2020年11月30日月曜日

ジャパンカップ[回顧]

 

3強対決は、アーモンドアイの貫禄勝ち。


5着まで5番人気以内で、能力通りの5強決着。


1着 △アーモンドアイ(1人気)

2着 ○コントレイル(2人気)

3着 ▲デアリングタクト(3人気)


勝ちタイムは、2:23.0(良)。上がり37.8。


馬場は内が荒れているが、並の高速馬場。

2年前の超高速馬場よりは時計がかかる馬場。


12.7-10.8-11.8-11.3-11.3-11.5-11.8-11.9-12.1-12.3-13.2-12.3

前半3F35.34F46.65F57.9

後半3F37.84F49.95F61.8


逃げたキセキはハイペースだが、後続は10馬身以上離れた追走で、キセキ1頭だけが別の競馬をしていた。


<各馬の自身上がり>

アーモンドアイ 34.7

コントレイル 34.3

デアリングタクト 34.4

(キセキ以外)実質は、平均ペース(若干スロー)。

(2番手を先頭と仮定した場合のレース上がりは、34.9)


1着△アーモンドアイは、完勝だった。

個人的には、詰まったローテとペース流れての距離を心配しましたが、全然問題なかった。


2着○コントレイルは、菊の疲労で1週前までは回避も考えたらしい状態で、よく立ち直り頑張った。


3着▲デアリングタクトは、今までの対戦相手からは能力がはっきりしなかったが、強さは本物だった。


4着△カレンブーケドールは、3着とハナ差。単勝オッズほどは能力差がなかった。


5着△グローリーヴェイズは、直線馬場の悪い内へヨレていった分、5着になったか。


◎としたキセキは、大逃げで8着。

1角でヨシオが外から来た時に掛かってしまったか。

ヨシオが出走していなければ、もっと見せ場があったのでは、と◎にした私は思ってしまう。



2020年11月29日日曜日

京阪杯【予想】

過去の穴馬に多いのは、

「前走京都(秋)」(前走10月以降)

「前走4着内または4人気内」


ジョーカナチャン

前走は前半が32秒台で速すぎる流れ。

今回は一応単騎逃げが見込めそうだし、落ち着いたペースに持ち込めればおもしろい。

この距離では淀短距離S2着がある。


○カレンモエ

▲フィアーノロマーノ

トゥラヴェスーラ  セントウルS6着より相手弱化

△レッドアンシェル

△シヴァージ

△プリモシーン


 

2020年11月28日土曜日

ジャパンカップ【予想】

 近3年は、6人気以下の3着内が無い。

過去の穴馬に多いのは、

「東京実績」

「2400m2500m重賞実績」

「G1実績」

「前走秋天皇賞」


キセキ

宝塚記念2着時の自身上がりが37.2、前走秋天5着の自身上がりが34.1。

上がりがかかる流れを自ら作り出して欲しい(予想というより願望ですが)。

逃げる馬をロングスパートで早めにつかまえて欲しい(向正面でも)。

そのためにはスタートが大事で、出遅れてしまえば終わりですが・・


○コントレイル

▲デアリングタクト

ウェイトゥパリス

サンクルー大賞は、アルカセットなども勝った仏の宝塚記念のような上半期総決算レース。前2走はスローだった。

△アーモンドアイ

△グローリーヴェイズ

△カレンブーケドール



2020年11月27日金曜日

ラジオN杯京都2歳S【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走2000m」

「前走先行~中位」


ダノンドリーマー

先行して粘り強いタイプ。内回りが合いそう。

前走がレコード勝ちで、速い時計の馬場にも対応できそう。


○ラーゴム

▲ワンダフルタウン

タガノカイ  上昇中、粘り込み期待

△グロリアムンディ

△グラティトゥー

△バスラットレオン



2020年11月24日火曜日

マイルCS[回顧]

 

1着 ○グランアレグリア(1人気)

2着 △インディチャンプ(3人気)

3着 △アドマイヤマーズ(5人気)


勝ちタイムは、1:32.0(良)。上がり33.5。


高速馬場、先週よりは若干遅めか。1分31秒台が出てもおかしくないが、スローだったのでこのタイムとなった。


12.5-11.0-11.4-12.0-11.6-11.0-10.8-11.7

前半3F34.94F46.9

後半3F33.54F45.1


個人的に思っていたよりスローになった。

レシステンシアにとっては阪神JFのような流れ(33.7-35.2)がベストだと思うのだが、行けなかったのか、行かなかったのか。


1着○グランアレグリアは、直線前半は馬群に包まれる危機だったが、最後はあっさりかわし完勝。

2歳から活躍している馬だが、ここに来てますます成長してきている。


2着△インディチャンプは、直線前半でグランアレグリアを外からフタをする形となり完璧なレース運びだったが、相手が強過ぎた。


3着△アドマイヤマーズも完璧なレース運びだったが、相手が強過ぎた。


4着スカーレットカラーは、今までG1になると大敗ばかりだったが、引退レースで本領発揮。

岩田騎手らしいイン突きだった。


5着▲サリオスは、後方から上がり1位。

枠順の不利、展開の不利、ネットで責められているほど悪い騎乗なのかどうか。

(マイルで)本当に強い馬なら、そういった不利があっても4着はあった気もする。

追い切りでデムーロ騎手が乗って予定通りにいかなかったらしい。

そういうことも最近デムーロ騎手が関係者に避けられる一因になっていそう。

かつての輝きを取り戻して欲しい騎手ではありますが・・


◎としたヴァンドギャルドは、6着。

速いペースを想定しての狙いでしたが、スローの決め手勝負ではかなわない。

といっても速いペースでも、差は縮まっても3着内は無理だったか。


次週は、3強対決。

またも穴党にとっては望み薄?

でも対決はぜひ見てみたいので、無事実現できることを祈ります。



2020年11月22日日曜日

東スポ杯2歳S【予想】

 かつては予想が楽しいレースだったのですが、少頭数が多くなり、平穏傾向に。

過去の穴馬に多いのは、

「前走(または2走前)上がり1位」

「前走東京」

「キャリア2戦」


プラチナトレジャー

前走は、残り1F地点ではとても届きそうにない位置で、ラスト100mの伸びがすごかった。

それは馬場が向いた可能性も十分だが、良馬場でも期待してみる。

母ホワイトエレガンスは紫苑S2着馬で、単なる道悪向きとも思えない。


○ダノンザキッド

▲ドゥラヴェルデ

モメントグスタール  オッズほど差があるだろうか

△ジュンブルースカイ

△レインフロムヘヴン

△タイトルホルダー



2020年11月21日土曜日

マイルCS【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「右回り重賞実績」

「5歳」

「一流騎手」


ヴァンドギャルド

レシステンシアのベストレース阪神JFの前後半3Fは、33.7-35.2。

今回もそういう逃げを打つなら、穴の狙いは1800m以上の実績ある差し馬ではないか?

という仮定のもとで、◎と☆を決定しました(予想不振なので自信ありません)。

正直この馬がG1級なのかどうかはわからないが、3歳春重賞で外人騎手を乗せて1人気になっていたので期待は大きい馬だったのではと思う。


○グランアレグリア

▲サリオス

ペルシアンナイト 2走前からは衰え感じない、右回りなら。

△インディチャンプ

△レシステンシア

△アドマイヤマーズ



2020年11月16日月曜日

エリザベス女王杯[回顧]

 1着 ○ラッキーライラック(1人気)

2着  サラキア(5人気)

3着 ▲ラヴズオンリーユー(3人気)


勝ちタイムは、2:10.3(良)。上がり34.8。


高速馬場。淀みなく流れたこともあり、好タイムとなった。


12.6-11.1-11.2-12.3-12.1-12.0-12.2-12.0-11.9-11.1-11.8

前半3F34.94F47.25F59.3

後半3F34.84F46.85F59.0


緩むところのない平均ペース。

逃げた馬がやや引き離していたので、2番手以降はややスロー気味。


逃げたのは、まさかのノームコア。

横山典騎手なら、まさかでもないですが・・・


1着○ラッキーライラックは、大外枠もあってか、やや後方よりの追走。3角からまくりで上がっていき、直線すぐにほぼ先頭、押しきった。

昨年のインで立ち回り直線鋭伸の勝ち方とはまた違う勝ち方。


2着サラキアは、後方追走、3~4角は我慢、直線大外からよく伸びた。

思っていたより充実一途で強くなっていた。

思えば昨年は◎にしていました。昨年は直線前がふさがる場面があったが、今年はそれより強くなっていた。

北村友一騎手と手が合う面もあるか。

サリオスの姉。


3着▲ラヴズオンリーユーは、先に仕掛けた1着馬の後を追ったが、4角での両馬の手ごたえに差があり過ぎ、直線はじわじわ追い詰めたが2着馬にかわされた。

これが現在の能力なのか、まだ良化の余地があるのか。


4着◎ウインマリリンは、能力を発揮したが、上3頭が強過ぎた。

馬券は、上位人気馬の凡走待ちで、3着内食い込みを狙いましたが、2着馬が存外に強かった。


5着△センテリュオは、位置が後ろ過ぎた。

昨年は先行していたが、近走は行けなくなってきている。

他人が持っていた関西最大手専門紙の本紙予想を見ると、この馬が無印になっていましたが、中間時計が出ていない週があったからか?

最終追切りは高評価の新聞が多かったようですが。


6着△ソフトフルートは、前走とは一変して好位追走できたが伸び物足りず。

どちらにしても、これが能力ということか。


7着リアアメリアは、右回り・平均ペースでも、まずまずの競馬はできた(過去の好走は左回り・スロー)。


2人気△ノームコアは、16着。

横山典騎手が逃げ馬不在の時に時々やる手。

距離不安のこの馬で逃げるのはよくないと思いますが・・・

(ウインマリリンのような馬でやるのはいいと思いますが)



2020年11月15日日曜日

福島記念【予想】

 近年は穴馬が少なめ。

過去の穴馬に多いのは、

「福島・中山など小回りコース実績」

「前走重賞大敗」(特にG1・G2・富士S)

「前走(2走前)3勝クラス1着」

「差し馬」

「一ケタ馬番」


ドゥオーモ

小倉大賞典2着・函館記念2着、ここはピッタリの条件。

ただ、枠順が残念。このレースまでに内が荒れて外有利になって欲しい。


○ヴァンケドミンゴ

▲マイネルサーパス

マイネルファンロン  昨年函館記念2着、前走復調気配

△バイオスパーク

△トーラスジェミニ

△ウインイクシード



2020年11月14日土曜日

エリザベス女王杯【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「4歳」

「前走府中牝馬S」または「前走牡馬混合」

「阪神内実績、中山実績」(今年の個人的予想)


ウインマリリン

中山で2勝。阪神内回りは向きそう。

問題は、前走の大敗。

牝馬の前走大敗は買いたくないのですが、今年の阪神内での開催なら、この馬を狙いたくなるので、前走に目をつぶりたい。。

秋華賞休み明けは予定通りでも、中間順調ではなかった。だから、変わり身が期待できるのでは?


○ラッキーライラック

▲ラヴズオンリーユー

ウインマイティー  好位追走できれば見限れない

△ノームコア

△センテリュオ

△ソフトフルート



2020年11月13日金曜日

デイリー杯2歳S【予想】

 2歳重賞は好きな方なのですが、近年の2歳重賞は少頭数が多く、つまらない。


過去の穴馬に多いのは、

「未勝利勝ち」

「前走先行好位」


シティレインボー

新馬で負けた馬は、次走アイビーS1着。

野路菊Sは完敗だが、スローで位置取りの分もある。

ペースが流れてくれれば、差が無い勝負が可能かも。


○レッドベルオーブ

▲ホウオウアマゾン

(☆は無し)

△スーパーホープ

△カイザーノヴァ

△スーパーウーパー



武蔵野S【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「東京ダ実績」

「休養明け2走目・3走目」


エアスピネル

2走前は初ダートで、ダートの重賞でも通用した。

4勝全てが1600m(芝)、得意の1600mでダートでも期待してみる。


○タイムフライヤー

▲サンライズノヴァ

オメガレインボー  上昇急、初ブリンカー

△デュードヴァン

△モズアスコット

△ワンダーリーデル



2020年11月7日土曜日

みやこS【予想】

 今年は阪神だが、過去の穴馬に多いのは、

「前3走で1着あり」


マグナレガーロ

休み休みしか使えない馬だが、重賞でも通用する能力を秘めていそう。

ここで本格化してくれないか?


○エアアルマス

▲ベストタッチダウン

エイコーン  前走人気薄も元々東京大賞典のメンバーで5着

△クリンチャー

△スワーヴアラミス

△ヒストリーメイカー



アルゼンチン共和国杯【予想】

 ハンデ戦のわりには過去の穴馬は少なめ。

過去の穴馬に多いのは、

「前走東京(10月)」

「前走条件クラス」(今年は出走できず)

「前走4着以内」

「2400~2600m実績」


オセアグレイト

3走前は展開不向きで上がり1位。

2走前は目黒記念2人気だから、今回の人気は妙味を感じる。

2400~2600mで3勝。


○ユーキャンスマイル

▲サンレイポケット

ベストアプローチ  青葉賞2着や3走前1着からここ適

△オーソリティ

△メイショウテンゲン

△トーセンカンビーナ



2020年11月6日金曜日

京王杯2歳S【予想】

 近年は頭数減もあって平穏傾向。でも今年は多頭数。

過去の穴馬に多いのは、

「前走先行好位」

「前走、1400m以上または1200m重賞」

「牡馬」


ストライプ

前走は、4馬身差で好タイム勝ち。

牝馬は穴馬にならないレースだが、この馬は500キロの大型馬で例外になりうると思いたい。


○モントライゼ

▲ブルーシンフォニー

ファルヴォーレ  前走重賞から距離短縮で変身

△リフレイム

△リンゴアメ

△ニシノガブリヨリ



ファンタジーS【予想】

 今年は阪神だが、過去の穴馬に多いのは、

「前走先行好位」


フリード

2走前が圧巻のハイペース逃げレコード勝ち。

前走は重馬場のせいだと解釈したい。

今回、雨はあまり降らないと予想してみる。


○サルビア

▲ミニーアイル

オプティミスモ  相手なりに走れれば

△メイケイエール

△ラヴケリー

△ヨカヨカ



2020年11月2日月曜日

天皇賞(秋)[回顧]

 

ルメール騎手の涙。


勝って当たり前に思えますが、ルメール騎手にとっては相当なプレッシャーだったんですね。


1着 ○アーモンドアイ(1人気)

2着 △フィエールマン(5人気)

3着 ▲クロノジェネシス(2人気)


勝ちタイムは、1:57.8(良)。上がり33.6。


この日はスローのレースばかりで、タイムはそれほど速くないレースが多いが、並の高速馬場だったか。

1:57.8は、前2年より遅いが、前2年は超高速馬場、そして今年はかなりのスローだったこともある。


かなりのスローなのに4着5着6着の着差が大きい。

能力差がはっきり出ている。

2着馬3着馬は、他の年なら天皇賞馬となって不思議ない。


12.7-11.7-12.1-12.1-11.9-12.0-11.7-10.9-11.1-11.6

前半3F36.54F48.65F60.5

後半3F33.64F45.35F57.3


逃げたのは川田△ダノンプレミアム

かなりのスローに落とし、ダノンプレミアムのマイル寄りの能力を生かそうとしたか。

(それも無駄な抵抗に終わったが、3強が強過ぎた)


1着○アーモンドアイは、他馬が追い出している中で、残り300mを過ぎてから追い出し、着差はわずかだが完勝。

この着差だと、スタートをうまく出たことが完勝につながった。


2着△フィエールマンと3着▲クロノジェネシスは、スタート後両側からはさまれて位置を取れなかったのが痛かった。

フィエールマンは、この末脚はステイヤーとは思えない鋭さ。この距離でも直線長いコースなら全然問題ない。

クロノジェネシスは、上がりがかかる流れ向きだと思っていたらこの末脚、本格化している。


3人気△ダノンキングリーは、最下位。

気持ちの問題か?(故障でなければ)


◎としたキセキは、5着。

絶好の3番手追走だったが、このスローでは瞬発力不足。

自身上がりは、34.1。

2年前2着が34.7、昨年大阪杯2着が35.4、今年宝塚記念2着が37.2。

個人的にひそかに期待していたのは、平均ペースでの逃げだったんですが・・・

今日は普通の馬の競馬で、キセキらしさが無くなってきているのかも(衰え?)。


なお、世間の穴党の期待を集めていたスカーレットカラーは、9着。

この馬はG1になると大敗してしまうんですよね。