2023年11月27日月曜日

ジャパンカップ 2023 [回顧]

 ただただ強い!強過ぎる!

それだけ。

(以上回顧終わり)(にしたいが少し書きます)


1着 ○イクイノックス(1人気)  上がり33.5 

2着 ▲リバティアイランド(2人気)上がり33.9 4馬身

3着 △スターズオンアース(5人気)上がり34.0 1馬身


勝ちタイムは、2:21.8(良)。上がり36.5。


アーモンドアイの2:20.6には及ばなかったが、好タイム。

2018年アーモンドアイの時ほどの超高速馬場でもなかった。


12.7-11.3-11.5-11.0-11.1-11.5-12.0-12.1-12.1-12.4-12.4-11.7

前半3F35.54F46.55F57.6

後半3F36.54F48.65F60.7


一見ハイペースだが、これは大逃げ馬のラップ。

大きく離れた2番手以降は、平均ややスロー。

2番手追走馬を先頭と仮定した場合の、レース上がりは33.7

普通の上がり3F加速の流れ。


パンサラッサの大逃げは、レース展開にあまり影響を与えなかった。

これは、2番手タイトルホルダーが普通に乗ったから(速めの流れやロンスパにしなかった)。


2018年アーモンドアイの2:20.6は、2着キセキ(川田)が上がり5Fロングスパートの勝負手を打ったから生まれたレコードタイム(上がり5F57.2)。


1着○イクイノックスは、3番手追走から上がり1位では、他馬はどうしようもなし。


2着▲リバティアイランドは、スターズオンアースよりは少し強いという結果に終わった。

化け物が出走していなければ勝っていたわけですけど。


3着△スターズオンアースは、+12キロは余裕残しなのか成長なのか、17番枠の不利もあった。


4着△ドウデュースは、上がり2位。

一度使って、今回は能力を発揮できた。

マイラー説も一部ある中で、距離もこなした。


5着△タイトルホルダーは、個人的にはもっと積極的な先行(またはロンスパ)をして欲しかった。

菊花賞1着 上がり35.1

天皇賞春1着 上がり36.4

宝塚記念1着 上がり36.1

今回5着 上がり35.0

次(有馬)が大目標なので無理はしなかったのかもしれないが。


6着◎ダノンベルーガは、距離が長いのか?。

直前まで出走確定しなかった状態面もあるか。


7着☆ヴェラアズールは、昨年とは出走馬のレベルが違うし、この馬自身も昨年ほどの状態に戻らない。


8着スタッドリーは、大善戦。

イクイノックスとはイトコの関係の血統。

日経新春杯あたり合うのでは?


9着イレジンは、日本の速い馬場と脚元の不安の影響があったかも。


10着ディープボンドは、自身上がり34.7はこの馬としては過去最速に近い。

もっと上がるがかかる競馬が合うが、もっと速い流れなら前半ついていけないだろう。



2023年11月26日日曜日

京阪杯 2023【予想】

 過去の穴馬多数の波乱重賞。

穴馬に多いのは、

「前走4着以内または4人気以内」(または前走スプリンターズS二ケタ着順)

「内枠(8番以内)」


ショウナンハクラク

前走は3勝クラスとはいえ、最後1頭違う伸び。

京阪杯の過去傾向からは、前走3勝クラスでも通用するレース。

戦績からは、良馬場・直線平坦が向いていそう。

母は阪神JF1着馬。


○ルガル

▲トウシンマカオ

スマートリアン  京都[3.1.1.2]

△ビッグシーザー

△キミワクイーン

△シングザットソング



ジャパンカップ 2023【予想】

 過去10年で6人気以下の穴馬は5頭しかいない。

その5頭すべてに共通するのは、

「G1で4着内実績」

「一流騎手」(当時の日本リーディング8位以内、または短期外人騎手)


ダノンベルーガ

別にこの馬を◎にはしたくはないけれど、有力候補6頭の中で最も人気が下(前日6人気)という理由で◎にします。

昨年は5着で、最後挟まれる不利があったが、その前にすでに脚が鈍っていて、距離が長そうな印象を受けた。

しかし、今回堀調教師は、距離適性が長めにシフトしてきているとコメントしている。本当だろうか?

モレイラ騎手のマジックに期待したい。


○イクイノックス

▲リバティアイランド

ヴェラアズール  昨年1着

△ドウデュース

△タイトルホルダー

△スターズオンアース



2023年11月25日土曜日

ラジオN杯京都2歳S 2023【予想】

 9年前から重賞に。9頭や10頭が多かったが、昨年15頭今年14頭。波乱の可能性も増す?

過去の穴馬に多いのは、

「未勝利勝ち」(キャリア1戦でない)

「前走先行好位」(逃げや後方でない)


ディスペランツァ

ファントムシーフの半弟。

前走タイムは高速馬場だったわりには平凡だが、2着馬は次走勝っているので低レベルではないだろう。

前走より馬体が絞れていれば、楽しみは増す。


○シンエンペラー

▲ギャンブルルーム

ダノンデサイル  他馬が前走スローばかりの中で前走平均経験

△オールナット

△ホウオウプロサンゲ

△サトノシュトラーセ



2023年11月20日月曜日

マイルCS 2023 [回顧]

 ムーア騎手が当日落馬負傷、急きょ藤岡康太騎手に乗り替わったが、見事な代打制覇。


ナミュールの単勝

土曜17時  9.5倍

当日最終 17.3倍

騎手の乗り替わりで、上位人気の1頭のオッズから中穴人気のオッズに変わった。


1着 △ナミュール(5人気)

2着 △ソウルラッシュ(3人気)

3着  ジャスティンカフェ(7人気)


勝ちタイムは、1:32.5(良)。上がり34.3。


速くも遅くもない程度の良馬場。

タイムもマイルCSとして普通のタイム。


12.5-10.5-11.3-12.2-11.7-11.6-11.5-11.2

前半3F34.34F46.5

後半3F34.34F46.0


平均バランスだが、ラスト1Fが11.2。

この11.2の所で、あのナミュールの末脚。

レース直後の印象よりラップを見てさらに驚いた。

(直線追い風だったのか?)


1着△ナミュールは、出がよくなかったのと大外枠ということもあって後ろから2番手の追走。

直線前半は勝てそうにない位置だったが、狭い間を抜けてからはラスト1Fすごい伸び。

そこが11.2というラップだからさらに驚き。

結果的には、フワッと脚をためて乗る藤岡康太騎手が合っていた。

馬の方は、馬体減りの心配がこの秋からなくなったことが、この強い内容の理由だろう。

(今までは連続好走が難しい体質だった)


2着△ソウルラッシュは、中位追走、モレイラ騎手のいつものようなソツのないレースぶり。

これで負けたら仕方ない。勝った馬が強かった。

マイルG1は4回目の挑戦だったが初の馬券内。


3着ジャスティンカフェは、ソウルラッシュの後ろの追走、直線は先に伸びたソウルラッシュに対し、こちらはラスト1Fから伸びたが最後はやや鈍った。

前走はポツン追走で、着順ほど内容は悪くなかった。

昨年のマイルCS回顧を見返すと、

>6着ジャスティンカフェは、直線前が壁。それでいて上がり2位。

>能力はG1で通用しそう。

と書いてある・・・


4着△エルトンバローズは、直線じりじりとした伸び。

もう少し前の位置だったらとも思うが、3歳でG1初出走だったから、今後の成長あれば楽しみ。


5着ダノンザキッドは、スタート悪くナミュールと同じく後方追走。

ナミュールほどのキレはないので、5着まで差すのが精一杯。

前2年のような中位追走だったら(出遅れなければ)と思うが、今年は休み明けの分もあったか(+8キロ)(次走香港)。


1人気○シュネルマイスターは、7着。

ゲートの出は悪いが、出てからも進んでいかず最後方追走。

直線の伸びもこの馬としては平凡。

パトロールを見ると、スタートで隣のソーヴァリアントにぶつけられている(前をカットされる形)。その影響があったか?

スタート前から精神面がよくなかったようだし、スタート後のアクシデントが重なって、この結果になってしまったか。

それと、馬体重が春のマイラーズCや安田記念より14キロ重い影響もあったか。


2人気▲セリフォスは、8着。

好位追走から直線前半は勝ちそうな伸び、しかし直線後半は鈍ってしまった。

休養明けのせいだろうか?(この後香港)

昨年の回顧を見返すと

>1着セリフォスは、NHKマイルまでの好位追走よりは、後方追走で末脚を爆発させる戦法の方が合っているのだろう。

>ダイワメジャー産駒のイメージではないキレ味。

と書いてある。

かかり気味に前に行く競馬は合っていないのかもしれない。


◎としたソーヴァリアントは、12着。

勝ちにいく前にいく競馬でしたが、サッパリ。

スタート後少しして躓いたことも影響したかもしれないが、マイルは向かないか。



2023年11月19日日曜日

マイルCS 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「右回り重賞実績」

「中位差し」または「1800m以上実績ある先行馬」

「一ケタ人気」


ソーヴァリアント

前走は2歳時以来久々の不得手な左回り出走だった。

そして初めての1600m出走だったが、それなりに1600mをこなした。

前走時からここへ向けて池添騎手を確保。

準備は整った。あとは1600mG1で通用するかどうかだけ。

池添騎手の勝負騎乗(好位追走?)に期待したい。


○シュネルマイスター

▲セリフォス

エエヤン  右回りなら[3.0.0.0]

△ソウルラッシュ

△エルトンバローズ

△ナミュール



2023年11月18日土曜日

東スポ杯2歳S 2023【予想】

 過去の穴馬は少ない。

穴馬に多いのは、

「前走1800m1600m」(2000mではない)

「キャリア2戦3戦」

「関東馬」


シュバルツクーゲル

ブービー人気というほど可能性が低い馬とは思えない。

前走の2着3着馬が次走出走していないので、前走メンバーレベルがはっきりしないが、稍重馬場でタイムは悪くない。

シュヴァルツリーゼの半弟という血統面の裏付けもある。

そういう血統なので高速馬場になれば心配ですが・・・


○フォルラニーニ

▲シュトラウス

サークルオブジョイ  阪神外1800m勝ちは魅力

△ファーヴェント

△シャンパンマーク

△ショウナンラプンタ



2023年11月13日月曜日

エリザベス女王杯 2023 [回顧]

 上位人気勢の争いに終わりました(5着まで5人気以内)。


1着 ○ブレイディヴェーグ(1人気)

2着 △ルージュエヴァイユ(5人気)

3着 △ハーパー(3人気)


勝ちタイムは、2:12.6(良)。上がり35.1。


この日の京都芝は、時計がかかり気味。

土曜が稍重で、日曜は良になったが、曇天で小雨(7R)が降った時もあった。

稍重標準に近い馬場だったか。


12.5-11.4-12.6-12.5-12.1-11.9-12.7-11.8-11.6-11.5-12.0

前半3F36.54F49.05F61.1

後半3F35.14F46.95F59.6


逃げ馬不在で、ハナに立ったのがアートハウス。

ややスローな流れで、京都外回りらしく上がり4F加速。

展開面の有利不利はほぼなくて、実力通りの争いとなった。

(スローだがロンスパ気味で、直線平坦ラスト1F12.0ならほぼ脚を余していない)


1着○ブレイディヴェーグは、最内枠から5番手イン追走、直線はきれるというよりは伸び続ける末脚。

馬も強いが、騎手のレースぶりに無駄がなかった。


2着△ルージュエヴァイユは、前走と違ってゲートをうまく出て、1着馬の後ろを追走、直線は1着馬と同じように伸びたが、相手強くどこまでいってもかわせない感じ。

でもG1級の素質を示した。


3着△ハーパーは、3番手追走、いつものようにしぶとく伸びた。

これでG1は、4着2着3着3着。


4着ライラックは、後方から上がり1位。

これまで上がり2位は6回記録しているが、上がり1位は初めて。

前走は好位追走できたし、昨年より成長してきている印象。

(昨年2着は重馬場で上がりがかかる外差し馬場だった)


5着▲ジェラルディーナは、かなりの出遅れから挽回しての中団追走。

出遅れが痛かったが、よく出遅れるし、精神面の成長がないというか、むしろ悪くなってきているかも?


6着△サリエラは、上がり1位タイ。

直線は、同じく後方のライラックが馬場の中央から伸びたのに対し、この馬は大外まわるロスでマーカンド騎手の剛腕で伸びてきた。

初の右回りの影響もあったかもしれない。この馬もG1級の能力はある。


7着ディヴィーナは、前走逃げた影響もあったか、おさえこむ競馬になった。

思ったより距離はこなせたという印象(3着と0.2差)。右回りもこなせた。

マイラーだとしたら相当能力が高い。


◎としたマリアエレーナは、15着最下位。

故障発生らしく、馬運車で運ばれた。続報を待ちたい。



2023年11月12日日曜日

福島記念 2023【予想】

 近年の穴馬は少ない。

穴馬に多いのは、

「福島・中山・阪神内・函館など右回り小回り実績」

「一ケタ馬番」(外枠でない)


ダンテスヴュー

きさらぎ賞でマテンロウレオとハナ差の2着がある馬。

重賞でも問題ないはず。

前走小倉1着なので、福島は合いそう。


○シルトホルン

▲ホウオウエミーズ

ダンディズム  関門橋S2着のような速い流れになれば

△ノースザワールド

△ウインピクシス

△カレンルシェルブル



エリザベス女王杯 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走府中牝馬S」(または「前走牡馬混合」)

「2000m以上実績」(重賞・牡混特別)

「4歳」(次いで3歳5歳)


マリアエレーナ

前走は牡馬相手の2200mで好走。

秋天や大阪杯で牡馬G1級と戦っていた馬、今回は牝馬限定。

3歳時に新潟牝馬S(2200m)でソフトフルート(エリ女4着)に完勝していて、意外にこの距離は向くのかも。

今までで一番強さを感じたのが昨年の小倉記念だから、直線平坦の京都は向きそう。


○ブレイディヴェーグ

▲ジェラルディーナ

イズジョーノキセキ  2年前5着と昨年府中牝馬1着と有馬4着は内枠

△ハーパー

△サリエラ

△ルージュエヴァイユ



2023年11月11日土曜日

デイリー杯2歳S 2023【予想】

 毎年少頭数で穴馬は少ない。

数少ない穴馬に多いのは、

「前走1600mではない」(1400m1800m)

「キャリア1戦ではない」(2戦以上)

「前走逃げ先行好位」


エンヤラヴフェイス

前走重賞で3番人気になったように、新馬は強い勝ち方だった。

前に馬がいると走る気をなくすらしいので、外枠は好都合。

キレるタイプではないので、道悪残れば好都合。


○ジャンタルマンタル

▲フルレゾン

ナムラフッカー  距離短縮向きそう

△ダノンキラウェア

△カンティアーモ

△ナムラエイハブ



武蔵野S 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「JRA重賞実績・地方G1実績」

「東京実績」

「前走1400m」「前走2000m2100m」


ベルダーイメル

前走は60キロを背負って強力3歳馬相手に価値ある2着。

前走1着馬はレパードS2着馬だし、3着馬は今回1人気予定のペリエールだ。

そのペリエールは今回も同じ56キロに対し、この馬は3キロ減。

十分チャンスはあるはず。


○ペリエール

▲ドライスタウト

ヘリオス  1600mでもスンナリ逃げなら

△ペースセッティング

△レッドルゼル

△タガノビューティー



2023年11月5日日曜日

みやこS 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞(JRA,地方G1)3着内実績」または「近走3勝クラス1着」

「差し馬」


ホウオウルーレット

オメガパフュームの半弟。

前走は4角大外から直線一気。

レパードS3人気の期待馬が本格化の気配。

4勝すべてが右回り。


○セラフィックコール

▲ウィリアムバローズ

マリオロード  前走3番7番と同タイム

△タイセイドレフォン

△メイクアリープ

△アスクドゥラメンテ



アルゼンチン共和国杯 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2400~2600m実績」

「前走(または2走前)上がり1位2位」

「前(近)走好位追走」

「一ケタ人気」


グランオフィシエ

3走前は、東京2400mで勝利。

その時の3着はゼッフィーロだ。

3走前1着と5走前1着に共通するのは、レース前半3Fが37秒台。

ゆったりとしたペースで追走できれば好走できるのではないか?


○ゼッフィーロ

▲マイネルウィルトス

ハーツイストワール  昨年2着

△チャックネイト

△ディアスティマ

△ヒートオンビート



2023年11月4日土曜日

京王杯2歳S 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「逃げ先行好位」  

「前走1200なら重賞OP」

「中5週~3ヵ月」 (前走9月以前)


ジャスパーノワール

前走は逃げて上がり1位の楽勝。

今回も逃げることができそうなメンバー。

中2週が心配だが、使うほど良くなるタイプかも。


○コラソンビート

▲アスクワンタイム

オーキッドロマンス  人気にならないタイプ

△ミルテンベルク

△アグラード

△ゼルトザーム



ファンタジーS 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走先行好位」

「前走1着後休養明け」(2か月半以上) 

「14頭以上1着がある」


クリノハレルヤ

前走は逃げて上がり1位。

勝った相手は、小倉2歳S1着馬。

大外枠は、モマレないのでむしろいいかも。


○セントメモリーズ

▲ワイドラトゥール

ヒヒーン  前走牡馬相手重賞、距離短縮向けば

△クイックバイオ

△キャプテンネキ

△キャンシーエンゼル