2020年11月2日月曜日

天皇賞(秋)[回顧]

 

ルメール騎手の涙。


勝って当たり前に思えますが、ルメール騎手にとっては相当なプレッシャーだったんですね。


1着 ○アーモンドアイ(1人気)

2着 △フィエールマン(5人気)

3着 ▲クロノジェネシス(2人気)


勝ちタイムは、1:57.8(良)。上がり33.6。


この日はスローのレースばかりで、タイムはそれほど速くないレースが多いが、並の高速馬場だったか。

1:57.8は、前2年より遅いが、前2年は超高速馬場、そして今年はかなりのスローだったこともある。


かなりのスローなのに4着5着6着の着差が大きい。

能力差がはっきり出ている。

2着馬3着馬は、他の年なら天皇賞馬となって不思議ない。


12.7-11.7-12.1-12.1-11.9-12.0-11.7-10.9-11.1-11.6

前半3F36.54F48.65F60.5

後半3F33.64F45.35F57.3


逃げたのは川田△ダノンプレミアム

かなりのスローに落とし、ダノンプレミアムのマイル寄りの能力を生かそうとしたか。

(それも無駄な抵抗に終わったが、3強が強過ぎた)


1着○アーモンドアイは、他馬が追い出している中で、残り300mを過ぎてから追い出し、着差はわずかだが完勝。

この着差だと、スタートをうまく出たことが完勝につながった。


2着△フィエールマンと3着▲クロノジェネシスは、スタート後両側からはさまれて位置を取れなかったのが痛かった。

フィエールマンは、この末脚はステイヤーとは思えない鋭さ。この距離でも直線長いコースなら全然問題ない。

クロノジェネシスは、上がりがかかる流れ向きだと思っていたらこの末脚、本格化している。


3人気△ダノンキングリーは、最下位。

気持ちの問題か?(故障でなければ)


◎としたキセキは、5着。

絶好の3番手追走だったが、このスローでは瞬発力不足。

自身上がりは、34.1。

2年前2着が34.7、昨年大阪杯2着が35.4、今年宝塚記念2着が37.2。

個人的にひそかに期待していたのは、平均ペースでの逃げだったんですが・・・

今日は普通の馬の競馬で、キセキらしさが無くなってきているのかも(衰え?)。


なお、世間の穴党の期待を集めていたスカーレットカラーは、9着。

この馬はG1になると大敗してしまうんですよね。



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