2023年5月29日月曜日

ダービー 2023[回顧]

 1着から4着まで同タイム。

混戦世代らしい結果となった。


1着 △タスティエーラ(4人気)

2着 ○ソールオリエンス(1人気) クビ

3着  ハーツコンチェルト(6人気) ハナ


勝ちタイムは、2:25.2(良)。上がり35.3。


4R未勝利が、1:32.8。

8R2勝クラスが、スローで 2:25.6。

ダービーは、流れれば 2分22秒台が予想されたが、かなりのスロー(2番手以降)で遅いタイムとなった。


12.6-10.7-12.0-12.6-12.5-12.4-12.8-12.4-11.9-11.6-11.9-11.8

前半3F35.34F47.95F60.4

後半3F35.34F47.25F59.6(2番手基準上がり33.8)


一見平均ペースだが、実質は2番手以降が(超)スロー。

5F目から7F目まで(向正面)が 12.5-12.4-12.8となっているが、

2番手以降はこれよりさらに緩んで(例えば13.0-13.0-13.0という風に)、

先頭と2番手の差が大きく開いた。

実質のペースを作ったのは、2番手の丸田ホウオウビスケッツ。

(先行馬のドゥラエレーデは落馬、トップナイフはつまずく出遅れ)


2番手を先頭と仮定した場合のレース上がり3Fは、33.8。

(残り3F地点で、先頭と2番手の差は1.5秒もあった)

これでは後方の馬は物理的に届かない。


この流れを察知して向正面で外から位置を上げたのが、松山騎手とルメール騎手。


1着△タスティエーラは、好位で競馬できる長所がこの流れで生きた。

とはいえ、レーン騎手、この後の目黒記念でも重賞2着3回3着3回で勝てないヒートオンビートを勝たせるのだからすごい。


2着○ソールオリエンスは、1着馬の後ろを追走、直線は先に抜けた1着馬に少し進路をフタされたが、前2走のすごい反応がみられなかった。

前に行くと末脚が鈍るのだろうか?右回りの方がいいのだろうか?高速馬場ならこの程度なのだろうか?


3着ハーツコンチェルトは、スタート悪いが、向正面で位置を上げた松山騎手のファインプレー。

衝撃の新馬戦で東スポ杯2歳S1.8倍の1人気になった能力を発揮した。


4着ベラジオオペラは、前走と違い、うまく脚をためて上がり1位、1着と同タイム。

それにしてもダービーの1番枠は人気以上の好走が多い。


5着ノッキングポイントは、15人気での好走。

直前まで騎手未定になっていたのは、某有力馬に何かあって回避した場合に某有力騎手が騎乗予定だったという噂は本当だった?

それほど陣営が期待しているらしい。

確かに衝撃の新馬戦でサウジアラビアRCで1.4倍1人気になった馬。


3人気△ファントムシーフは、8着。

展開不利だったが、同じような位置にいたノッキングポイントに伸び負けた。

この程度の能力なのか?前に行くべき決め手不足の馬なのか?


2人気▲スキルヴィングは、急性心不全。

あの映像は見たくないですね。合掌。


◎としたメタルスピードは、12着。

距離が長かったですか。

それにしても、カレンブーケドールのオークスのように前の方の追走を期待したいと書いたら、本当にカレンブーケドールのオークスと全く同じ4番手追走で驚きました。

先週は、ライトクオンタムに逃げて欲しいと書いたら本当に逃げたし、NHKマイルではシャンパンカラーに新馬のような差す競馬をして欲しいと書いたら本当に後方差し。

騎手の皆さん、このブログを読んでいるんですかね?

(そんなはずない^^)

レースぶりの予想は当たるのに、着順は当たらない・・・



2023年5月28日日曜日

目黒記念 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2400m2500m実績」

「重賞連対あり」または「近走3勝クラス1着」

「先行~中位」


アーティット

このくらいの距離で先行して粘り込む競馬が合う。

左回りは、中京で2勝している。

友道厩舎というのも、この距離では心強い。


○サリエラ

▲プラダリア

セファーラジエル  先行粘込期待、左回り中京2勝

△ゼッフィーロ

△ヒートオンビート

△ライラック



ダービー 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走逃げ~中位」

「内枠」(12番より外で当日6番人気以下 0-0-0-47)


メタルスピード

初勝利まで5戦かかった馬だが、昨年とは馬が変わってきている。

前2走は人気以上の好走で、今回もさらに上昇あれば3着内期待できるのでは?と思ってしまう。

前2走は重馬場だからということで人気にならないが、本格化した今なら良馬場でも走れるのでは?

1600mで2勝しているが、高速馬場でスピードについていけるという意味では有利だと解釈したい。

父シルバーステートは、紫菊賞で自身上がり32.7を記録している。重馬場向きの種牡馬とは言い切れない。

地味にうまい鞍上には、カレンブーケドールのオークスのように前の方の追走を期待したい。


○ソールオリエンス

▲スキルヴィング

フリームファクシ  前走から人気下がり過ぎは妙味大

△タスティエーラ

△ファントムシーフ

△シャザーン



2023年5月27日土曜日

葵ステークス 2023【予想】

 5年前から重賞となった。

過去の穴馬に多いのは、

「先行~中位」

「デビューが前年6月~8月」

「8番以内」


トールキン

小倉の2勝が強い内容。

中山阪神での完敗は直線急坂が原因の一つだとしたら、直線平坦の京都なら期待できるかも。


○ビッグシーザー

▲ルガル

アームズレイン  芝3走目、距離短縮

△モズメイメイ

△ペースセッティング

△タマモブラックタイ



2023年5月22日月曜日

オークス 2023[回顧]

 6馬身差圧勝のリバティアイランド。

ジェンティルドンナの5馬身差以来の衝撃。


1着 ○リバティアイランド(1人気)

2着 ▲ハーパー(2人気)  6馬身

3着  ドゥーラ(15人気)  クビ


勝ちタイムは、2:23.1(良)。上がり35.1。


平均ペースで流れたこともあり、タイムは速くなった。

2019年2:22.8(ラヴズオンリーユー)に次ぐ好タイム。


12.3-10.5-12.3-12.6-12.3-12.0-12.0-12.0-12.0-12.0-11.6-11.5

前半3F35.14F47.75F60.0

後半3F35.14F47.15F59.1(2着馬基準 36.1-48.1-60.1)


表面的には後半の方がやや速いが、これはリバティアイランド基準。

2着馬を1着と仮定した場合は、ラスト1Fは12,5。

リバティアイランド以外の馬にとっては、タフな流れになった。

4F目の12.6以外は緩む所が無い平均ペース。

緩まない流れになったことによって、はっきりと能力差が出た。


逃げるのはゴールデンハインドと思われたが、田辺騎手・三浦騎手・坂井騎手・横山和騎手が(リバティアイランドを負かすために)前に行く勝負手を打って、この流れとなった。


1着○リバティアイランドは、1頭だけ別の競馬。

川田騎手は、週中の記者会見で、桜花賞で後方追走心配しなかったか?の質問に、「オークスに向けてゆっくり走らせた」と言っていたが、それを実証した。

今回は前寄りの追走で直線弾けた。

今回は、川田騎手「今後に向けて最後までしっかり追った」という。次はどんな強さを発揮するのだろう。


2着▲ハーパーは、リバティアイランドの後ろを追走、直線もその後ろから追ったが、末脚の伸びがじりじり(と言っても1着馬と比較して)。

上がり1位2位を一度も記録したことが無い馬で、騎手が精一杯能力を発揮させていると思う。


3着ドゥーラは、上がり2位。

それも上がり1位(1着馬)と0.1差で、上がり3位(2着馬)とは0.7秒差もある。

1頭だけ、この距離が向いていたという結果。

自身上がり34.1は、前2走の大敗時34.2より0.1速いだけ、流れも向いた。

阪神JFで上がり1位、それでチューリップ賞で1人気、桜花賞で8人気、そして今回は15人気。

結果的に、一番向くレースで一番人気がなくなった・・

チューリップ賞は前詰まり、桜花賞は出遅れと着順ほど弱い内容ではなかったが・・・

個人的には、東京の速い上がりに対応できるのか?と思ってましたが・・・


4着ラヴェルは、価値ある内容。

過去4走すべて出遅れていたが、今回は好スタートでまさかの3番手追走。

結果的にペースが緩まず、展開不利になっても踏ん張った。

阪神JFでは精神面で競馬にならず、桜花賞ではまあまあ普通の競馬ができていた(最後はさまれる不利なければもう少し上の着順だった)。

今回は、体調面・精神面(落ち着き)ともに一番良かったのだろう。


5着シンリョクカは、17番枠でずっと外をまわらされたが、距離延長が味方にならなかった。


3人気△コナコーストは7着

5人気ソーダズリングは8着

6人気△ドゥアイズは9着

これら3頭も、距離延長が味方にならなかった。

(出遅れたにしても伸び悪い)


4人気△ゴールデンハインドは、11着。

逃げないとダメなのかもしれないが、490キロ台になってしまった。

オークスで大きな馬の成績は悪い。


◎としたライトクオンタムは、17着。

逃げて欲しいと書いたら、本当に逃げた。

でも緩む所がなかった。と言ってもラヴェルは踏ん張っているのだから、この距離では能力不足。

桜花賞2人気馬ではなく、チューリップ賞1人気馬を◎にすべきでした。


印象に残ったのは、6着ヒップホップソウル

直線前半の伸びが良かった。



2023年5月21日日曜日

オークス 2023【予想】

 過去10年の穴馬は意外に少なめ。

二ケタ人気は3着内4頭と多いが、その内3頭はスタニングローズ・ウインマイティー・カレンブーケドールの強力馬で、大穴馬はハギノピリナだけ。

過去の穴馬に多いのは、

「好位~中位」(逃げ追込でない)

「450キロ台~470キロ台」(中型)

「前走1800m以上」


ライトクオンタム

二ケタ人気だがG1級の馬を狙ってみる。

シンザン記念は相手に恵まれたが、評価したいのは東京での新馬。

新馬としては速めのタイムで、ラスト1Fまで持ったままの楽勝だった。

東京が一番向いている可能性がある。

桜花賞は馬群の中でモマレ弱さが出てしまった。

それなら、逃げるくらいの競馬をして欲しい。

イメージはダイワエルシエーロ(2004年)。その時の福永騎手のような思い切った騎乗をして欲しいですが・・・


○リバティアイランド

▲ハーパー

エミュー  前走は直線前詰まり、良でも伸びる可能性

△コナコースト

△ゴールデンハインド

△ドゥアイズ



2023年5月20日土曜日

平安ステークス 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走アンタレスS」または「前走2000m以上」

「10番以内」


タイセイドレフォン

レパードS2着があるし、みやこSでも0.2差だった。

この相手もやれるはず。

問題は、距離延長と重馬場か。

そこは4歳の上昇度で突破して欲しい。


○グロリアムンディ

▲ハギノアレグリアス

テリオスベル  距離短縮が穴

△ヴァンヤール

△ノットゥルノ

△カフジオクタゴン



2023年5月15日月曜日

ヴィクトリアマイル 2023[回顧]

 マイルG1馬3頭による決着。


1着 △ソングライン(4人気)

2着 △ソダシ(3人気)

3着 ○スターズオンアース(1人気)


勝ちタイムは、1:32.2(良・小雨)。上がり33.7。


昨年も1:32.2で同タイム。

昨年は並の高速馬場で、今年は雨が土日で少量降ったが、あまり影響は無かった。


12.1-11.0-11.1-12.0-12.3-11.3-11.0-11.4

前半3F34.24F46.2(昨年34.7-46.3)(昨年中盤11.6-11.7)

後半3F33.74F46.0(昨年34.2-45.9)(今年中盤12.0-12.3)


今年は、前半3Fが速く、中盤緩んで、上がり3Fが速い。

逃げたい馬が不在で、こういう時に逃げるのが横山典弘騎手。

前半3Fをもう少し緩めたかったと思うが、ソダシがすぐ後ろに来たので、緩めることができたのは3~4角の所だけ。


1着△ソングラインは、さすが安田記念を勝った馬。

最初のゴチャゴチャでやや位置を下げ3角手前ではやや後方寄り、3~4角では内をまわり中位、直線向くときには好位という感じでスムーズに内から伸びた。

馬場のいい外へ出すことより、内をまわってロスなくスムーズな競馬をすることを優先させた(そうせざるをえなかった面もありそう)。

戸崎騎手は、ストレイトガールでの連覇に続き、このレース3勝目、G1は10勝目。


2着△ソダシは、昨年より相手が強かったか。

(昨年もソングラインは出走していたが、3角つまずく不利もあり力発揮できなかった)

それと、昨年の自身前後半3Fは35.1-33.4、今年は34.4-33.6で、今年の方が前半3Fがきつかった。


3着○スターズオンアースは、1着2着馬とはマイル適性の差か。

桜花賞は勝っているが、2着3着がウォーターナビレラ・ナムラクレアで1400m寄りの馬が相手だった。


4着ディヴィーナは、15人気での大好走。しかも上がり1位。

これはビックリ。これほどの能力を持っているとは!

さすが、母がヴィルシーナ(このレース連覇)。

4勝すべてが左回り(中京)。

その中には、2勝クラスでジャスティンカフェに0.3差で完勝したことがある(その後ジャスティンカフェは連勝してオープン入り)。

右回りがダメな馬のようだ。左回りなら今後も楽しみ。


5着◎サウンドビバーチェは、これが精一杯か。

4角で位置が下がった時にはこのまま沈むのかと思ったら、ゴールまで伸び続けた。

ペースが上がった時に加速できなかったのか?

そうだとしたら、思い切って逃げた方が良かったかもとも思うが、それだと最後バテたかもしれない。


2人気▲ナミュールは、7着。

スタート後ちょっとして外からと内からと寄られ、はさまれ後退(キッカケはソダシの斜行だが競馬ではありがちなこと)(レーン騎手には過怠金)。

後退時は、ソングラインと同位置になった。

その後は、内からやや位置を上げていったソングラインに対し、ナミュールは後方寄りのまま直線に向く。

直線は、ディヴィーナに伸び負けた。

最初の不利がどの程度影響したかはわからないが、物足りないといえば物足りない内容(4着なら不利が全てと言える)。

不利が最大原因なら、競馬ではありがちな不運で仕方ない。



2023年5月14日日曜日

ヴィクトリアマイル 2023【予想】

 過去17回、重不良になったことは一度もない(稍重は3回)。

過去の穴馬に多いのは、

「逃げ~中位」(後方でない)

「8番以内」(内枠)


サウンドビバーチェ

今年もそうなるとは限らないが、このレースの穴馬に多いのは、前で粘る馬または1400m寄りの好位差し馬。

前走は、内有利馬場で先行有利の流れ。だから恵まれたと、それほど人気になっていない。

でも、紫苑Sや秋華賞の直線前半の奮闘ぶりからは、1600mならG1級の馬と互角に戦えそうに思えてしまう。

オークスでは他馬に蹴られ放馬、秋華賞でも本馬場入場で騎手を振り落とした。

そういう気性でも徐々に良くなってきたようだ。

馬体重も、前走はチューリップ賞の時から24キロ増えている。


○スターズオンアース

▲ナミュール

サブライムアンセム  先行粘込期待(出遅れなければ)

△ソダシ

△ソングライン

△ナムラクレア



2023年5月13日土曜日

京王杯スプリングC 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「東京実績」「左回り実績」

「1400m実績」(特に東京1400実績)

「前走マイル重賞」(特にダービー卿CT・マイラーズC)


ラウダシオン

豪州へ移籍するので、国内最終レース(豪州で現役続行)。

将来は豪州で種牡馬としてのオファーが届いているという。

2年前のこのレース1着。

その後は低迷していたが、3走前阪神Cでムルザバエフ騎手が脚質転換させて3着。

今回どんな競馬をするかわからないが、お見送りとして買ってみる。


○ダノンスコーピオン

▲レッドモンレーヴ

レイモンドバローズ  東京1400m2勝で最適

△ゾンニッヒ

△ピクシーナイト

△ウインマーベル



2023年5月8日月曜日

NHKマイルC 2023[回顧]

 1着は当たりましたが、2着3着が無印・・・


1着 ◎シャンパンカラー(9人気)

2着  ウンブライル(8人気)

3着  オオバンブルマイ(3人気)


勝ちタイムは、1:33.8(稍重)。上がり35.4。


雨は、昼から本降りとなった。

良馬場より1秒程度かかる馬場だったか。


12.4-10.6-11.3-12.0-12.1-12.0-11.5-11.9

前半3F34.34F46.3

後半3F35.44F47.5


前半3F34.3は、このレースとしては普通(道悪なら速めか)。

今年の特徴は、中盤の12.0-12.1-12.0。

こんなに中盤緩めになることは、NHKマイルとしては珍しい。

普通上がり3F加速となるが、直線向いた所が12.0。

これだと、残り2Fの所で後方の馬と先頭との差がなくなる(後方馬の位置取りの不利がなくなる)。


先行勢が直線伸びなかったのは、馬場のせいなのか。

それとも単に今年の先行勢が弱かったのか。

2007年ピンクカメオ(17人気)とムラマサノヨートー(18人気)が1着3着に追い込んできた時の2着ローレルゲレイロ(1人気)のような強い先行馬はいなかった。


1着◎シャンパンカラーは、これで東京1600m3戦3勝。

スタートで少し出遅れた時、個人的には「よしっ」と喜びました。

というのは、スタートが良ければ好位~中位追走しそうだったから。

このレースの傾向と稍重馬場から、後方追走の方がいいと思ってました。

新馬のようなレースをして欲しいと願ってました。

1週前調教で76.4-61.4-11.4の猛時計。前走がほぼ3ヶ月ぶりで、状態面の上昇があったのでしょう。

「前走が本当の意味での初めての競馬」(田中剛師)という馬群にモマれた前走の経験も生きた。

内田博幸騎手が2007年ピンクカメオで勝った時も「雨・稍重」だった(この年は7着まで二ケタ馬番)。


2着ウンブライルは、ほぼ最後方追走、直線最大外から上がり1位。

こちらは最初から後方追走のつもりだったらしい。

パトロールを見ると、横山武史騎手、向正面で馬場のいい外へ持っていっている。

皐月賞の騎乗に似ている。道悪馬場での内枠の不利を最初に消しにいっている(その分後方になり届かないリスクを負っているが)。

馬の方は、前走からのブリンカー着用で、能力を発揮するようになった。


3着オオバンブルマイは、後方追走からうまくいきかけたが、伸びきれず。

締め切り直前まで1人気で、無印にしたことを後悔しビクビクしていました。

無印にした理由は、アーリントンCはメンバーレベルが低いのでは?ということ、中2週で反動がこわいということからでしたが、この馬は別でした。


4着△ダノンタッチダウンは、結果論的には前半3Fでもう少し後方でゆっくり追走した方が直線キレたかもしれない。

陣営が言う通り道悪がダメな馬なら、良馬場ならもっと強いのかもしれない。


5着○カルロヴェローチェは、折り合いが難しい気性の馬をレーン騎手がなんとかなだめて乗っているように見えたが、あまり伸びず。

現状この程度が精一杯なのか?距離短縮で強さ発揮するのか?


6着△モリアーナは、2番枠から内の後方寄り追走、直線で外へ。

結果論的には、普通の騎乗で、思い切った乗り方の息子武史騎手の方が好結果につながった。


2人気▲エエヤンは、9着。

掛かってしまう道中で、最後まで内をまわり、直線前半は前が壁。

全く能力を発揮できなかった。

東京と中山では結果が全く違う成績になっている。


昨年18人気3着のカワキタレブリーが、9Rで3勝クラスを勝ち上がった。

コース相性ですね。



2023年5月7日日曜日

新潟大賞典 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走重賞完敗(の重賞実績馬)」または「近走3勝クラス1着(の上昇馬)」

「先行好位」

「中枠~外枠(特に14番)」


キラーアビリティ

ムラだが、ちゃんと走れば、3走前のように勝てる。

重いハンデだが、重賞2勝馬なのだから仕方ない。

重馬場はどうなのだろう?


○スパイダーゴールド

▲セイウンハーデス

イクスプロージョン  得意の季節到来

△カレンルシェルブル

△ヤマニンサルバム

△カラテ



NHKマイルC 2023【予想】

 過去27回、重不良は一度もない(稍重が3回、近10年は稍重もゼロ)。

過去の穴馬に多いのは、

「差し馬」

「中枠外枠」


シャンパンカラー

中枠外枠で、差して勝ったことがある馬の中から、この馬を選んでみる。

新馬のような競馬をして欲しい。

8番手追走から、ラスト2F11.1-11.5の流れを差しきった。

そんな競馬ができるなら楽しみ。

折り合い欠いて前へ行ってしまう懸念がありますが・・・


○カルロヴェローチェ

▲エエヤン

タマモブラックタイ  重不良なら

△ダノンタッチダウン

△ドルチェモア

△モリアーナ



2023年5月6日土曜日

京都新聞杯 2023【予想】

 突然の岩田望来騎手のフリー発表。今までの所属藤原厩舎に騎乗はナシ。ドルチェモアに騎乗いったん発表あったのに変更。何かあったんですか?


過去の穴馬に多いのは、

「前走1勝クラス(負けでもいい)」(新馬未勝利ではない)

「前走3角3番手以下」(逃げ2番手でない)


アスクドゥポルテ

前走は、逃げ馬が逃げ切った展開で上がり1位。

前に行けないのが問題だが、母は1勝馬でその1勝が京都2200m、父はハービンジャー、距離が1Fでも伸びるのはいいはず。


○ダノントルネード

▲サトノグランツ

マコトヴェリーキー  前走前に行けた、さらに上昇なら

△マイネルラウレア

△ドットクルー

△オメガリッチマン



2023年5月1日月曜日

天皇賞(春) 2023[回顧]

 新しい京都の芝は、水ハケがいいのだろう。

夜間に30ミリくらいは降ったはずだが、朝は重、午前中に稍重となった。


1着 ▲ジャスティンパレス(2人気)

2着 △ディープボンド(5人気) 21/2差

3着 ◎シルヴァーソニック(6人気) 1差


勝ちタイムは、3:16.1(稍重)。上がり35.3。


昨年が、3:16.2(阪神稍重、タイトルホルダー7馬身差1着)。

<今年>2着ディープボンド 3:16.5 自身上がり35.6

<昨年>2着ディープボンド 3:17.3 自身上がり37.1

単純には比較できないが(勝ちタイムはほぼ同じでも)今年の方が速い馬場だろう。

昨年はディープボンドでも最後バテた馬場だった(バテなかったのはタイトルホルダーだけ)。


12.3-10.8-11.9-12.1-12.6 

-12.0-12.0-12.6-12.8-12.9    

-13.3-13.2-12.3-11.9-11.5-11.9


前半3F35.04F47.15F59.7(昨年36.5-48.5-60.5)

後半3F35.34F47.65F60.8(昨年36.4-48.3-60.3)


前半3F35.0は、3200mでは速すぎる。

過去10年の最速は35.6だが、そういう時はたいてい大逃げの形になる。

ところが、今年は4.5頭がこのペースで先行していて、結果先行勢は壊滅した。

(この時、ディープボンドは少し離れた7番手、自身前半36.4)(数値は競馬ブックSmart)

昨年タイトルホルダーが引き離した逃げに見えたのは、追っかける馬がいなかったから。


前半4Fが昨年より1.4秒速いが、後半4Fも昨年より0.7秒速い。

これは中盤(向正面)で13.3-13.2と緩んだことと、昨年より軽い馬場だからだろう。

この時に馬群が縮まった(3角手前)。

後半4Fスパートとなるのが、京都外回りのラップ。


1着▲ジャスティンパレスは、完勝。

2歳時にホープフル2着の後は一旦低迷、3歳秋から本格化、4歳春に完全に開花した。

ホープフルの時が450キロ、菊花賞時が452キロ、そして今春は472キロ。

馬体の充実に成長が表れている。


2着△ディープボンドは、3年連続2着。

馬体重も変わらず、502キロ・504キロ・504キロ。

凱旋門賞の後、不調だったが、前走から馬体も-10絞れ復調した。


3着◎シルヴァーソニックは、上がり2位で伸びた。

この馬は、7歳の今、本格化している。

個人的には、道中もう少し前の位置を希望しましたが、この流れなら落ち着いた騎乗で、さすがレーン騎手。

(タイトルホルダーをかわす馬をさらに後ろから差そうという乗り方に思えた)


4着ブレークアップは、今年からの転厩がいい方に出ている。

前走はボルドグフーシュより2キロ重い斤量でクビ差だったし、本格化している。

スロー向き疑惑や母父クロフネの心配もあったが、問題なかった。


5着マテンロウレオは、横山典騎手らしいソツのない乗り方。

ペースが落ちた向正面3角手前で位置を微妙に上げている。

馬の全能力を出し尽くしている。


3人気△ボルドグフーシュは、6着。

最初はシルヴァーソニックより後ろの位置だったが、正面スタンド前で位置を上げていった。

それは、12.0-12.0の所。それが末脚に影響したかもしれない。

(ここが12.6-12.6くらいだったら良かったが・・)

(先行勢やボルドグフーシュは、タイトルホルダーを意識し過ぎている印象)

(自分の競馬に徹したのがルメール騎手とレーン騎手)

後方一気が向いているのかもしれないが、それだと取りこぼす可能性も大で、難しい馬。


4人気△アスクビクターモアは、11着。

速い前半3Fが影響したか。

(この馬35.4、ディープボンド36.4)

それと、今年は何かおかしくなっているかもしれない。


1人気タイトルホルダーは、3角から下がっていった(競争中止)。

明確な故障があったわけでなく、走りがおかしくなったので大事を取ったようだ(右前肢跛行)。

ゲート入り前から騎手が違和感を感じていることをアンカツ氏が指摘していた。

前走不良馬場を走った影響があったのかどうか。