2022年5月30日月曜日

ダービー 2022[回顧]

 武豊騎手がダービー6勝目。

友道調教師はダービー3勝目。


1着 △ドウデュース(3人気)

2着 ▲イクイノックス(2人気)

3着 ◎アスクビクターモア(7人気)


勝ちタイムは、2:21.9(良)。上がり35.2。


気温が高くなった影響もあったか、馬場が高速化した。

そのうえ淀みなく流れたこともあり、ダービーレコードのタイムとなった。


12.5-10.8-11.8-12.0-11.8-11.7-12.3-12.0-11.8-11.5-11.7-12.0

前半3F35.14F47.15F58.9

後半3F35.24F47.05F59.0


淀みのない平均ペース。

この流れで1着2着馬は、ラスト1F11秒台の伸び。

ハイレベルな1着2着馬。


1着△ドウデュースは、ペースが流れているとはいえ後方寄りの追走。

直線は素晴しい伸びで自身上がり33.7。強い競馬。

皐月賞回顧では、武豊騎手ペースを読み違えたのかと書きましたが、あくまでダービーを考えての騎乗だったか。

友道厩舎の中長距離での仕上げも素晴らしい。


2着▲イクイノックスは、18番枠の影響もあって、後ろから3番手の追走。

自身上がり33.6で伸びたが及ばず。この馬も強い競馬。


3着◎アスクビクターモアは、願った流れになり、残り3F地点で1着馬との差は1.3秒前の位置。

これで差しきられたら仕方ない。

全力を出し尽くした。

自身上がり35.3は、皐月賞と全く同じ。


4着○ダノンベルーガは、1着2着馬に比べて伸び一息34.3。

これくらいの能力なのか、それとも状態面か。

1週前調教で、南W5F62.4という速すぎる時計が出ている。

1週前に負荷をかけるというのは重要だけれど、速過ぎたのでは?

速くなってしまったのか、それとも速い時計を出す必要がある何らかの中間の調整の狂いがあったのか?


4番人気皐月賞馬△ジオグリフは、7着。

たんに距離が長いのか?皐月賞時に心配したノド鳴りの影響があるのか?



2022年5月29日日曜日

目黒記念 2022【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2400m2500m実績」

「近走(特に2走前)3勝クラス1着」

または「重賞連対実績」

「先行~中位」

「12番以内」


ウインキートス

昨年の覇者。

昨年は超スロー展開に恵まれたのは確かだが、オールカマーでも2着と健闘している。

前走は前に行けず、今回はすんなりとした競馬をして欲しい。


○ボッケリーニ

▲パラダイスリーフ

モズナガレボシ  菅原騎手で3連勝あり、2600m1着もある。

△アリストテレス

△マカオンドール

△フライライクバード



ダービー 2022【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走先行~中位」

「内枠」

「順調に使われている馬」(今年2走目でない)


アスクビクターモア

面白くない穴予想になりますが、皐月賞5着馬を◎にします。

逃げなくてもいい馬なので、上がりが35秒以上かかる流れになればチャンスはあるのでは?(逆に瞬発力勝負になれば苦戦)

逃げる馬(デシエルト?)に平均的な流れで引っ張って欲しい。


○ダノンベルーガ

▲イクイノックス

ジャスティンパレス  ホープフルS2着、能力はそう差はないはず。

△ドウデュース

△ジオグリフ

△プラダリア



2022年5月28日土曜日

葵ステークス 2022【予想】

 4年前から重賞となった。

過去の穴馬に多いのは、

「先行~中位」

「デビューが前年6月~8月」

「8番以内」


テイエムスパーダ

フェニックス賞ではナムラクレアと0.1差の2着。

あざみ賞は完勝だった。

前走フィリーズRは、距離が長かったと解釈し、距離短縮で期待したい。


○ウインマーベル

▲コラリン

コムストックロード  叩き2走目、初の1200いい方に出れば。

△カイカノキセキ

△ブレスレスリー

△シゲルファンノユメ



2022年5月23日月曜日

オークス 2022[回顧]

 サウンドビバーチェの放馬の影響により、15分遅れの発走。


今年のG1はコロナ対策の緩和により観客数が増加して、その影響で波乱の可能性が高まっているように感じる。


1着 ▲スターズオンアース(3人気)

2着 ☆スタニングローズ(10人気)

3着 △ナミュール(4人気)


勝ちタイムは、2:23.9(良)。上がり34.8。


9R10Rのタイムからは、並の高速馬場。

落ち着いた流れで 2:23.9は好タイムの部類だろう(昨年 2:24.5)。

レベルが心配される世代だが、低レベルではないだろう。


12.4-11.0-11.9-12.6-12.7-12.5-12.3-12.1-11.6-11.3-11.7-11.8

前半3F35.34F47.95F60.6

後半3F34.84F46.45F58.5


逃げたのは、ニシノラブウインク。

スローな流れから、ロンスパ気味。


1着▲スターズオンアースは、桜花賞を勝ったが、むしろオークス向きだったという結末。完勝だった。

叔母ソウルスターリングはオークス1着、母母スタセリタは仏オークス1着。


2着☆スタニングローズは、期待に応えてくれました。

(◎と☆両方からの馬連・3連複を買ってました)

(私の予想では珍しく、☆の馬の説明(根拠)がいつもの1行でなく2行になっている)

この馬の母母ローズバドはオークス2着、母母母ロゼカラーはオークス4着。

叔父ローズキングダムは、ダービー2着。

単勝1.9倍でデビューし、2歳時に牡馬相手の重賞を3戦。

その後の3ヶ月休養で馬が良くなったようだ。


3着△ナミュールは、今回は好走。

距離自体は桜花賞の方が向いていたかもしれない。


4着ピンハイは、何回好走しても人気にならない(いつも13人気)。

桜花賞回顧で「この馬は強い」と書きましたが、今回も同感。

馬群の間を抜けて来れる根性が素晴らしい。


5着プレサージュリフトは、今回は6番手を追走できた。

前に行けてもこの程度の能力なのか。

それとも距離が長いのか(母はスプリンターの シュプリームギフト)。


6着△ルージュエヴァイユは、すごく穴人気になったが、この脚質では過剰人気だった。


7着△アートハウスは、2番人気の支持を受けたが、結果的には過剰人気だった。

川田騎手は不安なコメントを出していたが、調教の記者評価は絶好ばかり。

私は調教はわかりませんが、体質面で弱い面があるのだろう。

(それと、勝った2勝は前半が超スロー)


1人気○サークルオブライフは、12着。

発走遅れの影響を受けたのか、出遅れ、その後も進んでいかず。

個人的にはこの馬の距離適性にやや不安を感じていたのですが(母がスプリンター)、その結論は発走遅れのせいでわからないまま。


◎としたベルクレスタは、10着。

姉アドマイヤリードと同様なら、距離が長いということか。



2022年5月22日日曜日

オークス 2022【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「好位~中位」(逃げ追込でない)

「450キロ台~470キロ台」(小型でも大型でもない)

「4戦~6戦」(3戦以下でない)


ベルクレスタ

ずっと一線級と戦ってきて差のない競馬(前走も展開不利で0.2差、サークルとは0.1差)。

姉アドマイヤリードとはタイプ(気性)が違うと思いたい、距離は向くと思いたい。


○サークルオブライフ

▲スターズオンアース

スタニングローズ  

個人的に思い入れあるバラ一族の母系(ローズバド・ロゼカラー)。

前2走は相手弱いが、昨秋は牡馬相手重賞で戦っていた。

△アートハウス

△ナミュール

△ルージュエヴァイユ



2022年5月21日土曜日

平安ステークス 2022【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走アンタレスS」または「前走2000m以上」

「芝好走実績」または「芝でデビュー」


グレートタイム

前走は0.4差の完勝。

元々はユニコーンS2着・ジャパンダートダービー3着がある実績馬。

2走前10着は3角で挟まれる不利があった。

前の方に行ければ楽しみはありそう。


○テーオーケインズ

▲オーヴェルニュ

スマッシングハーツ  2走前このコース完勝

△メイショウハリオ

△スワーヴアラミス

△サンライズホープ



2022年5月16日月曜日

ヴィクトリアマイル 2022[回顧]

 

ソダシの完勝。


G1の1番人気は今回も敗れた。

上位人気馬の内3頭が道中でつまずく不利あり。


1着 △ソダシ(4人気)

2着 △ファインルージュ(3人気)

3着 △レシステンシア(6人気)


勝ちタイムは、1:32.2(良)。上がり34.2。


今年は並の高速馬場。

前3年のような超高速のタイムにはならなかった。

(ペースが緩めだったこともある)


12.5-10.8-11.4-11.6-11.7-11.1-11.3-11.8

前半3F34.74F46.3

後半3F34.24F45.9


緩めのペース。

4番手追走ソダシの自身前後半3Fが、35.1-33.4。

これでは後方追走馬は物理的に無理。


1着△ソダシは、1600mでは強い、ということだろう。


2着△ファインルージュは、直線前半で前の馬と接触、つまずいた。

最後の伸びが良かっただけに不利は痛かった。


3着△レシステンシアは、2番手追走、3~4角で逃げ馬とやや距離を取って、ペースを支配。

横山武史騎手、今回はうまくいった。


4着ローザノワールは、3着とハナ差。

あわや2週連続で5枠10番の最低人気馬が3着になるところだった。

前走は逃げずに0.4差、今回は押して押して逃げにこだわったのが良かった。

それにしても先週と同様、上位人気馬に混じっての4着は驚かされる。

(先週と共通するのは、休養明け2走目・前走先行好位・5枠10番)


5着▲ソングラインは、有力馬の中では一番後ろの位置になってしまい、3角つまずく不利もあった。


6着デアリングタクトは、1年ぶりでこれだけ走れれば十分ではないか。


1番人気○レイパパレは、12着。

スタート直後つまずき落馬寸前(パトロール参照)。

そのわりには3番手追走できたが、直線伸びず。

つまずいた影響なのか?1600mが合わないのか?前走G1の目に見えない疲労か?それとも「粗品の呪い」なのか?


◎としたアンドヴァラナウトは14着。

中間の軽い調教が気になっていましたが、-10キロ。

状態面だろう。



2022年5月15日日曜日

ヴィクトリアマイル 2022【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「中位より前」(追込でない)

「G1実績馬」または「前2走で1着ある上昇馬」

「前走、阪神牝馬・中山牝馬・福島牝馬・高松宮」


アンドヴァラナウト

秋華賞3着のG1実績はあるし、福永騎手が2走前を除いてずっと乗り続けている素質に期待したい。

前走はやや不満なのは確かだが、前走を使っての良化があれば。


○レイパパレ

▲ソングライン

メイショウミモザ  本格化と解釈したい

△ソダシ

△ファインルージュ

△レシステンシア



2022年5月13日金曜日

京王杯スプリングC 2022【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「東京実績」「左回り実績」

「1400m実績」(特に東京1400実績)


ギルデッドミラー

前走は外差し馬場で、1着2着は外差し、その中で内を通っていたこの馬の5着は悪くない内容。

今回は雨の影響が残る馬場で、決め手不足のこの馬には好都合になりそう。


○メイケイエール

▲スカイグルーヴ

ビオグラフィー  昨年3着と0.1差の5着

△シャインガーネット

△リフレイム

△タイムトゥヘヴン



2022年5月9日月曜日

NHKマイルC 2022[回顧]

 5着以内の5頭の内4頭が4番人気内という上位人気馬が順当に走っている中で、最低人気が3着に食い込むというのは驚き。


1着 ▲ダノンスコーピオン(4人気)

2着 △マテンロウオリオン(3人気)

3着  カワキタレブリー(18人気)


勝ちタイムは、1:32.3(良)。上がり34.9。


9R古馬3勝クラスが 1:32.3で同タイム。

ややタイムは不満に感じるが、逆に9R(ジャスティンカフェ)が3勝クラスとしては優秀なのだろう。


12.2-10.5-11.4-11.5-11.8-11.1-11.5-12.3

前半3F34.14F45.6

後半3F34.94F46.7


このレースとしてはほぼ平均的な速めの流れ。

逃げ候補のジャングロが大きく出遅れたが、武豊騎手が逃げていればもう少し落ちついた流れになったかもしれない。


1着▲ダノンスコーピオンは、大外枠でも外有利馬場なので不利にならなかった。

個人的には2番人気になると思ってましたが、大外枠と中2週と共同通信杯大敗(不調)が嫌われたのだろうか?


2着△マテンロウオリオンは、後ろから2番手の追走、直線は大外から上がり1位。

ためる競馬の方が合っているようだ。


3着カワキタレブリーは、最低人気での激走。

出遅れ後方、直線は外から2着馬とともに伸びてきた。

個人的には全く狙う気にはなれませんでした。

ただ、この馬には穴の前科がある。

デイリー杯2歳Sで、単勝111倍(最低人気)で3着に来たことがある。

そして、1走おきに好走している(今回は走る番)。

杉山佳明厩舎は、開業2年目で今年ここまで10勝と将来有望な厩舎(10勝中7勝が4人気以下、昨年14勝中9勝が4人気以下)。

菅原明良騎手は、4年目で現在騎手リーディング全国11位の有望騎手。


1人気○セリフォスは、4着。

今年のG1は休養明けで人気を裏切ることが多い。

抜けて強い馬以外は、やはり休養明けは不利ということか?


2人気△インダストリアは、5着。

OP特別を勝っているだけで重賞実績無く、この人気は過剰人気だったか。


◎としたタイセイディバインは、10着。

力不足だったですか。



2022年5月8日日曜日

新潟大賞典 2022【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走重賞完敗(の重賞実績馬)」

または「近走3勝クラス1着」

「左回り実績」


プレシャスブルー

前走は上がり1位、状態は良さそうだ。

2年前は3着。その他、昨年福島民報杯(新潟)2着、昨年オクトーバーS(東京)2着はそれぞれ二けた人気。

ここも激走を願う。


○アイコンテーラー

▲シュヴァリエローズ

ラストドラフト  重賞実績馬

△カイザーバローズ

△アルサトワ

△ステラリア



2022年5月7日土曜日

NHKマイルC 2022【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「差し優位」

「中枠~外枠」


タイセイディバイン

2走前は上がり(時計)がかかる流れが向いたのかと思ったら、前走はスピードレースにも対応できた。

すでに9戦もしており、普通は状態下降が心配だが、複数の調教評価を見る限り益々快調の動きのようだ。

まだまだ人気にならない馬のようで、もう1度人気以上の好走を期待してみる。


○セリフォス

▲ダノンスコーピオン

ダンテスヴュー  母父がこのレース好相性、距離短縮向けば。

△インダストリア

△マテンロウオリオン

△キングエルメス



2022年5月6日金曜日

京都新聞杯 2022【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走1勝クラス(負けでもいい)」 


アスクワイルドモア

このメンバーなら重賞経験豊富なこの馬にチャンスあるのでは?

ペルーサの甥で、ずぶいタイプのこの馬にとっては少しでも距離が伸びるのは良さそう。

騎手の乗り替わりもいい方に出るかもしれない。


○ブラックブロッサム

▲ポッドボレット

ショウナンアデイブ  前走案外も今回初ブリンカー

△ヴェローナシチー

△リアド

△ボルドグフーシュ



2022年5月2日月曜日

天皇賞(春) 2022[回顧]

 7馬身の圧勝、には驚きました。


1着 ▲タイトルホルダー(2人気)

2着 ○ディープボンド(1人気)

3着 △テーオーロイヤル(4人気)


勝ちタイムは、3:16.2(稍重)。上がり36.4。


朝に雨が降り、稍重。

良よりはやや時計がかかる馬場。

昨年は3:14.7(良)だった。


12.7-11.9-11.9-12.0-12.0

-11.9-12.2-12.8-13.3-12.9

-12.3-12.0-11.9-11.5-11.7-13.2

前半3F36.54F48.55F60.5

後半3F36.44F48.35F60.3


前半速く・中盤は緩み・後半速い。

これは、昨年菊花賞(武史騎手)と同じ逃げパターン。

そして、お父さんの典弘騎手もこのパターンの逃げを得意としている(天皇賞イングランディーレ・菊花賞セイウンスカイ)。


1着▲タイトルホルダーは、逃げて上がり1位(ディープボンドより0.7秒速い上がり)。

これでは後続なすすべなし(他馬は最後バテバテ)。

7馬身差以上の勝利は、04年イングランディーレ(横山典弘騎手)以来。


入線2位は、カラ馬シルヴァーソニック。

絶好位を追走していた(他馬にとっては邪魔)。


2着○ディープボンドは、7馬身差という意外なほどの着差がついてしまった。


3着△テーオーロイヤルは、4角で1着馬の直後にせまったが、最後は力つきた。

G1初挑戦、前走から斤量4キロ増でこの内容は素晴しい(積極的騎乗の騎手も)。


5着まで上位人気5頭、順当な結果となり、穴党用無し。


◎としたタガノディアマンテは、他馬から大きく遅れて入線(3角から追われず)。

カラ馬の脚が何度かぶつかったようで、それが影響したのか?。



2022年5月1日日曜日

天皇賞(春) 2022【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2200m~2500m重賞連対実績」

「G1出走経験」

「先行~中位」


タガノディアマンテ

3歳3冠G1に全て出走し、全て一ケタ着順。

とりわけ菊花賞は早過ぎる仕掛けで4角2番手で7着。

対戦相手レベルと長距離実績ともに今回のメンバーでは上位レベル。

問題は折り合い面に難があり、15番枠で掛からないことを願う。


○ディープボンド

▲タイトルホルダー

ディバインフォース  菊花賞4着、昨年15着は中1週のせい。

△テーオーロイヤル

△マカオンドール

△アイアンバローズ