阪神改修工事の影響で、CBC賞と北九州記念が入れ替わった。
その2つの重賞の両方を考慮して過去の穴馬に多いのは、
「小倉実績」
「夏実績」
「5歳6歳」
◎バースクライ
大外枠は痛いが、前走はトウシンマカオ・ビッグシーザーと好勝負の能力に期待したい。
小倉の夏も1勝クラスだがマメコに勝っている。
○サーマルウインド
▲ピューロマジック
☆カンチェンジュンガ 小倉3勝、重でも1着
△ナナオ
△ペアポルックス
△グランテスト
阪神改修工事の影響で、CBC賞と北九州記念が入れ替わった。
その2つの重賞の両方を考慮して過去の穴馬に多いのは、
「小倉実績」
「夏実績」
「5歳6歳」
◎バースクライ
大外枠は痛いが、前走はトウシンマカオ・ビッグシーザーと好勝負の能力に期待したい。
小倉の夏も1勝クラスだがマメコに勝っている。
○サーマルウインド
▲ピューロマジック
☆カンチェンジュンガ 小倉3勝、重でも1着
△ナナオ
△ペアポルックス
△グランテスト
過去の穴馬に多いのは、
「福島・中山・阪神京都内回り・小倉実績」
「逃げ先行」
◎ミナデオロ
前2走は外回りでの好走だし、57キロのハンデは不利で、第一印象は買いたくない。
しかし、血統を見てみると、半兄アルバートドックは小倉大賞典と七夕賞を勝っている小回り巧者。
半兄リライアブルエースは、福島テレビOPを勝っている。
意外に今回のコースの方が向くかもしれない。
○シリウスコルト
▲サトノシュトラーセ
☆ログラール 軽ハンデと母の血魅力
△ウインマクシマム
△ヤマニンアドホック
△ショーマンフリート
人馬ともに初G1制覇。
菅原明良騎手、おめでとう!
1着 △ブローザホーン(3人気)
2着 ☆ソールオリエンス(7人気)
3着 △ベラジオオペラ(5人気)
勝ちタイムは、2:12.0(重)。上がり34.5。
9R2勝クラス1400mで、1:21.2。
雨量が天気予報ほどには降らず(強く長く降ったのは夜中くらい)、時計は稍重の方に近い重馬場。
平均ペースで流れていれば、2分11秒台がありえた。
スローだったので、2:12.0となった。
ただ、内外の馬場差が大きそうで、直線は各馬かなり外を通っていた。
内が悪いのは、雨の影響というより使い込んだ影響。
土曜良馬場時点から悪かった。
仮に日曜昼間がずっと本降りだったら、内と外の差が小さくなったかもしれない。
12.4-10.9-12.3-12.7-12.7-12.9-12.2-11.4-11.7-11.3-11.5
前半3F35.64F48.35F61.0
後半3F34.54F45.95F58.1
逃げ馬不在で、かなりのスロー。
京都外回り特有の上がり4Fが速いラップ。
直線も11.3-11.5で、スタミナ勝負にはなっていない。
1着△ブローザホーンは、向正面に入った所ではほぼ最後方だったが、3角までに馬群全体が縮まり射程圏内。
直線は、最大外から差しきり完勝。
春天2着だったが、折り合いついたが折り合いを気にしてのような騎乗だったので、これくらいの距離の方がいいかもしれない。
重馬場が向くのだろうが、良馬場での今回のメンバーとの対決を見てみたい。
菅原明良騎手、大阪杯当日は馬場のいい内を狙っていたし、ホームグラウンドではない関西での騎乗もいいですね。
2着☆ソールオリエンスは、スタート良かったが、今回は後方に控える策。
向正面で3角までに馬群が縮まった時も動かず、3角手前で後ろから2番目の位置。
直線はブローザホーンの後ろを追うように伸び、ラスト1F過ぎに一瞬前が詰まったが2着確保。
・状態が良くなった
・後方で動かない策の方が向く
・重馬場が向く
3着△ベラジオオペラは、逃げてもいい構えだったが、他馬が行き4番手好位追走。
直線も伸びてはいるが、1着2着馬の決め手(重馬場での)に負けた。
良馬場での1着2着馬との対決を見てみたい。
+12キロだったが、成長中なのだろう。
4着プラダリアは、直線3着馬との競り合いで負けた。
どうしてもG1では少し足りない。
ダービー5着・宝塚記念6着・大阪杯6着・今回4着。
京都の今回が最大のチャンスだっただろうが・・・
5着△ローシャムパークは、折り合いに難があるので、どうしても早め進出の競馬になってしまう。
重馬場も良くないのか。
6着○ドウデュースは、3角最後方、外にソールオリエンスがいたせいか、直線は馬場が悪い内寄りを選択、伸びなかった。
状態面もどうだったのか?
海外帰り初戦、表面的には好調そうでも・・・・
いずれにしても、昨秋からの成績欄が示す通り、常に能力発揮できるタイプではなさそう(いろいろと条件が揃わないとダメ?)。
有馬記念1着と調教の見た目の良さで過剰に評価された(終わってみれば)。
2人気▲ジャスティンパレスは、10着。
「敗因は道悪」を陣営は主張するだろうが、海外帰り初戦、状態面がどうだったのか?
◎としたルージュエヴァイユは、8着。
川田騎手だから好位追走あるかもとは思ったが、逃げるとは全く想定外。
個人的には外差しの競馬を見てみたかった。
それはともかく、◎と☆の印は逆にすべきでした(反省)。
(いつもなら、人気が上の方を◎にして人気薄の方を☆にするのに・・・)
今年は京都。
2006年が京都だったが、その時の穴馬は、
2着ナリタセンチュリー「京都G2を2勝(G1連対無し)」
3着バランスオブゲーム「G2を5勝(G1連対無し)」
◎ルージュエヴァイユ
過去10年の3着内30頭のほぼ半数が6人気以下の穴馬。
上位人気があてにならない理由は、「状態面」だと思う。
前走の目に見えない疲れや暑くなってきたことで、能力を発揮できず完敗する上位人気馬が多い。
それは調教の動きや厩舎談話では、よくわからない。終わってみないとわからない。
今年ならレース後の「敗因は道悪」が、人気馬の言い訳として用意されている。
牝馬の好走例が多いのも、この季節の牝馬は状態がいいからだろう。
案外雨が降らない、天気予報がハズれることを願う(稍重希望)。
○ドウデュース
▲ジャスティンパレス
☆ソールオリエンス 馬場を味方に復活ある?
△ベラジオオペラ
△ローシャムパーク
△ブローザホーン
過去の穴馬に多いのは、
「前走3勝クラス(特に前走3着4着)」
「差し追込」または「2000m実績ある先行馬」
◎ゴールドエクリプス
今年は京都。
この馬の4勝は、京都2勝・小倉2勝。
直線平坦コースが向く成績。
4勝全てが1800mだが、昨夏小倉記念2000m3着があり、直線平坦なら十分こなせそう。
昨年のこのレースは4着だったが、今年は得意の京都で3着以上を期待したい。
○エーデルブルーメ
▲ミッキーゴージャス
☆インザオベーション 前走3勝クラス3着は穴傾向に合致
△コスタボニータ
△ホールネス
△セントカメリア
過去の穴馬に多いのは、
「函館札幌実績」(洋芝・滞在)
「重賞実績」(特に12月~3月の阪神)
◎ゾンニッヒ
昨年青函S(稍重)0.3差1着。
函館1200mが合う内容だった。
続くキーンランドC8着は重馬場だったので、雨はあまり降らない方が良さそう。
16番枠は、過去10年で3頭の穴馬が連対している。
○アサカラキング
▲サトノレーヴ
☆ジュビリーヘッド 昨年2着・2年前2着
△ビッグシーザー
△ジャスティンスカイ
△キミワクイーン
過去の穴馬に多いのは、
「重賞実績」
「東京実績」
「前走大敗(6着以下)」
◎シルトホルン
3歳時ラジオNIKKEI賞2着(1着エルトンバローズ3着レーベンスティール)。
東京オクトーバーS2着(1着ヤマニンサルバム)。
近5走が物足りないが、本領発揮すれば上位人気と差はないはず。
○レーベンスティール
▲トゥデイイズザデイ
☆カレンシュトラウス 2年前メイS1着
△サイルーン
△ルージュリナージュ
△グランディア
強過ぎる香港馬の勝利。
5着まで5人気以内馬が占める能力通りの決着。
1着 ○ロマンチックウォリアー(1人気)
2着 △ナミュール(4人気)
3着 ▲ソウルラッシュ(2人気)
勝ちタイムは、1:32.3(稍重)。上がり33.9。
9R2勝クラスで 1:58.7。
それほど雨の影響はない馬場。
安田記念は速めに流れれば1分31秒台後半になったかもしれない。
緩めの流れになったので、1分32秒台となった。
12.1-11.0-11.4-11.9-12.0-11.3-11.2-11.4
前半3F34.54F46.4
後半3F33.94F45.9
速い逃げ馬が不在なので、緩めの流れになった。
かつては速い流れが多かった安田記念だが、近年は緩めの流れが多い。
1着○ロマンチックウォリアーは、さすが香港最強馬の強さ。
そしてオーストラリアの名手マクドナルド騎手もさすが。
馬体重が-12キロだったが、3走前の香港Cと同体重。
(といっても香港の馬体重はレース2日前の計量が公式記録になるので単純比較できない)
2000mでも1600mでも強い。
香港でも豪州(コックスプレート1着)でも日本でも強い。
日本の馬場で速い上がりの流れでも強かった。
<以下、香港と日本の違い>
馬体重の計測時期が香港と日本で異なるが、
レースタイムの計測開始地点も香港と日本とでは違う。
日本はゲートから離れた地点(5mだったかな?)から計測を開始。
なので、日本のタイムは香港に比べて約1秒くらい速くなる。
(馬場が同じ程度でも、香港のタイムは日本より1秒くらい遅くなる)
香港の馬場が時計がかかるわけではないのです。
(この点については、Mahmoud氏が以前から指摘されている)
【追記】
日本では、助走距離5mが設けられていて(その分ゲートは計測開始地点より後ろに設置)、実際は1605m走っていることになります(日本ダービーは2405m走っている)。
日本も香港(や欧州)も、全体タイムは1600m走ったタイムですが、
日本の場合、タイムに含まれない助走距離5mを余分に走っていることになります。
それで、最初の1Fのタイムが香港(や欧州)より日本の方が速くなる(助走で勢いがついている所から計測開始するので)。
その差が、約1秒程度(らしい)。
Mahmoud氏は、その差が1.2秒と計算しておられる。
それに従えば、今回の勝ちタイム1:32.3は、香港式で計測すれば1:33.5ということになります。
2着△ナミュールは、前走から見事な変わり身。
後ろ過ぎない追走から、自身上がり32.9。
海外帰り2走目の良化、継続騎乗2走目で大きく変った。
相手が強かった。
3着▲ソウルラッシュは、ナミュールにハナ差競り負けた。
昨秋マイルCSでもナミュールにクビ差負けた。
2年前13着・昨年9着だったが、東京でも能力発揮。
相手2頭が強かった。
これでモレイラ騎手は、短期免許取得の条件をみたせず、来年以降の来日が難しくなった。
4着△ガイアフォースは、直線内で前が詰まり進路を切り替えるロスで、2年連続4着。
それが無ければ2着争いもう少し際どかったかも。
この馬にとっては内枠は良くない。
5着△セリフォスは、後方過ぎる追走(これは意外)。
自身上がり33.0(ナミュール32.9)で伸びているが、ナミュールに比べ道中が後ろ過ぎた。
昨秋マイルCSで前に行って伸びなかったからだろうか?
6着☆ジオグリフ(12人気)
7着◎フィアスプライド(13人気)
穴で期待した2頭は健闘してくれたが、上位5頭には能力で劣った。
もう1頭の香港馬ヴォイッジバブルは17着。
ドバイでも大敗していて、海外遠征が苦手なのかも。
それとドバイメイダン競馬場も左回り。
雨は、どの程度降るのだろうか?
過去の穴馬に多いのは、
「G1実績」
「差し(中位~後方)」(逃げ穴はロゴタイプ2回)
「5枠~8枠」(過去10年6人気以下3着内10頭全て)
◎フィアスプライド
前走は例年の安田記念のような流れ。前半速く中盤の緩みもなかった。
その流れで前の方に行っての2着は価値ある好走。
一方で、府中牝馬Sのような後方から差す競馬もできる。
前走の反動は心配だが、中位からの差しを期待してみる。
○ロマンチックウォリアー
▲ソウルラッシュ
☆ジオグリフ 重になれば
△セリフォス
△ナミュール
△ガイアフォース
阪神競馬場スタンド改修工事のため、今年は京都での開催(宝塚記念・阪神JFなども)。
過去の穴馬に多いのは、
「重賞実績」
「前走都大路Sまたは新潟大賞典」
「前走先行好位」
◎エアサージュ
2走前は、京都2000mで△ニホンピロキーフに勝っている。
前走は左回りも影響したかもしれない。
右回り芝[3.3.1,1]
2000m芝[3.2.1.1]
大外枠が問題だが・・・
○ボッケリーニ
▲ロードデルレイ
☆バビット 2走前くらい走れれば
△ヨーホーレイク
△ニホンピロキーフ
△ディープモンスター