マイルG1馬3頭による決着。
1着 △ソングライン(4人気)
2着 △ソダシ(3人気)
3着 ○スターズオンアース(1人気)
勝ちタイムは、1:32.2(良・小雨)。上がり33.7。
昨年も1:32.2で同タイム。
昨年は並の高速馬場で、今年は雨が土日で少量降ったが、あまり影響は無かった。
12.1-11.0-11.1-12.0-12.3-11.3-11.0-11.4
前半3F34.24F46.2(昨年34.7-46.3)(昨年中盤11.6-11.7)
後半3F33.74F46.0(昨年34.2-45.9)(今年中盤12.0-12.3)
今年は、前半3Fが速く、中盤緩んで、上がり3Fが速い。
逃げたい馬が不在で、こういう時に逃げるのが横山典弘騎手。
前半3Fをもう少し緩めたかったと思うが、ソダシがすぐ後ろに来たので、緩めることができたのは3~4角の所だけ。
1着△ソングラインは、さすが安田記念を勝った馬。
最初のゴチャゴチャでやや位置を下げ3角手前ではやや後方寄り、3~4角では内をまわり中位、直線向くときには好位という感じでスムーズに内から伸びた。
馬場のいい外へ出すことより、内をまわってロスなくスムーズな競馬をすることを優先させた(そうせざるをえなかった面もありそう)。
戸崎騎手は、ストレイトガールでの連覇に続き、このレース3勝目、G1は10勝目。
2着△ソダシは、昨年より相手が強かったか。
(昨年もソングラインは出走していたが、3角つまずく不利もあり力発揮できなかった)
それと、昨年の自身前後半3Fは35.1-33.4、今年は34.4-33.6で、今年の方が前半3Fがきつかった。
3着○スターズオンアースは、1着2着馬とはマイル適性の差か。
桜花賞は勝っているが、2着3着がウォーターナビレラ・ナムラクレアで1400m寄りの馬が相手だった。
4着ディヴィーナは、15人気での大好走。しかも上がり1位。
これはビックリ。これほどの能力を持っているとは!
さすが、母がヴィルシーナ(このレース連覇)。
4勝すべてが左回り(中京)。
その中には、2勝クラスでジャスティンカフェに0.3差で完勝したことがある(その後ジャスティンカフェは連勝してオープン入り)。
右回りがダメな馬のようだ。左回りなら今後も楽しみ。
5着◎サウンドビバーチェは、これが精一杯か。
4角で位置が下がった時にはこのまま沈むのかと思ったら、ゴールまで伸び続けた。
ペースが上がった時に加速できなかったのか?
そうだとしたら、思い切って逃げた方が良かったかもとも思うが、それだと最後バテたかもしれない。
2人気▲ナミュールは、7着。
スタート後ちょっとして外からと内からと寄られ、はさまれ後退(キッカケはソダシの斜行だが競馬ではありがちなこと)(レーン騎手には過怠金)。
後退時は、ソングラインと同位置になった。
その後は、内からやや位置を上げていったソングラインに対し、ナミュールは後方寄りのまま直線に向く。
直線は、ディヴィーナに伸び負けた。
最初の不利がどの程度影響したかはわからないが、物足りないといえば物足りない内容(4着なら不利が全てと言える)。
不利が最大原因なら、競馬ではありがちな不運で仕方ない。
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