか(欧米系も多い京都大阪とは違う)。

それと、日本人は、高齢者が多かったです(時期(6月)的に現役世代が少ないのは当然でしょうが)。

夫婦だったり、友人同士だったり、一人旅だったり、引退生活を楽しんでおられる印象です。

昔のような日本人の団体旅行は減り、各個人が旅を楽しんていますね。


それと、昨年は「コナン効果」(名探偵コナン100万ドルの五稜星)で大混雑だったらしいですが、今はコナン効果はほぼ無くなっているようです、普通の混雑でした。

さらに、日本の漫画の地震予言もインバウンドに多少影響していたかもしれません(特に香港からの人)。


<天候>


今回は、天候に恵まれ、傘をさすこともありませんでした。

私のような「自然の風景好き」にとっては、天候が一番の問題です。

私が行った時期は、本州では、西日本の梅雨明け宣言の直前の最後の雨が降っている時期でした。

東京や大阪などに梅雨前線がかかっている時期は、北海道の天気はいいことが多そう。

西日本で梅雨が明け梅雨前線が消えた後の今現在の函館は、どんよりした天候が続いているようです。

出発を、あと1週遅らせていれば、どんより天候続きでした(ラッキー)。

(函館のリアルタイムの天候は「函館ライブカメラ」で検索すると確認できます)


気温は暑かったです。

平年は最高気温22~23度くらいの時期だったので、朝夕に上に羽織るものも持っていきましたが全く不要、半袖の人が多かったです。

最高気温は26度以上だったでしょう。

それでも札幌よりはましで、天気予報を見ると、札幌は30度を超えていました。

向こうのテレビの天気予報を見ると、札幌・旭川・北見あたりの中央部の気温が高いですね。

函館は北海道の中では南にありますが、札幌よりは3~4度低いことが多そう。

それでも暑いことは暑い(避暑には向きません、近年は)。

とはいえ、大阪伊丹空港に到着して外の空気に触れた時のあのムッとした空気よりはずっとまし。


天気に関しては、運ですね。

7月8月の天候は不安定(案外雨多い)で、個人的には6月上旬~6月中旬がいいと思います(梅雨が普通の長さの年なら6月下旬まで)。

(9月中旬下旬もいいと思う)

いずれにしても天候は「運」ですね。その運を呼び込むためには、少しでも雨の確率が低い時期を選びたいです。


<最後に>


こんな長文になるとは思いませんでした。

これだけ書いて、読んでくれる人がどのくらいいるのやら?

でも、いいんです。

個人的な旅の備忘録ですから。

元々、ブログ=日記ですから。



2025年6月29日日曜日

ラジオNIKKEI賞 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「福島・中山・阪神京都の内回り・小倉実績」

「逃げ先行」

「距離短縮」


エキサイトバイオ

土曜は先行有利馬場、1番枠も有利。

近走充実、母アニメイトバイオの良血が開花してきたか。

53キロなら、実績不足でも通用すると思いたい。


○センツブラッド

▲トレサフィール

エーオーキング  未勝利1着が福島1800m

△ビーオンザカバー

△バズアップビート

△フクノブルーレイク



2025年6月28日土曜日

函館記念 2025【予想】

 今年は函館3週目、早くなっている。

巴賞大敗馬が穴パターンだったが、今年は巴賞が逆に中1週後ろになっている。

過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」

「函館札幌実績」

「前走6着以下」


ランスオブクイーン

このレースで牝馬が活躍する印象は全くないが、出走自体が少ないからだろう。

(牝馬は、旧マーメイドSや札幌クイーンSに狙いを定める)

前走シドニーT出走馬は、旧マーメイドSでよく好走していた。

だから狙うというのは浅はかかもしれないが、2000mハンデ戦というのは同じ。

オークス5着という実績があり、牡馬相手の2000mでも好走可能?


○マコトヴェリーキー

▲ディマイザキッド

キミノナハマリア  函館は昨年五稜郭S1着

△ハヤテノフクノスケ

△グランディア

△マイネルモーント


先週日曜は函館競馬場に居ました(馬が目的でなく旅が目的です)。

若い世代の入場者が多かったです。中央開催もローカル開催も昔とは客層が変わりましたね。


日曜メイン(UHB賞)のパドックです。

重賞ではないとはいえ、メインなのにパドック見る人は少なかったです。

ローカルの雰囲気を味わえました。

函館記念のパドックは満員になるのでしょうね。



2025年6月22日日曜日

しらさぎステークス 2025【予想】

 サマーマイルシリーズの第1戦だった「米子S」が重賞に格上げとなった。

過去の米子Sの穴馬は知りません(調べていません)。


ダイシンヤマト

前走は昇級戦で完勝。勢いを買ってみる。

4勝すべてが中山だが、上がり1位が多い馬なので、阪神外回りでも問題ないというか、むしろ向くかも?

あとは、初関西への輸送がどうか?


○シヴァース

▲チェルヴィニア

ダンツエラン  前走上がり1位、51キロ生かせれば

△レーベンスティール

△デビットバローズ

△キープカルム



2025年6月21日土曜日

府中牝馬S 2025【予想】

 マーメイドSが府中牝馬Sと名を変え、東京1800mになった。

(秋の府中牝馬Sはアイルランドトロフィーという名になる)

阪神内2000mが波乱の多い一因だったので、波乱傾向でなくなってしまうのだろうか?

マーメイドSの過去の穴馬に多かったのは、

「前走3勝クラス(2勝クラスも)」

「軽ハンデ」(50~54キロ)


セキトバイースト

軽ハンデが人気になっているので、逆に重ハンデ馬を狙ってみる。

前走は、0.5差をつける完勝だった。

上がりが速くなると困るので、平均ペースで逃げた方がいいかもしれない。


○カニキュル

▲ラヴァンダ

シングザットソング  前走G1で0.4差、初の1800mこなせるか?

△タガノエルピーダ

△カナテープ

△ミアネーロ



2025年6月16日月曜日

宝塚記念 2025 <回顧>


 メイショウタバル・武豊騎手の見事な逃げ切り。


2人気~6人気の上位人気馬は、全て8着以下に沈んだ。

今年は2週早く行われたが、上位人気馬が凡走しやすい傾向は変わらなかった。

季節的に能力を発揮しにくいのだろうか?(春G1を走った疲労とか、暑さとか)


1着  メイショウタバル(7人気)

2着 ○ベラジオオペラ(1人気)

3着  ジャスティンパレス(10人気)


勝ちタイムは、2:11.1(稍重)。上がり36.0。


芝は、7Rから稍重。

10R3勝クラスで、1:32.6。外回りだが良馬場のタイム。

内回りは外回りよりは道悪の影響が残るタイムのよう(阪神でありがち)。

2:11.1は、良に近い稍重タイム。

2年前 2:11.2良 イクイノックス(4週目)

3年前 2:09.7良 タイトルホルダー(京都改修の影響で開催2週目)


12.4-11.0-11.4-12.1-12.2-12.2-11.9-11.9-11.8-11.7-12.5

前半3F34.84F46.95F59.1

後半3F36.04F47.95F59.8


緩みのない平均ペース。

後続も差なく追走していた。

タフな馬場、タフな流れとなった。

3着~6着の人気薄好走馬は、中位~後方を追走していた馬。


1着メイショウタバルは、3馬身差の逃げ切り完勝。

折り合いが最大課題の馬だが、スムーズな逃げとなった。

武豊騎手への乗り替わり2走目、手のうちに入れて能力を発揮させる手腕は見事。

速すぎず遅すぎずのペース配分が絶妙だった。


2着○ベラジオオペラは、前半は4番手追走、3角前から先頭との差を詰め、直線向いた時に1着馬をかわそうとするが、最後は逆に引き離された。

タフな馬場・流れの2200mは少し長いのだろうか。


3着ジャスティンパレスは、後ろから3番目の内追走、直線は大外から上がり1位で伸びた。

近走いつも5.6番人気だったが、今回10番人気だった。

昨年は10着(2人気)だったが、2年前は3着だった。

直線に賭ける競馬をすれば3着に来れるが、勝つことはできない(馬券購入者は喜べるけど)。

それで前走は勝ちに行くギャンブル騎乗だったのだろう(結果大失敗で非難殺到だったが)。

今回、初ブリンカーの効果もあったか。


4着☆ショウナンラプンタは、中団後方寄りの外追走、直線はじりじりと伸び続けた。

じり脚型(スタミナ型というより)なので、このレースは向いた。

(個人的には☆○のワイド持ってたので一瞬喜びかけたが・・・☆の正解は3着馬の方だった・・)


5着チャックネイトは、後方のイン追走、3~4角も最内を通り自然に前との差が詰まり、直線も最内で伸びた。

コースロスが全くないレーン騎手の好騎乗だったが、もっと重馬場だったら3着内あったかもしれない。

7歳だがセン馬なので今もピークなのだろうか。


6着ソールオリエンスは、最後方から上がり2位。

昨年2着は、超外伸び馬場の恩恵もあったし、京都外回りだった。

最後方競馬の限界を感じる。

でも前に行くと伸びないし、困った馬。


2人気△レガレイラは、11着。

3人気▲ロードデルレイは、8着。

4人気△ドゥレッツァは、9着。

5人気△ヨーホーレイクは、17着。

6人気アーバンシックは、14着。


これだけ揃って上位人気馬が8着以下に凡走するのも珍しい。

それぞれ敗因はあるのだろうが、一番の理由は「状態」面だと思う。

道悪では状態面の差が大きく出る(経験上、そう感じる)。

欧州の馬場だと良と重とでは全然違う馬場になるが、日本の良と稍重の馬場の差なんてわずかのはず。

昨年このレースでジャスティンパレスは重馬場で10着に大敗した。

ところが、今年は3着に好走した。

「敗因は馬場」は言い訳が多い。

特に宝塚記念は、春に使われた後の疲労があり、かつ暑くなってくるので状態維持が難しい。

調教の表面的な動きだけではわからないのがやっかい。


他に上記人気5頭の内の何頭かの敗因には、「スロー向きの差し馬」ということもありそう。


◎としたローシャムパークは、15着。

突然の乗り替わりは痛かったが、それ以前に難しい馬。

発汗もすごかった。


【追記】

近4年のデータで

「前走4角6番手以内」が好成績

「前走4角7番手以下」は不振

というのをどこかで見たが、今年もそうなった。


1着~4着の全てが「前走4角6番手以内」だ。

「前走4角7番手以下」のロードデルレイ・ヨーホーレイク・アーバンシックなどは期待を裏切った。

昨年2着時のソールオリエンスの前走大阪杯は4角4番手だった。

今年3着ジャスティンパレスの前走天皇賞は4角3番手。

たまたまのデータかもしれないが、来年のために一応メモしておきます。



2025年6月15日日曜日

宝塚記念 2025【予想】

 今年は2週早くなった。

過去の穴馬に多いのは、

「阪神中山実績」(特に内回り)

「G1実績(4着内)、または今年の重賞1着」


ローシャムパーク

池添騎手が落馬負傷で、誰に乗り替わるのか?

気性が非常に難しい馬なので、調教にも乗ったことがない騎手に変わるのは不安一杯。

でも馬には穴の魅力を感じるので◎でいきます。

昨年大阪杯クビ差2着。小回りデルマー競馬場のBCターフでクビ差2着。

とにかく、まともに走れれば宝塚記念は大いにチャンスあるはず。

(そのまともに走れるかが大いに問題なのですが・・・)


○ベラジオオペラ

▲ロードデルレイ

ショウナンラプンタ  距離短縮が向けば

△ドゥレッツァ

△レガレイラ

△ヨーホーレイク



2025年6月14日土曜日

函館スプリントS 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「函館札幌実績」(洋芝・滞在)

「重賞実績」


ウイングレイテスト

昨年2着。

負けた相手は、後に高松宮記念を勝つサトノレーヴ。

8歳になったが、昨年は59キロで今年は58キロの分で相殺になって欲しい。

例年は日曜だったが、今年は土曜で開幕日。先行有利?


○ナムラクレア

▲カピリナ

ゾンニッヒ  2年前青函S15番枠で1着のような競馬できれば

△ジューンブレア

△カルチャーデイ

△ミリアッドラヴ



2025年6月9日月曜日

安田記念 2025 <回顧>

 ジャンタルマンタルが、朝日杯FS・NHKマイルC・安田記念と、2歳から3年連続マイルG1制覇。

(牝馬限定の2歳からの3年連続は複数あるが、牡馬の3年連続マイルG1制覇は初めてらしい)


1着 ▲ジャンタルマンタル(2人気)

2着 ☆ガイアフォース(9人気)

3着 ○ソウルラッシュ(1人気)


勝ちタイムは、1:32.7(良)。上がり34.3。


久々に週末に雨が降らない天候と思ったが、馬場状態の方は高速化せず。

土曜夕方や日曜朝に若干の雨が降ったらしい(ツイートを検索すると)。

8R1勝クラスで 1:33.5のわりには、安田記念は思ったより平凡なタイムとなった。

スローな流れになったからだろう。

昨年は、1:32.3(稍重)だった。


12.5-11.3-11.2-11.7-11.7-11.2-11.3-11.8

前半3F35.04F46.7

後半3F34.34F46.0


スローな流れ。そのわりには上がりもそれほど速くない。

あまり馬場状態が良くなかったのか?(上がりが速くなりにくい馬場)


1着▲ジャンタルマンタルは、3番手追走、直線前半は1頭だけ余裕の手応え、追い出されると伸びて完勝。

早熟懸念があったが、全くそんなことなかった。


2着☆ガイアフォースは、中位追走、直線前半は進路確保にややロスがあったが、ソウルラッシュが行った後の後ろからじりじりと伸び続けた。

2年連続4着だったが、今年は上がりが速くならない馬場が向いた分の2着だったか(自身上がりは、2年前9番手追走33.3・昨年8番手追走33.5・今年8番手追走33.9)。

初ブリンカーの効果もあったかもしれない。

吉村誠之助騎手の落ち着いた騎乗も見事。

1週前の調教タイムが出ていないことを不安視する声も見たが、これは検疫の関係で、先月28日に入厩「10日競馬」になったから。

宇治田原優駿ステーブルでしっかりと調教されていたようだ。

(個人的な馬券は、☆→◎○ワイド2点両的中。だが◎で当てたかった・・・)


3着○ソウルラッシュは、中位やや後方寄り追走(ガイアフォースの後ろ)、直線前半で射程圏に見えたが、伸びは今一つ、最後はガイアフォースにかわされた。

元々G1では少し足りない馬だったが、昨年マイルCSと今年ドバイターフを勝ったことで1人気になったが、元に戻ってしまったような結果。

前走ロマンチックウォリアーを負かした目に見えない疲れでもあったのだろうか?

それとも、東京ではこんなものなのか?

騎手の微妙な差もあるのか?


4着△ブレイディヴェーグは、中位やや前寄りの追走、直線はソウルラッシュと並んで伸びたがクビ差3着ならず。

マイルCSは案外だったが、東京マイルには対応した。

ただ、マイルはベストだろうか?


5着ウインマーベルは、2番手追走、3角から先頭に並ぶ、直線は粘った。

1400mのG1があれば。


6着シャンパンカラーは、大出遅れから上がり1位。

長く不振が続いたが、ようやくNHKマイル1着時に近づきつつありそう。


3人気△シックスペンスは、12着。

好位のイン追走、直線も最内で伸びず。

G2のスプリングS・毎日王冠・中山記念からは強い馬だと思うが、G1になると弱くなる。


5人気△ウォーターリヒトは、9着。

6人気ジュンブロッサムは、11着。

この2頭、ともに後方からそれなりに伸びたが、スローな流れと直線伸びにくい馬場が不向きだった。

それと、2頭とも東京マイル重賞1着があっても、G1実績は無かった。

昔の安田記念は何でも穴に来たが、近年の安田記念の人気薄好走馬は、G1実績馬がほとんど。


◎としたエコロヴァルツは、7着。

ゲートを出た瞬間は先頭という好スタート、徐々に位置が下がっていき。3角手前ではさまれる不利でやや後退、直線の伸びはじりじり。

結果論的にはもっと前の位置を保持すべきだったかもしれないが、直線のキレが無く、世間の評価通り(私の期待が間違っていて)東京1600は不向きということか(中山1800ベストか)。


[追記]

今年の前哨戦(マイラーズC・京王杯スプリングC)は、安田記念の前哨戦とは思えない寂しいメンバー構成(京王杯は一流スプリンターが1着2着)だったが、安田記念終わってみれば「前走海外」の5頭が1着~5着を独占。

時代が変わったということか。



2025年6月8日日曜日

安田記念 2025【予想】

 かつては平均ペース(以上)で流れるレースだったが、近4年はレース上がり33秒台。

かつては二ケタ人気もよく来るレースだったが、9年前以降は一ケタ人気ばかり。

過去の穴馬に多いのは、

「G1実績」

「5枠~8枠」


エコロヴァルツ

2走前は、シックスペンスとハナ差、ソウルラッシュに先着。

前走は、3着とハナ差。

2歳時の朝日杯では、ジャンタルマンタルと0.1差の2着。

かつては折り合い難だったが、近走はそういう所がなくなってきている。

今なら東京でも対応できると信じたい。


○ソウルラッシュ

▲ジャンタルマンタル

ガイアフォース  2年連続4着、初ブリンカー

△シックスペンス

△ブレイディヴェーグ

△ウォーターリヒト



2025年6月2日月曜日

ダービー 2025 <回顧>

 

北村友一騎手38歳、うれしいダービー初制覇。


1着 ○クロワデュノール(1人気)

2着 △マスカレードボール(3人気)

3着 ◎ショウヘイ(6人気)


勝ちタイムは、2:23.7(良)。上がり34.8。


8Rまで稍重、その後良馬場発表。

8R2勝クラスが2:23.8。10R3勝クラスで1:44.6。

これならダービーは2分22秒台になるかもと思ったが、案外。

8R10Rと比べて、実質ペース(2番手以降)が遅かった影響だろう。


12.6-11.4-11.7-12.1-12.2-12.1-12.1-12.5-12.2-11.8-11.3-11.7

前半3F35.74F47.85F60.0

後半3F34.84F47.05F59.5


2番手を先頭と仮定した場合のレース上がり3Fは、34.3。

向正面(12.1-12.1)で先頭と2番手の差が大きく開き、4角(12.2)からやや差が詰まっていった。

2番手以降は、おそらくスローからの上がり4Fスパート。


実質ペースを支配したのは、2番手追走の武豊騎手。


1着○クロワデュノールは、前半4番手、3角手前では3番手、直線はしぶとく伸び続け完勝。

何より落ち着いた気性で、騎手が思い通りに乗れるのが最大の強み。

北村友一騎手は、骨折が何か所もの大怪我から復活まで少し時間がかかった(21年後半~23年後半まで重賞勝利なし)。

苦労が報われるうれしいダービー初制覇。


昨年は安田翔伍調教師が史上最年少でダービー制覇だったが、今年の斉藤崇史調教師は同学年で7月生まれか8月生まれかの差だけ。

若手調教師の時代になっている。

(私が競馬を始めた頃は、ダービーはベテラン調教師の時代だった)


2着△マスカレードボールは、中位の外追走、直線よく伸びたが及ばず。

1着馬が完璧なのに比べ、やや器用さに欠ける分の差か、それが実力の差だけど。


3着◎ショウヘイは、前半3番手、3角4番手、直線はしぶとく伸び最後に4着馬をかわした。

G1で通用するのか半信半疑での◎だったが、G1を狙える素材であることを証明した。

きさらぎ賞当時に状態を落としたのが痛かった。順調に皐月賞を使えていれば、もっと際どかったかもしれない。

でも良く立て直してここに向けて仕上げてきた友道厩舎は見事。


4着△サトノシャイニングは、大外枠から思い切ってハナに立つ。代わりに逃げる馬が現れてからは2番手でじっとして実質ペースを支配。

直線半ばまでは1着馬に抵抗していたが、最後は伸びが鈍り3着馬にもかわされた。

大外枠とこの日の馬場傾向から、逃げを選択したのだろう。


5着エリキングは、後方追走、上がり1位33.4。

直線向いての反応は鈍いが、直線最後まで良く伸びた。

単なる休養の今年2走目(1着馬)ではなくて、骨折後の今年2走目では完調には至らなかったかも。


6着▲ミュージアムマイルは、中位の後ろ寄りの追走、直線は大外、それなりに伸びたが・・・

心配された距離適性の面が出たのだろうか?


7着エムズは、前走減った馬体の回復で精一杯だったかもしれない。

今後に注目。


8着△ジョバンニは、中位追走、直線の伸びはじりじり。

「皐月賞では目一杯に仕上げた」の調教師コメントがあったが、やや下降があったのかもしれない?

それと、イレコミひどく、NHKのパドック映像で汗がポタポタ落ちていたほどだった。

あれだと走る前から消耗していたかも。


4人気ファンダムは、14着。

2勝目が1600mのジュニアCを勝った馬だから、距離が長いか。

それと、デビューから全て間隔を開けなければいけない体質面の弱みもある。

(NHKマイルでなくダービーを選んだのは間隔が開くからという理由もある)



2025年6月1日日曜日

目黒記念 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「逃げ先行(近4年)」(過去10年は中位以前)

「前走メトロポリタンS」

「内枠中枠」(12番以内)


マイネルカンパーナ

前走は直線内で前が詰まった分の負け。

それで1着馬は今回斤量1キロ増で、この馬は斤量据え置き。

今年好調の丹内騎手に期待したい。

馬の方も、今年になって本格化してきた。


○アドマイヤテラ

▲スティンガーグラス

マキシ  昨年5月六社S1着時のデキに戻れば

△サンライズソレイユ

△マテンロウレオ

△マイネルクリソーラ



ダービー 2025【予想】

過去の穴馬に多いのは、

「先行~中位」

「今年の重賞連対」(または皐月賞3着内)

「内枠中枠」(13番以内)


ショウヘイ

前走は、先行して上がり1位、強い勝ち方だった。

きさらぎ賞の敗因は、状態面だったのだろう。

中2週のローテは他馬に比べて不利だが、中長距離に強い友道厩舎の仕上げを信じたい。

サートゥルナーリア産駒は、スロー向きの馬が多い印象。

おそらくスローになりそう?


○クロワデュノール

▲ミュージアムマイル

トッピボーン  抽選突破、2走前強い内容、折り合えれば

△マスカレードボール

△ジョバンニ

△サトノシャイニング


 

2025年5月31日土曜日

葵ステークス 2025【予想】

 昨年は、3頭とも外枠逃げ先行で波乱決着。

過去の穴馬に多いのは、

「逃げ先行好位」

「前走、橘SまたはマーガレットS」

「デビュー(新馬)が6月~8月」

「牝馬」


カワキタマナレア

昨年夏の新馬とシンガポールTC賞どちらも完勝だった。

ファンタジーSとマーガレットSは、スローに泣く上がり1位。

前走は鼻出血があったという。

前に行けないのが欠点だが、速い流れになることを願う。


○ポッドベイダー

▲ウイントワイライト

クラスペディア   小倉2歳S2着の距離

△ムイ

△カンシン

△ニタモノドウシ



2025年5月26日月曜日

オークス 2025 <回顧>

 

シュタルケ騎手、51歳でJRAのG1初制覇。


1着 △カムニャック(4人気)

2着 ○アルマヴェローチェ(2人気)

3着 ☆タガノアビー(10人気)


勝ちタイムは、2:25.7(良)。上がり34.7。


土曜夜にかなり雨が降ったようだが、驚異の水はけ、当日朝7時で稍重(ダート不良なのに)。

昼過ぎには良に回復。

9R2勝クラスで1:46.2は良水準だが、他のレースはやや時計がかかっている。

オークスもやや時計がかかった(昨年2:24.0)。


12.3-10.6-11.9-12.6-12.6-12.7-12.9-12.9-12.5-11.6-11.4-11.7

前半3F34.84F47.45F60.0

後半3F34.74F47.25F60.1

(序盤4F47.4 中盤4F51.1 上がり4F47.2)


前半3Fはわりと速かったが、中盤が緩んで、上がり3F加速。


1着△カムニャックは、中位の外追走、3~4角も外を回り、直線は大外からよく伸びた。

新馬の2000mが強い勝ち方で、アルテミスSで1人気になった馬。

(新馬は8月の中京で、暑さに強い馬かもしれない。汗かいている馬多かった)

長めの距離での友道厩舎の仕上げも見事。


2着○アルマヴェローチェは、5.6番手のイン追走、最後はわずかにかわされた。

勝ちに行く位置取りだったが、結果論的には1着馬のような中位追走が良かったかもしれない。

それと、1着馬とはイン追走と外追走の違いがある(そのあたりの馬場の有利不利はよくわからない、内が荒れていれば不利)。


3着☆タガノアビーは、最後方追走、4角最内、直線イン、これは前2週の武豊騎手がやった戦法。

藤岡佑介騎手にしては?思い切った騎乗だった。

父も母父もダート向きの血統なので、インの荒れた馬場も苦にしなかったか。

連闘後の中2週という過酷ローテも問題なかった。

フローラSでは3着タイセイプランセスの直線不利が目立ったが、5着だったこの馬も前が詰まっていた。


4着△パラディレーヌは、前寄りのイン追走、直線伸びたが、ややじり脚。

川田騎手が同期の丹内騎手のために譲ったらしい(真偽不明)。

強い馬だが、やや決め手に欠けるか。


5着△リンクスティップは、前走と違ってスタートには問題なく、後方寄りの追走。

3角から外を回ってやや位置を上げていった。

これがどうだったか?直線の伸びに影響したかも?


6着ウィルサヴァイブは、最低人気で大善戦。

1400m1600mを使っていた馬だが、気性面が成長してきたようだ。


1人気▲エンブロイダリーは、9着。

アルマヴェローチェの外の追走、直線伸びず。

距離が長いということだろうか。

オークスの距離適性は、終わってみなければわからない。

昔の話だが、ローブデコルテが勝つとは血統からは全く思えなかった。

そのローブデコルテは古馬になってからは1400m重賞を走っていた。

3歳春までは血統面で決めつけはできない。

近年ではマイラーとして活躍したナミュールが勝てはしなかったがオークス3着している。

が、今回のように結果が出てしまうと、血統通りだ、となってしまう。

一番の敗因は、掛かる気性だろう。


5人気エリカエクスプレスは、10着。

血統面は中長距離向き(父も母系も)だが、気性面が短距離向き。


◎としたレーゼドラマは、16着。

直線で加速する流れは不向き。大敗着順となったのはゴール前で不利受けたから(不利なくても11着くらい)。

陣営は逃げてもいいと言っていたが、2走前(レースラスト2F11.1-11.0)と同じような加速負け。

一定ペースで走らせるべき馬。

その意味では中山向きか。



2025年5月25日日曜日

オークス 2025【予想】

 過去10年は全て良馬場。

その穴馬に多いのは、

「1800m以上1着がある」

「その1着の自身上がりが34.9以上」(上がり速くない)

「450キロ台~470キロ台」 


レーゼドラマ

姉4頭全てが2勝以上という優秀な母(米G1馬)。その内3頭が芝2000mやダ1800mを得意とする中距離型。

スタミナに不安がない。

2走前の上がりが速いレースで完敗。

なので高速馬場なら心配だが、幸いにも?夜にかなりの雨が降りそう。

それなら通用していい、と期待してみる。

前2走関東へ2回輸送していて、輸送の心配がない関西馬というのも安心材料。


○アルマヴェローチェ

▲エンブロイダリー

タガノアビー  連闘後の中2週という無茶なローテだが、そのタフさ魅力。

△リンクスティップ

△パラディレーヌ

△カムニャック



2025年5月24日土曜日

平安ステークス 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2000m(以上)実績」

「内枠中枠」(12番以内)


タイトニット

前走は重賞初めての出走で2着。

本格化しつつあるのではないだろうか。

15番枠は一見痛いが、京都ダ1900mは最初の直線長いので、本来外枠はそれほど不利でないはず(と思いたい)。


○ブライアンセンス

▲ロードクロンヌ

レヴォントゥレット  前走案外も距離短縮で期待

△ジンセイ

△メイショウハリオ

△アウトレンジ



2025年5月19日月曜日

ヴィクトリアマイル 2025 <回顧>

 


1着から4着まで、同タイムの接戦。


1着 ○アスコリピチェーノ(1人気)

2着 △クイーンズウォーク(4人気)

3着  シランケド(7人気)


勝ちタイムは、1:32.1(良)。上がり35.3。


雨の影響が残り、(超高速に比べれば)若干時計がかかる良馬場。

この馬場なら標準的だろう。


12.2-10.6-11.1-11.5-11.4-11.3-11.9-12.1

前半3F33.94F45.4

後半3F35.34F46.7


表面的にはハイペースだが、大逃げに近い逃げだったので、2番手以降はこれほど速くないペース。

2番手追走馬を先頭と仮定した場合のレース上がり3Fは「34.5」。

2番手以降は、ほぼ平均ペースだろう。


<各馬の自身前後半3F

1着馬 36.0-33.3

2着馬 35.7-33.6

3着馬 35.9-33.2

4着馬 35.4-34.1

5着馬 33.9-35.4

逃げ馬以外は、末脚の切れ味勝負になっている。


このレースは、Bコースへの変更週で、例年は内先行有利になりやすい。

が今年は、開幕週から外差しが決まっていて、Bコース変更でも外差し有利のままだった(むしろより外有利になった、土曜雨で使った影響があったか)。


1着○アスコリピチェーノは、後ろから2番目の追走、直線向いて残り2F地点でもほぼ最後方、そこからの大外一気の伸びがすごかった。

今までにない前半の行きっぷりの悪さだったが、今までにない直線のすごい伸びだった。


2着△クイーンズウォークは、中団スタート、3角までに後方に下がる。

直線大外から伸びたが、わずかに及ばず。

距離を心配されて4人気にとどまったが、クイーンC1着があり問題なかった。

左回りの方が良さそう。


3着シランケドは、後方追走、直線向くときは最後方、直線は馬場の真ん中を狙うが、進路が開かない。

進路が開いてからは、すごい伸び。

2走前に上がり速い新潟で上がり33.0を記録しているが、東京で上がり33.2を記録できるほど成長している。

G1勝利を狙える所まで来ている。

デムーロ騎手はゲートの出遅れがこわい騎手だが(◎にしにくい)、この馬に関してはわりと普通に出る。


4着△アルジーヌは、中団追走、4角までに若干位置を上げていき、直線向いた後は3番手、最後まで伸びたが上位3頭にわずかに負けた。


5着アリスヴェリテは、引き離した逃げで見せ場十分。

もう少しでミナレットの再現だった。


2人気▲ボンドガールは、16着。

最後方追走、直線は最内、さっぱり伸びず。

ゲート出た時つまずいたし、道中は掛かっていた。

気性の難しい面が出てしまった。


3人気△ステレンボッシュは、8着。

中位のイン追走、直線はじりじりとした伸び。

距離が合わないのか?本調子に欠けるのか?ピークを越えてしまったのか?


◎としたサフィラは、13着。

能力が通用しなかった。

-10キロは想定外だったが・・



2025年5月18日日曜日

ヴィクトリアマイル 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「好位中位」(後方でない)

「左回り実績」

「前走負け0.4差以内」

「前走自身上がり3位以下」(1位2位でない)


サフィラ

サラキアの半妹、サリオスの全妹という血統。

2歳時のアルテミスSでチェルヴィニアの2着。

阪神JFでは1番人気だった(4着)。

前走の馬体重は、アルテミスS・阪神JF時と比べて+22キロ。

馬体の成長でようやく本格化してきた。

このレース、前走1着馬の成績は良くないが、前走以上を期待してみる。


○アスコリピチェーノ

▲ボンドガール

ソーダズリング  前走6着も0.3差。転厩2走目、鞍上2走目

△ステレンボッシュ

△クイーンズウォーク

△アルジーヌ



2025年5月17日土曜日

新潟大賞典 2025【予想】

 今年は1週遅くなった。

過去の穴馬に多いのは、

「逃げ~中位」

「二ケタ馬番」(中枠~外枠)

「左回り実績」


ボーンディスウェイ

外枠から前の方に行って粘ることに期待したい。

5勝中4勝が2000m。

4走前のオクトーバーS(左回り2000m)のような競馬が理想。


○レガーロデルシエロ

▲ディマイザキッド

ショウナンアデイブ  6歳で充実、前走1着馬の次走はマイラーズC1着

△サブマリーナ

△サイルーン

△オールナット



2025年5月12日月曜日

NHKマイルC 2025 <回顧>

 

大波乱。


1着  パンジャタワー(9人気)

2着 △マジックサンズ(3人気)

3着  チェルビアット(12人気)


勝ちタイムは、1:31.7(良)。上がり35.3。


土曜は稍重でレコードが出た高速馬場。

1分31秒台となったのは、過去10年で2021年シュネルマイスター1:31.6の年だけ。

過去10年で2番目に速い。

(なお、レースレコードは2010年ダノンシャンティ1:31.4)


12.3-10.4-10.7-11.2-11.8-11.9-11.6-11.8

前半3F33.4 4F44.6

後半3F35.3 4F47.1


逃げ馬不在でスローが予想されたが、意外にも超ハイペースになった。

これが、波乱の要因だろう。

1着3着が中団追走、2着が後方追走。

人気を裏切った1人気2人気馬は、前に行っていた。


逃げ馬不在で、これほどのハイペースになるとは、ほとんどの人が予想できないだろう。


1着パンジャタワーは、中位の外追走、直線は大外から伸びた。

東京の京王杯2歳Sを上がり1位で勝った馬だから、勝たれても不思議はないが・・

朝日杯12着の敗因がはっきりしなかった。

それで、距離が長いのでは?とみんなが思ってしまう。

終ってみれば、問題なかった。

1週前調教で、セイウンハーデスと併せて追走先着CW77.4-63.2-11.1というすごいタイムを計時している。

今年1回使って、その後間隔を取って十分に(距離対策の)調教する理想のローテに結果的になった。


昨年の10人気3着ロジリオンも、前走ファルコンS2人気、京王杯2歳S2着という似たローテと実績だった。


2着△マジックサンズは、後ろから2番手の追走、4角で最内回ることにより直線前半で早くも射程圏、最後まで伸び続けた。

さすが武豊騎手、難しい気性の馬をテン乗りで能力を発揮させた。

展開が向いたが、馬の方も初めてのマイルの忙しい競馬によく対応した。

個人的には、ダービーに出走して欲しかったが、皐月賞の1着2着馬が同じサンデーレーシングなので、ここ出走となったのだろう(ダービー出走できるかはボーダーラインだったし)。


3着チェルビアットは、中位のイン追走(外に1着馬)、直線前半は前が詰まり気味、最後までよく伸びた。

前走桜花賞はごちゃついた不利を受けていたが、前2走と違って中位追走できたのが良かった。

ショウナンパンドラの半妹で、一族にはステイゴールド(伯父)やレクレドール(伯母)などがいる良血。

晩成型が多い血統(上記一族3頭は3歳秋以降に本格化)。

秋は主役級になるかもしれない。


4着モンドデラモーレは、好位~中位の追走、直線伸びたが3着内3頭にわずか及ばなかった。

ハイペースで1着3着馬の追走位置が最適だったので、その少し前の追走の分の負けかもしれない。


5着△ランスオブカオスは、好スタートで最初はハナ、その後は4番手くらいの追走、最後はハイペース前追走の分の負けだろうか。

吉村誠之助騎手、勝ちに行く競馬で精一杯頑張ったと思う。

馬の方も、展開不利馬の中で一番粘っている。


6着サトノカルナバルは、中位の1着馬の直後の追走、直線はじりじりとしか伸びなかった。

遺伝子検査の通りの短距離向きなのか?


7着△マピュースは、1着馬の後ろの追走で、直線の伸びはじりじり。

桜花賞回顧でも書いたように、父産駒はダートの勝利数の方が多いし、母はダートで4勝。

高速馬場は向かないか。

それと、前2走とも目一杯走っているので、上昇度もなかった。


1人気○アドマイヤズームは、14着。

前に行けることが、今回は思わぬハイペースで裏目に出た。

朝日杯と真逆な流れだった。

それでもG1を勝つくらいの馬なら、もう少し粘って欲しかったが(5着くらいに)。

落鉄の影響なのだろうか?


2人気▲イミグラントソングは、11着。

この馬も前に行ったことで展開不利(でも強い馬なら5着くらいに粘って欲しかった)。

前走のように差す競馬の方が向いているのか。


◎としたアルテヴェローチェは、13着。

スローになった場合に届かずを心配していたら、ハイペースで直線伸びず。

高速競馬は不向きということだろうか。



2025年5月11日日曜日

NHKマイルC 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「差し追込」

「前走2着~5着」

「前走ニュージーランドTまたはチャーチルダウンズC(旧アーリントン)」


アルテヴェローチェ

このレースは、なぜか前哨戦の1着馬より負けている馬の方が好走しやすい。

ということで、前走チャーチルダウンズCの2着3着馬を◎☆にします。

前走は、出遅れが痛かった、3~4角で外を回るロスもあった。

東京1600のサウジアラビアRCは強い勝ち方で、朝日杯は1人気だった。

その朝日杯はテンションが高かったのが敗因の一つで、当日輸送が無い東京の方が落ち着けるかもしれない?

佐々木大輔騎手と須貝厩舎は強い結びつきがあり、マジックサンズより先に今回の騎乗は決まっていたはず。佐々木騎手は全国7位。


○アドマイヤズーム

▲イミグラントソング

ミニトランザット  3年前18人気3着カワキタレブリーの杉山佳厩舎

△ランスオブカオス

△マジックサンズ

△マピュース



2025年5月10日土曜日

京都新聞杯 2025【予想】

 このレースは時期に変更が無い(ダービーまで中2週)。

過去の穴馬に多いのは、

「前走4着~6着くらい(2走前連対)」

「前走1着なら2000m以下」

「父キズナ」


コーチェラバレー

新馬の内容は、いい脚を長く使うタイプに見える。

前走は、キャリア1戦で、1着2着馬とはキャリアの差があった。

このレース、2年前の7人気3着馬、昨年の8人気1着馬と5人気2着馬、これ全てキズナ産駒。

今年もキズナ産駒の穴を期待したい。


○トッピボーン

▲エムズ 

ロットブラータ  京都の方が粘り増す?

△キングスコール

△ネブラディスク

△デルアヴァー



エプソムC 2025【予想】

 例年より5週早くなった。

安田記念と宝塚記念(今年は安田の翌週)の前哨戦にする意図だろうか。

過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」         

「東京実績」

「逃げ先行」

「関東馬」


セイウンハーデス

左回り重賞の新潟大賞典1着がある。それが不良馬場だったので道悪も大丈夫。

東京は、この時期のプリンシパルS1着がある。

長期休養明け後の前2走は坂路のみの調整。今回は1週前にCWで追えている。

本領発揮を期待したい。


○ドゥラドーレス

▲ダノンエアズロック

キョウエイブリッサ  勢いありG3なら。朝日杯4着ある。

△デビットバローズ

△シュトラウス

△コントラポスト



2025年5月5日月曜日

天皇賞(春) 2025 <回顧>

 昨年菊花賞の2着・5着・4着馬の3頭での決着。


1着 ○ヘデントール(1人気)

2着  ビザンチンドリーム(6人気)

3着 △ショウナンラプンタ(4人気)


勝ちタイムは、3:14.0(良)。上がり35.7。


並の高速馬場。

昨年が 3:14.2。

それ以前の記録は馬場が改修されているので、単純比較できない。

(改修前よりややタフな馬場になっている印象)


13.0-11.4-12.0-12.2-12.1-12.0-12.3-12.9(1角)-12.5(2角)

-11.8-12.2-12.1-11.8-12.2-11.8-11.7


前半3F36.44F48.65F60.7

後半3F35.74F47.55F59.6


1角2角を除けば、最初から最後まで、ほぼ平均ペース。

長距離でありがちな中盤の緩みが無い。

速く逃げる馬はいないが、スローの瞬発力勝負を避けたい先行有力馬が緩みを作らなかった。


1着○ヘデントールは、中位のイン追走、3~4角で外へ、直線は良く伸び、2着馬に迫られても完勝。

馬も強いが、レーン騎手もスムーズなレースぶり。


2着ビザンチンドリームは、やや出遅れたこともあって最後方追走、3~4角でも圏外に下がった4頭以外では最後方、直線は良く伸びたが及ばなかった。

前走の海外1着は、この馬としては見たことがないスムーズなレースぶりだったが、個人的には半信半疑だった。

でも成長して強くなっているようだ(特に気性面)。


3着△ショウナンラプンタは、後方追走スタート、正面スタンド前で中位に上がる、3~4角で1着馬と並び、外から先に上がっていき、直線前半は先頭、最後は前2頭に伸び負けた。

前走は案外だったが、武豊騎手にとっては前走が試走だったのだろう。

G1では能力が少し足りない、または少し距離が長いか。


4着▲サンライズアースは、前半5番手追走、2角で早くも池添騎手の手が動き位置を上げようとする、向正面でムチ一発、3角でも手が動き先頭に立とうとするが立てず、直線は伸びずバテず。

気難しい面が出たようだ。

池添騎手によると、

「正面スタンドでハミが抜けてしまって、ずっと気合を入れながら促さないと止まってしまう感じでした」


5着◎マイネルエンペラーは、スタートで前に出していき、向正面からは先頭、直線は鈍ったが5着に残った。

個人的には楽しめる騎乗に満足。

G1で通用する能力が足りなかったが、力をつけている最中なので、来年は3着内あるかもしれない。


6着△ジャスティンパレスは、やや出遅れたこともあって最後方に近い後方追走。

向正面でまくり3角までに位置を上げた。

そのせいか、直線はあまり伸びなかった。

向正面のラップが、11.8-12.2-12.1。

ここが緩んでいればまくりは有効だが(12.8とか13.0とか)、緩んでおらず、ここで脚を使ってしまってはダメだった。

それと、末脚がキレない馬ならわかるが、この馬はメンバー中上位の末脚のキレを持つ馬だけに、もったいなかった。

ただ、近走それぞれ敗因はあっても、能力がピークアウトしている懸念は残ったままで、結論はまたも次走に。


5人気△ブローザホーンは、8着。

中位のイン、1着馬の後ろを追走、直線伸びず。

昨年2着 3:14.5 自身上がり34.6

今年8着 3:15.9 自身上がり37.0

この馬は、ピークアウトしてしまっているのか。

【追記】(7日)

右前脚の繋靱帯炎を発症していることが判明との事



2025年5月4日日曜日

天皇賞(春) 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2200m~2500m重賞連対実績」

「先行好位」

「6歳以上」

「8番以内」


マイネルエンペラー

前の方に行って粘り込む。

ディープボンドに近いイメージ。

距離延長も、ユーバーレーベンの全弟という血統や掛からない気性から問題なさそう。

丹内騎手は、今年全国リーディング2位。


○ヘデントール

▲サンライズアース

シュヴァリエローズ  良馬場なら

△ジャスティンパレス

△ブローザホーン

△ショウナンラプンタ



2025年5月3日土曜日

ユニコーンS 2025【予想】

 昨年から東京ダービー(大井6月)の前哨戦という位置づけになった。

昨年の12人気4着馬は、

「京都ダ1800m1着あり(新馬)」

「前走OP特別5着」

「2走前1勝クラス上がり1位(2着)」

「芝に出走あり」


ヒルノハンブルク

坂井騎手が新馬からずっと乗っているというのは期待の表れか?

この馬の記事を検索してみると、武英師が「ふざけている感じで直線しか走っていない」「まだ底が見えていない」と期待が大きそう。

今回は初ブリンカーの効果があるかもしれない。

この馬の母は、芝で3勝(2200m2勝、2400m1勝)。

1900mや時計が速い重ダートは合いそうに思える。


○クレーキング

▲メイショウズイウン

ベルベルコンパス  前走3人気、今回初ブリンカー

△カナルビーグル

△テスティモーネ

△ヴィリアリート



2025年5月2日金曜日

京王杯スプリングC 2025【予想】

 例年より2週早くなった。

安田記念まで中2週が中4週になった。

だが、頭数は揃わず、12頭と少なめ。

過去の穴馬に多いのは、

「東京実績」「左回り実績」

「1400m実績」(特に東京1400)


カンチェンジュンガ

2走前の末脚再現に期待したい。

その2走前は外差し向きの馬場に恵まれたのは確かだが、それにしても見事な末脚だった。

高速馬場なら無理かもしれないが、雨が降ったのは好材料。

2走前は16番枠だったし、大外枠も外差しなら好枠。

ただ、もし内から乾く馬場になると・・・


○ママコチャ

▲レッドモンレーヴ

スズハローム  昨年3着

△ロジリオン

△トウシンマカオ

△シャドウフューリー



2025年4月27日日曜日

マイラーズC 2025【予想】

 今年のメンバーは、G2でなくG3でもなく、L(リステッド)と思える。

過去の穴馬に多いのは、

「逃げ先行」

「1600m実績」

「直線平坦実績」(京都・小倉)


エアファンディタ

この程度のメンバーなら、この馬は実績上位。

リステッドを2勝している。

リステッドでは60キロを背負っての0.2差3着もある。

その3走の自身上がりは、33.3・33.0・33.1。

スローペースの高速上がり向きの差し馬。


○ジュンブロッサム

▲セオ

ホウオウリアリティ  前走セオと0.1差

△ニホンピロキーフ

△ロングラン

△ミスタージーティー



フローラS 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走フラワーC4着~6着」

「前走マイル重賞大敗」

「前走1勝クラスで負け」 


エンジェルブリーズ

前走は既走馬相手に初出走で勝利。

ゴール前はおさえる余裕の勝ち方。

かなりの素質はありそう。

問題はキャリア1戦だが、前走は16頭の多頭数での好位追走で道中接触もあっての勝利。

重賞でもやれるのでは?


○ヴァルキリーバース

▲ゴーソーファー

ドーギッド  長く脚を使う、東京は合いそう

△エストゥペンダ

△ブラックルビー

△ロートホルン