2019年4月29日月曜日

天皇賞(春)[回顧]

ディープ産駒のワンツー。
そして、この2頭は、「前走1月」以来というローテで「天栄」仕上げ。
(レイクヴィラファームはノーザンファームが支援)
時代は変わりました。

1着 ▲フィエールマン(1人気)
2着 △グローリーヴェイズ(6人気)
3着 ◎パフォーマプロミス(8人気)

勝ちタイムは、3:15.0(良)。上がり34.5。

標準的な高速馬場。
3:15.0は上がりにやや余力がある流れでは、標準的だろう。
(上がりに余力があるのは1着2着馬だけで、3着以下は一杯)

12.9-11.5-11.6-11.6-12.2(前半5F59.8)
-12.2-12.5-13.8-13.3-12.4(中盤5F64.2)
-12.5-12.3-11.7-11.6-11.0-11.9
前半3F36.04F47.65F59.8 後半5F58.54F46.23F34.5

前半が速く、中盤が緩み、上がりが速い。
上がり3Fの内訳が「11.6-11.0-11.9」となっているが、これはJRA職員による手動計測で違和感あり、
ラップの専門家Mahmoud氏のTwitterによれば、暫定版「11.6-11.3-11.6」。

1着▲フィエールマンは、あらためて強い馬だという印象。

2着△グローリーヴェイズも、強い内容。
菊花賞も大外枠でなければ3着4着あったかという内容だったが、
そこからさらに成長したようだ。
メジロ母系の良さ(スタミナ)が出てきている。

3着◎パフォーマプロミスは、軽い良馬場だったら、これくらい走れるということか。
最終追い切りがポリトラック軽めに変わったということも少し人気を下げた要因だろうが、
藤原師の調教方法の選択は、常に最善の策を求めているということなのだろう。
それと7歳というのも人気を下げた理由だろうが、キャリアはまだ17戦だった。
ただ、骨折のニュース・・・

4着○エタリオウは、勝つために?最後方待機。
3角前からのロングスパートになり、最後は伸びが鈍った。
最初は最後方でいいとしても、3角前よりもっと前から位置を上げておくべきだったか。
デムーロ騎手は、もっと上がりがかかる流れになると読んだのだろうか?
ただ、1着から「1.0秒差」は負け過ぎ。
(上がり3Fは、フィエールマン34.5、エタリオウ35.2
この馬は、スタミナ十分な馬ではない(ステイヤーではない)可能性がある。
ダービーも菊花賞も自身上がり33秒台で、スロー差しタイプ(上がり3F特化)の可能性がある。

5着△ユーキャンスマイルも案外な結果だったが、
本質的に長距離向きでないのか?


個人的な馬券の方は、ハズレました(泣)。
3連複◎〇の2頭軸でした。
◎に自信がある時は、
◎ー〇▲ー〇▲☆△のフォーメーションを買ったりするのですが、
今回は◎に自信がなかったのです(他に穴馬が見当たらないからという消極的◎)。
〇エタリオウの方が▲フィエールマンより3着内なら堅そうに思えたし・・・



2019年4月28日日曜日

新潟大賞典【予想】

平成最後の穴予想

過去の穴馬に多いのは、
「重賞実績」
「左回り実績」
「先行好位」(近年)
「6歳7歳」(近年)
「休養明け」(近年)
「55~57キロ」

スズカデヴィアス
昨年1着。
前2走はG1前哨戦のメンバー相手で、着順悪くなるのは当然。
前走はここへの叩き台だっただろうし、衰えはないと信じたい。

○ロシュフォール
▲ルックトゥワイス
ダッシングブレイズ  エプソムC1着馬
前2走はG2メンバーで折り合いに進境みせ、距離短縮は好材料のはず。
△ミッキースワロー
△メートルダール
△メールドグラース


2019年4月27日土曜日

天皇賞(春)【予想】~ピエロ~

過去の穴馬に多いのは、
「内枠」(特に4番以内)
「京都実績」
「2400m2500m実績」

パフォーマプロミス
宝塚記念でも有馬記念でも、穴党の期待を集めて大敗。
G1で通用しない馬なのかもしれないが、G1の2走は稍重馬場だった。
高速(たぶん)の良馬場で、あらためて期待してみたい。

○エタリオウ
▲フィエールマン
ロードヴァンドール
前走は大敗してもおかしくないペース。横山騎手の手腕が不気味。
△ユーキャンスマイル
△グローリーヴェイズ
△メイショウテッコン


G1恒例、私の好きな曲シリーズ

2月のフェブラリーS予想で、池江璃花子選手への応援ソングとして、岡村孝子「夢をあきらめないで」をとりあげたら、
今度は岡村孝子が白血病というニュースに驚きました。
こうなったら、
岡村孝子のファンと言って、さめている場合ではなく、
ファンに戻ります。ファン復活です^^

孝子さん、闘病がんばってください、復帰をお待ちしています。

ピエロ」作詞・作曲: 岡村孝子 、編曲:萩田光雄
      
初期の作品だが、ずっとライヴの定番となっていた。
いくつかライヴ映像がありますが、私が一番好きなのは、この88年のライヴ映像。


2019年4月26日金曜日

青葉賞【予想】

過去の穴馬に多いのは、
「前走500万下クラス」(1着または0.3差内負け)(3人気以内)
「前走2200m」
「キャリア5戦前後」

トーセンカンビーナ
前走は大きな出遅れ。
小さな出遅れくらいなら、ここでも互角に戦えるのでは?
(2走前はアドマイヤスコールと互角)

○ランフォザローゼス
▲ウーリリ
タイセイモナーク  キャリア多過ぎも2勝馬
△アドマイヤスコール
△リオンリオン
△キタサンバルカン


2019年4月20日土曜日

フローラS【予想】

過去の穴馬に多いのは、
「1800m実績」
「前走(または2走前)先行好位」
「前2走で16頭以上に出走あり」
「二ケタ人気」

パッシングスルー
新馬の内容に注目。
2着馬は、ニュージーランドT1着。
3着4着馬は、次走1着。
そういう揃ったメンバー相手に、ラスト2F11.1-11.3の流れを上がり2位より0,6秒速い末脚で差し切ったのだ。
問題は距離延長がどうかだが、ルーラーシップ産駒なので大丈夫と思いたい。

○シャドウディーヴァ
▲ウィクトーリア
エトワール  前走差なくハービンジャー産駒に期待
△セラピア
△フェアリーポルカ
△フォークテイル


マイラーズC【予想】

10頭立て、つまらないですね~
過去の穴馬に多いのは、
「逃げ先行」
「1600m実績(5勝くらい)」

ケイアイノーテック
NHKマイルCのように直線だけに賭ければ好走できるのでは?
シュタルケ騎手に、先週アーリントンCのカテドラルのような騎乗をお願いしたい。

○ダノンプレミアム
▲インディチャンプ
メイショウオワラ  全5勝の人気は、11.4.7.4.10の穴馬タイプ
△パクスアメリカーナ
△モズアスコット
△グァンチャーレ


2019年4月19日金曜日

福島牝馬S【予想】

かつては多頭数で楽しみな波乱重賞だったのに、昨年12頭、今年は10頭って・・・
過去の穴馬に多いのは、
「中山・福島・阪神内など小回り実績」

ミッシングリンク
芝で2勝していて、福島の雄国沼特別(500万下)1着、次走いわき特別(1000万下)では0.0秒差4着がある。
当時よりは力をつけているだろうから、ここでも期待できるのでは?

○デンコウアンジュ
▲ダノングレース
ペルソナリテ  節分S(混1600万下)0.2差なら3着あるかも
△ランドネ
△フローレスマジック
△カワキタエンカ


2019年4月14日日曜日

皐月賞[回顧]

1着 ○サートゥルナーリア(1人気)
2着 △ヴェロックス(4人気)
3着 ▲ダノンキングリー(3人気)

勝ちタイムは、1:58.1(良)。上がり34.7。

中山芝は、高速寄りの馬場。
そして、他レースもラスト1F加速のラップが多いので、直線追い風なのだろう。
(ウェザーニュースの記録を見ると3mくらいで大した風でもなさそうだが現地では強風だったのか?)
2000m内は、直線追い風の正面スタンド前を2度通るので、全体タイムは速くなる。
ということで、特に優秀というほどでもないかもしれない(好タイムではあっても)。

12.3-10.5-12.0-11.8-12.5-12.1-12.2-11.7-11.6-11.4
前半3F34.84F46.65F59.1 後半5F59.04F46.93F34.7

直線追い風だと、前半3Fと上がり3Fが速くなり、ラスト1Fが加速ラップとなる。
風の影響が大きいと仮定すれば、見た目のラップより平均的に流れたことになる(中盤は向かい風)。

1着○サートゥルナーリアは、単勝オッズほど楽勝ではなかった。
審議になったが、アンカツ氏がTwitterで、
「---------------もっと降着を検討せなあかんレースたくさん--------------」(一部抜粋)
全く同感であります。
次はダービーだが、年明け1戦でダービーを好走するのは難しい(普通の馬なら)。
これを使っての上昇を期待されるだろうが、逆に休養明けが激戦となったので反動の心配がある(穴党の期待ですが^^)。

2着△ヴェロックスは、互角の強い内容。
3着▲ダノンキングリーも同様。

3強世代か?まだ他にいるのか?

4着△アドマイヤマーズは、結果はともかく勝ちに行く競馬をして欲しかった。
あの位置で末脚比べをしても劣るわけで。
でも距離が長いということなのだろう。

5着クラージュゲリエは、ダービー出走権獲得。
でも平均ペースの皐月賞向きと思える。

他馬は、ダービーでは大幅な変わり身が必要で無理か?
あえて言えば、6着☆タガノディアマンテと8着アドマイヤジャスタか?

◎としたメイショウテンゲンは、15着。
最初から全くついていけず。
この馬場では完全無理ねらいでした。
ただ、ムラな所もあり、穴馬タイプか(G2G3なら良馬場でも穴馬になりそうな気がする)。

予想全体の方は、G1以外も2週連続で◎も☆も3着内なし。
年初から続いた好調期は終わってしまったようです。


アンタレスS【予想】

過去の穴馬に多いのは、
「前走重賞」(特にマーチS)
「重賞実績」または「近走準OP1着」

リーゼントロック
好調さで食い込み期待。
重も好成績。

○ウェスタールンド
▲グリム
マイネルオフィール  2走前再現期待
△ロンドンタウン
△ヒラボクラターシュ
△テーオーエナジー


2019年4月13日土曜日

皐月賞【予想】~J.BOY~

過去の穴馬に多いのは、
「キャリア4戦5戦」
「二ケタ馬番」
「先行好位(近年)」

メイショウテンゲン
波乱が多い今年の3歳牡馬重賞。
なので皐月賞も波乱に期待したくなります^^
今年はここまで緩い流れのレースが多かった。
前2年の3着内6頭(内5頭穴馬)全てに共通するのが、
「前半3F35秒台以下のレース経験がある」
メイショウテンゲンは3走前に前半3F35.0秒のレースを経験している。
きさらぎ賞の内容には目をつぶる。
前走は母ゆずりの晩成型が早くもここで本格化してきていると解釈できないか?
雨が降ると穴人気になるので降らないで欲しい(降った方がいいけど)。
平均ペースまたはスロー・ロンスパの流れが希望(スロー瞬発なら絶望)。

○サートゥルナーリア
▲ダノンキングリー
タガノディアマンテ  前走の経験が馬も騎手も生きないか?
△アドマイヤマーズ
△ヴェロックス
△ニシノデイジー


<G1恒例、私の好きな名曲シリーズ>

「J.BOY」浜田省吾  1986年(昭和61年)アルバム
作詞・作曲:浜田省吾
浜省ファンの間では最も人気が高い曲の一つ。
素晴らしい2011年ライブ映像(公式)
当時の浜省は58歳。


2019年4月12日金曜日

アーリントンC【予想】

昨年からこの時期に。
それで、先週ニュージーランドTのメンバーレベルが低くなりおもしろくない。
ニュージーランドTの方がG2って・・・
2週連続で同距離というのは問題。
とはいえ、このレースはおもしろそう。

2年前までの穴馬に多かったのは、
「2走前1着(好走)」

ユニコーンライオン
前走スプリングS◎にして大敗。
前走は出遅れ、2走前のように前に行ければ。

○ヴァンドギャルド
▲フォッサマグナ
サンノゼテソーロ  前走は既走馬相手に完勝
△ヴァルディゼール
△ミッキーブリランテ
△ニシノカツナリ


2019年4月7日日曜日

桜花賞[回顧]

1着 ▲グランアレグリア(2人気)
2着  シゲルピンクダイヤ(7人気)
3着 ○クロノジェネシス(3人気)

勝ちタイムは、1:32.7(良)。上がり33.3。

高速馬場ではあるが、極端な高速馬場ではない。
それで桜花賞レコード1:32.7、上がり33.3は優秀。

12.2-11.1-12.1-12.3-11.7-10.8-11.0-11.5
前半3F35.44F47.7 後半4F45.03F33.3

前後半差2.7秒のスロー。
後方の馬では1着馬を差しきることは物理的に不可能。
2着馬と3着馬は自身上がり32.7と32.9で限界の末脚を使っている。

こういう流れだと先行前残りの穴が発生しやすいが、桜花賞ではいくらスローでも能力差が大きいので先行馬がバテ(伸びず)強力馬が差し込んでくる。

1着▲グランアレグリアは、朝日杯の教訓(外から来られて内にモタれた)を生かして、ルメール騎手が早めに仕掛け4角先頭、直線は内ラチ沿いを走らせた。
朝日杯に出走した最大理由が阪神JFはルメール不在(香港)だったからで、それが今回に実を結んだ。

2着シゲルピンクダイヤは、上がり1位32.7はお見事。
これほど強い馬だとは・・・
脚元に不安がある馬で、前走を使ってさらに良化したか。
シゲルピンクダイヤは穴人気しているのが嫌だったんですが、馬連と3連複は好配でしたね・・・
ダノンファンタジーはやや軽視したので、シゲルピンクダイヤを◎にしていれば・・・

3着○クロノジェネシスは、道中でスムーズさを欠き位置が下がり、直線も閉じ込められスムーズに追い出せなかった。
2着馬とはスムーズさの差。

4着△ダノンファンタジーは、心配した掛かる面あるもなんとかなだめた追走だったが、1着馬には完敗。
新馬で完敗したそのままの結果となった。

5着ビーチサンバ・6着プールヴィルは、阪神JF3着・5着と同じような結果。

7着エールヴォアは◎も考えましたが、オークスの方が断然向くはず。
2走前逃げることができたのは前半37.5だからで、今回の内容はなんら悲観するものでなく、オークスで大いに狙いたい。
(この着順ならそれほど穴人気しない?)(今のファンレベルなら穴人気する?)

◎としたシェーングランツは、9着。
展開不向きだが、それにしても2着と0.6秒差では・・・
1着馬などは外厩調整だが、この馬は自厩舎調整。
外厩でないと強くならないのか?
それとも気性面の問題か?東京向きなのか?


2019年4月6日土曜日

桜花賞【予想】~誰より好きなのに~

過去の穴馬に多いのは、
「前走チューリップ賞」
「前走フィリーズRなら、2走前が1600m重賞」
「中枠(7番~11番)」

シェーングランツ
阪神JFは、道中も直線もスムーズさを欠き、能力差は感じなかった。
今回は最内枠でまたスムーズな競馬ができないかもしれないが、武豊騎手の手腕に期待してみる。
前走は叩き台と解釈し、気にしないことにする。

○クロノジェネシス
▲グランアレグリア
ノーワン  急上昇、父の血から距離延長の方がいいかも
△ダノンファンタジー
△アクアミラビリス
△ビーチサンバ


<G1恒例、私の好きな名曲シリーズ>

「誰より好きなのに」古内東子  1996年(平成8年)
作詞・作曲:古内東子  編曲:小松秀行



2019年4月5日金曜日

ニュージーランドT【予想】

過去の穴馬に多いのは、
「前走先行好位」
「前走14頭以上」
「内枠」(8番以内)

アンクルテイオウ (馬場入場後に疾病〔左前肢跛行〕を発症したため競走除外
ピンと来る狙いたい馬がいないメンバー。
マイルが向くかどうかはわからないが、2走前16頭立てで差し切った末脚に期待してみる。

○アガラス
▲メイショウショウブ
ショーヒデキラ  右回りは内にささるが前走速い時計に対応
△ヴィッテルスバッハ
△カルリーノ
△グラナタス


阪神牝馬S【予想】

3年前から1600mとなった。
前3年のような緩い流れなら、穴馬は「先行好位」ですが・・・

リバティハイツ
前走はスタート悪く本来の競馬ができなかった。
阪神はフィリーズレビュー1着があるし、2走前のような競馬ができれば。

○ラッキーライラック
▲カンタービレ
メイショウオワラ  好調さで食い込めないか
△レッドオルガ
△サラキア
△ミッキーチャーム