2021年5月31日月曜日

ダービー[回顧]

 もう少しだった横山武史騎手の戦後最年少勝利を、福永騎手がハナ差で阻止。


1着 △シャフリヤール(4人気)

2着 ○エフフォーリア(1人気)

3着  ステラヴェローチェ(9人気)


勝ちタイムは、2:22.5(良)。上がり33.9。


高速馬場。それでも差しが決まる馬場。

スローなのにダービーレコード。


12.2-10.6-12.2-13.0-12.3-12.4-12.8-11.7-11.4- 11.5-10.8-11.6

前半3F35.04F48.05F60.3

後半3F33.94F45.35F57.0


かなりのスローバランスだが、上がり3F勝負ではなく、上がり4F~5F勝負となっている。

それで全体タイムも速くなった。


1着△シャフリヤールは、福永騎手が近4年で3勝となった。

すべて思い通りに乗れたわけでもないだろうが、3~4角で他馬が動いていった時に内に閉じ込められた形が結果的にはロンスパの流れで好結果につながった。


2着○エフフォーリアは、勝利寸前だったが・・・

ほんの少しの運と、ほんの少しの経験の差で負けてしまった。

横山武史騎手は、これを糧に名騎手に育っていくことでしょう。


3着ステラヴェローチェは、後方から大外差し、上がり1位タイ。

吉田隼人騎手は意外にもダービー初騎乗。

穴馬はこの馬でしたか・・・

個人的には、2歳時に1600mを使っていたので距離がどうか?と思ってしまった・・

バゴ×ディープインパクトだから、血統では心配なかった・・・


4着△グレートマジシャンは、3着とハナ差。

すごく穴人気(3人気)しましたが、素質は確かで今後が楽しみな馬。


5着▲サトノレイナスは、ペースを読んでか早め早めの競馬で4角先頭に並びかける。

内有利ではない馬場だが、16番枠は痛かったか。

牝馬で勝ちにいってこの内容はすごいですが、陣営(調教師と馬主)にとっては残念(生産者にとってはこれで良かった)。


5人気△ワンダフルタウンは、10着。

高速馬場では通用しなかった。


◎としたレッドジェネシスは、11着。

予想で「ポツン追走の心配もある」と書きましたが、本当にやるとは!(苦笑)



2021年5月29日土曜日

目黒記念【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2400m2500m実績」

「好位~中位」(逃げ・追込ではない)

「高齢でも可」

「12番以内」


ナムラドノヴァン

2勝クラスだが2400m箱根特別で自身上がり33.1で勝ったことがある。

元々は左回りが良かった馬。

相手弱化・軽ハンデで楽しみ。


○グロンディオーズ

▲ヒートオンビート

ダンスディライト  近2走より相手弱化

△アドマイヤポラリス

△ミスマンマミーア

△ディアマンミノル



ダービー【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走、重賞連対または重賞4人気以内」

「今年の重賞連対」

「今年4走目」

「新馬1人気」

「内枠」(8番以内)


レッドジェネシス

穴狙いとしては、使われて上昇してきた馬を狙いたい。

そして、今年の東京芝G1の傾向として、スタミナある馬を狙いたい(スタミナ必要な高速馬場)。

中2週なので前走の反動の心配はある。

そして、この騎手ならポツン追走の心配もある。

それでも期待してみます。


○エフフォーリア

▲サトノレイナス

ヴィクティファルス  今年のヴェルトライゼンデ(皐月4人気池添)

△シャフリヤール

△グレートマジシャン

△ワンダフルタウン



2021年5月28日金曜日

葵ステークス【予想】

 3年前から重賞となった。

今年は中京(4週目でAからBへコース変更初日)

過去の穴馬に多いのは、

「距離短縮」(昨年除く)


インフィナイト

前の方に行けて最後は甘い馬。

距離短縮がいいかも?


○ダディーズビビッド

▲モントライゼ

リンゴアメ  函館2歳S1着

△ヨカヨカ

△サルビア

△ロングトレーン



2021年5月24日月曜日

オークス[回顧]

 岩田騎手を◎にしたら4着で、3着に藤懸騎手とは・・・


1着 △ユーバーレーベン(3人気)

2着 ▲アカイトリノムスメ(2人気)

3着  ハギノピリナ(16人気)


勝ちタイムは、2:24.5(良)。上がり34.9。


タイムは、オークスならこんなものか。

ダービーは、これより1秒くらい速くなるかもしれない?(ペース次第ですが)


12.5-11.1-11.8-12.3-12.2-12.6-12.6-12.4-12.1-11.3-11.7-11.9

前半3F35.44F47.75F59.9

後半3F34.94F47.05F59.4


逃げたことがある馬はゼロ、というメンバーだったが、結局逃げたのは武豊騎手。

武豊騎手が逃げれば変なラップにはならない。

中盤極端に緩むこともなく、ほぼ平均ペース(若干スロー)。

これなら、脚質による有利不利はあまり無いはずだが、結果は「6着まで3角二ケタ通過順」という差し決着。

3歳牝馬にとって2400mの平均ペースは過酷ということか。

(それと個人的には、先週ランブリングアレーが来たように今の東京芝は「スタミナ必要な高速馬場」と思う)


1着△ユーバーレーベンは、上位人気馬の中で最も2400m向きだったということか(血統・今までのレース内容)。

残り5Fから外をまわって仕掛けていく力でねじ伏せる強い競馬。


2着▲アカイトリノムスメは、ソダシの後ろで徹底マーク。

さすがルメール騎手は馬の能力をソツなく発揮させますね。


3着ハギノピリナには、ビックリ。

残り5Fからユーバーレーベンと同じく仕掛けていき、スタミナを生かした好騎乗。

長い距離ばかりを使われていた馬だが、だからといってG1では?と思ってましたが・・・

矢車賞は、オークスの前哨戦になるように4年前から以前の1800mから2200mに距離変更されている。今後も要注意かも?(ちなみに昨年1着はソフトフルート)。


4着◎タガノパッションは、上がり1位。

ほぼ最後方は想定外でしたが、道中同位置の3着馬(因縁の騎手)との3着争いに負けてしまった・・・

この強行ローテで能力発揮するのだから、タフな馬。


5着アールドヴィーヴルは、桜花賞と同じ着順。

少し足りない。それは馬体重のせいもあるのか?


1人気○ソダシは、8着。

マークされるし、掛かってもいたが、やはり距離なのか?

クロフネ産駒は、2000m以上重賞で勝ったことが無い。


4人気△ファインルージュは、11着。

デビューが1200mだったし、母父がボストンハーバー、母は1000m2勝。

距離が長いのだろう。


5人気△ステラリアは、13着。

前に行き過ぎたか。



2021年5月22日土曜日

オークス【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「好位~中位」(中位より前)

「450キロ台~470キロ台」

「2走前が1勝クラス、前走が重賞・OP特別」


タガノパッション

個人的には、この騎手は買いたくありません(藤懸騎手との一件)。

でも、馬には大いに魅力を感じます。

NHKマイル2着馬もヴィクトリアマイル2着3着馬も母父シンボリクリスエス(今の東京芝がそういう傾向なのかも)。

そして、母母はステイゴールドの全妹。

スタミナが十分ありそうな血統。

問題は、前走が中1週で今回が中2週という強行ローテ。


○ソダシ

▲アカイトリノムスメ

エンスージアズム  人気薄のディープ産駒(母父とは黄金配合)

△ユーバーレーベン

△ステラリア

△ファインルージュ



2021年5月21日金曜日

平安ステークス【予想】

 今年は中京だが、

過去の穴馬に多いのは、

「前走アンタレスS」または「前走2000m以上」

「前2走で1着がある」

「芝好走実績」または「芝でデビュー」


ドスハーツ

中京ダ1900mで3勝。

前走は上がり2位の馬より0.8秒速い末脚。

上がりかかる流れになって欲しいですが・・・


○アメリカンシード

▲オーヴェルニュ

マリオマッハー  中京で3勝

△マルシュロレーヌ

△サトノギャロス

△マスターフェンサー



2021年5月17日月曜日

ヴィクトリアマイル[回顧]

 昨年も今年も、1着馬が強過ぎ。

(昨年も今年も4馬身差圧勝)


1着 ○グランアレグリア(1人気)

2着  ランブリングアレー(10人気)

3着 △マジックキャッスル(5人気)


勝ちタイムは、1:31.0(良)。上がり33.4。


2R~4R、8Rが小雨となっているが、ほとんど馬場状態には影響なかったようだ。


11.9-10.8-11.6-11.7-11.6-11.2-10.9-11.3

前半3F34.34F46.0

後半3F33.44F45.0


昨年の回顧で『アーモンドアイにとってはスローだが、他馬にとっては平均ペース』と書いたが、

今年も、グランアレグリアにとってはスローだが、他馬にとってはほぼ平均ペース。

(2着馬を1着と仮定すれば、46.0-45.7、34.3-34.1)


1着○グランアレグリアは、ただただ強い競馬と感心するだけ。


2着ランブリングアレーは、個人的にはノーマーク。

というのは、1600mG1に対応できるのだろうか?と思っていたから。

デビュー2戦を除けば、実績は1800mと2000m。だから高速1600mに対応できないのでは?と思っていたのですが・・・

気性面の成長でコンスタントに能力を発揮できるようになってきたようだ。


3着△マジックキャッスルは、ソツなく能力を発揮できる馬と騎手。

3歳G1の時のような後ろ過ぎる競馬ではなかった。


4着☆ディアンドルは、個人的には高速対応できそうと思い、ワイドを買っていたのですが・・・

3歳時は1200mで5連勝し北九州記念2着。

最近は気性面が以前よりは落ち着き、距離こなし、これくらいの距離がベストか。


5着シゲルピンクダイヤは、これくらい走れて不思議ない実績馬だが、とにかくムラ。


2人気▲レシステンシアは、6着。

距離が長いのだろうが、個人的にはもっと積極的な逃げ先行をして欲しい馬。

どうせラスト1Fが止まる(伸びない)のだから、阪神JF33.7-35.2のような前傾バランスの競馬を個人的にはして欲しい。

今回の自身バランスは、34.7-34.1。


3人気テルツェットは、14着。

3人気になったのは驚きましたが、キャリア浅く初の強敵相手では仕方ない結果か。


4人気△デゼルは、8着。

G1で弱いタイプか。

オークスでも2人気11着。


◎としたリアアメリアは、13着。

出遅れ、後方まま。

もうダメなんですかね、それとも復活はあるのか?


先週NHKマイル2着馬も今回の2着3着馬も母父シンボリクリスエスなんですね。

高速馬場ではあっても、持続力・底力が必要な馬場なんでしょうか?




2021年5月15日土曜日

ヴィクトリアマイル【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「中位より前」(追込でない)

「前走阪神牝馬S」

「G1実績馬」または「前2走で1着ある上昇馬」


リアアメリア

左回り3戦は、アルテミスS1着・オークス4着・ローズS1着と好走ばかり。

それはたまたまかもしれないが、左回りなら3番人気くらいの能力があるのでは?

大敗覚悟で◎にしてみます。

(雨は降らないで!降っても少量で、お願い)


○グランアレグリア

▲レシステンシア

ディアンドル  葵S1着・北九州記念2着とスピードあり高速対応

△マジックキャッスル

△デゼル

△サウンドキアラ



2021年5月14日金曜日

京王杯スプリングC【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「東京実績」

「1400m実績」

(特に東京1400m実績)


エングレーバー

前走は初の1400mで3馬身差の強い勝ち方。

短い距離の方が向く馬なのかもしれない。

東京はプリンシパルS2着がある。


○ラウダシオン

▲タイセイビジョン

ビッククインバイオ  東京1400mで3勝

△グルーヴィット

△ミッキーブリランテ

△エアアルマス



2021年5月10日月曜日

NHKマイルC[回顧]

 20年ぶりの外国産馬の勝利。


1着 ○シュネルマイスター(2人気)

2着  ソングライン(7人気)

3着 ▲グレナディアガーズ(1人気)


勝ちタイムは、1:31.6(良)。上がり34.7。


高速馬場そして速いペースで好タイムとなった。

2010年ダノンシャンティ1:31.4に次ぐタイム。


12.2-10.2-11.3-11.6-11.6-11.4-11.4-11.9

前半3F33.74F45.3

後半3F34.74F46.3


前半速く後半も遅くならず高速レースとなった。


1着○シュネルマイスターは、はかったような差し切り。

さすがルメール騎手。

ドイツ産馬の勝利。


2着ソングラインは、勝ったかと思ったら最後は内にモタれた分ハナ差負け。

桜花賞は、制御不能のメイケイエールに受けた不利の影響大で大敗。

ただ個人的にはそれだけが敗因か?と疑問に思ってしまったのが間違いでした。


3着▲グレナディアガーズは、結果論的にはかかりよく行き過ぎた。

(朝日杯自身前半34.7、今回自身前半34.0)

それとフランケル産駒の早熟性の心配がある。


4着☆リッケンバッカーは、上がり1位。

思ったより位置が後ろになってしまった(この馬からの馬券も買ってたので残念)。

勝ち上がるのが遅れた馬だが、未勝利2着2回の相手が、ファルコンS1着馬とエルフィンS1着馬だった。


5着ロードマックスは、京王杯2歳S2着時のような好走。

中間プール調教中心で立て直した効果か。


4人気△ホウオウアマゾンは、9着。

-10キロで、朝日杯大敗と同様、前走の反動なのか?

このペースで先行したのもきつかった。


5人気△ルークズネストは、10着。

敗因はよくわらない。

1400ベストか?今年重賞2回連続好走の反動か?単に弱いのか?


◎としたアナザーリリックは、7着。

力足らずでしたか。牝馬狙いならソングラインよりこっちだと思ったのが甘かったです(反省)。

ただ、+12キロはどうだったのか?



2021年5月9日日曜日

新潟大賞典【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「近走3勝クラス1着」

「前走重賞大敗(の重賞実績馬)」

「2000m(以下)実績」


サトノエルドール

元々は、3勝クラスで、サトノソルタス・シャドウディーヴァ・オセアグレイトなどと差のない競馬をしていた馬。

昨年は不振だったが、前走はブリンカーの効果なのか一変した。

ハンデ差でここでも好勝負できるのではないか?


○ボッケリーニ

▲ポタジェ

ムイトオブリガード  このメンバーなら

△サンレイポケット

△ダノンマジェスティ

△ヒュミドール



2021年5月8日土曜日

NHKマイルC【予想】

 過去10年の3着内30頭中、6人気以下15頭。

過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」

「差し馬」

「前走ニュージーランドT・アーリントンC」

「中枠外枠」


アナザーリリック

過去3戦とも外をまわって差してくる競馬で、直線は鋭くはないがずっと伸び続ける内容。

だから、直線長いコースの方が向きそう。

リエノテソーロ(2017年2着前走アネモネS)の再現を期待してみたい。


○シュネルマイスター

▲グレナディアガーズ

リッケンバッカー  未勝利2着時の相手からも素質は高そう。

△バスラットレオン

△ホウオウアマゾン

△ルークズネスト



2021年5月7日金曜日

京都新聞杯【予想】

 今年は中京。

過去の穴馬に多いのは、

「前走1勝クラス」(前走未勝利ではない)


エスコバル

新馬でエフフォーリアと0.1差。

今までの騎手起用からも期待が大きそうな馬。

本格化はまだ先かもしれないが、一応期待してみる。


○マカオンドール

▲ルペルカーリア

ハートオブアシティ  前走上がり1位、折り合えれば。

△レッドジェネシス

△ワイドエンペラー

△ヴェローチェオロ



2021年5月3日月曜日

天皇賞(春)[回顧]

 穴馬が3着内に来ないと回顧を書く気になりません。

さらに個人的に最も勝って欲しくない馬(馬主)が1着となってよけいに書く気になりません(^^)


1着 △ワールドプレミア(3人気)

2着 ▲ディープボンド(1人気)

3着  カレンブーケドール(4人気)


勝ちタイムは、3:14.7(良)。上がり37.4。


小雨が降った程度で良馬場。


12.8-11.3-11.7-11.9-12.1

-11.9-11.8-12.1-13.1-12.6

-12.1-12.0-11.9-12.1-12.3-13.0


前半3F35.84F47.75F59.8

後半3F37.44F49.35F61.3


緩んだのは、1角2角の13.1-12.6の所だけ。

淀みのない平均ペースとなった。

スタミナが必要な長距離G1らしいレースとなり、1着2着馬はこの流れに向く馬だった。

各馬の上がりタイムを見れば、全馬最後はバテている。


1着△ワールドプレミアは、スタミナ型ディープ産駒ということなんでしょう。


2着▲ディープボンドは、力をつけていますね。


3着カレンブーケドールは、いつものように堅実な負け方。

個人的には中間坂路オンリーの調教が気になりましたが問題なかった。


4着○アリストテレスは、スタミナ不足なのか、それとも古馬G1で通用するにはもう一段階の成長が必要か。


5着◎ウインマリリンは、外枠のせいもあって外をまわる競馬ではここまでが精一杯。


6着△ディアスティマは、北村友一騎手負傷での乗り替わり。個人的には穴人気し過ぎだと思ってましたが、6着というのは今後楽しみな馬。


7着△ユーキャンスマイルは、有馬記念後の岩田騎手のコメントでのノド鳴りの影響は今はどうなっているのか?




2021年5月1日土曜日

天皇賞(春)【予想】

 阪神3200mは、1週目外回り・2週目内回り。

それで例年よりスタミナが重要となるのでしょうか?

それとも例年より器用さが重要となるのでしょうか?


過去の穴馬に多いのは、

「2400m2500m実績」

「先行~中位」

「阪神実績」(今年に限り)


ウインマリリン

良馬場(雨降るかも)と仮定すれば、2週目内回りでスピードと器用さが求められるのでは?

前走は復調と解釈したい。

それなら牝馬限定とはいえG1実績馬。

距離と外枠の2つを克服できれば、チャンスはあると期待してみる。


○アリストテレス

▲ディープボンド

オセアグレイト  有馬記念9着は、ワールドプレミア・カレンブーケドールと0.3差

△ワールドプレミア

△ユーキャンスマイル

△ディアスティマ