2024年12月31日火曜日

予想の成績 2024

 

今年のブログ予想の成績は以下の通りとなりました。



<ブログ予想の年間回収率


(予想の印の通りに均等買いとして集計しています)


予想全130レース(発走除外は購入額から除外)


◎の単勝 62% 的中5回 (昨年72%・4回)

◎の複勝 86% 的中27回 (昨年62%・17回)

馬連◎→○▲☆△ 46% 的中14回 (昨年48%・7回)

3連複◎-○▲-○▲☆△ 51% 的中13回 (昨年85%・8回)

ワイド◎→○▲ 126% 的中22回 (昨年57%・12回)


☆の複勝  67%(8620/12900)的中12回 (昨年70%・10回)


◎の全成績 [5-11-11-103](130レース)


今年は、◎の3着内が、このブログとしては多くなりました。

その分、複勝回収率が86%となり、ましな結果となりました(複勝の平均回収率は約80%)。


ワイド(◎→○▲)が、126%という高回収率となりました。

この理由は、今年は◎が3着内に来た時に、○や▲が相手となることが多かったからです。

そのせいで、馬連や3連複は、昨年より的中数が増えているのに、逆に低回収率となっています(均等買い集計のため)(私の○▲は、1人気か2人気が多い)。

ワイドは、相手○▲の両的中も多かったのに対し、

馬連・3連複は、相手が○▲で低配当、もしくは相手無印でハズレ、といったことが多かったです。


ということなので、来年もこのブログのワイドが儲かると期待してはダメです。

たった130レースの集計なので、偏りが出るのです。



<ブログ開設後の◎の複勝回収率>


2006年 108%

2007年 132%

2008年 113%

2009年  74%

2010年  80%

2011年  64%

2012年  97%

2013年  75%

2014年  80%

2015年  93%

2016年  38%

2017年  71%

2018年  62%

2019年  97%

2020年  75%

2021年  77%

2022年  74%

2023年  62%

2024年  86%


よくもまあ、こんなに長くブログ予想を続けてきたものです。



<今年の雑感>


昔は、新聞の印や新聞所属の予想家がオッズを動かしていました。

今は、ユーチューバーがオッズを動かしている時代になっています。

えらく穴人気しているなと思ったら、人気のあるユーチューバーが◎にしている。


このブログとしては、ユーチューバーのせいで過剰穴人気になっている馬を避けて、◎を決定したりしています。

一般ファンが形成するオッズと、ユーチューバーのせいで動くオッズ、の両方と戦っている状態です。


ユーチューバーのせいで動くオッズの例を一つ示しましょう。

今年のカペラS

ワイド 9-14は、最終4番人気になっています。

しかし、馬連 9-14は、12番人気なんですよね(単勝4人気と7人気の組み合わせ)。

これは、某ユーチューバーS氏が、ワイド一点買いの動画をあげているからです(日曜朝は1人気だった)。

結果は、2着4着で惜しかった。


票数の多いG1だとG3ほどには、ユーチューバーの影響が少なくなります。

競馬系で今最も人気がある?某ユーチューバーN氏が、無料動画ではG1しか◎を明かさないのもそのせいでしょう。

(N氏は、広陵高校野球部N監督の息子さんらしい。工藤チームの投手として登板し、イチローチームのイチローとの対決動画には驚いた)


その他のユーチューバーもオッズに影響を与えているようです。

それに加えて、締め切り直前に影響を与えていると思われる「AI」。

大変な時代になったものです。


時代についていくのに精一杯ですが、何とか頑張って穴予想を続けていきたいと思っております。

それでは、読者の皆さん、良いお年を!



2024年12月29日日曜日

ホープフルS 2024 <回顧>

 

1着 ○クロワデュノール(1人気)

2着 △ジョバンニ(6人気)

3着  ファウストラーゼン(17人気)


勝ちタイムは、2:00.5(良)。上がり35.5。


この日は、先週よりは若干時計がかかる馬場。

過去最速の昨年2:00.2よりはやや遅いが、昨年よりペースは遅かった。


12.6-11.1-12.3-12.7-12.7-12.0-11.6-11.7-11.9-11.9

前半3F36.04F48.75F61.4

後半3F35.54F47.15F59.1


スローな前半だが、上がり5Fは平均的。


最後方付近にいたファウストラーゼンが一気に上がっていったのが、12.0の所。

そのせいで、次の1Fが11.6と速くなった、


1着○クロワデュノールは、好スタートで最初好位追走、向正面前半では中位追走、3着馬が一気に上がっていくとその後を少し追いかけて3角4番手、直線は危なげなく完勝。

強すぎる。前走は仕上がり途上で着差がつかなかったが、今回はG1で完勝。


北村友一騎手は、G1は4年前宝塚記念クロノジェネシス以来の勝利。

(斉藤崇史厩舎とのコンビはクロノジェネシスと同じ)

3年前の落馬で、骨折箇所多数という重傷。

2年前復帰後は、2年前と昨年は重賞0勝、でも今年はこれで重賞7勝と復調した。

その苦労がインタビューの涙に表れていた。


2着△ジョバンニは、中位のイン追走、上がり1位。

キレないが、いい脚を長く使うイメージ。

3走連続2着だが、前2走の相手(エリキング)も今回の相手も強すぎた。


3着ファウストラーゼンは、スタート後少ししてから両側から挟まれ接触後退、最後方付近を追走。

前半5F通過を合図としたかのように突然一気に上がっていき、逃げていた馬と並走。

直線は粘りに粘って3着。

前走の2着馬は次走4着、3着馬は次走5着。

これは全く予期できない大駆け。

前走未勝利1着のレース上がり4Fのラップが、11.5-11.7-12.5-12.7。

スタミナを生かす競馬が合っているということだろうか。

最初の挟まれ後退の不利がなければ、2着だった可能性もある。

3戦目で初ブリンカーだった。


2年前14人気1着ドゥラエレーデ

昨年13人気3着サンライズジパング

今年17人気3着ファウストラーゼン

このレースの大穴は「決め手に欠けるスタミナ型先行馬」(そして関西馬)。

といっても今回の3着馬があんな競馬をするとは予想できないが・・・


4着ジュタは、やや前よりの追走から伸びた。

キャリア1戦で、この内容は上々だろう。


5着◎クラウディアイは、2着4着馬と同じような競馬だったが、直線はその2頭に伸び負けた。

上位人気馬(2人気~4人気)は凡走してくれたが、この馬の能力が足りなかった。


2人気▲マジックサンズは、16着。

折り合いを欠く追走で、3角で早くも後退し始めた。

過去2走は難しいタイプに見えなったが、気性面の悪い所が出てしまった(2歳G1でありがち)。

それと、2週前の調教タイムが抜けていた。

順調な調整過程ではなかった点も出たか。


3人気△ピコチャンブラックは、13着。

3番手追走、この馬も3角あたりから下がり始めた。

前走の1着馬は、今回4人気11着。

前走の3着馬は、次走1人気4着。

前走の4着馬は、次走2人気6着。

アイビーSのメンバーレベルが低かったのか。

タイムの見た目は良かったが・・・


4人気△マスカレードボールは、11着。

大外枠から後方追走、直線の伸びは平凡。

過去2走が、違う時期に新潟・東京ということは、左回り向きということだろうか。

でも右回りが不向きだとしても負け過ぎだが・・・


今年の2歳G1の3つのレースは、例年にも増して上位人気馬の凡走が多かった。

前走までの強さをG1になると発揮できない馬が多かった。



2024年12月28日土曜日

ホープフルS 2024【予想】

 昨年1着レガレイラ

昨年2着シンエンペラー

G1となって過去7年、2年前3頭全て穴馬を除けば、穴馬は3着が精一杯。

過去7年の穴馬に多いのは、

「キャリア3戦以上」


クラウディアイ

2歳G1は自滅する馬が多い(掛かったり気性面)。

自滅する馬が多ければ、この馬が浮上してくると期待してみたい。

新馬は好位追走、前走重賞は後方追走、この2戦の内容からは自滅しにくいタイプではないだろうか。

とりわけ前走は、1角手前で狭くなったり、直線は馬群の中で伸びている。

いい経験になったのではないだろうか。

新種牡馬サートゥルナーリアは、このレースを勝っている。


○クロワデュノール

▲マジックサンズ

ジュンアサヒソラ  前走全体タイム速くかつ上がりも速い

△マスカレードボール

△ピコチャンブラック

△ジョバンニ



2024年12月23日月曜日

有馬記念 2024 <回顧>

 ハナ差でレガレイラの勝利。


1着  レガレイラ(5人気)

2着  シャフリヤール(10人気)

3着 ○ダノンデサイル(2人気)


勝ちタイムは、2:31.8(良)。上がり35.2。


今年は、この時期としては速い馬場(9R2勝クラスで2:32.2)。

スローな流れだったので、馬場にわりには遅いタイムとなった。


6.8-11.7-12.9-12.4-12.4-13.3-12.4-12.0-11.3-11.4-11.6-11.5-12.1

前半5F62.9(映像表示)

後半5F57.94F46.63F35.2


風が、かなり強かったらしい(直線向かい風)。

最速区間が、向正面~3角(11.3-11.4)となっている。

9Rも向正面が速くなっているので、風の影響は結構あったようだ。


直線は向かい風だから、上がりは速くなりにくい。

スローだけど、早めスパートと強風の影響で、直線はタフさも必要(という特殊な流れ)。


1着レガレイラは、若干出遅れたがスッと好位追走、1週目正面スタンド前は好位馬群に囲まれ、風の影響最小限。

4角では1頭だけ抜群の手応え、直線はシャフリヤールとずっと叩き合いでハナ差競り勝った。

デビューからずっと1人気でダービーだけ2人気、今回は5人気に下がったが見事な勝利。

前に行けないことが課題だったが、前走は中位追走出来たがルメール騎手のアセリ?により直線挟まる不利。

今回は、今までの人気裏切りが噓のようにスムーズだった。

秋3走目で一番状態も良かったのだろう。

(個人的には見限り無印にしたのは失敗、過剰人気だと思った)


2着シャフリヤールは、若干出遅れで逃げ作戦消滅、やや後方追走、向正面に入るとやや位置を上げる。

4角で大外から仕掛けていき、直線はずっとレガレイラとの叩き合いでハナ差の負け。

ずっと外を回っていたので、内容は勝ちに等しく強い内容。

昨年5着だったが、香港まで行って主催者側の判断で出走取り消された後、帰国後中山入厩での調整で万全じゃなかった(外国馬のような出走過程)。

今年は、万全調整で見事に能力を発揮した。

ルメールデムーロ騎手は、前走で直線前が壁の不利で、藤原師に謝罪したという。今回は完璧な騎乗だった。

予想文でも書いたが、

最近は、枠順が完全にオッズに反映される(というかむしろ過剰に反映される)

そう書いておいて、この馬を◎か☆にせず無印にした私・・・

大外枠のせいでハナ差や1馬身くらいの負けはあるが、大外枠のせい「だけ」で大きく着差がつくというようなオッズになってしまっている。


3着○ダノンデサイルは、最初から逃げる気でハナに立ちペースを支配する。

1週目正面スタンド前は先頭なので、向かい風の影響が大きいはず。

直線よく粘っていたが、最後にかわされた。


4着△ベラジオオペラは、最初から最後までダノンデサイルの2番手追走で、そのままの位置関係でゴール。

ダノンデサイルとほぼ互角の内容だが、斤量は年齢差で2キロ重かった。


5着△ジャスティンパレスは、ゲートの出は良かったが前半の追走力がなく、中位やや後方寄りの馬群の中。

3~4角では加速できず後方になり、仕方なく直線向く時に内へ進路を取ったが、伸び今一つ。

スローだと能力発揮できない(というかスローだとこの程度の能力)。


6着▲アーバンシックは、出遅れ、その後最内から進出し中位追走。

4角で最内をすくい、射程圏内、でも直線あまり伸びなかった。

出遅れのせいなのか?菊花賞の反動なのか?(1週前併せ遅れ)

菊花賞は強そうに見えたが、2着3着馬が前走条件クラスを勝ったばかりのステイヤーで強くなかったという面もある?


7着△ローシャムパークは、折り合いに苦労する馬で、特に向正面は制御がつかない状態だった。

それでいて、この着順着差だから、気性面の問題が解決されれば、G1制覇がありうる馬。

が、その解決が難しそう。


8着◎スタニングローズは、好位追走、直線はあまり伸びなかった。

牡馬相手のG1実績が無かったということか。

前走騎乗していたCデムーロ騎手がシャフリヤールの方に乗った、ということを重視すべきでした(反省)。


14着スターズオンアースは、川田騎手の正直なコメント通りの結果になってしまった。

追い切り直後の川田騎手の悲観的なコメントは、一斉に全て削除されたらしい。

その情報を知らない人は、買ってしまったかもしれない。


有馬記念は終わってしまったが、まだ一つG1が残っている(28日)。



2024年12月22日日曜日

有馬記念 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「G1実績」

「秋3走目」

「一ケタ人気」


スタニングローズ

枠順のせいか?思ったより人気がない。

最近は、枠順が完全にオッズに反映される(というかむしろ過剰に反映される)。

前走の2着馬ラヴェルは近走不振で人気薄だったが、次走でG3とはいえ牡馬相手に完勝している。

この馬も秋華賞を勝った後不振が続いたが、前走で復活したと解釈したい。

中山は、フラワーCと紫苑Sを勝っていて好相性。

13番枠は不利だが、ドウデュースの取消によって、内から12番目のゲートとなる。

1頭でも減ったのは幸運なこと。

問題は、前走のCデムーロ騎手のような積極的な騎乗をムーア騎手ができるかどうか。


○ダノンデサイル

▲アーバンシック

ブローザホーン  中山2500m2勝、秋3走目で変身期待

△ベラジオオペラ

△ジャスティンパレス

△ローシャムパーク



2024年12月21日土曜日

阪神カップ 2024【予想】

 今年は京都外回り(例年は阪神内回り)。

過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」

(特に、古馬1400m、2歳秋~3歳春の1600m)


ソーダズリング

1400mの京都牝馬Sで、斤量差1キロあったとはいえナムラクレアに勝っている。

夏負けで出走がここまで延びたらしいが、休養明けでも走れそうなタイプ。


○ウインマーベル

▲ナムラクレア

アサカラキング  阪急杯2着のように逃げること出来れば

△セリフォス

△ママコチャ

△ダノンマッキンリー



2024年12月16日月曜日

朝日杯FS 2024 <回顧>

 

今年は混戦かと思っていたら、終わってみれば強い馬が圧勝。


1着から4着まで、1番~4番。


「前走京都・非重賞1着馬のワンツースリー」


1着 △アドマイヤズーム(5人気)

2着 ▲ミュージアムマイル(2人気)

3着 ☆ランスオブカオス(9人気)


勝ちタイムは、1:34.1(良)。上がり33.7。


先週の阪神JF1:33.4より遅いが、これはペースが全然違うから。

阪神JF 前半34.2上がり34.9

朝日杯FS 前半35.4上がり33.7

全体タイムが遅いから低レベルということはないだろう。

ただし、4着以下のレベルは疑問(スローなのに着差あり過ぎ)。


12.4-10.8-12.2-12.6-12.4-11.8-10.9-11.0

前半3F35.44F48.0

後半3F33.74F46.1


逃げ馬不在で、かなりのスロー。

上がり2F10.9-11.0と極端に上がりが速い。


普通こういう流れだと、着差がつかない入線になる。

ところが、

1着アドマイヤズームと5着アルテヴェローチェの着差が、1.3秒もある。

5着と15着の着差は0.9秒内におさまっている。


2番手追走だった1着馬が、上がり1位

3角3番手に押し上げた2着馬が、上がり2位

中団追走だった3着馬が、上がり3位


これは、4着以下の差し馬は展開面だけを言い訳にできない。

こんなスローな流れでありながら、着差がはっきりと出た。

(普通は、この流れなら後方から上がり1位2位で届かずという馬がいるが、今回はそういう馬がいない)


1着△アドマイヤズームは、自然に2番手追走から、直線後続を突き放し上がり1位。

終わってみれば1強だった。


2着▲ミュージアムマイルは、出遅れほぼ最後方スタート、Cデムーロ騎手がさすがで3角までに最内から押し上げ3角3番手。

直線は、3角までに脚を使った影響あったか、2馬身半離され上がり2位。

スタートが悪いので、もう少し距離があった方が良さそう。


3着☆ランスオブカオスは、キャリア1戦ながら中団馬群追走問題なし、直線入った所で前壁で少し進路を切り替え伸び上がり3位。

これは、馬も騎手もキャリアが浅いのに立派。

馬の方は、前走で掛かることなく追走していて、上がり2位より0.6速い末脚で伸びていたので、距離延長で通用するかもという期待はあった。

(個人的には、オッズに魅力を感じながらも◎にまでする勇気がなかった)

騎手の方は、ぎりぎりG1出走要件の31勝を達成してG1騎乗可能となった吉村騎手は、デビュー初勝利が六甲S(斤量の恩恵ない)という大物新人。

いきなり特別を勝ったり、いきなりG 1で好走するとは、勝負強く、物おじしない性格のようだ。

人馬ともに、今後の活躍が楽しみ。

(個人的な馬券の方は、☆▲のワイドのみ的中)


4着ダイシンラーは、横山典騎手がよくやる「逃げ馬不在の時の逃げ」。

見事にペースを支配し、直線も粘った。

岩田康騎手の携帯使用(土日移動中にユーチューブの履歴)での乗り替わりの役目を見事に果たした。


5着○アルテヴェローチェは、中位追走、かかり気味で折り合いつけようと3角では後方になる。直線は、じりじりとしか伸びなかった。

普通このペースで5着ならペースが言い訳になるが、前にいた1着馬の上がり33.6で、この馬は34.4、完敗だ。

前走はペースが流れてくれたが、今回はペースが真逆。

+14キロの影響もあるかもしれないが、掛かる気性が問題。


3人気△トータルクラリティは、13着。

好位追走、直線さっぱり伸びず。

+12キロの影響あるのか?それにしても負け過ぎで、気性面の問題か。

それと、前走2着のコートアリシアンが阪神JF6着で、新潟2歳Sの好走馬はあてにできない。


4人気パンジャタワーは、12着。

好位追走から中位追走に下がり、直線は伸びず。

距離が長いのだろうか?


6人気◎ニタモノドウシは、9着。

行きたがりムーア騎手ががっちりと抑え込む追走。

前2走からは、あれほど掛かる馬だとは思わなかった。

この気性なら短距離向き。


7人気△タイセイカレントは、15着。

あまりにも負け過ぎで、気性面だろうか?

初戦逃げ、前走が最後方。2戦とも少頭数。

こういう極端な競馬で結果が出た馬は、多頭数競馬で人気を裏切ることはありがち。


8人気アルレッキーノは、10着。

逃げもありうるはずだったが、スタート良くなく後方追走。

3角から最内、直線も最内で伸びず。

難儀な気性がむしろ悪化している?


朝日杯3着内の3頭とも「前走京都・非重賞1着馬」。

阪神JF3着内3頭中2頭が「前走京都・非重賞1着馬」。

「前走重賞好走馬」は、ことごとく人気を裏切った(阪神JF1着馬除く)。

人気馬の敗因の多くは、気性面(経験が浅い2歳馬だから仕方ないといえば仕方ない)。

今年の2歳G1は難解だった(いや、もう一つある)。



2024年12月15日日曜日

朝日杯FS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「1600m出走がゼロか1回」(1600m出走2回以上馬は穴になりにくい)


ニタモノドウシ

今年は確たる中心馬不在で、上位人気グループ8頭と他の下位人気馬とに大きなオッズ差がある。

魅力的な中穴候補馬がゼロだ。買う気になれない。

仕方なく、上位人気グループの中でこの馬を◎にします。

前走はレコード勝ちと言っても、2着3着馬が次走重賞大敗で相手が弱かった。

でも、2戦2勝ともに完勝で、もしかしたらかなり強い馬かもしれない。そこにすがっての◎。

あと、すがる所は、先週阪神JFの1着3着馬が札幌勝利があった所。


○アルテヴェローチェ

▲ミュージアムマイル

ランスオブカオス  前走ラスト2F11.6-11.1、上がり2位より0.6速かった

△トータルクラリティ

△タイセイカレント

△アドマイヤズーム



2024年12月14日土曜日

ターコイズS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」(特に2歳秋~3歳春時)

「1600m(以上)実績」

「近走3勝クラス1着」


ワイドラトゥール

桜花賞6着は、G3連対くらいに評価できる(7着セキトバイースト8着クイーンズウォークに先着)。

ダメな時は大敗してしまうタイプ(1走おきに好走していて、今回は・・)。

うまく脚をためる競馬ができるかどうか。

輸送も問題だが、馬体重維持で出走して欲しい。


○ミアネーロ

▲ドゥアイズ

シングザットソング  近走安定、2走前1600mも差ない

△フィールシンパシー

△アルジーヌ

△イフェイオン



2024年12月9日月曜日

阪神JF 2024 <回顧>


 今年のトレンドになっている「騎手のG1初制覇」。

今回は、岩田望来騎手の順番だった。


「前走1800m」のワンツースリー。


1着 ◎アルマヴェローチェ(5人気)

2着  ビップデイジー(8人気)

3着  テリオスララ(7人気)


勝ちタイムは、1:33.4(良)。上がり34.9。


今年は京都なので、例年との比較ができないが、まあまあのタイムだろうか。

見た目は馬場が荒れていても、普通のタイムが出る馬場で、スローなら上がりが速いタイムが出る馬場。

2着3着が馬番1番2番だったように、直線以外は内がまだ生きている。


12.1-10.6-11.5-12.3-12.0-12.0-11.5-11.4

前半3F34.24F46.5

後半3F34.94F46.9


ほぼ平均バランス。

前半3Fは速いが、中盤は緩めで、上がり2Fが速い。


今週の京都は先行有利で、騎手の気持ちが速めのペースにつながった面はありそう(ありがちなこと)。


前走1800mを走っていた馬のワンツースリーなので、今年は京都だったがタフ競馬になった。


1着◎アルマヴェローチェは、好位スタート、中盤は中位追走、3角からじわっと位置を上げていき、直線外から上がり1位の末脚で完勝。

レースぶりが強い馬の正攻法の内容。

やはり、札幌2歳Sのメンバーレベルが高かったようだ。

距離短縮も問題なかった。

岩田望来騎手も、いつG1初制覇があっても不思議なかった。

(個人的な馬券の方は、単勝だけ的中、馬連は2着が・・)


2着ビップデイジーは、後方寄り追走、直線は外へ外へ行き、1着馬と並んで伸びた。

個人的には、前走が少頭数でスローで半信半疑だった。

でも、新馬が速いペースの1600m1着で、問題ないとみるべきだった。


3着テリオスララは、好位のイン追走、直線は馬場の悪い内で粘りに粘った。

個人的には、前2走が逃げだったのが、気になった。

でも、前2走とも逃げて上がり1位だった。

父シスキンは新種牡馬だが、先週時点で、5頭出走で3頭が勝ち上がり、全出走成績は[4.4.0.3]という驚異の好成績。

早熟タイプの可能性もあるが、注目すべき新種牡馬シスキン。


4着▲ショウナンザナドゥは、好スタート4番手追走、3~4角中間では先頭2頭に並びかける。

最後は、3着争いでわずかに負けた。

前走のように差す競馬でも少し足らず、前に行っても少し足らず、そいうタイプの馬の可能性がある。


5着スリールミニョンは、後方追走、4角最も大外まわり、直線大外から伸びた。

昨年の永島まなみ騎手7着スウィープフィートを思い出す。

スウィープと同様に武豊騎手に合いそうな馬だが、スウィープフィートのような乗り替わりにならないよう今回のようにうまく乗って欲しい。

馬名の名付け親なのだから、より頑張って欲しい永島まなみ騎手。


6着△コートアリシアンは、出遅れ最後方追走、4角から直線は最内を突かざるをえず、伸びあぐんだが直線後半は再加速したように見えた。

前走は折り合い難だったが(それでも勝ったが2着できたが)、今回はスタートが悪すぎた。


1人気○ブラウンラチェットは、16着。

道中は1着馬の後ろを追走していたが(クビを上げたりしてスムーズさ欠く)、直線で1着馬が外に出したのに対し、こちらは馬場の真ん中へ。

前が詰まり気味ということもあるが、伸びなかった(最後ほぼ追うのをやめている)。

-12キロで428キロ。

出走馬中最低の馬体重になってしまった。

調教後馬体重の発表の時点で-10キロだった。

そこからの長距離輸送。

不安はあったが・・・


4人気△メイデイレディは、13着。

デットーリ騎手のレース後コメントによれば、

・この馬にとっては馬場が少し緩かった

・初めての右回り

・長距離輸送

・この4か月で5走目で疲労

と親切なコメント。

どれが一番の敗因かわからないが、

・アメリカでは芝は裏街道(日本とは芝とダートの価値が逆)

という面もありそう。


次週の朝日杯は、アルテヴェローチェというほとんど同じ名前の馬が出走してくる。



2024年12月8日日曜日

カペラS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「中山実績」(または阪神実績)

「二ケタ馬番」


クロジシジョー

前走は2着だが、1着馬と3着馬とはハンデ差3キロあったので、実質は1着。

中山は、ジャニュアリーS1着がある。


○ガビーズシスター

▲チカッパ

チェイスザドリーム  昨年2着

△サンライズアムール

△インユアパレス

△インビンシブルパパ



阪神JF 2024【予想】

 過去の穴馬は少なめ。

(過去10年3着内、6番人気以下は30頭中6頭だけ)

穴馬6頭中5頭以上にあてはまるのは、

「前走1600mまたは牡馬混合重賞1400m1800m」

「関東馬」

「5枠~7枠」(ただし今年は京都)


アルマヴェローチェ

前走は牡馬相手の重賞で2着は価値がある。

(1着マジックサンズはホープフルSで人気になりそう)

前走が「洋芝・重・1800m」今回は「京都・良・1600m」になる。

軽い馬場の1600mでの能力は未知数だ。

母は、久多特別(京都1400m)1着馬。

母母は、アイビスSD3着馬。

父ハービンジャー母父ダイワメジャーの配合は、ナミュールと同じ。

血統はあてにならないが、信じて◎にしてみる。


○ブラウンラチェット

▲ショウナンザナドゥ

カワキタマナレア  Kレブリーの妹、距離延長こなせれば

△コートアリシアン

△ミストレス

△メイデイレディ



2024年12月7日土曜日

中日新聞杯 2024【予想】

 7年前から12月に。

過去7年の穴馬に多いのは、

「前2走ともに5着以下の完敗」

「重賞3着内実績」

「左回り実績」


フライライクバード

中京は、[3.1.1.1]。

2走前は、中京のOP特別を0.3差完勝。

3年前のアルゼンチン共和国杯3着の重賞実績もある。

問題は小崎騎手の起用だが・・・


○コスモキュランダ

▲キングズパレス

アドマイヤハレー  前走3ヶ月ぶり、さらに上昇あれば

△ロードデルレイ

△デシエルト

△ドクタードリトル



2024年12月2日月曜日

チャンピオンズカップ 2024 <回顧>


 昨年と同じ3頭、同じ着順。


1着 ○レモンポップ(1人気)

2着 ▲ウィルソンテソーロ(2人気)

3着 ◎ドゥラエレーデ(9人気)


勝ちタイムは、1:50.1(良)。上がり36.9。


昨年1:50.6より少し速い。

この日は昨年より速めの馬場だった(7R1勝クラスで1.51.9は速い)。


12.6-11.0-12.4-12.2-12.6-12.4-12.2-12.0-12.7

前半3F36.04F48.2

後半3F36.94F49.3


ほぼ平均ペース。

前半速めのスタートだったが、向正面後半で12.6とペースを落とせた。

そこで馬群がぐっと縮まった。

4角が12.2で、ここで外から動いた馬は中京では苦しい。


1着○レモンポップは、ハナ差で引退レースを飾った。

全成績が、[13-3-0-2]。

G1は地方を含めれば6勝。

2回の着外は、ドバイとサウジ。

国内では敵なしの実績だった。


2着▲ウィルソンテソーロは、中位後方寄り追走、直線は良く伸びたがハナ差届かなかった。

もう少し前がやりあえば、勝てたかもしれない。

逃げ馬2頭、先行馬が多数のわりには流れが落ち着いたのは誤算だったか。


3着◎ドゥラエレーデは、思ってもいないレース内容(後方差し)。

ムーア騎手、道中は後方寄りのイン追走で、私は途中で馬券あきらめました。

ところが、4角最内で直線も最内を伸びてきた。

最初から最後まで最内を通っていて、全くコースロス無し。

まるで中京コースを熟知しているような騎乗。

中京は外を回ると大きく不利な結果になる特殊コース

今までも4角外を回って人気以下の着順になる馬多数

(そんな不公平なコースでのG1は問題ではあるが・・)

前走は内で揉まれたことが大敗の原因と思っていたが・・・

こんな競馬ができる馬だとは思わなかった。

ただ、昨年3着なのに単勝42倍の不人気は、人気なさ過ぎだった。


4着ハギノアレグリアスは、中位のイン追走、直線も内からじりじり伸びた。

この馬も3着馬と同様、イン追走でコースロスなし。

7歳でも強さはピーク(昨年6着)。


5着△ペプチドナイルは、3番手の外追走、最後は伸びがやや鈍った。

3勝クラスで2100m1着があるが、1600mの方がいいのかもしれない。

それと、勝ったフェブラリーSは近年メンバーが空洞化している(強力馬は海外へ行く)。


6着△サンライズジパングは、12番枠とこの馬の特質から、最初から4角まで馬群の最も外をまわるロス。

中京でこの競馬では着順が下がる。

よく頑張っている方だろう(3着相当)。


7着アーテルアストレアは、上がり2位。

最後方から4角大外回り、直線伸びた。

展開がハマれば、牡馬の一流馬相手でもやれそうだ。


5人気△ガイアフォースは、15着。

大外枠でずっと外を回る、中京では絶対無理だが、直線は全く伸びなかった(1着から3秒6遅れ入線)。

同じような競馬の6着サンライズジパングくらいは走って欲しかったが・・・

いくら調教の動きが良くても、6ヶ月ぶりでG1は厳しかったか。

(3か月ぶりのクラウンプライドは7人気11着)

(5ヵ月ぶりのセラフィックコールは8人気12着)

このレースは、3ヶ月以上休養明けは軽視した方がいい?(芝G1と違って)



2024年12月1日日曜日

チャンピオンズカップ 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「左回り重賞実績」(特にG1)

「先行好位」

「内枠」(一ケタ馬番)


ドゥラエレーデ

昨年3着、

大敗覚悟で◎にします。

前走の大敗によって、最も馬券の魅力を感じる馬、

前走は内で揉まれたことが、大敗の原因か?

昨年のような揉まれない位置で競馬ができるかどうか。

ムーア騎手に期待してみる。


○レモンポップ

▲ウィルソンテソーロ

テーオードレフォン  前走相手弱いも圧巻の伸び。中京OP特別1着あり。

△ペプチドナイル

△サンライズジパング

△ガイアフォース



2024年11月30日土曜日

ステイヤーズS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「3000m以上実績」

「乗り替わり」「関東騎手」

「逃げ」(前走逃げていない)


ダンディズム

昨年は6着だったが、逃げ平均・後続離れたスロー追走の流れで、悪くない内容。

前走は、上がりがかかる流れで早めに仕掛けすぎた。

関東騎手への乗り替わりは過去穴パターン。


○ゴールデンスナップ

▲シュヴァリエローズ

サンライズソレイユ  姉カレンブーケドールと3/4同血

△メイショウブレゲ

△アイアンバローズ

△ミクソロジー



チャレンジカップ 2024【予想】

 「チャ」で始まり「カップ」で終わるレース名が週に2つあるのは、ややこしい。

と毎年思っていたが、来年このレースは9月に移行し、鳴尾記念がこの週になる。

過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」

「前走重賞完敗」(特にG1)


コガネノソラ

前走は勝ちに行く位置取りで、この馬にとっては時計が速く、仕方のない9着だったか。

今回は牡馬相手だが強力馬不在のG3メンバー、通用していい。

2走前1着は洋芝だし、今の京都の荒れた芝は向きそう。


○ダノンエアズロック

▲ディープモンスター

バビット  京都記念3着

△ラヴェル

△アルビージャ

△エピファニー



2024年11月25日月曜日

ジャパンカップ 2024 <回顧>

 ドウデュースが完勝で、外国馬は完敗。

外国馬は、来年以降も来てくれるか心配。


2着は同着。


1着 ○ドウデュース(1人気)

2着 ◎シンエンペラー(8人気)

2着  ドゥレッツァ(7人気)


勝ちタイムは、2:25.5(良)。上がり33.4。


それほど高速でない良馬場で、普通に流れれば、2分23秒くらいにはなりそうな馬場。

スロー過ぎる流れで、2分25秒台になった。


12.7-11.4-13.0-12.9-12.2-12.3-12.5-12.6-12.5-11.5-10.8-11.1

前半3F37.14F50.05F62.2

後半3F33.44F45.95F58.5


上がり3F33.4は、ジャパンカップ史上最も速い。

今までのレース上がり最速は、2012年34.1。

あまりにもスローな流れだった。


1着○ドウデュースは、あまりにスローな流れにおさえきれない感じで4角を回った時に早くも射程圏。

直線半ばで先頭に並び、ドゥレッツァとの叩き合いをしのいで完勝。

自身上がりは、32.7。

前走天皇賞は、32.5。

この2戦の末脚の数字は驚異。


2着同着◎シンエンペラーは、最初は逃げ、途中からドゥレッツァにハナを譲る。

直線は反応鈍い感じでじりじりと最後まで伸び続け、ゴール寸前でドゥレッツァをかわしたように見えたが同着。

意外にも?上がり2位で、前に行ってドウデュースに次ぐ末脚。

だから展開に恵まれただけではない内容。

今年の3歳レベルは高い。

(同着で馬連半額になったのは残念)(はずれるよりいいけど)


2着同着ドゥレッツァは、1角~2角外を回り、向正面に入るとハナに立つ。

直線は最後まで粘り通した。

今年の物足りない内容とは一変して、昨年菊花賞の強さを再現した。

逃げる競馬が合っているのだろうか。

それとも復調が一番の理由だろうか。


4着▲チェルヴィニアは、好位追走、直線は上位3頭に伸び負け完敗。

初の古馬牡馬一線級との対戦にしては、やや過剰人気だったか。

3歳の牡馬はハイレベルだが、3歳牝馬は並レベル?


5着△ジャスティンパレスは、中位やや後方寄り追走、直線はキレ負け。

ドウデュースは上がりの速いレースに対応できるが(むしろ向く)、この馬は上がりが速いと苦戦する。

前走に続き、展開不向きだった。


6着△ゴリアットは、中位後方寄りスタートだったが、2角で開いた最内を利用して好位に位置を上げる。

直線はチェルヴィニアと並んでほぼ同じ伸びだった。

欧州最高峰のキングジョージを完勝した馬だが、日本の馬場ではこれが精一杯なのだろうか。

パドックでの左後ろ脚を高く上げる歩き方は印象的だった(鶏跛というらしい)。


7着スターズオンアースは、大外枠から好位追走、3~4角では2番手、直線は伸びきれず。

3月以来の実戦で、万全だったかどうか。

それと大外枠でなければ、もう一つか二つ着順は上だったか。


8着△オーギュストロダンは、中位の外追走、直線入った所で外から一気にドウデュースにかわされ、じりじりとした伸び。

日本の馬場ではキレ不足なのか。

近走の物足りなさは競争馬としてのピークを過ぎているのか。

レース後、引退式が行われた。


ディープインパクト産駒の外国馬が8着に終わり、

凱旋門賞馬の全弟(シンエンペラー)が2着に好走した。

血統より育ち(育った環境)ということか。



2024年11月24日日曜日

京阪杯 2024【予想】

 ハンデ戦ではないが、荒れやすい。

過去の穴馬に多いのは、

「前走4着以内または4人気以内」

または「前走スプリンターズS二ケタ着順」


アグリ

前走は、1~3着が追込という馬場展開。

4着とは0.2差で悪くない内容。

前走を使って良くなっていれば、実績馬の復活ある?


○ビッグシーザー

▲エイシンスポッター

チェイスザドリーム  距離きついが鞍上に期待

△ウインカーネリアン

△モズメイメイ

△ドロップオブライト



ジャパンカップ 2024【予想】

 過去10年、6番人気以下は3頭だけ。

内2頭が6人気、残る1頭が7人気、堅すぎるレース。

その3頭全ては

「G1で4着以内がある」


シンエンペラー

かつてはジャパンカップが一番好きなレースでした。

しかし、近年は外国馬が不振で来日しなくなり、おもしろくなくなった。

今年は強力外国馬が参戦し、久々にワクワクするメンバー。

日本馬が勝つのか、外国馬が勝つのか、観るのが楽しみ。

馬券的な妙味を感じるのは、シンエンペラー。

2走前は、直線前が詰まっての3着で、2着オーギュストロダンと3/4差。

この実績は、このメンバーで引けを取らない。

それが左回りだったので、左回り向きの可能性がある。

凱旋門賞大敗は、ここへ向けては疲れが残らず良かったと都合よく考えたい。


○ドウデュース

▲チェルヴィニア

ファンタスティックムーン  良馬場向き、ロンシャン重は合わない

△ジャスティンパレス

△オーギュストロダン

△ゴリアット



2024年11月23日土曜日

ラジオN杯京都2歳S 2024【予想】

 昨年は14頭立て、シンエンペラーが1人気1着、ダノンデサイルが11人気4着、コスモキュランダが14人気8着だった。

過去の穴馬に多いのは、

「前走未勝利1着」


ウォータークラーク

父ウォータービルドは、3勝しただけだが種牡馬になっている。

その父ディープということと、新馬を勝った後9か月休養で英彦山特別を勝っている期待の大きな馬だったからだろうか。

前走から中2週なので、前走の対戦相手の次走出走が無く、前走メンバーのレベルはわからない。


○エリキング

▲サラコスティ

テイクイットオール  前走レベル疑問も距離延長がいい方に出れば

△ジョバンニ

△クラウディアイ

△スリーキングス



2024年11月18日月曜日

マイルCS 2024 <回顧>

 ソウルラッシュが6歳秋になって初G1制覇(7回目のG1挑戦)。


1着 △ソウルラッシュ(4人気)

2着 ◎エルトンバローズ(7人気)

3着  ウインマーベル(10人気)


勝ちタイムは、1:32.0(良)。上がり34.5。


並の高速馬場(内が荒れているが)。

1:32.0は、過去10年で2番目に速いタイム。

(昨年1:32.5)


12.2-10.6-11.0-11.9-11.8-11.6-11.4-11.5

前半3F33.84F45.7

後半3F34.54F46.3


前半3Fは速いが、全体的には、ほぼ平均ペース。

上がりは速くも遅くもない。


1着△ソウルラッシュは、最初は置かれ気味で後方寄り、徐々に差を詰めていって、3~4角では中団に、直線はよく伸びた。

昨年は5歳秋になって初めてG1で連対、今年はG1完勝、遅咲きの馬。

団野騎手は、決勝線手前で5完歩ほど適切な騎乗姿勢をとらずに入線し、過怠金5万円。


2着◎エルトンバローズは、中位の外追走、直線はじわじわ伸び続けた。

個人的な希望は、4角先頭に並びかけるくらいの積極的な競馬を希望したのですが、こういう競馬ができるのなら中位追走もいいのかもしれない。

内の馬場が悪いので、外枠も向いた。

昨年は4着だが1着と0.2差、今年は2着だが0.4差。

昨年より走ったというより、今年は上位人気馬が多くコケて着順が繰り上がったという面もあるかも。


3着ウインマーベルは、好スタートから好位追走、直線前半に先頭に立ち、よく粘った。

今まで1600mに出走したことが無いが、1600mでもG3くらいなら勝てそうなくらい。


この2着3着馬は、調教が良かった馬。

休養明けの前走を使ってさらに上昇していた。


4着▲ブレイディヴェーグは、中位のイン追走、直線はそれほどキレなかった。

(エルトンバローズとほぼ同じ自身上がり)

1600mだとスピード不足なのだろうか。

それにしても昨年エリ女を勝った馬が今年マイルとは事情があるのだろうが・・・


5着△チャリンは、スタート悪く後方追走、直線はよく伸びて上がり2位(ソウルラッシュと同じ上がり)。

スタートが全てという負け方。

これは欧州とは競馬の質が違うからだろう。

欧州は、これほど前半が速くないのだろう。

自身上がりはソウルラッシュと同じで、2着と同タイム入線なのだから、日本の馬場には対応できていた。


6着セリフォスは、スタート後はほぼ最後方、3角手前から内から位置を上げていき(掛かった?)、中位に上がる、直線は伸びきれず。

乗り難しい馬だが、ピークを過ぎてしまったのだろうか。


7着タイムトゥヘヴンは、最後方から上がり1位。


5人気△ジュンブロッサムは、10着。

大きな出遅れの時点で終わってしまった。直線も伸びない内を突かざるをえなかった。

とりあえずは、G1初出走の壁か。

それと2着3着馬に比べ、前走からの状態面の上積みもなかったかもしれない。


2人気○ナミュールは、昨年の追込競馬とは全く違い、中位スタートで3角手前から押し上げるくらいの積極策。

直線半ばで追うのをやめた。

個人的には、こういう競馬はナミュールに全く合わないと思うが・・・(脚をためてのキレが長所)

+14キロの仕上げの方は、中2週で香港という大目標(賞金が高い)があるから、ややこしい。



馬連の配当30倍(前日41倍)にはガッカリ。

相手1人気ブレイディヴェーグなら50倍(前日54倍)、相手2人気ナミュールなら47倍(前日60倍)なのに・・・



2024年11月17日日曜日

マイルCS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「右回り重賞実績」

「前走毎日王冠または富士S(で4人気以内)」

「一ケタ人気」(5人気~9人気)


エルトンバローズ

昨年4着。

今年も4着かもしれないが、なんとか頑張って欲しい。

大外枠は、この馬にとってはむしろいいかもしれない。

キレる脚がないので、途中で位置を上げていった方がいいので、外枠の方がそういう競馬をしやすい。


○ナミュール

▲ブレイディヴェーグ

レイベリング  朝日杯3着馬がここで本格化?

△チャリン

△ソウルラッシュ

△ジュンブロッサム



2024年11月16日土曜日

東スポ杯2歳S 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「関東馬」

「4番以内」


プレシャスデイ

人気にならない要素が揃っている。

・3戦目の未勝利勝ち

・父も母もダート血統(母の兄にヴァーミリアンなど)

・調教走らない(遅れ)

・地味厩舎(119位)

これだけ揃うと◎にしたくなくなるが、前走は弱い内容ではない。

ラスト2F11.1-11.1の流れで、2着を0.4突き放したのだから。

ダート血統とは思えない末脚がある。


○クロワデュノール

▲レッドキングリー

ニシノイストワール  逃げ粘り注

△サトノシャイニング

△ファイアンクランツ

△デルアヴァー



2024年11月11日月曜日

エリザベス女王杯 2024 <回顧>

 レース前は、レースレベルの心配をしましたが、2年前秋華賞1着馬が勝ち、タイムも京都では過去最速。


1着 △スタニングローズ(3人気)

2着  ラヴェル(12人気)

3着 ▲ホールネス(2人気)


勝ちタイムは、2:11.1(良)。上がり34.4。


馬場は良く高速馬場。

過去10年で2番目に速いタイム。

過去最速は4年前の阪神で、京都に限ればエリ女過去最速


12.5-10.6-12.1-12.2-12.2-12.5-12.6-12.0-11.7-11.1-11.6


前半3F35.24F47.45F59.6

後半3F34.44F46.45F59.0


平均スロー気味から、直線加速し決め脚勝負。


1着△スタニングローズは、好スタートから好位追走、直線早くから先頭、危なげなく押し切り完勝。

オークス2着・秋華賞1着の実績馬が復活した。

クリスチャン・デムーロ騎手もこの日絶好調だった(4勝2着4回)


2着ラヴェルは、中位の外追走、直線外からよく伸びた。

折り合いが最大課題の馬で、折り合いつくとオークス10人気4着(2着と0.1差)のように好走できる。

それと、馬体重-6キロでも、2走前よりは10キロ増で、カイ食いが良くなったのだろう。

今回の「折り合い」と「馬体重」が今後も続けば、安定した活躍が期待できる。

それとも、今後もムラ駆けが続くのだろうか。


3着▲ホールネスは、好位のイン追走、直線は伸び負けた。

1着2着馬とは決め手の差だろう。

それでもキャリア6戦で重賞未勝利で初G1でこの結果、素質が高い。


4着△シンリョクカは、先行策で粘り込む。

決め手不足を補う先行で、精一杯力を出しきった。


5着○レガレイラは、今までになくスタートがうまくいき、中位追走、直線狭い所を無理に入り左右馬と接触(過怠金5万円)、その後はそれなりに伸びた。

今までは後方から上がり1位ばかりだったが、今回は中位追走で接触あったとはいえそれほどのキレは見られず。

接触なくても2着だっただろう。


6着◎ライラックは、中位やや後方寄り追走、上がり1位(昨年も上がり1位)。

3着4着5着馬と同タイム入線で、3年連続で好走した。

よほどこのレースが合うのだろう。

昨年よりメンバーレベルが下かと思って◎にしましたが、昨年(4着)とレースレベルは変わらなかった。


7着サリエラは、後方からの上がり1位タイ。

昨年も上がり1位で6着(昨年マーカンド・今年ムーア)。


4人気△シンティレーションは、10着。

中位追走、直線はレガレイラにぶつけられたが、ゴール前で伸びが止まった。

距離が長い印象(接触の影響かもしれないが)。



2024年11月10日日曜日

福島記念 2024【予想】

 ローカルハンデG3のわりには、近年の穴馬は少なめ。

過去の穴馬に多いのは、

「福島・中山・阪神内・小倉・札幌函館実績」(右回り小回り)

「前走重賞なら6着以下」「前走重賞以外なら好走」

「一ケタ馬番」


ウインシュクラン

福島3勝、残る1勝小倉で、右回り小回り巧者。

粘り込みに期待したい。


○ドクタードリトル

▲フライライクバード

クリノプレミアム  福島牝馬S昨年3着2年前2着

△シリウスコルト

△ギャラクシーナイト

△ダンディズム



エリザベス女王杯 2024【予想】

 昨年1着ブレイディヴェーグは、マイルCSに出走だという。

過去の穴馬に多いのは、

「2000m以上実績」

「前走府中牝馬S」


ライラック

2年前2着・昨年4着。

一番向いているレースで、今年も好走を期待したい。

最近4走連続二ケタ着順は心配だが・・・

石川騎手に関しては、所属厩舎なので、調教はいつも乗っていて心配はないだろう。


○レガレイラ

▲ホールネス

ルージュリナージュ  末脚ハマれば

△スタニングローズ

△シンリョクカ

△シンティレーション



2024年11月9日土曜日

デイリー杯2歳S 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走1800m1400m」

「キャリア1戦ではない」

「前走(2走前)逃げ先行好位」(今回差しでも)


ローレルオーブ

7頭立てなので、穴党としてはどうしようもない。

前走重賞9着で、あまり◎にしたくないが、仕方がない。

強いと思える馬がいないメンバー。

この馬でも十分チャンスがあるかもしれない。


○ランフォーヴァウ

▲ダイシンラー

△ドラゴンブースト

△ロヴィーサ

(☆印は該当馬なし)



武蔵野S 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「JRA重賞実績・地方G1実績」

「東京実績」


カズペトシーン

左回りの中京では、7ヶ月ぶりだったレースを除けば全て3着以内。

東京は左回りで直線長いコース、合いそうだ。

1600mがどうかだが、走ったことがないので何とも言えない。

重賞初出走が問題だが・・・


○エンペラーワケア

▲タマモロック

イーグルノワール  レベルの高い3歳世代

△ペイシャエス

△ペリエール

△ショウナンライシン



2024年11月3日日曜日

みやこS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞(JRA・地方G1)3着内実績」(または「近走3勝クラス1着」)

「差し追込」


ロコポルティ

2走前は、初OPで強い勝ち方だった。

3走前は重馬場で、速い馬場でも問題ないようだ。

前走は、休養明けのせいなのか、直線内では伸びないタイプなのか、わからないが、2走前3走前のような競馬を期待したい。


○オメガギネス

▲ドゥラエレーデ

アウトレンジ  外枠を利してモマれず先行なら

△サンライズジパング

△ハピ

△プロミストウォリア



アルゼンチン共和国杯 2024【予想】

 ハンデ戦だが、過去の穴馬は少ない。

穴馬に多いのは、

「2400~2600m実績」

「前走3勝クラス」(10月東京2400m)

「前走好位~中位追走」


ミクソロジー

前走は7ヶ月ぶりだったし、着順は悪かったが上がり2位でそれなりに走れた。

使われての良化に期待したい。

5勝中4勝の左回りに変わるのも好材料。


○クロミナンス

▲セレシオン

アドマイヤハレー  日経賞6着はクロミナンスと同斤で0.3差

△サヴォーナ

△マイネルウィルトス

△ショウナンバシット



2024年11月2日土曜日

ファンタジーS 2024【予想】

 このレースの頃は、大雨らしい。

過去の穴馬に多いのは、

「前走(または2走前)先行好位」

「1200m実績」


カルプスペルシュ

新馬の2~4着馬は、その後全て勝ち上がっている。

前走は、1着馬がBCジュヴェナイルターフ(9時25分)に出走するほどの馬。

2着とは0.1差だった。

シュヴァルグラン産駒なので、距離延長は向くと思う。


○カワキタマナレア

▲ヴーレヴー

ラヴェンデル  コンクシェルの半妹

△ゴージャス

△ダンツエラン

△スリールミニョン



京王杯2歳S 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走(または2走前)先行好位」(逃げ追込でない)

「前走1200m」(重賞・OP)


シンフォーエバー

サウジアラビアRCは、今までの2歳重賞の中ではレベルが高そう。

そこで0.2差4着なら、ここでも十分有力だろう。

スロー逃げではなく速いペースだったし、距離短縮はいい方に出そう。

問題は、2走前のように大敗する気性面だが・・・


○ヒシアマン

▲エイシンワンド

バニーラビット  前走左回り1400m1着

△マイネルチケット

△クラスペディア

△レモンバーム



2024年10月28日月曜日

天皇賞(秋) 2024 <回顧>

 ダービー馬のワンツー。

(宝塚記念1番人気馬と大阪杯1番人気馬のワンツー)


1着 ▲ドウデュース(2人気)

2着  タスティエーラ(9人気)

3着 ☆ホウオウビスケッツ(8人気)


勝ちタイムは、1:57.3(良)。上がり33.7。


高速馬場。

もう少し速く流れていれば、1分56秒台だっただろう。

(昨年は、超平均ペースで 1:55.2)


12.8-11.5-11.6-12.0-12.0-11.9-11.8-11.1-11.1-11.5

前半3F35.94F47.95F59.9

後半3F33.74F45.55F57.4


前後半差2秒以上のスロー。

2年前イクイノックスの自身上がりが、32.7。

今年のドウデュースの自身上がりは、32.5

これは、歴史に残る末脚。


1着▲ドウデュースは、スローな流れでも全く動じず、後ろから2番手の追走。

直線大外からの伸びがすごかった。

近5走で1勝しかしていないのが信じられないほど強かった。

この馬の能力を発揮させるためには、前半でゆっくり追走させる(折り合いに専念する)ことが重要ということか(それと良馬場)。

(昨秋は、掛かって戸崎騎手が好位追走の競馬をしていた)


2着タスティエーラは、好位追走、直線前半でリバティアイランドが外から先に抜けて、そこからリバティの外に持ち出してからじわじわと伸びた。

大阪杯1人気大敗で、続いて春天も4人気大敗。

そこから+18キロでの好走、春は状態がよくなかったということになる。

「今までと違う点は、カイ食いがすごく良くて完食が続いていることです。フットワークも菊花賞前に戻っています。」

という1週前の堀師のコメント。1週前の調教やコメントの方があてになります。

それと、関西への輸送が良くないのだろう。

皐月賞2着・ダービー1着・菊花賞2着の馬が来ても不思議ではないですが・・・(個人的には買う気になれなかった)


この4歳世代は評価に困る世代。

上位拮抗世代で、「その時に好調な馬」「そのレースに向いた馬」が来る印象。

宝塚記念は、ソールオリエンス・ベラジオオペラが2着3着にきて好配。

今回は、タスティエーラ・ホウオウビスケッツが2着3着にきて高配。


3着☆ホウオウビスケッツは、スローな展開で逃げ粘った。

(これは個人的には予想できたので、☆▲のワイドは持っていました)

「毎日王冠は夏が苦手で6~7分の状態での2着好走。その後、状態はグンと上がってきた」(奥村武師)

ダービー0.2差6着で、6月生まれの晩成型。

今後もさらに成長あれば楽しみ。


4着△ジャスティンパレスは、後方追走、直線前半は前が壁、直線後半は伸びてきた。

直線うまくいけば2着あったか。

この馬はドウデュースとは違って、スローは不向きな差し馬。

昨年2着自身上がり33.7、今回自身上がり33.0。

調教がいつもと違って坂路ばかりを不安視する声もあったが、問題なかったようだ。


5着マテンロウスカイは、横山典騎手らしく、終始好位のインをまわりコースロスなし、力を出しきった。

前走毎日王冠は、直線最内で詰まり通しで、追えずに入線していた。


6着△ベラジオオペラは、最初はハナ、3番手追走、直線は伸びずバテず。

「暑さに滅法弱い馬。立ち上げに苦労した」と上村師。

完調には今一歩という状態の分の6着だろうか。


7着ソールオリエンスは、中位追走、直線はキレ負けだろうか。


8着△レーベンスティールは、14番枠で、後方の外をずっとまわるロス、直線もそれなりに伸びたが及ばず。

枠の不利が痛かったが、G1では少し足りないか。

現4歳世代は順番にG1で好走する上位拮抗世代なので、この馬にも順番が回ってくる時があるかも。


1人気○リバティアイランドは、13着。

12番枠から好位に位置を上げ、直線はさっぱり伸びず(直線向いた瞬間はタスティエーラより先に伸びたのに)。

ジャパンCからは+22キロだったが(前走ドバイ不明)、それが原因とも思えない。あまりにも負け過ぎなので。

故障でなければ、精神的なものか?


◎としたダノンベルーガは、14着。

1週前の調教や1週前の堀師のコメントが良くなかったので、状態がよくなかったか。

2角回った所でつまずいているが、その影響もどうだったか。



2024年10月27日日曜日

天皇賞(秋) 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「G1実績」

「逃げ」「中位差し」

「7番人気以内」(良馬場なら)


ダノンベルーガ

あまり気乗りはしないが◎にします(他に◎にしたい馬が見当たらないので)。

天皇賞秋は、2年前3着・昨年4着。

ドバイターフは、昨年2着・今年3着。

G1実績は、今回のメンバーでは互角以上だ。

近5走はモレイラ騎手だったが、今回はクリスチャン・デムーロ騎手に変わる。

それがいい方に出る方か悪い方に出るかわからないが、いい方に出る方に賭けてみたい。


○リバティアイランド

▲ドウデュース

ホウオウビスケッツ  逃げ粘り期待

△レーベンスティール

△ジャスティンパレス

△ベラジオオペラ



2024年10月26日土曜日

アルテミスS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走1勝クラスやオープンで負けている」(2着~5着)

「前走未勝利1着」(上がり1位)


ミリオンローズ

前走で負けているので、それほど人気にならなさそう。

2走前の東京の新馬1着は、着差はわずかなので目立たない。

しかし、その2着馬は次走1.2秒差1着、3着馬は次走0.8差1着で、ハイレベルメンバーだった。

前走は案外だったが、洋芝のせいかもしれず、+20キロの影響だったかもしれない。


○カムニャック

▲ショウナンザナドゥ

ミストレス  中1週問題も逃げ脅威

△マイエレメント

△ブラウンラチェット

△シホリーン



スワンS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」(1400m・1600m<特に3歳春時>)  

「1400m3勝以上(重賞実績ない場合)」

「6歳5歳」


ダノンスコーピオン

大敗続きだが、4走前の1400mは悪くない内容。

3着スズハロームと0.1差だった。

1週前調教で坂路49.8の猛時計。

状態は悪くなさそうで、福永調教師も妙に強気なコメント。

なんだか信じてみたい気になり、◎にしてみた。


○スズハローム

▲クランフォード

ジョウショーホープ  右回り1400mベスト

△アグリ

△ウインカーネリアン

△オフトレイル



2024年10月21日月曜日

菊花賞 2024 <回顧>

 前走ルメール騎乗馬のワンツースリー。

3騎手の3着内は、先週秋華賞と同じ。


1着 ▲アーバンシック(2人気)

2着 △ヘデントール(4人気)

3着 ◎アドマイヤテラ(7人気)


勝ちタイムは、3:04.1(良)。上がり35.9。


土曜夕方の雨で、稍重スタート。

日曜は晴で、5Rから良に回復。

良馬場ではあっても高速ではなく、3:04.1は思ったより少し速かった。

各馬が力を出しきる流れだっただろう。


12.6-12.0-12.4-13.0-12.0(前半5F62.0)(昨年60.4)

-11.7-12.4-12.7-12.3-12.6(中盤5F61.7)(昨年64.1)

-12.6-11.9-12.0-11.8-12.1(後半5F60.4)(昨年58.6)


前半3F37.04F50.05F62.0

後半3F35.94F47.85F60.4


菊花賞としては、ちょっと特殊な流れ。

前半4F50.0という超スローのスタート

正面スタンド前で、12.0-11.7と加速。

向こう正面に入ると、12.3とやや加速。

長距離では中盤が緩むのが普通だが、中盤があまり緩まず出入りが激しい流れ。

上がりが速くならず、長距離適性が必要となっただろう。


1着▲アーバンシックは、後方スタート、1角までに中団に上げ、3角手前で武豊騎手が上がっていっても動じず、4角では3番手。

終始、わずかに位置を上げていってる感じで、道中で無駄な動きが全くなかった。だから最後まで末脚が伸びるのだろう。

さすがルメール騎手。


2着△ヘデントールは、後ろから2番手スタート、正面スタンド前最後方、向正面~3角で位置を上げていき、直線伸びようとしたが少し反応が鈍い印象、最後まで伸び続けた。


3着◎アドマイヤテラは、スタート最後方、正面スタンド前少し位置上がる、向正面に入ると位置を上げていき、3角からさらにスパート、4角先頭の積極競馬。

キレ勝負では上2頭にかなわないとみて、スタミナを生かす競馬をしようとした策。

3頭の中では、終始外をまわるロスはあった。が、こういう競馬をしないと能力を100%発揮できない馬なのだろう。


4着ショウナンラプンタは、中団で課題の折り合いをなんとかつけて、直線伸びたが少し足りなかった。

鮫島騎手がデビュー時から惚れ込む素質を見せた。


5着ビザンチンドリームは、後方スタート、3角でも動かず、直線に賭け、上がり1位

きさらぎ賞(京都)1着の時のような内容。

こういう競馬しか能力発揮できないのだろうか。自在な競馬ができない難しい馬。


6着○ダノンデサイルは、上がり2位。

向正面でずるずる下がっていった(ように見えた)ので、大敗かと思った。

最初からずっとインにこだわる競馬が裏目に出た。

向正面から動きの激しい流れになって、外の馬が動いていき、前が詰まったまま後方になってしまった(パトロール参照)。

(下がったというより、外が上がっていった)

直線向くときに一気に外に出して、大外から追い込んだが時既に遅し。

メイショウタバルが逃げて縦長になるはずが、メイショウが逃げずに団子馬群が誤算だった。

ダービーは何もかもがうまくいったが、今回は真逆だった。


3人気△コスモキュランダは、14着。

3角手前から上がっていったが、直線さっぱり伸びず。

父アルアインによる距離の限界だろうか?

それとも関西(京都)苦手?


5人気△メイショウタバルは、16着。

ガーっと行くかと思っていたら、好位スタート、正面スタンド前でハナに立つが、その後他馬がどんどん前に来て再び好位追走。

これでは持ち味が生きない。

1800m~2000mベストだろう。

それと一生懸命逃げてしまうので、次走が間隔短いと反動が出てしまう(ガーっと行かなかったのはその影響があるかも)。



2024年10月20日日曜日

菊花賞 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「ダービー出走(一ケタ着順または一ケタ人気)」

または「前走2200m特別1着」

「好位~中位」(逃げ先行や追込でない)

「福永祐一(穴3頭)武豊(穴2頭)」


アドマイヤテラ

レイデオロ産駒は、現時点では芝平均勝距離が長い(1,925.0)(netkeiba参照)。

(エピファネイア1,813.4、スワーヴリチャード1,712.5、ゴールドシップ2,027.8)

レイデオロ自身はステイヤーではなかったが、産駒はスタミナ豊富のようだ。

神戸新聞杯の1週前の2200m特別は、ローテーションとしては理想的(中4週)。

(3年前ディヴァインラヴが同ローテ前走2200m特別から6人気3着)

前走のタイムは、次週の神戸新聞杯と比較して同等に近い(上がりが速く短縮余地ある、神戸新聞杯は目一杯)

出遅れクセと17番枠が心配だが、武豊騎手になんとかして欲しい。


○ダノンデサイル

▲アーバンシック

ミスタージーティー  兄サトノルークス菊2着。ホープフル脚余す、当時のデキに戻れば。

△コスモキュランダ

△ヘデントール

△メイショウタバル



2024年10月19日土曜日

富士S 2024【予想】

 かつては波乱重賞だったが、近10年の穴馬は少ない。

数少ない過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」

「差し追込」

「5歳(以下)」


クルゼイロドスル

東京1600mは2戦2勝。

3歳時にジュニアCを4馬身差で逃げきった馬だが、前走は馬群の中から差す競馬ができている。

この成長度で、なんとか食い込めないだろうか。


○ソウルラッシュ

▲セリフォス

アルナシーム  左回り問題も勢いある

△レッドモンレーヴ

△ジュンブロッサム

△ゴンバデカーブース



2024年10月14日月曜日

秋華賞 2024 <回顧>

 10年超前は波乱も多かった秋華賞ですが、近10年は平穏傾向。

休養明けの調教技術(外厩)の進歩もその一因でしょうか。


1着 ○チェルヴィニア(1人気)

2着  ボンドガール(5人気)

3着 ▲ステレンボッシュ(2人気)


勝ちタイムは、1:57.1(良)。上がり36.7。


高速馬場。

秋華賞過去最速は、2015年1:56.9(ミッキークイーン)。


12.3-10.7-11.5-11.3-11.3-11.7-11.6-12.2-12.7-11.8

前半3F34.54F45.85F57.1

後半3F36.74F48.35F60.0


先頭はハイペースだが、馬群全体は平均ペース。

3角手前では後続馬群が団子になった。

2番手を先頭と仮定した場合のレース上がりは、35.3。


<各馬の前後半3F>(競馬ブックSmartより)

1着チェルヴィニア 36.4-34.2

2着ボンドガール 37.0-34.1

3着ステレンボッシュ 36.7-34.3


1着○チェルヴィニアは、中位追走から完勝。

生産者サイドのコメントからは、桜花賞は状態面が悪く、オークスは桜花賞よりは状態が良い程度(それでも勝った)、秋華賞が一番状態が良かったということになる。


2着ボンドガールは、後方でじっとして直線大外から伸びる武豊騎手のお家芸。

折り合い重視で距離を克服しようという乗り方で、この距離での最大限の能力を発揮した。


3着▲ステレンボッシュは、出遅れが痛く、後方寄りの追走、直線は馬群の中から抜けてきた。

1週前調教が予定変更で坂路追いになったり状態面がやや不安だったことが影響したかもしれない。


4着ラヴァンダは、好位追走からしぶとく伸びた。

ローズSで◎にした馬だが、前走結果から能力不足かなと思ったら、結果的に☆印でもつければよかったということに・・

前走は休養明けのせいと、上がりがかかる流れの方がいいのだろう。


5着△クリスマスパレードは、2番手追走で、35.4-35.8。

前走がフロックでないことを証明した。

個人的には8番人気というのは、少し意外。(逆にミアネーロとランスオブクイーンは想定より穴人気になった)

前走後は、天栄調整で、10日前から栗東滞在、という策がうまくいった。


6着△ミアネーロは、中位後方寄りからコースロスなくまわり、直線も内から伸びたが、最後少し伸び負けた。


7着タガノエルピーダは、2番手から離れた3番手追走で絶好位。

35.7-35.2。これで負けたら仕方ない。

朝日杯3着(35.2)も忘れな草賞1着(35.3)も今回(35.2)も、自身上がり35秒台前半。


9着◎コガネノソラは、坂井瑠星騎手なら前の方に行くのでは、と思っていたら、5番手追走。

後方差しなら5着くらいあったかもしれないが、勝ちにいく競馬で納得できる。

-10キロの影響もあったか。


6人気の穴人気となったランスオブクイーンは、14着。

オークス回顧を見直すと、

「能力はあるがヤル気を出さない(走ることに集中しない)タイプ」と書いている。

気難しい馬なので、この大敗は気にする必要はない。

オークス5着の能力はある。


3人気△クイーンズウォークは、15着。

つまずき出遅れ、最後方スタート。

向正面で動いて中団まで位置を上げる。

直線は伸びず、最後は追わず。

追い切り後の公式記者会見の記事(ラジオNIKKEI)を見ると、

川田騎手が「一週前の追い切りは、正直良くなかったです。時計は出ていますが、中身があまりにも良くなくて、それを改善しながらの一週間でした」とある。

(今となってみれば、川田騎手すごく正直ですね)

暑い中でローズSを使った影響があったか。

今年のような9月の暑さ(名古屋以西)だと、実績馬は前哨戦使わない方がいい、ということになる。

(大阪なんかは秋分の日の前日までずっと34~35度レベルだった)



2024年10月13日日曜日

府中牝馬S 2024【予想】

 来年からは「府中牝馬S」という名前のレースは、今までのマーメイドSの代わりのレースになる。

マーメイドSは穴党にとっては好物のレースだったが、東京1800mとなっても波乱傾向は続くのだろうか?(心配)


過去の穴馬に多いのは、

「重賞連対実績」

「1800m実績」

「差し馬」

「内枠(8番以内)」


アスコルティアーモ

前走大敗は、+16キロのせいか、それとも平均的に速い流れになったからだろうか。

スローな流れを2番手か3番手で追走する競馬の方がいいと思う。

アスコリピチェーノの半姉だから、重賞で通用する素質はあると思う。


○マスクトディーヴァ

▲ブレイディヴェーグ

フィールシンパシー  先行粘込期待

△フィアスプライド

△モリアーナ

△ハーパー



秋華賞 2024【予想】

 過去10年の穴馬は少ない(6人気以下の3着内は5頭だけ)(2着1頭、3着4頭)。

その5頭の穴馬は、

「好位~追込」(逃げ先行なし)

「3枠~7枠」(1枠2枠8枠なし)

「2走前オークス」または「2走前古馬2勝クラス」(5頭全て)


コガネノソラ

前走クイーンSは、強力古馬不在とはいえ勝ち切った。

外枠で外まわる不利もあった。

スイートピーSの末脚を見ると、洋芝専門とも思えない。

今年のJRAのG1は、すべて違う騎手が勝っている。

そのトレンドに丹内騎手があてはまると思っていたら、落馬負傷のため坂井瑠星騎手に乗り替わり。

坂井騎手がよく空いていた、いい方に出るかも。


○チェルヴィニア

▲ステレンボッシュ

チルカーノ  母アロマティコは秋華賞3着

△クイーンズウォーク

△ミアネーロ

△クリスマスパレード



2024年10月8日火曜日

凱旋門賞 2024 <回顧>

 1着 ▲ブルーストッキング(2人気)ゲート3番(先行)

2着 ◎アヴァンチュール(7人気)ゲート4番(好位~中位)

3着 △ロスアンゼルス(6人気)ゲート10番(逃げ


勝ちタイムは、2:31.58(重)(ロンシャンとしては並の重)。


上がり5F 12.70-12.29-11.69-11.47-12.11

(フランス ギャロより転載)


スローからの上がり勝負になっています。

日本の不良馬場で、直線11.47が記録されるのはあまりないです。


直線に入るまでの余力(スタミナ)+直線での末脚が必要なレースとなっています。


<各馬の上がり5F>(仏ギャロより)

ブルーストッキング 12.75-12.28-11.50-11.44-12.11(上3F35.05)

アヴァンチュール  12.56-12.15-11.56-11.35-12.05(上3F34.96)

シンエンペラー      12.57-12.18-11.74-11.90-12.90(上3F36.54)


シンエンペラーは、キレないし、最後はバテました。

その理由が、能力なのか馬場適性なのか見えない状態面なのか、わかりません。


凱旋門賞2着が2回あるオルフェーヴルは、不良馬場のダービー(2:30.5)で自身上がり34.8で勝っています。

こういう馬場だと、オルフェーヴルのような馬でないと通用しないのかもしれません。


でも毎年こういう馬場になるわけでもなく、昨年は速い上がりが出る馬場でした。

昨年は、1着馬の上がりが33.06で、4着スルーセブンシーズの上がりが33.30。

その年によって大きく馬場状態が変わるロンシャン競馬場。


凱旋門賞は、内枠有利がはっきりと出ているレースです。

1着馬が3番ゲートで、2着馬が4番ゲートで、3着馬は逃げて内を走っていた馬。

内先行有利決着になりました。


でもシンエンペラーは、それ以前の大敗です。


<日本のオッズについて>


1着ブルーストッキングが日本では2番人気になったのは日本の予想レベルがすごいですね。

複数の海外ブックメーカーのオッズ見ても5番人気くらいが多かったです(シンエンペラーは4番人気くらいが多かった)。

ブルーストッキングは日本の予想家の人たちの◎が多かったです。


個人的には2着馬◎で馬券的中しましたが、馬連3連複の配当が出てガッカリしました。

馬連2290円しかつかないというのは、海外ブックメーカーの人気順ならありえない。

締め切り1時間前までは、もっとついていたはず。

(1人気ソジーとの馬連しかメモしていないが、1時間前42倍が最終32倍に低下)

締め切り直前にオッズが大きく変動してガッカリするのは、海外競馬のJRA発売でもあるんですね。



2024年10月6日日曜日

凱旋門賞 2024【予想】

 海外競馬は予想しませんが、凱旋門賞だけは昔から予想しているので仕方なく予想します。

過去の穴馬に多いのは、

「前走9月G1G2」(8月末含む)

「3歳4歳」


アヴァンチュール

今年は大混戦。

G1で地味に好走している馬でもチャンスがあるのでは?

仏オークス4着もヴェルメイユ賞2着も、0.1差の負け。

3歳牝馬の激走に期待したい。

馬番16番だがゲート番は4番の好枠だ。


○ソジー

▲ブルーストッキング

コンティニュアス  外枠問題も昨年5着の日本産馬

△シンエンペラー

△ルックドゥヴェガ

△ロスアンゼルス



京都大賞典 2024【予想】

 過去の穴馬は少ない。

数少ない過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績(特に直線平坦の京都・ローカル)」

「逃げ先行」

「前走春G1完敗」(または前走札幌)


ジューンアヲニヨシ

全4勝が京都。

左回りは、3戦して6着12着9着。

3走前2:22.6は、レコードタイ。

時計が速くなっても対応できそう。

前走は+16キロの影響もありそう。


○ブローザホーン

▲サトノグランツ

ケイアイサンデラ  先行粘込期待

△プラダリア

△ディープボンド

△スマートファントム


吉田均さんの訃報に驚きました。

私は関西在住でそれほど拝見してはいないけれど、競馬エイトの関東TMの中で一番好きな人でした。

あのテレビ解説の語り口が好きでした。

80年代から長らく本紙予想で中穴狙いの「攻めの吉田」。

ご冥福をお祈り致します。



2024年10月5日土曜日

毎日王冠 2024【予想】

 近年は堅めの傾向。

近5年に限ると、3着内全て5番人気以内。

過去10年の過去の穴馬に多いのは、

「前走重賞完敗(5着~8着)」

「中央場所重賞実績」

「内枠」(6番以内)


ニシノスーベニア

前走の1着馬は。オールカマーを勝った馬。

3走前の勝ちっぷりを見ても力をつけているのは確か。

前走は初距離で好走。この距離がベストの可能性がある。


○ローシャムパーク

▲シックスペンス

ヤマニンサルバム  全7勝が左回り

△ホウオウビスケッツ

△ヨーホーレイク

△エルトンバローズ



2024年10月4日金曜日

サウジアラビアRC 2024【予想】

 毎年少頭数。

数少ない過去の穴馬に多いのは、

「前走新潟(左回り)」

「前走多頭数、または重賞」

「1600m実績が無い」


タイセイカレント

穴党にとって気の進まない少頭数で、穴の◎に困るレース。

4番人気くらいになるかもしれないが◎にします。

前走は出遅れて押してハナに立った。

それが今回に悪い影響を与えるかもしれないが、逃げない競馬を見てみたい。


○アルレッキーノ

▲アルテヴェローチェ

ニシノルアノーヴァ  前走馬込みを経験が生きるかも

△フードマン

△マイネルチケット

△シンフォーエバー



2024年9月29日日曜日

スプリンターズS 2024 <回顧>

 今年のG1のトレンド。

G1を勝つ騎手が全て違う。

今回は、西村淳也騎手が、涙のG1初制覇。


波乱の結果となりましたが、1着馬は高松宮記念の1人気馬。

3頭の馬名を見ても、これで波乱の配当となるのは、当てた人にとってはおいしい。

穴党は、こういうのを当てなければいけない。私は大反省。


1着  ルガル(9人気) 32.8-34.2

2着 △トウシンマカオ(5人気) 33.5-33.5

3着 △ナムラクレア(4人気) 33.9-33.2


勝ちタイムは、1:07.0(良)。上がり34.9。


先週までの超高速馬場よりやや時計がかかる馬場。

それでも普通の高速馬場で、過去10年では最速(3年前5年前が1:07.1)。


11.8-9.9-10.4-11.0-11.6-12.3

前半3F32.1

後半3F34.9


逃げた馬がハイペースで飛ばし、2番手3番手はそれぞれやや離れた追走で、縦長の展開。

そんな流れで、3番手追走から粘ったのが1着ルガル。

中位追走内から差したのが2着トウシンマカオ。

後方寄り追走直線外から差したのが3着ナムラクレア。


1着ルガルは、この速い流れを3番手で楽々と追走。

直線もそのまま押し切った。

これほど強い馬だったのか、という印象。

確かにシルクロードSは3馬身差の圧勝で、だからこそ高松宮記念で1人気になったのだが・・・

高松宮記念は、骨折の影響だったということか。

個人的には、骨折明けも気になったが、実績が直線平坦コースばかりで、直線坂がどうか?と思ってしまった。

自身バランスは、32.8-34.2。

前で押し切るタイプなのだろう(スローだと人気を裏切る恐れ)。

13番枠の不利は単独3番手追走によって、内を回れたことによりあまり影響なかった。


2着△トウシンマカオは、この馬にとってはイヤな2番枠のはずだったが、中位のイン追走から直線も内から伸び、内枠を利して力を出しきった。


3着△ナムラクレアは、後方寄りの追走から、直線外に持ち出し、最後は大外からすごい伸び(自身上がり33.2)。

いつもG1では惜しい負け方。


4着▲ママコチャは、5番手追走から直線じりじりとした伸び。

昨年1着時より時計が速い馬場だったからだろうか?(昨年1:08.0)


5着ウインマーベルは、2着トウシンマカオと並んで直線向いたが、やや伸び負けた。


6着◎ビクターザウィナーは、モレイラ騎手が控える策。

3角からは手が動きっぱなしでスピードについていけない印象。

それでよく6着に粘った。

(高松宮34.9-34.5、今回33.1-34.3)


7着○サトノレーヴは、中位追走から直線じりじりとしか伸びなかった。

前2走が洋芝で時計がかかる馬場。

そして初めてのG1出走(ルガルも高松宮はG1初出走だった)。

結果的に過剰人気だったということになってしまった。

レーン騎手は、水曜追い切りに乗りに来て、その後日本を離れて海外のレースに騎乗して、またこの馬のためだけに来日という強行日程。

レーン騎乗で余計に人気を集めてしまった。


3人気△マッドクールは、12着。

時計が速い馬場は苦手なのか?

それにしても負け過ぎで、状態面?



2024年9月28日土曜日

スプリンターズS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「先行好位」(追込の穴は3着)

「内枠」(5枠以内)


ビクターザウィナー

高松宮記念3着は完敗だが、直線で外めに誘導したこともある(1着2着は最内から伸びた)。

それと左回りに出走するのは初めてだった。

今回は走り慣れた右回りだし、直線は中京より100m短くなる。

そして何よりモレイラ騎手騎乗というのが魅力。

14番枠は不利だが、ハナに立てば(または単独2番手なら)、あとは内を通るので不利は最小限にとどめることができる。


○サトノレーヴ

▲ママコチャ

モズメイメイ  逃げない競馬が身についた

△マッドクール

△ナムラクレア

△トウシンマカオ



シリウスS 2024【予想】

 20年~22年は中京だった。

過去の穴馬に多いのは、

「中京実績」「東京実績」

「1900m以上実績」

「内枠」(中京時)


ビヨンドザファザー

2走前は、斤量差あったとはいえクラウンプライドとハナ差2着。

5勝中4勝が左回り。

前走は物足りないが、2走前3走前の末脚なら、展開ハマればおもしろい。


○オメガギネス

▲ハピ

グリューヴルム  2走前完勝、前走だけで見限れず

△ロコポルティ

△ハギノアレグリアス

△ヴァンヤール



2024年9月22日日曜日

オールカマー 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「中山実績」

「2200m実績」

「内枠」(9番以内)


ヤマニンサンパ

2走前鳴尾記念は、展開不利で差してきて、強くなってきた印象だった。

今回はその時と同様に久々の出走。休養明けでも能力発揮できるだろう。

シュタルケ騎手は、土曜は1着・2着があり、期待できそう。


○レーベンスティール

▲ステラヴェローチェ

リカンカブール  中山金杯1着、中山2戦2勝

△サヴォーナ

△サリエラ

△ロバートソンキー



2024年9月21日土曜日

神戸新聞杯 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走条件クラス(負けでも可)」

「前走ダービー大敗」

「4番~7番」(20年~22年中京時)


バッデレイト

前走は1着馬との叩き合いで、ハナ差の惜しい負け。

前走の1着馬は、3連勝で菊花賞直行を決めている。

前走の3着馬は、京都2歳S3着・青葉賞4着のサトノシュトラーセ。

前に行けて末もしっかり伸びる。

2走前は重で勝っているので、雨が降っても大丈夫そう。


○メリオーレム

▲ジューンテイク

ヤマニンステラータ  前走上がり2位より0.7秒速い末脚

△メイショウタバル

△ウエストナウ

△オールセインツ



2024年9月15日日曜日

セントライト記念 2024【予想】

 近年は穴馬が少なくなっている。

前走新潟(阿賀野川特別など)の馬が穴馬になっていたのは、もう10年より前のこと。

過去の穴馬に多いのは、

「前走5月末~7月初」(休養明け)

「内枠」(2番は過去10年穴4頭)


アスクカムオンモア

実績が左回りばかりなので、中山向くのかどうかわからない。

前の方に行けるので中山向く方に賭けてみる。

母マキシマムドパリは、オークス8着の後、休養明け大幅馬体重増で1勝クラス1着のあと秋華賞3着。

息子もそうだとは限らないが、休養成長に期待したい。


○コスモキュランダ

▲アーバンシック

ログラール  母ディアデラマドレ成長あれば

△エコロヴァルツ

△スティンガーグラス

△ヤマニンアドホック



2024年9月14日土曜日

ローズS 2024【予想】

 中京の時は2000m。

過去の穴馬に多いのは、

「前走条件クラス」(負けていてもいい)

「春~夏に2ヶ月半以上の休養がある」(休養明けまたは2走目3走目)

「父父または母父がディープ」


ラヴァンダ

オークスを前の方に行って18頭中11着は悪くない内容。

今回は左回り2000mで、2走前フローラS2着と同じ。

3走前チューリップ賞7着は、直線で2度前が詰まったから。

オークスは距離が長かったとみて、好勝負を期待したい。


○レガレイラ

▲クイーンズウォーク

サンセットビュー  樫7着、2走前相手樫5着、前走相手強い牡馬

△フレミングフープ

△オーロラエックス

△カニキュル



2024年9月8日日曜日

セントウルS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」

「前走夏重賞」(特に北九州記念、ただし今年の北九州記念は時期違う)


サウザンサニー

前走は函館開幕週の前有利馬場で差してきた。

1200mでは直線が日本一長い中京1200での差し脚に期待。


○ピューロマジック

▲ヨシノイースター

ジョウショーホープ  充実、初の1200mこなせれば

△ママコチャ

△トウシンマカオ

△モズメイメイ



2024年9月7日土曜日

京成杯オータムH 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「マイル重賞実績」

「中山実績」

「6歳5歳」


キャットファイト

中山1600mで2勝。

その内、アスター賞は2歳レコード。土曜は異常な高速馬場だったので、合いそう。

3歳馬の中で一番ハンデに恵まれている。

4番人気くらいになる可能性もあるが、我慢して◎にします。


○アスコリピチェーノ

▲ディオ

エアファンディタ  10ヶ月ぶり問題も、前2走は60キロ酷量

△エエヤン

△サンライズロナウド

△ディスペランツァ



2024年9月6日金曜日

紫苑S 2024【予想】

 重賞となっての近8年の穴馬に多いのは、

「前走夏ローカル条件クラス」(で上がり1位)

「前走オークス大敗(二ケタ着順)」(中位より前追走で)


サロニコス

前走は、ラスト2F11.2-11.2の流れを上がり1位で勝利。

重賞の決め脚勝負でも対応できそうに思える。

問題は折り合えるかだが・・

母は、サラキア・サリエラの全姉(この馬は姪になる)。

夏を越しての成長があって欲しい(あれば楽しみ)。


○ボンドガール

▲ミアネーロ

バランスダンサー  逃げることできれば

△エラトー

△ホーエリート

△クリスマスパレード



2024年9月1日日曜日

小倉2歳S 2024【予想】

 今年は中京。

過去の穴馬に多いのは、

「今回差しだが、前走は逃げ先行」(今回の脚質予測が難しい)

「前走速いペース(前後半差1秒以上)」(ただし今年は中京、あてはまらない?)


ベルビースタローン

今年は中京だし、道悪だし、何が逃げるのかわからないし、前売オッズが無いので人気もわからない。

◎を決めようがないが、前走時計がかかる馬場で勝ったことを理由として◎にします。

(馬場の急回復は困る)


○アーリントンロウ

▲エイシンワンド

クラスペディア  前走負けた相手は▲、3着に1.0秒差

△レイピア

△エンドレスサマー

△ジャスパーディビネ



2024年8月31日土曜日

新潟記念 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」

「新潟実績」

「追込」

「牡馬」


ジューンアヲニヨシ

4勝全てが京都の外回り。

直線が平坦で長い新潟は合いそうだ。

不良馬場で勝っていて、荒れ馬場も大丈夫。

前走は12着といっても、最後は前がふさがって追えなかった。


○ライトバック

▲キングズパレス

バラジ  昨年5着、先行粘込期待

△レッドラディエンス

△セレシオン

△エーデルブルーメ



2024年8月30日金曜日

札幌2歳S 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「差し」(前走上がり1位2位)


ショウナンマクベス

このレースで前走逃げた馬は狙いたくないが、他に適当な馬が見当たらないので仕方なく◎にします。

前走は楽な単騎逃げでなく、2番手の馬がずっと斜め後ろを追走していた。

スローだったとはいえ、東京の長い直線を粘りきった。

距離延長問題だが、直線短いコース形態は合いそう。


○アスクシュタイン

▲マジックサンズ

ローレルオーブ  連闘の意欲買う

△ファイアンクランツ

△マテンロウサン

△モンドデラモーレ



2024年8月25日日曜日

新潟2歳S 2024【予想】

 近年は2歳重賞の増加により頭数が少なめになり、波乱の可能性が低くなってしまった。

過去の穴馬に多いのは、

「前走逃げ~好位」

「牝馬」

「前走新潟ではない」(中4週以上)


トータルクラリティ

それほど人気薄でもないけれど、少頭数だし半分仕方なく◎にします。

前走のタイムは平凡だし、2着馬の次走出走が無いので、前走のレースレベルはよくわからない。

前走は直線短い内回りだったが、ラスト1F10.9で伸びたので、直線長いコースは向くかも?


○コートアリシアン

▲シンフォーエバー

モジャーリオ  距離延長が吉に出れば

△ジョリーレーヌ

△スターウェーブ

△プロクレイア



2024年8月24日土曜日

キーンランドC 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」または「札幌函館実績」

「前2走で、高松宮記念または函館スプリントに出走あり」

「牝馬」


プルパレイ

札幌が合うのか、前2走好走。

前2走が内枠だったが、今回も内枠。前走のように好位イン追走からの抜け出しに期待したい。

元々は3歳春ファルコンS1着馬。重賞でも見劣らないのでは?


○ナムラクレア

▲サトノレーヴ

シナモンスティック  昨年2着、前に行ければ

△モリノドリーム

△エトヴプレ

△ビッグシーザー



2024年8月18日日曜日

札幌記念 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「右回り重賞実績」

「札幌函館実績」

「前走中央場所重賞で2か月半以内」または「前走函館記念」


ドゥラエレーデ

前走ダートからの中1週。

よくわからないローテだが、前走はここへの調教になったと都合よく解釈したい。

ホープフルS1着馬だから、2000mでやや時計がかかる洋芝は合いそう。、


○プログノーシス

▲シャフリヤール

アウスヴァール  逃げ粘り警戒

△ジオグリフ

△ボッケリーニ

△ステラヴェローチェ



2024年8月17日土曜日

CBC賞 2024【予想】

 例年なら北九州記念の週だが、今年は入れ替わった。

過去の穴馬に多いのは、

「逃げ先行」

「5歳(以上)」


ドロップオブライト

昨年12月の中京での知立S1着が、中京が合っているようで強かった。

近走は1400mや1600mを使っているが、3勝全ては1200m。

中京1200mでの激走に期待したい。


○キタノエクスプレス

▲スズハローム

カリボール  8歳でも急上昇

△アグリ

△ジャスティンスカイ

△バースクライ



2024年8月11日日曜日

小倉記念 2024【予想】

 今年は中京。左回りになるし、直線は長くなる。過去の傾向は全くあてにならない。

一応、過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」


ヴェローナシチー

中京では、京都新聞杯2着・白百合S2着の実績がある。

前走は1年半ぶりの出走、叩き一変がありうる?


○ディープモンスター

▲リフレーミング

テーオーシリウス  単騎逃げなら、昨年小倉だが2着

△シリウスコルト

△コスタボニータ

△ファユエン



関屋記念 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「左回り実績」(新潟・東京・中京)

「直線長いコース実績」(阪神外・京都外)

「5歳6歳」


パラレルヴィジョン

2走前3走前が中山で1着。

新潟向きではなさそうなイメージ。

だから、逆に狙うことにする。

上位人気2頭が、前走OP特別と前走3勝クラス。

この馬は前走G1で少し負け過ぎだが、2走前-16キロで勝った反動もあったと思いたい。


○プレサージュリフト

▲ジュンブロッサム

オニャンコポン  3走前のように走れば差ない

△トゥードジボン

△ディスペランツァ

△ロジリオン



2024年8月6日火曜日

高校野球予想は別ブログで

 夏の高校野球予想を、別ブログでアップしました。

夏の高校野球優勝校予想2024

興味のある人は、のぞいてみて下さい。


面倒くさいという人のために、印だけここにも書いておくと、

明徳義塾(高知)

○報徳学園(兵庫)

▲大阪桐蔭(大阪)

小松大谷(石川)

△広陵(広島)

△健大高崎(群馬)

△東海大相模(神奈川)



2024年8月4日日曜日

エルムS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走函館」

「札幌函館実績」


テーオードレフォン

函館で前2走まあまあの好走。

こういう馬がこのレースで穴になりやすい。

逃げ先行多数だが、絶対に逃げなければいけない馬ではないので、2番手3番手でも好走して欲しい。


○ナチュラルハイ

▲ドゥラエレーデ

ヴィクティファルス  走る気を出せば

△ミトノオー

△サヴァ

△プロミストウォリア



レパードS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「左回り実績」

「1800ダ1着実績(1勝クラス以上での)」

「前走(又は2走前)先行好位」


ハビレ

前3走は大井ダートだし、前走は距離も長かった。

強敵相手の経験を買いたい。


○ミッキーファイト

▲ソニックスター

メイショウフウドウ  連勝の勢いで何とか

△ジーサイクロン

△ミッキークレスト

△サンライズソレイユ


角田大河騎手のニュースには本当に驚きました。

函館競馬場の馬場に自分の車で侵入し、芝を傷つけたとは・・・

その理由が花火大会を見たいからとは・・・

写真では芝コースに車が通った跡がハッキリと・・・

まさに前代未聞。



2024年7月28日日曜日

アイビスSD 2024【予想】

 今年は7R。

昨年の穴馬1着馬3着馬は、3番2番。

外枠有利が知れ渡っていて、外枠馬が過剰人気になっていた。

過去の穴馬に多いのは、

「千直実績」

「5歳、次に7歳」

「前走1200m」

「前走福島」


ジャスパークローネ

昨年の駿風S1着。

その時が不良馬場だったから、雨が降った方がいいかも。

前走は出遅れ。

近走の不振と内枠の不利が大いに心配だが、目をつぶって能力に賭ける。


○チェイスザドリーム

▲モズメイメイ

グレイトゲイナー  距離短縮で先行力さらに生きる?

△ファイアダンサー

△ウイングレイテスト

△マイヨアポア



クイーンS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「札幌函館実績」「小回り内回り実績」

「差し馬」(逃げ先行は人気馬が多い)

「内枠」(1番2番4番)


アルジーヌ

前走は3勝クラスとはいえ牡馬相手になかなか強い勝ち方だった。

小倉2勝・函館1勝で、右回り・小回り向き。

夜に雨が降るらしいが、函館重馬場かもめ島特別2着があるので問題なさそう。

母キャトルフィーユは、2014年のこのレース1着馬。


○ウンブライル

▲ボンドガール

ウインピクシス  昨年2着

△ドゥアイズ

△イフェイオン

△コンクシェル



2024年7月21日日曜日

中京記念 2024【予想】

 今年の小倉は今週で終わり。

過去の穴馬に多いのは、

「前走、OP特別(特に米子S)または安田記念」

「重賞3着内実績」または「近走1着あり」


タガノパッション

4走前の愛知杯は小倉で2着。

おそらく小倉はベスト。

距離も1800mの方がどちらかといえばいい。

あとは、走る気を出すかどうか。

前走は気分が向かなかった。


○ニホンピロキーフ

▲エピファニー

カテドラル  小倉での3年前2年前は連続2着

△エルトンバローズ

△セオ

△アルナシーム



2024年7月14日日曜日

函館記念 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」

「前走6着以下」「前走重賞または巴賞」

「函館札幌実績」


オニャンコポン

3歳時に京成杯1着がある。

右回り2000mは同じだ。

前走は最後鈍ったが、58キロのせいと良化途上のせいと思いたい。


○デビットバローズ

▲サヴォーナ

アケルナルスター  昨年函館五稜郭SS1着、叩き2走目

△ホウオウビスケッツ

△チャックネイト

△トップナイフ



2024年7月13日土曜日

函館2歳S 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走先行好位」で「上がり1位2位」

「中1週~中3週」(前走函館開幕週や連闘ではない)


ニシノラヴァンダ

前走が逃げというのはマイナス材料だが、楽な逃げでもなく途中で競りかけられている。

それで好タイムで0.7差勝ちは評価できる。

小柄な牝馬というのは人気が上がりにくい。


○サトノカルナバル

▲エンドレスサマー

チギリ  オッズほどの差はなさそう?

△エメラヴィ

△カルプスペルシュ

△ヤンキーバローズ



2024年7月7日日曜日

プロキオンS 2024【予想】

 4年前阪神3年前2年前小倉の3年間は大波乱、その他の中京時は平穏傾向。

そして今年は小倉。

小倉2021年(重)は、高速先行決着。

小倉2022年(稍)は、タフ差し決着。


グロリアムンディ

アンタレス2着・平安S1着がある実績馬。

近走は冴えないが復活を期待してみる。

7月8月に走ったことがないので暑さは心配だが・・・


○ヤマニンウルス

▲ハピ

レガーメペスカ  2走前のように逃げること出来れば

△スレイマン

△デシエルト

△ブラックアーメット



七夕賞 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「福島・中山・小倉・阪神京都内回りの実績」

「近走3勝クラス1着」

「好位~中位」


ノッキングポイント

ダービー0.2差5着で、能力はあるはず。

毎日杯2着で右回りも問題ないだろう。

新潟記念1着なので、暑い季節も問題ないだろう(福島35度レベル?)。

前走は物足りないが、前走からの良化がないだろうか?


○キングズパレス

▲レッドラディエンス

レッドランメルト  昨年5着、前走8ヶ月ぶり

△リフレーミング

△ボーンディスウェイ

△カレンルシェルブル



2024年6月30日日曜日

北九州記念 2024【予想】

 阪神改修工事の影響で、CBC賞と北九州記念が入れ替わった。

その2つの重賞の両方を考慮して過去の穴馬に多いのは、

「小倉実績」

「夏実績」

「5歳6歳」


バースクライ

大外枠は痛いが、前走はトウシンマカオ・ビッグシーザーと好勝負の能力に期待したい。

小倉の夏も1勝クラスだがマメコに勝っている。


○サーマルウインド

▲ピューロマジック

カンチェンジュンガ  小倉3勝、重でも1着

△ナナオ

△ペアポルックス

△グランテスト



ラジオNIKKEI賞 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「福島・中山・阪神京都内回り・小倉実績」

「逃げ先行」


ミナデオロ

前2走は外回りでの好走だし、57キロのハンデは不利で、第一印象は買いたくない。

しかし、血統を見てみると、半兄アルバートドックは小倉大賞典と七夕賞を勝っている小回り巧者。

半兄リライアブルエースは、福島テレビOPを勝っている。

意外に今回のコースの方が向くかもしれない。


○シリウスコルト

▲サトノシュトラーセ

ログラール  軽ハンデと母の血魅力

△ウインマクシマム

△ヤマニンアドホック

△ショーマンフリート



2024年6月24日月曜日

宝塚記念 2024 [回顧]

 人馬ともに初G1制覇。

菅原明良騎手、おめでとう!


1着 △ブローザホーン(3人気)

2着 ☆ソールオリエンス(7人気)

3着 △ベラジオオペラ(5人気)


勝ちタイムは、2:12.0(重)。上がり34.5。


9R2勝クラス1400mで、1:21.2。

雨量が天気予報ほどには降らず(強く長く降ったのは夜中くらい)、時計は稍重の方に近い重馬場。

平均ペースで流れていれば、2分11秒台がありえた。

スローだったので、2:12.0となった。

ただ、内外の馬場差が大きそうで、直線は各馬かなり外を通っていた。


内が悪いのは、雨の影響というより使い込んだ影響。

土曜良馬場時点から悪かった。

仮に日曜昼間がずっと本降りだったら、内と外の差が小さくなったかもしれない。


12.4-10.9-12.3-12.7-12.7-12.9-12.2-11.4-11.7-11.3-11.5

前半3F35.64F48.35F61.0

後半3F34.54F45.95F58.1


逃げ馬不在で、かなりのスロー。

京都外回り特有の上がり4Fが速いラップ。

直線も11.3-11.5で、スタミナ勝負にはなっていない。


1着△ブローザホーンは、向正面に入った所ではほぼ最後方だったが、3角までに馬群全体が縮まり射程圏内。

直線は、最大外から差しきり完勝。

春天2着だったが、折り合いついたが折り合いを気にしてのような騎乗だったので、これくらいの距離の方がいいかもしれない。

重馬場が向くのだろうが、良馬場での今回のメンバーとの対決を見てみたい。

菅原明良騎手、大阪杯当日は馬場のいい内を狙っていたし、ホームグラウンドではない関西での騎乗もいいですね。


2着☆ソールオリエンスは、スタート良かったが、今回は後方に控える策。

向正面で3角までに馬群が縮まった時も動かず、3角手前で後ろから2番目の位置。

直線はブローザホーンの後ろを追うように伸び、ラスト1F過ぎに一瞬前が詰まったが2着確保。

・状態が良くなった

・後方で動かない策の方が向く

・重馬場が向く


3着△ベラジオオペラは、逃げてもいい構えだったが、他馬が行き4番手好位追走。

直線も伸びてはいるが、1着2着馬の決め手(重馬場での)に負けた。

良馬場での1着2着馬との対決を見てみたい。

+12キロだったが、成長中なのだろう。


4着プラダリアは、直線3着馬との競り合いで負けた。

どうしてもG1では少し足りない。

ダービー5着・宝塚記念6着・大阪杯6着・今回4着。

京都の今回が最大のチャンスだっただろうが・・・


5着△ローシャムパークは、折り合いに難があるので、どうしても早め進出の競馬になってしまう。

重馬場も良くないのか。


6着○ドウデュースは、3角最後方、外にソールオリエンスがいたせいか、直線は馬場が悪い内寄りを選択、伸びなかった。

状態面もどうだったのか?

海外帰り初戦、表面的には好調そうでも・・・・

いずれにしても、昨秋からの成績欄が示す通り、常に能力発揮できるタイプではなさそう(いろいろと条件が揃わないとダメ?)。

有馬記念1着と調教の見た目の良さで過剰に評価された(終わってみれば)。


2人気▲ジャスティンパレスは、10着。

「敗因は道悪」を陣営は主張するだろうが、海外帰り初戦、状態面がどうだったのか?


◎としたルージュエヴァイユは、8着。

川田騎手だから好位追走あるかもとは思ったが、逃げるとは全く想定外。

個人的には外差しの競馬を見てみたかった。

それはともかく、◎と☆の印は逆にすべきでした(反省)。

(いつもなら、人気が上の方を◎にして人気薄の方を☆にするのに・・・)



2024年6月23日日曜日

宝塚記念 2024【予想】

 今年は京都。

2006年が京都だったが、その時の穴馬は、

2着ナリタセンチュリー「京都G2を2勝(G1連対無し)」

3着バランスオブゲーム「G2を5勝(G1連対無し)」


ルージュエヴァイユ

過去10年の3着内30頭のほぼ半数が6人気以下の穴馬。

上位人気があてにならない理由は、「状態面」だと思う。

前走の目に見えない疲れや暑くなってきたことで、能力を発揮できず完敗する上位人気馬が多い。

それは調教の動きや厩舎談話では、よくわからない。終わってみないとわからない。

今年ならレース後の「敗因は道悪」が、人気馬の言い訳として用意されている。

牝馬の好走例が多いのも、この季節の牝馬は状態がいいからだろう。

案外雨が降らない、天気予報がハズれることを願う(稍重希望)。


○ドウデュース

▲ジャスティンパレス

ソールオリエンス  馬場を味方に復活ある?

△ベラジオオペラ

△ローシャムパーク

△ブローザホーン



2024年6月15日土曜日

マーメイドS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走3勝クラス(特に前走3着4着)」

「差し追込」または「2000m実績ある先行馬」


ゴールドエクリプス

今年は京都。

この馬の4勝は、京都2勝・小倉2勝。

直線平坦コースが向く成績。

4勝全てが1800mだが、昨夏小倉記念2000m3着があり、直線平坦なら十分こなせそう。

昨年のこのレースは4着だったが、今年は得意の京都で3着以上を期待したい。


○エーデルブルーメ

▲ミッキーゴージャス

インザオベーション  前走3勝クラス3着は穴傾向に合致

△コスタボニータ

△ホールネス

△セントカメリア



2024年6月9日日曜日

函館スプリントS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「函館札幌実績」(洋芝・滞在)

「重賞実績」(特に12月~3月の阪神)


ゾンニッヒ

昨年青函S(稍重)0.3差1着。

函館1200mが合う内容だった。

続くキーンランドC8着は重馬場だったので、雨はあまり降らない方が良さそう。

16番枠は、過去10年で3頭の穴馬が連対している。


○アサカラキング

▲サトノレーヴ

ジュビリーヘッド  昨年2着・2年前2着

△ビッグシーザー

△ジャスティンスカイ

△キミワクイーン



エプソムC 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」         

「東京実績」

「前走大敗(6着以下)」


シルトホルン

3歳時ラジオNIKKEI賞2着(1着エルトンバローズ3着レーベンスティール)。

東京オクトーバーS2着(1着ヤマニンサルバム)。

近5走が物足りないが、本領発揮すれば上位人気と差はないはず。


○レーベンスティール

▲トゥデイイズザデイ

カレンシュトラウス  2年前メイS1着

△サイルーン

△ルージュリナージュ

△グランディア



2024年6月3日月曜日

安田記念 2024 [回顧]

 強過ぎる香港馬の勝利。

5着まで5人気以内馬が占める能力通りの決着。


1着 ○ロマンチックウォリアー(1人気)

2着 △ナミュール(4人気)

3着 ▲ソウルラッシュ(2人気)


勝ちタイムは、1:32.3(稍重)。上がり33.9。


9R2勝クラスで 1:58.7。

それほど雨の影響はない馬場。

安田記念は速めに流れれば1分31秒台後半になったかもしれない。

緩めの流れになったので、1分32秒台となった。


12.1-11.0-11.4-11.9-12.0-11.3-11.2-11.4

前半3F34.54F46.4

後半3F33.94F45.9


速い逃げ馬が不在なので、緩めの流れになった。

かつては速い流れが多かった安田記念だが、近年は緩めの流れが多い。


1着○ロマンチックウォリアーは、さすが香港最強馬の強さ。

そしてオーストラリアの名手マクドナルド騎手もさすが。

馬体重が-12キロだったが、3走前の香港Cと同体重。

(といっても香港の馬体重はレース2日前の計量が公式記録になるので単純比較できない)

2000mでも1600mでも強い。

香港でも豪州(コックスプレート1着)でも日本でも強い。

日本の馬場で速い上がりの流れでも強かった。


<以下、香港と日本の違い>

馬体重の計測時期が香港と日本で異なるが、

レースタイムの計測開始地点も香港と日本とでは違う。

日本はゲートから離れた地点(5mだったかな?)から計測を開始。

なので、日本のタイムは香港に比べて約1秒くらい速くなる。

馬場が同じ程度でも、香港のタイムは日本より1秒くらい遅くなる

香港の馬場が時計がかかるわけではないのです。

(この点については、Mahmoud氏が以前から指摘されている)

【追記】

日本では、助走距離5mが設けられていて(その分ゲートは計測開始地点より後ろに設置)、実際は1605m走っていることになります(日本ダービーは2405m走っている)。

日本も香港(や欧州)も、全体タイムは1600m走ったタイムですが、

日本の場合、タイムに含まれない助走距離5mを余分に走っていることになります。

それで、最初の1Fのタイムが香港(や欧州)より日本の方が速くなる(助走で勢いがついている所から計測開始するので)。

その差が、約1秒程度(らしい)。

Mahmoud氏は、その差が1.2秒と計算しておられる。

それに従えば、今回の勝ちタイム1:32.3は、香港式で計測すれば1:33.5ということになります。


2着△ナミュールは、前走から見事な変わり身。

後ろ過ぎない追走から、自身上がり32.9。

海外帰り2走目の良化、継続騎乗2走目で大きく変った。

相手が強かった。


3着▲ソウルラッシュは、ナミュールにハナ差競り負けた。

昨秋マイルCSでもナミュールにクビ差負けた。

2年前13着・昨年9着だったが、東京でも能力発揮。

相手2頭が強かった。

これでモレイラ騎手は、短期免許取得の条件をみたせず、来年以降の来日が難しくなった。


4着△ガイアフォースは、直線内で前が詰まり進路を切り替えるロスで、2年連続4着。

それが無ければ2着争いもう少し際どかったかも。

この馬にとっては内枠は良くない。


5着△セリフォスは、後方過ぎる追走(これは意外)。

自身上がり33.0(ナミュール32.9)で伸びているが、ナミュールに比べ道中が後ろ過ぎた。

昨秋マイルCSで前に行って伸びなかったからだろうか?


6着☆ジオグリフ(12人気)

7着◎フィアスプライド(13人気)

穴で期待した2頭は健闘してくれたが、上位5頭には能力で劣った。


もう1頭の香港馬ヴォイッジバブルは17着。

ドバイでも大敗していて、海外遠征が苦手なのかも。

それとドバイメイダン競馬場も左回り。



2024年6月2日日曜日

安田記念 2024【予想】

 雨は、どの程度降るのだろうか?

過去の穴馬に多いのは、

「G1実績」

「差し(中位~後方)」(逃げ穴はロゴタイプ2回)

「5枠~8枠」(過去10年6人気以下3着内10頭全て)


フィアスプライド

前走は例年の安田記念のような流れ。前半速く中盤の緩みもなかった。

その流れで前の方に行っての2着は価値ある好走。

一方で、府中牝馬Sのような後方から差す競馬もできる。

前走の反動は心配だが、中位からの差しを期待してみる。


○ロマンチックウォリアー

▲ソウルラッシュ

ジオグリフ  重になれば

△セリフォス

△ナミュール

△ガイアフォース



2024年6月1日土曜日

鳴尾記念 2024【予想】

 阪神競馬場スタンド改修工事のため、今年は京都での開催(宝塚記念・阪神JFなども)。

過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」

「前走都大路Sまたは新潟大賞典」

「前走先行好位」


エアサージュ

2走前は、京都2000mで△ニホンピロキーフに勝っている。

前走は左回りも影響したかもしれない。

右回り芝[3.3.1,1]

2000m芝[3.2.1.1]

大外枠が問題だが・・・


○ボッケリーニ

▲ロードデルレイ

バビット  2走前くらい走れれば

△ヨーホーレイク

△ニホンピロキーフ

△ディープモンスター



2024年5月27日月曜日

ダービー 2024 [回顧]

 横山典弘騎手、56歳で3度目のダービー制覇。


1着  ダノンデサイル(9人気)

2着 ○ジャスティンミラノ(1人気)

3着  シンエンペラー(7人気)


勝ちタイムは、2:24.3(良)。上がり33.8。


並の高速馬場。

流れれば、2分23秒0前後が出ても不思議ないが、かなりのスローで全体タイムは遅めになった。

それでも昨年2:25.2よりは速い。


12.5-11.4-12.4-13.1-12.8-12.6-12.7-11.7-11.3-11.1-11.2-11.5

前半3F36.34F49.45F62.2

後半3F33.84F45.15F56.8


メイショウタバルが取消したので、逃げ馬不在。

逃げたのは、エコロヴァルツ。

かなりのスローになり、上がり4Fの末脚勝負。


1着ダノンデサイルは、3.4番手追走から終始インの理想的な競馬。

これがハナ差アタマ差の勝利なら、枠順・展開・好騎乗の勝利だが、2馬身突き放したのは馬の能力が一枚上。

これほど強い馬だったとは驚き。

皐月賞は発走除外になったが、これは横山典騎手の自己申告によるもの。

結果的にそれがダービー勝利の要因になった。

皐月賞のレコード決着の影響(疲労)を受けず、ダービーにピークに仕上がったようだ。

1週前の調教が抜群だった(79.6-65.0-35.1-11.0)。

安田翔伍厩舎は、7年目でG1初勝利だが、重賞は10勝目(今週は土日制覇)。

その重賞10勝の内8勝が横山親子(典弘5勝・和生3勝)。

安田翔伍調教師(41歳)と横山親子(典弘・和生)、最高のタッグ。


2着○ジャスティンミラノは、スローで前につけて、これで負けたら仕方ない。


3着シンエンペラーは、中位追走から、直線じりじりと最後まで伸び続けた。

この馬としては、もう少し速く流れて欲しかったか。

皐月賞より着順が上がったのは、陣営のコメント通り状態面が違っていたのだろう。

兄弟制覇を目指して凱旋門賞に行くようだ。


4着サンライズアースは、最後方から向正面進出、3角先頭に並びかけ、スタミナを生かす競馬をした。

明らかに長距離向き(菊花賞向き)。


5着▲レガレイラは、中位スタート、向正面で位置が下がっていき、3角では後方になる。

直線は、内から大外に持ち出す横歩きのロス(下手な騎手のような内容になった)。

それでも上がり1位。内枠が災いした。

元々、前に行けないのが致命的。


6着△コスモキュランダは、デムーロ騎手だとスタートが悪くなる。

1~2角は後ろから2番目、向正面で進出する策は弥生賞と同じ。

速い上がりに対応できないか。


7着シュガークンは、現時点ではこれが精一杯か。


3人気9着△シックスペンスは、距離が長そう。

前走が鮮やかに見えたのも、相手が弱かったからか。

それに、中山ばかりレース間隔をあけて出走しているのもダービーを狙うローテではなかった。


4人気11着△アーバンシックは、展開不利で届かずは予想できるが、11着に負けるのは意外(5着くらいに来れないと)。


5人気ダノンエアズロックは、あの気性だと距離不向き(モーリス産駒は気性が問題)。


◎としたゴンバデカーブースは、13着。

距離が長いということか。

距離が長そう・モレイラが選ばなかった、という世間の評価の逆をつこうとしたのが間違いでした(ひねくれすぎ)。

世間の逆を突くべきだったのは「除外明け・実戦が1月以来の不安」のダノンデサイルでした。

私の過去の穴馬の条件3つをみたす馬でした。。。



2024年5月26日日曜日

目黒記念 2024【予想】

 今年は頭数が多くない。

過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」または「近走3勝クラス1着」

「2400m2500m実績」

「逃げ~中位」(後方でない)


ヒートオンビート

東京は[1.1.2.0]。

その全てが東京2500m重賞。

目黒記念が、3年前2着・昨年1着。

アル共杯が、2年前3着・昨年3着。

今回も堅軸だ?


○シュトルーヴェ

▲クロミナンス

ケイアイサンデラ  単騎逃げなら

△サトノグランツ

△マイネルウィルトス

△ジューンアヲニヨシ



ダービー 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走先行~中位」

「今年の重賞連対(または皐月賞3着内)」

「内枠」(11番以内)


ゴンバデカーブース

てっきり中穴人気になると思っていたら、11番人気単勝40倍台(土曜夜時点)とは意外。

外枠になったのとモレイラ騎手が選ばなかったからだろうか。

折り合いがつくタイプなので、距離はこなせると思う。

血統面も、父はブリーダーズカップ・ターフ(2400m)を勝った馬だし、母は中山牝馬S3着馬で短距離馬じゃなく、母父ディープは魅力。

前走は何とか間に合った状態だったし、叩いた効果も見込める。

距離不向きや2走目の反動で大敗の可能性もあるが、大敗覚悟で◎にします。


○ジャスティンミラノ

▲レガレイラ

ジューンテイク  前走にように好位追走イン突き出来れば

△コスモキュランダ

△シックスペンス

△アーバンシック



2024年5月25日土曜日

葵ステークス 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「デビュー(新馬)が6月~8月」

「先行~中位」

「牝馬」

「8番以内」


モズトキキ

ストの影響で金曜夜の前売り無し。

人気が全くわからないが、おそらく二ケタ人気?

ダートの2戦を除けば、芝1200mオール3着内。

前走は逃げ切りだったが、逃げなくても大丈夫な馬。

前3走がローカルだったので人気が上がらないのだろうが、3年前13人気1着レイハリアも前走雪うさぎ賞(新潟代替)だった。

そのレイハリアの時と同じ亀田騎手に期待。


○エトヴプレ

▲オーキッドロマンス

アスクワンタイム  前走復調気配、小倉2歳S1着

△ガロンヌ

△ナムラアトム

△エリカカリーナ



2024年5月20日月曜日

オークス 2024 [回顧]

 桜花賞組が強かった。


1着 ▲チェルヴィニア(2人気)

2着 ○ステレンボッシュ(1人気)

3着 △ライトバック(3人気)


勝ちタイムは、2:24.0(良)。上がり35.1。


高速馬場、まあまあのタイム。

(昨年リバティアイランド2:23.1、2着ハーパー2:24.1)


12.4-10.8-11.5-11.5-11.5-12.1-12.8-12.9-13.4-12.2-11.5-11.4

前半3F34.74F46.25F57.7

後半3F35.14F48.55F61.4


表面的なラップはハイペースだが、3番手以降追走馬はそうではない。

3番手追走馬を先頭と仮定した場合

レース上がり3Fは、34.5

上がりはむしろ速め。普通のオークスのペース(ややスロー)(中盤緩み)。


前2頭と3番手以降は別の競馬をしていた。


1着▲チェルヴィニアは、桜花賞とは一変した。

新馬から3戦目まで全て単勝1倍台だった素質を発揮した。

ルメール騎手がこちらを選んだのもさすが。


2着○ステレンボッシュは、4角から1着馬とは内と外に分かれて、この馬は内の方からうまく抜けたが、最後は1着馬の末脚に屈した。


3着△ライトバックは、後方で折り合いに専念。

道中ずっとチェルヴィニアの後ろを追走、直線やや内に切り替えるロスがあったが、最後の伸びがチェルヴィニアにやや劣った。

折り合いの問題で後方追走になるので、折り合いを気にすることなく中位を追走できれば、1着2着馬とは差が縮まる。


4着△クイーンズウォークは、5番手追走、直線は伸びずバテずのじりじりとした伸び。

中間膝の不安が出たらしいが、その影響はあったのか無かったのか。


5着ランスオブクイーンは、大善戦(3着と同タイム)。

3番手追走から粘り込んだ。

近年のオークスでは、弱い馬は3着内に来れない。

近5年の3着内二ケタ人気馬5頭の内4頭が、実績がある馬か将来G1で活躍した馬。

未勝利を勝ったばかりで3着と同タイムとは、今後の重賞での活躍楽しみ。

週中のスポーツ紙記事では、奥村豊調教師は「気難しい馬で、まだ能力を発揮し切っていない。大舞台で出し切れれば」「いい意味でマイペースなので、折り合いは全く心配ない」と語っている。

このコメントからは、能力はあるがヤル気を出さない(走ることに集中しない)タイプというイメージ。

強敵相手で能力が引き出された。

穴党で狙った人は惜しかった(東幹久)。


6着△スウィープフィートは、最後方追走、4角大外、直線の伸びは鋭くなかった。

この馬もライトバックと同じで、折り合わせるために後方追走になるのが問題。

今年3走連続好走した後なので、(下降はあっても)上昇度は無かった。

1200mデビュー馬は、昔は何頭か3着内に来たことがあったが、近年は来なくなった。


9着アドマイヤベル(フローラS1着)

12着コガネノソラ(スイートピーS1着)

14着◎ミアネーロ(フラワーC1着)

16着タガノエルピーダ(忘れな草賞1着)

これら別路線1着組は、揃って討ち死という結果に終わった。

年によっては別路線組が通用することがあるが、今年は桜花賞組が強かった。

前走の相手とはレベルが違った。



2024年5月19日日曜日

オークス 2024【予想】

 10年前~6年前は平穏傾向。

近5年は二ケタ人気が5年連続馬券にからんでいる。

その5頭は、

カレンブーケドール・ウインマイティー・ハギノピリナ・スタニングローズ・ドゥーラ。


過去の穴馬に多いのは、

「1800m以上1着がある」

「450キロ台~470台キロ台」

「前走3角3.4番手」


ミアネーロ

過去3戦全て中山で、東京で走ったことがない。

それでも東京での未知の能力に賭けてみる。

2走前は直線前がふさがってカットされ、それで上がり1位で不利なければ勝っていただろう。

G1を狙える素材の可能性はある(父ドゥラメンテだし)。

騎手も調教師も、好勝負の自信がありそうなコメント。

木曜に東京競馬場入りして、馬場を見せるスクーリング完了。


○ステレンボッシュ

▲チェルヴィニア

ラヴァンダ  前走距離延長を先行して好走は価値ある(が人気にはなりにくい)、2走前は前ふさがる

△ライトバック

△スウィープフィート

△クイーンズウォーク



2024年5月18日土曜日

平安ステークス 2024【予想】

 近4年に限っては堅めの決着。

過去10年の穴馬に多いのは、

「前走アンタレスS」または「前走2000m以上」

「10番以内」


ヴィクティファルス

前走大敗の理由がはっきりしないが、単なる気まぐれの可能性もある?

外枠になったが、内枠の方が走る気をなくす確率が高いと、都合よく解釈したい。


○ハギノアレグリアス

▲スレイマン

メイプルリッジ  前走+18キロで35.8の末脚

△ミッキーヌチバナ

△ハピ

△オーロイプラータ



2024年5月13日月曜日

ヴィクトリアマイル 2024 [回顧]

 1番人気のような末脚で伸びてきたのは、14番人気の大穴馬。

思いもかけない馬が勝つ。

まさに競馬はやってみなければわからない。

それが競馬の面白さ。


6歳馬のワンツー。


1着  テンハッピーローズ(14人気)

2着 △フィアスプライド(4人気)

3着 ○マスクトディーヴァ(1人気)


勝ちタイムは、1:31.8(良)。上がり35.0。


高速馬場。なら標準的なタイム。


12.2-10.5-11.1-11.6-11.4-11.6-11.7-11.7

前半3F33.84F45.4

後半3F35.04F46.4


速いペース。

中盤の緩みもない。

ハードな流れ。


先行有利な結果が多かったので、騎手の意識が前への意識が大きかったのだろう。


1着テンハッピーローズは、中位後方寄り追走、直線大外から追い出されると一気に伸びた。

そのレース内容は、強い馬の勝ち方、びっくり。

「左回り1400mで3勝」している。

2歳時のアルテミスSで、ソダシ・ククナの3着がある。

掛かる気性が問題で、1400m向きだった。

気性が成長して1600mをこなせるようになったようだ。

6歳春での本格化。

「左回り向き」なのと、道中の「緩みない流れ」が1400m向きの馬に合っていた(追走に余裕)。

それと「季節」(5勝全てが5月~8月、8月3勝)、暑くなると調子がよくなるのだろう。


今年は、前走1400m以下出走の馬が1頭もいなかった。

2走前でも、1400m以下出走はこの馬だけ。

近年のこのレースでは、1400m以下実績馬も無視できない。

(昔は東京マイルは中距離実績重要と言われたが)


先週のNHKマイル3着馬もそうだが、「折り合える1400m実績馬」は要注意。


2着△フィアスプライドは、3.4番手追走から粘った。

展開面では一番強い内容。

-8キロ、470キロは過去最低馬体重、勝負仕上げだったのだろうか。

この馬も6歳の今が強い。


3着○マスクトディーヴァは、中位追走、直線残り2Fで前が狭くなって後退、最後はよく伸びた。

不運だったが、道中の追走は余裕ないように見えた(この距離忙しい)。

モレイラ騎手についてJRAは「最後の直線コースで十分な間隔がないのに先行馬を追い抜こうとしたことについて戒告」。

次週オークス週は、母国ブラジルに一時帰国するらしく日本での騎乗なし。


4着ドゥアイズは、前走とは違い好スタート中位外追走、直線じわじわ伸びた。

上がりがかかる流れは向いたが、よく似た能力レベルの4歳の中位人気馬の中では一番人気なさ過ぎだった。

狙った穴党の人にとっては惜しかった(1着馬が来なければ)。


5着ルージュリナージュは、最後方追走、直線大外から上がり1位。

この馬も左回り向き。

4勝全てが左回り(内東京3勝)。


6着△ウンブライルは、結果的に3番人気は過剰人気で、ドゥアイズと人気差があり過ぎた。

(前走はドゥアイズが2人気で、この馬は4人気)

ブリンカーを今回つけなかった影響はどうだったのだろうか?


7着△モリアーナは、展開が向いたはずだが及ばず。


8着▲ナミュールは、出遅れ・上がり2位だが、キレがなかった。

海外遠征後の影響だろうか(帰厩が10日前)(例年よりドバイが1週遅い)。


9着◎スタニングローズは、このペースでもスムーズに先行できていたが・・・

1600mは向かないということか。


津村騎手、感動的な初G1制覇。報われて良かったですね。



2024年5月12日日曜日

ヴィクトリアマイル 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「逃げ~中位」(後方でない)

「G1実績」(または「前2走で1着ある上昇馬」)

「東京実績・左回り実績」

「一ケタ馬番」


スタニングローズ

4歳の穴馬候補はどれも同じような感じで(少し足りない印象)、5歳のG1馬を◎にすることにします。

前走は10ヶ月半ぶりだったことを考慮すれば、ここへ向けてはいい内容だった。

問題はマイルがどうかだろうが、昨年12着は距離というより全く力を発揮できていない。

マイルでは瞬発力不足かもしれないが、その分前走のように前に行って欲しい。


○マスクトディーヴァ

▲ナミュール

フィールシンパシー  前粘り期待

△ウンブライル

△モリアーナ

△フィアスプライド



2024年5月11日土曜日

京王杯スプリングC 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「東京実績・左回り実績」

「1400m実績」(特に東京1400実績)

「前走重賞」 


スズハローム

前走3勝クラスの馬は、過去10年[0-0-0-14]。

それでも、あえて狙ってみる。

関西馬だが「美浦滞在」で調整されている。

2走前輸送してカイバを食べなくなったからだという。

さらに鮫島克駿騎手も美浦入りして調教に乗っている。

この意欲を買ってみたい。


○ウインマーベル

▲レッドモンレーヴ

グランデマーレ  2走前当コース1着

△トウシンマカオ

△リュミエールノワル

△ダディーズビビッド



2024年5月6日月曜日

NHKマイルC 2024 [回顧]

 今年は、波乱ならず2頭のG1馬の対決に終わりました。

すっきりとした対決にはならなかったが・・・


(馬連1人気、3連複6人気)(3着馬は単勝以外は8人気)


1着 ▲ジャンタルマンタル(2人気)

2着 ○アスコリピチェーノ(1人気)

3着  ロジリオン(10人気)


勝ちタイムは、1:32.4(良)。上がり34.1。


並の高速馬場。

このレースとしては平均的なタイム。


12.3-10.7-11.3-12.0-12.0-11.4-11.2-11.5

前半3F34.34F46.3

後半3F34.14F46.1


平均ペース、中だるみ。


1着▲ジャンタルマンタルは、好スタート3.4番手追走、完勝。

皐月賞の反動が心配だったが、問題なかった。


2着○アスコリピチェーノは、1着馬の内でマークする追走。

直線前が壁(外も1着馬で壁)で、内の方向へ抜けようとすると前の馬が同時に内へよれて挟まれ後退。

(その斜行で、内の馬に迷惑をかけルメール騎手過怠金3万円)

並の牝馬ならこれで4着以下だろうが、最後まで伸びて2着。

不利ない競馬での再戦を見たい。


3着ロジリオンは、中位前寄りの追走から伸びた。

前走ファルコンSは、最内枠で直線前詰まり、ほとんど追えずに5着。

過去の6戦全て左回り。

ここを狙ったローテだったのだろう。

個人的には、前4走が1400mでマイル重賞の出走無しが気になったのですが・・・


4着△ゴンバデカーブースは、中位追走、直線はじわじわ持続的に伸びた。

ノドの手術の後、ザ石があり、何とか間に合ったという仕上げ。

それでこの結果だから、能力高い。


5着イフェイオンは、好スタートで先行、内でじっと脚をためて、直線は2着馬の斜行の影響を受けたが、伸びた。

桜花賞の-8キロが+8キロきっちり戻っていた。

2年前18人気3着カワキタレブリーの杉山佳厩舎。


6着☆チャンネルトンネルは、希望した差す競馬をしてくれたが、力が足りなかった。


7着△ディスペランツァは、後方から伸びたが、直線不利あったとはいえ、前走とは相手が違ったか。


9着アルセナールは、伸び上がって出遅れ、上がり1位でもスタートで終わってしまった。

某ユーチューバーの◎で、土曜17時22.6倍から15.0倍まで人気が上昇した(アスコとの馬連は32倍から19倍に)。


12着ノーブルロジャーは、中位追走、直線伸びなかった。

高速馬場が合わないのだろうか?

シンザン記念は、冬の京都の悪い馬場だった。


13着◎ダノンマッキンリーは、距離が長いということか。


16着シュトラウスは、折り合い難のための最後方追走。

直線は伸びなかった。

普通の競馬ができない難儀な気性。


17着△ボンドガールは、先行策、直線最内。

2着馬の斜行の影響を受け、その後は大事を取ったのか追っていない。

不利がなければ何着だったか、わからない(連対はないだろうけど)。



2024年5月5日日曜日

新潟大賞典 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「先行好位中位」

「左回り実績」

「2か月ぶり~3か月半ぶり」 

「中枠~外枠」(特に14番)


デビットバローズ

かつて逃げて3連勝したことがあるが、前2走は逃げなくても好走できている。

今回この騎手なら逃げるかもしれないが。

中京で2勝していて、左回りも問題ないだろう。


○レーベンスティール

▲ヨーホーレイク

カラテ  昨年1着、新潟重賞2勝

△キングズパレス

△リフレーミング

△マイネルクリソーラ



NHKマイルC 2024【予想】

 過去10年の3着内馬30頭中15頭が穴馬という波乱レース。

ですが、今年はいつになく上位人気馬が強力に感じます。

過去の穴馬に多いのは、

「差し追込」

「前走ニュージーランドTまたはアーリントンC(で2着3着)」 

「二ケタ馬番」


ダノンマッキンリー

前走は先行有利馬場で直線一気の末脚で、能力の高さを改めて感じた。

さすが朝日杯で3番人気に評価された馬。

掛かる気性で人気を裏切っていたが、前走のレース内容は成長を感じた。

今回もうまくいくとは限らないが、潜在能力なら上位人気と互角と信じたい。

折り合えるのか?直線外に出せるのか?内で前詰まりにならないか?

など不安は一杯だが・・・


○アスコリピチェーノ

▲ジャンタルマンタル

チャンネルトンネル  東京新馬のような競馬期待

△ボンドガール

△ディスペランツァ

△ゴンバデカーブース



2024年5月4日土曜日

京都新聞杯 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走1勝クラス(負けでもいい)」(前走未勝利ではない)

「8番~12番あたり」


ファーヴェント

2走前は、最後はさまれたので6着というほど悪くない。

前走は、2着とは0.3差で重馬場が影響したかもしれず悪くない。

じり差しなので、距離延長いい可能性もありそう。

3走連続重賞出走している陣営の期待度と重賞経験を買ってみる。


○インザモーメント

▲ヴェローチェエラ

ハヤテノフクノスケ  未勝利完勝の京都なら

△ベラジオボンド

△キープカルム

△プレリュードシチー



2024年4月29日月曜日

天皇賞(春) 2024 [回顧]

 3連複の穴馬の正解は、ディープボンドでしたか・・・

(馬連1070は2番人気、3連複7750は20番人気)

の人気は、ブローザホーンは3人気相当ディープボンドは8~10人気相当


1着 ○テーオーロイヤル(1人気)

2着 △ブローザホーン(5人気)

3着  ディープボンド(6人気)


勝ちタイムは、3:14.2(良)。上がり35.3。


普通の高速馬場(超高速ではない)。

まあまあのタイムだろう。


12.8-11.7-12.1-11.5-11.6-11.5-12.2-12.9(1角)-12.8(2角)

-12.6-12.5-12.8-11.9-11.7-11.6-12.0


前半3F36.64F48.15F59.76F71.27F83.4(1:23.4)

後半3F35.34F47.25F60.0


逃げ馬不在で、スローが予想されたが、意外にも速めの前半7Fになった。

横山典騎手が大逃げを狙ったのだろうか、普通このラップだと後続は追いかけず大逃げの形になるが、2番手集団が強力馬ばかりなのでそれほど差なく追走した

それ以降は緩んでも13秒台の緩みは一度も無い。

G1にふさわしい流れを横山典騎手が作ってくれた。


1着○テーオーロイヤルは、好位の外追走、横綱相撲で完勝。

今年のメンバーでは力が抜けていた。

6歳になって完成した。


2着△ブローザホーンは、後方寄り追走、4角大外から直線よく伸び上がり1位。

相手が強かったが、この馬も強い内容。

前走は、初距離・転厩初戦・58キロ・掛かり気味の影響があったのだろうか。


3着ディープボンドは、これで4年連続馬券内(2着・2着・2着・3着)。

個人的には、4年連続は無理だろうと思ってしまった・・・

それとスローは向かないと思っていたが、意外にも速い流れになったのが、この馬にとっては良かった。

自身上がり35.6(有馬15着35.6、JC10着34.7、宝塚5着35.5、昨年2着35.6)。

この流れで前に行けたのは、馬の体調と気持ちが戻っていたのだろう。調教方法を変更したのも良かったか。


4着スマートファントムは、後方から上がり2位。

神戸新聞杯で0.3差(上がり1位)だったから、重賞でもやれそうだったが、思った以上の好走。

ふがいない4歳世代の中では、今後が楽しみな馬。


5着◎ワープスピードは、個人的に希望していた前には行けなかった。

でもこの流れなら悪くない位置で、能力は発揮した。


6着☆サヴォーナは、ゲートは出遅れたが、押して前へ。3角手前(坂の上り)でも押し上げる。

菊の結果と合わせると、この距離は少し長いのかもしれない。

母父スニッツェル(スプリンター)の影響だろうか?


7着△タスティエーラは、モレイラでもこの結果なら、ダービーからの成長なしということだろう。

菊も2着とはいえ0.6差、今回0.8差。


3人気△サリエラは、12着。

ハードな流れの長距離は向かなかったのだろうか?

栗東滞在でありながら、-8キロもどうだったか。


2人気▲ドゥレッツァは、15着。

菊花賞 前半7F86.4(前半3F35.5) 

天皇賞 前半7F83.4(前半3F36.6)

前半3Fは菊花賞の方が速いが、その後の流れが今回緩まなかった。

「胴が短めの体型・行きたがる気性」で、本質的には中距離馬。

菊花賞は、先頭に立って折り合い、その後自らペースを緩めて、距離を克服できた。

ただ、展開だけでこれだけ大敗するかは疑問で、他に原因があるかもしれない。

「軽度の熱中症の疑い」と発表があった。

確かに京都市は気温30度の暑さだった。


テーオーロイヤルの発汗が酷かったが、暑い時は発汗する方がいいのだろう(発汗しないと熱がこもる)。

私は発汗しない方で、夏は弱いです。



2024年4月28日日曜日

天皇賞(春) 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2200m~2500m重賞連対実績」

「G1出走経験」

「6歳7歳」

「当時の上位騎手」(全国10位以内くらい)


ワープスピード

個人的には、今回の春天は、あまり食指が動かない。

あえて穴で狙うとしたら、この馬。

父ドレフォンが長距離芝に向くとは思えないが、半姉ディヴァインラヴが菊花賞3着で、母父ディープでスタミナがあるのだろう。

三浦騎手に乗り替わるが、過去2回の三浦騎手騎乗の時は先行出来ているのが魅力。

この相手で差し比べではかなわないので、できる限り前に行って欲しい。


○テーオーロイヤル

▲ドゥレッツァ

サヴォーナ  菊はスタート後方、前に行ければ

△ブローザホーン

△サリエラ

△タスティエーラ



2024年4月27日土曜日

ユニコーンS 2024【予想】

 JRAと地方の3歳ダート路線の整備(改革)によって、東京ダービー(6月5日大井)の前哨戦という位置づけになった。

東京ダ1600mから京都ダ1900mへ変更、時期も変更になり、穴の傾向はどうなるのだろうか?


ラオラシオン

今後の穴馬の傾向を予想すると「キャリア」ではないだろうか?

この馬は、キャリア6戦と多く、前走はOP特別を経験。

前走1人気だったように、2走前はラスト1Fだけで1.0秒差をつけた。

その時の騎手に戻るし、2走前のような強さを期待したい。


○ミッキーファイト

▲ムルソー

ハーバーライト  前走出遅れ4角不利、2走前当コース1着

△ラムジェット

△サトノエピック

△アラレタバシル



青葉賞 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走1勝クラス」

「前走2200m2000m」

「キャリア5戦」


パワーホール

前走負けた相手は、皐月賞1着3着馬。

スローの展開に恵まれた一方、ラスト2F10.9-10.8の瞬発力勝負は向かなったはず。

スワーヴリチャード産駒なので、距離延長は問題なさそう。


○ヘデントール

▲シュガークン

コスモブッドレア  2走前重賞0.1差、Gシップ産駒距離延長なら

△ウインマクシマム

△トロヴァトーレ

△デュアルウィルダー



2024年4月21日日曜日

マイラーズC 2024【予想】

 荒れにくいレース。

過去の穴馬に多いのは、

「1600m実績」(1600m3勝~5勝)

「逃げ先行」


セッション

アーリントンC2着と京都金杯2着、マイル重賞2着が2回ある。

なぜか、関東での成績が悪い。

関西では全て3着以内で、関東では全て4着以下。

1:31.9で勝ったことがあるし、アーリントンC2着は重馬場だった。

雨がどの程度が不明だが、良でも重でもかまわない。


○ソウルラッシュ

▲セリフォス

ボルザコフスキー   充実、重ならこわい

△コレペティトール

△トランキリテ

△ソーヴァリアント



フローラS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走1800m」

「前走先行好位」 


ユキワリザクラ

前走は、逃げ粘りというよりも、直線入口からの競り合いを制した内容。

その2着馬は、その前走でバロネッサの2着に食い下がっている馬。

前へ行けるスピードがあって、しぶとい馬。

このレースの穴馬に合いそうだが、さすがに相手が強いかな?


○バロネッサ

▲アドマイヤベル

サンセットビュー  前走東京重賞経験、間隔取ってここ照準

△クリスマスパレード

△カニキュル

△トロピカルティー



2024年4月20日土曜日

福島牝馬S 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「中山・福島・阪神内の実績」

「重賞3着内実績」


ライトクオンタム

シンザン記念を勝ち、桜花賞で2人気になった馬。

その後は大敗続きだったが、2走前から復調気配。

前走は、牡馬相手・重馬場・2000mで、0.1差負け。

今回は、牝馬限定・良馬場・1800mで、条件は今回の方が向くと思う。


○コスタボニータ

▲グランベルナデット

エリオトローピオ  福島[3.1.1.0]、福島民報杯2着

△シンリョクカ

△ウインピクシス

△タガノパッション



2024年4月15日月曜日

皐月賞 2024 [回顧]

 レース前は大混戦と感じましたが、終わってみれば、

1着 共同通信杯1着馬

2着 弥生賞1着馬

3着 朝日杯1着馬(共同通信杯2着)

3頭とも王道路線の重賞の勝ち馬だった。


1着 △ジャスティンミラノ(2人気)

2着 ◎コスモキュランダ(7人気)

3着 △ジャンタルマンタル(3人気)


勝ちタイムは、1:57.1(レコード・良)。上がり35.8。


晴れと高温(25度レベル)が続き、馬場が乾燥して高速化、超高速馬場

皐月賞レコードの2017年1:57.8(アルアイン・2着馬の父)を大きく更新した。

8R2勝クラス野島崎特別で 1:58.2。

この馬場ならG1でこのタイムは不思議ない。


12.2-10.5-11.5-11.7-11.6-11.8-12.0-12.1-11.7-12.0

前半3F34.24F45.95F57.5

後半3F35.84F47.85F59.6


表面的にはハイペースだが、実質的には平均ペース。

逃げ馬が少し引き離していたので、2番手以降のペースはこれほど速くない

2番手追走馬を先頭と仮定した場合、レース上がりは35.1。

後方では届かない(上がり1位33.9でも6着)。


1着△ジャスティンミラノは、自然に(掛かることなく押す必要もなく)好位追走できるのが最大の強み。

それが戸崎騎手にも合っている。

一番の不安点だったスローな流れしか経験なかったことも問題なかった。

+10キロでの制覇は、ダービーへ向けても視界良好。

2週前1週前の調教は藤岡康太騎手が担当したという。レースの騎乗も調教の騎乗も素晴らしい人でした。ご冥福をお祈りいたします。


2着◎コスモキュランダは、12番枠から中位の「イン」追走、直線「大外」差し。

このモレイラ騎手の騎乗には驚いた(感心した)。

スタートは普通に出て、1角までに最内に誘導している(後ろを何回か確認しながら)。

これは全く予期していなかった。なぜなら前走デムーロ騎手が向正面進出で成功しているので、最内追走だと途中進出できずキレ負けすると思っていた。

3~4角で外に持ち出し、直線は大外から差す競馬。

こんな競馬ができるとは、馬の方は想定以上の成長力。

モレイラ騎手は、来日前は堀厩舎の馬に騎乗予定だったはずが出走できず、レガレイラはルメール騎手が落馬前、デムーロ騎手は弥生賞の前の週でサンライズアースが勝って決定済、たまたま空いていたのは陣営にとって幸運だった。


3着△ジャンタルマンタルは、3番手追走はこの馬場では前過ぎることはないだろう。

最後かわされたのは、距離の壁だろうか?


4着アーバンシックは、後方から伸びた。

この馬場と実質平均ペースでは、不利だった。

コスモキュランダより人気が上になるほど想定以上の穴人気。

ダービーではさらに人気するだろう。


5着○シンエンペラーは、コスモキュランダの前の外追走。

直線はコスモキュランダに離されてしまった。

成長力の差だろうか?

高速馬場不向きなのか?


6着▲レガレイラは、上がり1位33.9で届かず。

直線入口で大型牡馬をはじき飛ばすほどの牝馬だが、抜けて強い馬ではないということだろうか。

前に行けないのが致命的。


7着エコロヴァルツは、最後方から上がり1位タイ33.9。

折り合い難なので折り合い専念で一発を狙う乗り方だった。


4人気△メイショウタバルは、17着。

折り合いつかず暴走ペースになってしまった。

前走がG1レベルのタイム(重馬場で破格)の激走で、そこから中2週というのは常識的には疲れがあるはず。

適正ペースだったらどういう結果になったか興味深かったが・・


ダノンデサイルが発走除外になったが、もし進言で事故を未然に防いだとしたら、さすがノリさん。



2024年4月14日日曜日

アンタレスS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前2走の内、1900m以上に出走がある」

「前走重賞」(JRA・地方)

「好位~中位差し」


ホウオウルーレット

前走は、成績良くない左回りだったし、2か月半ぶりだった。

今回は。ひと叩きしての実績ある右回り。

差し脚がハマることに期待したい。


○ハギノアレグリアス

▲ヴィクティファルス

ラインオブソウル  阪神ダ1800で3勝

△スレイマン

△テーオードレフォン

△ミッキーヌチバナ



皐月賞 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走先行好位」(または「1800m重賞で差し」)

「前走490キロ以上」

「キャリア4戦」

「二ケタ馬番」(外枠)

「一ケタ人気」(中穴人気)


コスモキュランダ

大混戦に思えるメンバーで、弥生賞1着のわりには上位人気になっていない。

前走が特殊な競馬で勝っていることもあるし、2走前までの成績が平凡だからだろう。

でもこの時期に上昇してきた馬は、穴馬になりやすい。

スタートがよくないのが一番の不安だが、モレイラ騎手なら前の方に行けるのでは?と思ってしまう。

いつものようにスタート悪ければ、前走のように向正面で進出する策をモレイラ騎手がとるのかどうか興味深い。


○シンエンペラー

▲レガレイラ

サンライズジパング  ホープフル3着は、最後は2着馬に前をカットされたので、2馬身の差はもっと縮まったはず。

△メイショウタバル

△ジャスティンミラノ

△ジャンタルマンタル



2024年4月13日土曜日

アーリントンC 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走14頭以上」(または2走前)

「10番前後」(中枠)


ポッドテオ

4走前~2走前が表街道の特別で、わりと強い相手と戦っている(ひいらぎ賞で負けた相手はスプリングS1着馬)。

過去8戦して全て3着内。

重賞になっても、相手なりに走れそう?


○ディスペランツァ

▲シヴァース

ケイケイ  連勝の勢いでここも

△ジュンヴァンケット

△チャンネルトンネル

△オフトレイル



2024年4月8日月曜日

桜花賞 2024 [回顧]

 モレイラ騎手は、JRAのG1は2勝目というのは意外(もっと勝っているような印象、存在感)。

JRA重賞は11勝目(今週土日重賞連勝)。


1着 ▲ステレンボッシュ(2人気)

2着 ○アスコリピチェーノ(1人気)

3着 ◎ライトバック(7人気)


勝ちタイムは、1:32.2(良)。上がり34.1。


高速馬場(4R未勝利1800mで1:45.4、1着馬は初出走で優秀)。

なのでG1なら標準的だろう。


12.5-10.8-11.2-11.8-11.8-11.4-11.2-11.5

前半3F34.54F46.3

後半3F34.14F45.9


やや遅めの平均ペース。


21年~23年は、京都改修の影響で、Bコース変更1週目だった。

今年は、以前に戻って、Bコース変更2週目。


21年~23年は、内有利の立ち回りが重要となったが、

今年は、内外大きな差は無く(やや外優位)、能力勝負、差し脚勝負となった。


1着▲ステレンボッシュは、阪神JFの時と同じようにアスコリピチェーノをマークする位置の追走。

阪神JFでは差し届かなかったが、今回は、直線向いた時にアスコリピチェーノに馬体をぶつけるようにして前に出た。そこで勝負が決まり、ゴールまで差が変わらなかった。


2着○アスコリピチェーノは、1人気の安全策で外をまわり、3~4角では1着馬を内に閉じ込める形になっていたが、直線向くときに一瞬に抜けられた。

+10キロは成長分だろうか?


3着◎ライトバックは、最後方から上がり1位32.8。

折り合いが最大課題の馬だから、最後方になるのは仕方ない。

折り合いついて中位追走できるようになれば、G1馬になれそうな素材。


4着△スウィープフィートは、直線向くときに3着馬に大外の進路を取られてしまい、少し内に進路変更。

その分、スムーズな加速ができず。実質的には3着馬と互角の内容。


5着エトヴプレは、先行粘り込む。

1400m以下ならG1級だろうか。

それとも1600mでも問題ないタイプだろうか?


6着ワイドラトゥールは、1番枠で大善戦。

前走は速いペースを前に行き過ぎた。

今回は、本来の差す競馬で能力発揮。


7着☆セキトバイーストは、個人的にはもっと積極的な競馬をして欲しかった。

前走2着 自身上がり35.6

今回7着 自身上がり34.4(キレ負け)


8着△クイーンズウォークは、直線の伸び案外。

直線内を通ったにしても、最後6着7着馬にかわされるとは・・・

前走自身前半36.5

今回自身前半35.3

前半速い脚を使うと伸びないのだろうか。

川田騎手の見立て通り、長い距離向きなのだろうか。


4人気△チェルヴィニアは、13着。

大外枠、後方スタートから3角までに位置を上げる、ここで脚を使ってはいるが、それにしても直線は伸びず(はさまれたのは自身が伸びないから)。

状態面か?過去3戦すべて左回りも影響したのか?

それと、G1の(速い)流れを経験していなかったというのもあるかも(アルテミスはスロー)。


5人気コラソンビートは、16着。

まともに掛かってしまった。

前走1400mを使ったことが悪い方に出たか。

(阪神JFの前走はスローの1400mだったが、今回前走フィリーズRはハイペース)

それと短期間で+12キロは?



2024年4月7日日曜日

桜花賞 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走チューリップ賞」「前走フィリーズRなら2走前1600m重賞」

「前走好位~中位」(前走3角4番手~中位)


ライトバック

新馬では、直線半ばを過ぎても勝てそうにない位置、ラスト1Fだけで差しきった。

アルテミスSでは、折り合いを欠いたせいか伸びきれず。

イレコミと折り合いに課題がある馬だが、それらを克服できれば、ここで大きく開花する可能性はあるのでは?

レイクヴィラファームはノーザン系(しがらき調整)。

前走から坂井騎手(G1を5勝)を指名してきたということは、期待が結構大きそうに思える。


○アスコリピチェーノ

▲ステレンボッシュ

セキトバイースト  前走同様に上がりかかる流れに持ち込めれば

△クイーンズウォーク

△チェルヴィニア

△スウィープフィート



2024年4月6日土曜日

阪神牝馬S 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」または「OP特別1着実績」

「先行好位」


シングザットソング

前走は57キロで、1着ソーダズリングが55キロで着差は0.2差。

フィリーズレビューを勝った馬だが、落ち着いた競馬ができるようになってきたので、マイルにも対応できそうに思える。

馬体重が3歳春時より増えているのも好材料。


○マスクトディーヴァ

▲ドゥアイズ

サブライムアンセム  昨年10人気2着 

△モリアーナ

△ライラック

△ウンブライル



ニュージーランドT 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞出走あり」または「5戦以上」

「8番以内の偶数馬番」


オーサムストローク

3走前の中山マイルの1着が優秀。

前走はスタート後接触があったし、毎月出走していた疲れがあったかもしれない。

外枠問題だが、スタート良く先行できれば、3走前の再現を期待したい。


○キャプテンシー

▲ボンドガール

ドリーミングアップ  末脚ハマれば 

△エコロブルーム

△ルージュスエルテ

△カズミクラーシュ



2024年4月1日月曜日

大阪杯 2024 [回顧]

 

4歳馬の勝利。


1着 ▲ベラジオオペラ(2人気)

2着 △ローシャムパーク(3人気)

3着 ☆ルージュエヴァイユ(11人気)


勝ちタイムは、1:58.2(良)。上がり35.0。


8R2勝クラスで 1:58.7が出る速い馬場。

G1なら1分57秒台になりそうな馬場だが、ペースがスローだったから遅くなる。


12.4-10.9-12.5-12.6-11.8-11.5-11.5-11.4-11.4-12.2

前半3F35.84F48.45F60.2

後半3F35.04F46.55F58.0


前半4Fまでが、かなりのスロー。

中盤から加速して、上がり5Fが速い流れになった。


1着馬が先行

2着馬が中盤まくり

3着馬が後方差し(3~4角最内)

上位3頭が、それぞれ違う競馬をした馬。


1着▲ベラジオオペラは、先行策がうまくいった。

前に行ける自在性の長所を生かした。

ダービーでは、距離を気にしたか後寄りの追走、自身上がり33.0で惜敗(0.0差)した悔しさを、横山和生騎手が晴らした。


2着△ローシャムパークは、向正面で一気に進出。

スローだったからそれは良いことだろうが、あそこで一気にいける馬の気性面が良くも悪くもあると思う。


3着☆ルージュエヴァイユは、3角入口から最内に進路を取った。これが良かった。

3~4角のコースロス無しで、直線もインから伸び上がり1位。

スローだが、ロンスパの流れになったのもよかった。

G1実績馬だが、直線長いコースばかりに出走していて、内回りがどうなのか、それが問題だった。

でもデビュー当時、中山2戦2勝なので、阪神内回りもこなせそうと☆印にしました。

関東牝馬だが、1週前に栗東入厩も良かったのだろう。


4着ステラヴェローチェは、中位追走、直線外からよく伸びたが及ばず。

ハナ候補の1頭だったが、普通の競馬をして少し足りない。

皐月賞3着・ダービー3着・菊花賞4着・有馬記念4着・そして今回4着。


5着◎ジオグリフは、絶好の好位追走、でも最後の伸びが鈍かった。

これが今の能力なのだろうか。


6着△プラダリアは、G1では足りない馬なのだろうか。

ダービー5着・宝塚記念6着・今回6着


7着△ソールオリエンスは、向正面でローシャムパークが動いた後を追うように進出。

でも直線は伸びなかった。

3歳秋からずっと物足りない競馬が続いている。

馬体が減って、過去最低馬体重だったのも・・・


8着スタニングローズは、逃げたが粘れず、

昨年5月以来のせいだろうか。


1人気○タスティエーラは、11着。

絶好の好位追走から伸びず。

よくわからない大敗。

この馬も昨秋から物足りない内容、

菊花賞は2着とはいえ0.6差負け。

有馬記念も不利あったとはいえ0.6差負け。

今回0.7差負け。


4歳世代のレベルうんぬんより、タスティエーラとソールオリエンスが昨秋からおかしい(成長がない?気持ちの問題?)。

ベラジオオペラが勝って、それほど弱い世代ではないことを証明したのだから。



2024年3月31日日曜日

大阪杯 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「G1実績」「G1経験(7着以内)」

「阪神実績」(特に内回り)

「今年2走目3走目」

「一ケタ馬番」


ジオグリフ

皐月賞馬。勝った相手は、イクイノックス・ドウデュース。

その能力は早熟だったのだろうか?

ダートに多く使ったり、使い方が迷走している影響もあるのでは?

ベスト条件で今一度期待してみたい。

前走を使って2走目、馬体重減なら期待は高まる。


○タスティエーラ

▲ベラジオオペラ

ルージュエヴァイユ  内回りどうかも、中山2戦2勝なら大丈夫?

△ローシャムパーク

△ソールオリエンス

△プラダリア



2024年3月30日土曜日

ダービー卿CT 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」(特に2歳秋~3歳春時)

「中山実績」


レイベリング

前走3勝クラスだが、元々は朝日杯3着馬。

折り合いに難があるタイプなので、東京より中山の方が合うはず。

外枠が問題だが、金曜不良馬場から馬場がどう変わるのか不明で、外が不利にならない可能性もある?


○ディオ

▲パラレルヴィジョン

グランデマーレ  久々だが前2走の状態なら

△クルゼイロドスル

△セッション

△アスクコンナモンダ