2023年5月8日月曜日

NHKマイルC 2023[回顧]

 1着は当たりましたが、2着3着が無印・・・


1着 ◎シャンパンカラー(9人気)

2着  ウンブライル(8人気)

3着  オオバンブルマイ(3人気)


勝ちタイムは、1:33.8(稍重)。上がり35.4。


雨は、昼から本降りとなった。

良馬場より1秒程度かかる馬場だったか。


12.4-10.6-11.3-12.0-12.1-12.0-11.5-11.9

前半3F34.34F46.3

後半3F35.44F47.5


前半3F34.3は、このレースとしては普通(道悪なら速めか)。

今年の特徴は、中盤の12.0-12.1-12.0。

こんなに中盤緩めになることは、NHKマイルとしては珍しい。

普通上がり3F加速となるが、直線向いた所が12.0。

これだと、残り2Fの所で後方の馬と先頭との差がなくなる(後方馬の位置取りの不利がなくなる)。


先行勢が直線伸びなかったのは、馬場のせいなのか。

それとも単に今年の先行勢が弱かったのか。

2007年ピンクカメオ(17人気)とムラマサノヨートー(18人気)が1着3着に追い込んできた時の2着ローレルゲレイロ(1人気)のような強い先行馬はいなかった。


1着◎シャンパンカラーは、これで東京1600m3戦3勝。

スタートで少し出遅れた時、個人的には「よしっ」と喜びました。

というのは、スタートが良ければ好位~中位追走しそうだったから。

このレースの傾向と稍重馬場から、後方追走の方がいいと思ってました。

新馬のようなレースをして欲しいと願ってました。

1週前調教で76.4-61.4-11.4の猛時計。前走がほぼ3ヶ月ぶりで、状態面の上昇があったのでしょう。

「前走が本当の意味での初めての競馬」(田中剛師)という馬群にモマれた前走の経験も生きた。

内田博幸騎手が2007年ピンクカメオで勝った時も「雨・稍重」だった(この年は7着まで二ケタ馬番)。


2着ウンブライルは、ほぼ最後方追走、直線最大外から上がり1位。

こちらは最初から後方追走のつもりだったらしい。

パトロールを見ると、横山武史騎手、向正面で馬場のいい外へ持っていっている。

皐月賞の騎乗に似ている。道悪馬場での内枠の不利を最初に消しにいっている(その分後方になり届かないリスクを負っているが)。

馬の方は、前走からのブリンカー着用で、能力を発揮するようになった。


3着オオバンブルマイは、後方追走からうまくいきかけたが、伸びきれず。

締め切り直前まで1人気で、無印にしたことを後悔しビクビクしていました。

無印にした理由は、アーリントンCはメンバーレベルが低いのでは?ということ、中2週で反動がこわいということからでしたが、この馬は別でした。


4着△ダノンタッチダウンは、結果論的には前半3Fでもう少し後方でゆっくり追走した方が直線キレたかもしれない。

陣営が言う通り道悪がダメな馬なら、良馬場ならもっと強いのかもしれない。


5着○カルロヴェローチェは、折り合いが難しい気性の馬をレーン騎手がなんとかなだめて乗っているように見えたが、あまり伸びず。

現状この程度が精一杯なのか?距離短縮で強さ発揮するのか?


6着△モリアーナは、2番枠から内の後方寄り追走、直線で外へ。

結果論的には、普通の騎乗で、思い切った乗り方の息子武史騎手の方が好結果につながった。


2人気▲エエヤンは、9着。

掛かってしまう道中で、最後まで内をまわり、直線前半は前が壁。

全く能力を発揮できなかった。

東京と中山では結果が全く違う成績になっている。


昨年18人気3着のカワキタレブリーが、9Rで3勝クラスを勝ち上がった。

コース相性ですね。



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