2025年12月15日月曜日

阪神JF 2025 <回顧>

 今年は、重賞1着馬の出走がゼロだった。

勝ったのは、牡馬相手の重賞の2着馬。


1着 △スターアニス(2人気)

2着 △ギャラボーグ(4人気)

3着  タイセイボーグ(6人気)


勝ちタイムは、1:32.6(良)。上がり35.3。


未明から早朝あたりに雨が降ったが、稍重スタートで5Rから良に回復。

1:32.6は、阪神JF過去最速の2年前とタイ


12.4-10.5-10.8-11.6-12.0-12.0-11.4-11.9

前半3F33.74F45.3

後半3F35.34F47.3


速いペースとなった。

向正面追い風・直線向かい風なので前傾にはなるので、実質的にはこの数字ほど速くはない。

4角から直線入口で12.0-12.0とペースが落ち、ここで馬群が一気に縮まった。


1着△スターアニスは、好位スタートだったが、前に行く馬が速く、中位に控える。

直線は、外からよく伸びて完勝。

母エピセアロームは、このレース2人気8着だったが、この馬はマイルでも問題ないようだ。

前走牡馬相手の重賞を経験したことも生きた。


2着△ギャラボーグは、後方寄りの追走、4角から直線向くときに最内を通り、ここで一気に先頭との差が縮まり、上がり1位。

荒削りながらキャリア1戦でこの内容は、今後も楽しみ。


3着タイセイボーグは、前寄りの追走で、積極的に正攻法の競馬。

上2頭に少し及ばなかった。

+16キロで、前走からの成長が大きかったようだ。


4着スウィートハピネスは、後方寄り追走、直線はしぶとく伸びた。

中1週なのに、よく走った。

高杉騎手も、マイルCS15人気3着に続き、G1での騎乗が見事。

前2走は下級条件で内回りだったが、外回りの方が向くタイプ。


5着○アランカールは、ゲートの出は悪くなかったが、その後が進んでいかず(進ませず?)最後方、ポツン追走となった。

3角後半から一気に外から位置を上げていく。

そのわりには、直線向いても後方。

直線はじりじり伸びたが及ばず。

前2走が少頭数でのスロー追込み勝ちの不安が、モロに出てしまった。

(前走自身前半37.0、今回自身前半36.4)


6着▲アルバンヌは、出遅れ、ほぼ最後方、3~4角で最内を回り、2着馬の直後になる。

直線は、2着馬が中寄りに進路をとったのに対し、この馬は最内へ進路をとり、前が詰まる。

前が詰まらなかったら何着だったかわからないが、それ以前に-16キロは何故?

1週前に美浦で追ってから栗東入りしたのが中途半端だった?(もっと早くから栗東入りすべきだった?)


5人気△マーゴットラヴミーは、8着。

好位に控える競馬で、直線前半は詰まるも伸びかけたが、直線後半は伸びなかった。

前走は逃げて上がり1位だったが、前半35.3の緩いペースだった。

それと、前走は京都内回り、今回は阪神外回りだった。

中1週の影響もあったかもしれない。


◎としたヒズマスターピースは、15着。

他馬にからまれたこともあり、ペースが速くなり、直線さっぱり伸びず。

過去3戦すべて逃げでは、G1では厳しい(さらにテン乗りではより厳しい)。

◎にしたのが間違いでした。

馬体が絞れた前走からさらに-8キロも、余力が無かったか。



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