2023年6月5日月曜日

安田記念 2023[回顧]

 昨年の覇者ソングラインが、完勝。


1着 ▲ソングライン(4人気)

2着 △セリフォス(3人気)

3着 ○シュネルマイスター(1人気)


勝ちタイムは、1:31.4(良)。上がり33.8。


朝は稍重だったが、昼から良に回復。

高速馬場標準のタイムとなった。

昨年はスローで1:32.3、今年は普通に流れて2年前1:31.7とほぼ同じ。


12.0-10.8-11.4-11.8-11.6-11.1-11.2-11.5

前半3F34.24F46.0

後半3F33.84F45.4


若干緩めのペース。

速く逃げるタイプの逃げ馬がいなかった。


1着▲ソングラインは、昨年もそうだったが、前走Vマイルより一段階上の仕上げ(マイナス体重)。

昨年と同様、道中外をまわり直線末脚を存分に発揮。

強くてタフな牝馬。


2着△セリフォスは、好位のインをうまく立ち回ったが、1着馬が強かった。

昨秋のマイルCSでは後方一気の末脚で1着だったが・・・

初めての58キロも微妙に影響したかもしれない。


3着○シュネルマイスターは、上がり1位で32.8。

結果的には、位置が後ろ過ぎた。

元々はそれほど後ろからの馬ではなかったが、昨秋が不振で、前走が後方からで結果が出た、馬が前に行く気がなくなってきた?


4着◎ガイアフォースは、直線前半が反応が悪い上に進路が詰まり気味、個人的にはあきらめたら最後に伸びてきた。

予想で「もう少し外の枠が理想」と書いたが、大トビで反応が悪いこの馬にとっては外枠の方が良かった。

4角で外に行くチャンスはあったが、そこで外からソングラインが来たので、直線向くときは内寄りに行かざるをえなかった。


5着△ジャックドールは、今までの全レースが2000mに出走という馬。

馬自身が戸惑ったはずで、これだけ走れれば十分、と個人的には思う。


2人気△ソダシは、7着。

初めての中2週、でなければもう少し小差の負けだったのでは?


穴人気し過ぎと感じたのは、9着ソウルラッシュ(10.8倍)と10着イルーシヴパンサー(11.7倍)(ソングラインは7.4倍)。

ここで来るなら、今までのG1で3着内に来ている、と思う。

前走の不利だとか、昨年の不利だとかが、過大に評価される。

G2G3のマイル重賞とG1とでは、レースレベルにかなりの差がある(それはタイムでは測れない)。

(こんなことを書いておいて秋か来年に来たらゴメンナサイ)



2023年6月4日日曜日

安田記念 2023【予想】

 実力拮抗の好メンバー、馬場・展開に加え道中の不利が明暗を分けるかもしれません。

過去の穴馬に多いのは、

「G1実績」

「6歳5歳、7歳(G1実績馬)」

「中枠~外枠」(過去10年6人気以下3着内全て5枠~8枠)


ガイアフォース

馬場が乾くとしたら、この馬を◎にしたい。

昨年夏小倉で1:56.8のタイムがあるようにスピード持続は一流。

でもマイルでは?と思っていたら、前走は栗東滞在までして勝ちにきたシュネルマイスター相手の2着には驚いた。

母父クロフネは安田記念向きだし、初の東京でも向いている可能性はある。

もう少し外の枠が理想だったが、若手有望株の西村淳也騎手(全国10位)の騎乗に期待したい。


○シュネルマイスター

▲ソングライン

ナミュール

前走は不利もあったが、速い上がりのVマイルより安田記念の方が向いている可能性がある。(個人的には、穴軸◎☆2通りの流し馬券を買います。)

△セリフォス

△ソダシ

△ジャックドール



2023年6月3日土曜日

鳴尾記念 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」

「5月~7月実績」


ヒンドゥタイムズ

2000m4勝、内2勝が阪神。

馬場がどれだけ乾くかわからないが、重で2勝。

高速馬場なら苦戦だろうが、時計がかかり上がりかかれば好戦可能では?


○ソーヴァリアント

▲フェーングロッテン

スカーフェイス 昨年中山金杯3着函館記念3着、時計かかれば

△マリアエレーナ

△カラテ

△ボッケリーニ



2023年5月29日月曜日

ダービー 2023[回顧]

 1着から4着まで同タイム。

混戦世代らしい結果となった。


1着 △タスティエーラ(4人気)

2着 ○ソールオリエンス(1人気) クビ

3着  ハーツコンチェルト(6人気) ハナ


勝ちタイムは、2:25.2(良)。上がり35.3。


4R未勝利が、1:32.8。

8R2勝クラスが、スローで 2:25.6。

ダービーは、流れれば 2分22秒台が予想されたが、かなりのスロー(2番手以降)で遅いタイムとなった。


12.6-10.7-12.0-12.6-12.5-12.4-12.8-12.4-11.9-11.6-11.9-11.8

前半3F35.34F47.95F60.4

後半3F35.34F47.25F59.6(2番手基準上がり33.8)


一見平均ペースだが、実質は2番手以降が(超)スロー。

5F目から7F目まで(向正面)が 12.5-12.4-12.8となっているが、

2番手以降はこれよりさらに緩んで(例えば13.0-13.0-13.0という風に)、

先頭と2番手の差が大きく開いた。

実質のペースを作ったのは、2番手の丸田ホウオウビスケッツ。

(先行馬のドゥラエレーデは落馬、トップナイフはつまずく出遅れ)


2番手を先頭と仮定した場合のレース上がり3Fは、33.8。

(残り3F地点で、先頭と2番手の差は1.5秒もあった)

これでは後方の馬は物理的に届かない。


この流れを察知して向正面で外から位置を上げたのが、松山騎手とルメール騎手。


1着△タスティエーラは、好位で競馬できる長所がこの流れで生きた。

とはいえ、レーン騎手、この後の目黒記念でも重賞2着3回3着3回で勝てないヒートオンビートを勝たせるのだからすごい。


2着○ソールオリエンスは、1着馬の後ろを追走、直線は先に抜けた1着馬に少し進路をフタされたが、前2走のすごい反応がみられなかった。

前に行くと末脚が鈍るのだろうか?右回りの方がいいのだろうか?高速馬場ならこの程度なのだろうか?


3着ハーツコンチェルトは、スタート悪いが、向正面で位置を上げた松山騎手のファインプレー。

衝撃の新馬戦で東スポ杯2歳S1.8倍の1人気になった能力を発揮した。


4着ベラジオオペラは、前走と違い、うまく脚をためて上がり1位、1着と同タイム。

それにしてもダービーの1番枠は人気以上の好走が多い。


5着ノッキングポイントは、15人気での好走。

直前まで騎手未定になっていたのは、某有力馬に何かあって回避した場合に某有力騎手が騎乗予定だったという噂は本当だった?

それほど陣営が期待しているらしい。

確かに衝撃の新馬戦でサウジアラビアRCで1.4倍1人気になった馬。


3人気△ファントムシーフは、8着。

展開不利だったが、同じような位置にいたノッキングポイントに伸び負けた。

この程度の能力なのか?前に行くべき決め手不足の馬なのか?


2人気▲スキルヴィングは、急性心不全。

あの映像は見たくないですね。合掌。


◎としたメタルスピードは、12着。

距離が長かったですか。

それにしても、カレンブーケドールのオークスのように前の方の追走を期待したいと書いたら、本当にカレンブーケドールのオークスと全く同じ4番手追走で驚きました。

先週は、ライトクオンタムに逃げて欲しいと書いたら本当に逃げたし、NHKマイルではシャンパンカラーに新馬のような差す競馬をして欲しいと書いたら本当に後方差し。

騎手の皆さん、このブログを読んでいるんですかね?

(そんなはずない^^)

レースぶりの予想は当たるのに、着順は当たらない・・・



2023年5月28日日曜日

目黒記念 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2400m2500m実績」

「重賞連対あり」または「近走3勝クラス1着」

「先行~中位」


アーティット

このくらいの距離で先行して粘り込む競馬が合う。

左回りは、中京で2勝している。

友道厩舎というのも、この距離では心強い。


○サリエラ

▲プラダリア

セファーラジエル  先行粘込期待、左回り中京2勝

△ゼッフィーロ

△ヒートオンビート

△ライラック



ダービー 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走逃げ~中位」

「内枠」(12番より外で当日6番人気以下 0-0-0-47)


メタルスピード

初勝利まで5戦かかった馬だが、昨年とは馬が変わってきている。

前2走は人気以上の好走で、今回もさらに上昇あれば3着内期待できるのでは?と思ってしまう。

前2走は重馬場だからということで人気にならないが、本格化した今なら良馬場でも走れるのでは?

1600mで2勝しているが、高速馬場でスピードについていけるという意味では有利だと解釈したい。

父シルバーステートは、紫菊賞で自身上がり32.7を記録している。重馬場向きの種牡馬とは言い切れない。

地味にうまい鞍上には、カレンブーケドールのオークスのように前の方の追走を期待したい。


○ソールオリエンス

▲スキルヴィング

フリームファクシ  前走から人気下がり過ぎは妙味大

△タスティエーラ

△ファントムシーフ

△シャザーン



2023年5月27日土曜日

葵ステークス 2023【予想】

 5年前から重賞となった。

過去の穴馬に多いのは、

「先行~中位」

「デビューが前年6月~8月」

「8番以内」


トールキン

小倉の2勝が強い内容。

中山阪神での完敗は直線急坂が原因の一つだとしたら、直線平坦の京都なら期待できるかも。


○ビッグシーザー

▲ルガル

アームズレイン  芝3走目、距離短縮

△モズメイメイ

△ペースセッティング

△タマモブラックタイ