2024年9月29日日曜日

スプリンターズS 2024 <回顧>

 今年のG1のトレンド。

G1を勝つ騎手が全て違う。

今回は、西村淳也騎手が、涙のG1初制覇。


波乱の結果となりましたが、1着馬は高松宮記念の1人気馬。

3頭の馬名を見ても、これで波乱の配当となるのは、当てた人にとってはおいしい。

穴党は、こういうのを当てなければいけない。私は大反省。


1着  ルガル(9人気) 32.8-34.2

2着 △トウシンマカオ(5人気) 33.5-33.5

3着 △ナムラクレア(4人気) 33.9-33.2


勝ちタイムは、1:07.0(良)。上がり34.9。


先週までの超高速馬場よりやや時計がかかる馬場。

それでも普通の高速馬場で、過去10年では最速(3年前5年前が1:07.1)。


11.8-9.9-10.4-11.0-11.6-12.3

前半3F32.1

後半3F34.9


逃げた馬がハイペースで飛ばし、2番手3番手はそれぞれやや離れた追走で、縦長の展開。

そんな流れで、3番手追走から粘ったのが1着ルガル。

中位追走内から差したのが2着トウシンマカオ。

後方寄り追走直線外から差したのが3着ナムラクレア。


1着ルガルは、この速い流れを3番手で楽々と追走。

直線もそのまま押し切った。

これほど強い馬だったのか、という印象。

確かにシルクロードSは3馬身差の圧勝で、だからこそ高松宮記念で1人気になったのだが・・・

高松宮記念は、骨折の影響だったということか。

個人的には、骨折明けも気になったが、実績が直線平坦コースばかりで、直線坂がどうか?と思ってしまった。

自身バランスは、32.8-34.2。

前で押し切るタイプなのだろう(スローだと人気を裏切る恐れ)。

13番枠の不利は単独3番手追走によって、内を回れたことによりあまり影響なかった。


2着△トウシンマカオは、この馬にとってはイヤな2番枠のはずだったが、中位のイン追走から直線も内から伸び、内枠を利して力を出しきった。


3着△ナムラクレアは、後方寄りの追走から、直線外に持ち出し、最後は大外からすごい伸び(自身上がり33.2)。

いつもG1では惜しい負け方。


4着▲ママコチャは、5番手追走から直線じりじりとした伸び。

昨年1着時より時計が速い馬場だったからだろうか?(昨年1:08.0)


5着ウインマーベルは、2着トウシンマカオと並んで直線向いたが、やや伸び負けた。


6着◎ビクターザウィナーは、モレイラ騎手が控える策。

3角からは手が動きっぱなしでスピードについていけない印象。

それでよく6着に粘った。

(高松宮34.9-34.5、今回33.1-34.3)


7着○サトノレーヴは、中位追走から直線じりじりとしか伸びなかった。

前2走が洋芝で時計がかかる馬場。

そして初めてのG1出走(ルガルも高松宮はG1初出走だった)。

結果的に過剰人気だったということになってしまった。

レーン騎手は、水曜追い切りに乗りに来て、その後日本を離れて海外のレースに騎乗して、またこの馬のためだけに来日という強行日程。

レーン騎乗で余計に人気を集めてしまった。


3人気△マッドクールは、12着。

時計が速い馬場は苦手なのか?

それにしても負け過ぎで、状態面?



2024年9月28日土曜日

スプリンターズS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「先行好位」(追込の穴は3着)

「内枠」(5枠以内)


ビクターザウィナー

高松宮記念3着は完敗だが、直線で外めに誘導したこともある(1着2着は最内から伸びた)。

それと左回りに出走するのは初めてだった。

今回は走り慣れた右回りだし、直線は中京より100m短くなる。

そして何よりモレイラ騎手騎乗というのが魅力。

14番枠は不利だが、ハナに立てば(または単独2番手なら)、あとは内を通るので不利は最小限にとどめることができる。


○サトノレーヴ

▲ママコチャ

モズメイメイ  逃げない競馬が身についた

△マッドクール

△ナムラクレア

△トウシンマカオ



シリウスS 2024【予想】

 20年~22年は中京だった。

過去の穴馬に多いのは、

「中京実績」「東京実績」

「1900m以上実績」

「内枠」(中京時)


ビヨンドザファザー

2走前は、斤量差あったとはいえクラウンプライドとハナ差2着。

5勝中4勝が左回り。

前走は物足りないが、2走前3走前の末脚なら、展開ハマればおもしろい。


○オメガギネス

▲ハピ

グリューヴルム  2走前完勝、前走だけで見限れず

△ロコポルティ

△ハギノアレグリアス

△ヴァンヤール



2024年9月22日日曜日

オールカマー 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「中山実績」

「2200m実績」

「内枠」(9番以内)


ヤマニンサンパ

2走前鳴尾記念は、展開不利で差してきて、強くなってきた印象だった。

今回はその時と同様に久々の出走。休養明けでも能力発揮できるだろう。

シュタルケ騎手は、土曜は1着・2着があり、期待できそう。


○レーベンスティール

▲ステラヴェローチェ

リカンカブール  中山金杯1着、中山2戦2勝

△サヴォーナ

△サリエラ

△ロバートソンキー



2024年9月21日土曜日

神戸新聞杯 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走条件クラス(負けでも可)」

「前走ダービー大敗」

「4番~7番」(20年~22年中京時)


バッデレイト

前走は1着馬との叩き合いで、ハナ差の惜しい負け。

前走の1着馬は、3連勝で菊花賞直行を決めている。

前走の3着馬は、京都2歳S3着・青葉賞4着のサトノシュトラーセ。

前に行けて末もしっかり伸びる。

2走前は重で勝っているので、雨が降っても大丈夫そう。


○メリオーレム

▲ジューンテイク

ヤマニンステラータ  前走上がり2位より0.7秒速い末脚

△メイショウタバル

△ウエストナウ

△オールセインツ



2024年9月15日日曜日

セントライト記念 2024【予想】

 近年は穴馬が少なくなっている。

前走新潟(阿賀野川特別など)の馬が穴馬になっていたのは、もう10年より前のこと。

過去の穴馬に多いのは、

「前走5月末~7月初」(休養明け)

「内枠」(2番は過去10年穴4頭)


アスクカムオンモア

実績が左回りばかりなので、中山向くのかどうかわからない。

前の方に行けるので中山向く方に賭けてみる。

母マキシマムドパリは、オークス8着の後、休養明け大幅馬体重増で1勝クラス1着のあと秋華賞3着。

息子もそうだとは限らないが、休養成長に期待したい。


○コスモキュランダ

▲アーバンシック

ログラール  母ディアデラマドレ成長あれば

△エコロヴァルツ

△スティンガーグラス

△ヤマニンアドホック



2024年9月14日土曜日

ローズS 2024【予想】

 中京の時は2000m。

過去の穴馬に多いのは、

「前走条件クラス」(負けていてもいい)

「春~夏に2ヶ月半以上の休養がある」(休養明けまたは2走目3走目)

「父父または母父がディープ」


ラヴァンダ

オークスを前の方に行って18頭中11着は悪くない内容。

今回は左回り2000mで、2走前フローラS2着と同じ。

3走前チューリップ賞7着は、直線で2度前が詰まったから。

オークスは距離が長かったとみて、好勝負を期待したい。


○レガレイラ

▲クイーンズウォーク

サンセットビュー  樫7着、2走前相手樫5着、前走相手強い牡馬

△フレミングフープ

△オーロラエックス

△カニキュル



2024年9月8日日曜日

セントウルS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」

「前走夏重賞」(特に北九州記念、ただし今年の北九州記念は時期違う)


サウザンサニー

前走は函館開幕週の前有利馬場で差してきた。

1200mでは直線が日本一長い中京1200での差し脚に期待。


○ピューロマジック

▲ヨシノイースター

ジョウショーホープ  充実、初の1200mこなせれば

△ママコチャ

△トウシンマカオ

△モズメイメイ



2024年9月7日土曜日

京成杯オータムH 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「マイル重賞実績」

「中山実績」

「6歳5歳」


キャットファイト

中山1600mで2勝。

その内、アスター賞は2歳レコード。土曜は異常な高速馬場だったので、合いそう。

3歳馬の中で一番ハンデに恵まれている。

4番人気くらいになる可能性もあるが、我慢して◎にします。


○アスコリピチェーノ

▲ディオ

エアファンディタ  10ヶ月ぶり問題も、前2走は60キロ酷量

△エエヤン

△サンライズロナウド

△ディスペランツァ



2024年9月6日金曜日

紫苑S 2024【予想】

 重賞となっての近8年の穴馬に多いのは、

「前走夏ローカル条件クラス」(で上がり1位)

「前走オークス大敗(二ケタ着順)」(中位より前追走で)


サロニコス

前走は、ラスト2F11.2-11.2の流れを上がり1位で勝利。

重賞の決め脚勝負でも対応できそうに思える。

問題は折り合えるかだが・・

母は、サラキア・サリエラの全姉(この馬は姪になる)。

夏を越しての成長があって欲しい(あれば楽しみ)。


○ボンドガール

▲ミアネーロ

バランスダンサー  逃げることできれば

△エラトー

△ホーエリート

△クリスマスパレード



2024年9月1日日曜日

小倉2歳S 2024【予想】

 今年は中京。

過去の穴馬に多いのは、

「今回差しだが、前走は逃げ先行」(今回の脚質予測が難しい)

「前走速いペース(前後半差1秒以上)」(ただし今年は中京、あてはまらない?)


ベルビースタローン

今年は中京だし、道悪だし、何が逃げるのかわからないし、前売オッズが無いので人気もわからない。

◎を決めようがないが、前走時計がかかる馬場で勝ったことを理由として◎にします。

(馬場の急回復は困る)


○アーリントンロウ

▲エイシンワンド

クラスペディア  前走負けた相手は▲、3着に1.0秒差

△レイピア

△エンドレスサマー

△ジャスパーディビネ