大船渡・佐々木投手の岩手県大会決勝での登板回避が大きな話題となりました。
個人的には、監督の決断が勇気あるなあ~と思いました。
佐々木投手は、大阪桐蔭や岩手有力校などの誘いを断って大船渡高校に入部しています。
世界の逸材にとって、この登板回避は良かったのかどうか、今後の結果論でしょうね。
それはさておき、今年の夏の甲子園の優勝争いは混戦でしょうか。
昨年の大阪桐蔭のような大本命は不在のようです。
<各スポーツ紙の上位人気>
スポーツ紙5紙すべてがA評価としたのが、以下の7校。
習志野(千葉)
東海大相模(神奈川)
星稜(石川)
近江(滋賀)
履正社(大阪)
明石商(兵庫)
筑陽学園(福岡)
スポーツ紙は7強人気となっています。
一般ファンの間では、これに智弁和歌山が加わるのでは?
<予想のコンセプト>
夏は打力と言われますが、
昨年夏は、「準々決勝以降の7試合全てが、勝ったチームの失点が2点以内」だった。
今年春も、昨年春のような打撃戦はなく、相手を最小失点におさえたチームが勝ち進んだ。
どこのチームも打撃を強化した昨今、
やはりトーナメントでは、投手力・守備力が重要ではないでしょうか。
<優勝校予想・結論>
◎津田学園(三重) 穴推奨
〇履正社(大阪)
▲明石商(兵庫)
★前橋育英(群馬) 穴推奨
★霞ケ浦(茨城) 穴推奨
△習志野(千葉)
△近江(滋賀)
△星稜(石川)
☆旭川大(北北海道) 大穴・応援
☆富島(宮崎) 大穴・応援
<各校について>
◎津田学園(三重)<穴推奨>
今年春は☆印で穴に期待しましたが、初戦龍谷大平安相手に延長11回0-2で敗戦(相手の野沢投手が良すぎた)。
前投手は、センバツ龍谷大平安相手に10回まで無失点の好投手。
守備は、三重大会5試合で無失策。
問題は、2番手降井投手がどの程度前投手の負担を減らすことができるか。
〇履正社(大阪)<上位人気>
センバツは初戦星稜に0-3完敗。
この夏の大阪大会では、2年生岩崎投手の成長により、清水投手との2枚看板に近づいた。
「複数完投型+強力打線」は例年の大阪桐蔭に近いレベル。
問題は、監督の甲子園での采配が大阪桐蔭に近いのかどうか?
▲明石商(兵庫)<上位人気>
センバツで◎本命に期待して、ベスト4。
センバツは、宮口投手の指の負傷により、中森投手一人に頼っていた。
今夏兵庫大会では、杉戸投手が好投し、2番手投手に。
センバツより投手に余裕あれば、頂点を狙える?
★前橋育英(群馬)<穴推奨>
2013年初出場初優勝を◎で的中(このブログで◎優勝的中はこの時だけ・・)。
あれから6年、再び期待してみたい。
梶塚投手の安定感(制球力)が素晴らしい(県大会四球ゼロ、死球はあり)。
★霞ケ浦(茨城)<穴推奨>
鈴木寛人投手(プロ注目)は、茨城決勝で1安打完封。
2年生左腕山本投手も良さそう。
地味な存在で穴で狙いたいチーム。
△習志野(千葉)<上位人気>
サイン疑惑を乗り越え、センバツ準優勝。
昨秋からの県大会初戦からセンバツ決勝まで公式戦の全戦、エース飯塚投手をリリーフで起用するおもしろい作戦。
ところが、今夏千葉大会、準々決勝と準決勝(11回)で飯塚投手を先発完投させた。
これがどう出るか?消耗していなければいいですが・・・
△近江(滋賀)<上位人気>
昨夏準々決勝でサヨナラ2ランスクイズで金足農に敗退した時の、林・有馬のバッテリーが健在。
問題は、滋賀大会で林投手以外の投手がピリッとしなかったこと。
△星稜(石川)<上位人気>
プロ注目奥川投手の他にも複数投手が存在。
問題は、全国レベルの投手相手に打線がどれだけ得点できるか。
☆旭川大(北北海道)<大穴・応援>
北北海道大会とはいえ、準決勝10ー1決勝9ー0と波に乗る。
能登投手は、2戦とも無四球。
☆富島(宮崎)<大穴・応援>
宮崎大会、準決勝5ー0決勝4ー0。
黒木拓馬投手が連続完封。
公立校を応援したい。
<消し> (危険な人気馬)
東海大相模(神奈川)
打線爆発の大勝続きで、接戦になるとどうなのか?
継投ばかりしていて、よく言えば投手陣が豊富だが、接戦で軸になる投手はいるのだろうか?
(3投手以上の継投が多いチームは好きではないのです^^)
【追記】2019/8/5 22:50
<枠順が決まって>
今年は枠順(組み合わせ)が決まるのが競馬開催日だったので、枠順決定前日に予想をアップしました。
枠順(組み合わせ)の有利不利はあって、
2回戦から始まる高校の方が有利です。
・1試合少なくてすむ
・準々決勝が連闘にならない
(1回戦から始まる高校は1試合多くなる上に、準々決勝が連闘になる)
ところが、2回戦から始まる有力校は初戦の相手が強力。
(東海大相模×近江、花咲徳栄×明石商)
この4校の勝った方が枠順(日程)に恵まれることになりそう?
◎津田学園は、初戦勝ったとしても次が履正社?
★前橋育英は、比較的強力校のいない枠に入りましたね。
<< 回 顧 >>(大会が終わって)
優 勝 〇履正社(大阪)
準優勝 △星稜(石川)
ベスト4 ▲明石商(兵庫)
ベスト4 中京学院大中京(岐阜)
<全般について>
今年は、休養日が決勝前と準決勝前の2日に増えました。
が、星稜奥川投手にとっては、決勝の内容を見ると、休養日の効果はあまりなかったようです。
(それでも履正社以外の打線なら3点以内におさえていたでしょうけど)
私なんか疲労した日の2日後が一番つらいことがよくあります(これは年のせい^^)
中1日では疲労がとれなかったのでしょう。
(かつての松坂投手などはすごいですね)
昨年は、「準々決勝以降の7試合全てが、勝ったチームの失点が2点以内」でした。
今年は、「準々決勝以降の7試合中6試合が、勝ったチームの失点が3点以内」でした。
相手を最少失点におさえ、打線が爆発したチームが勝ち上がりました。
優勝できるかどうかは。
「準々決勝以降の3試合すべてを3点以内におさえる投手力があるチーム」です。
その意味では、
「完投型の2枚看板」が一番有利だと個人的には思っています。
最近の大阪桐蔭(藤浪・沢田)(根尾・柿木)や、今年の履正社(清水・岩崎)のような完投能力のある2枚看板です。
よく3人くらいで継投ばかりしているチームがありますが、
そういうチームは、ベスト8以上を勝ち上がるのは難しいと感じます。
(2枚看板を揃えられるのは強豪校ということになってしまいますが・・・)
<履正社について>
甲子園全試合で「失策1」。これも優勝の要因の一つでしょう。
投手力・守備力は、優勝レベルのA。
そして打力は、特A。
霞ケ浦・鈴木投手、津田学園・前投手、明石商・中森投手そして星稜・奥川投手と、前評判が高かった速球投手をことごとく打ち崩しました。
すごい打線でした。
センバツ初戦で星稜に0-3完敗したことが、今回の優勝につながったのでしょう。
おもしろいのは、甲子園全試合で「盗塁0」。
盗塁やエンドランはせず、送りバントだけはきっちりする(スクイズはしない)、という野球でした。
<星稜について>
奥川投手の智弁和歌山戦は、すごいピッチングでした。
プロ入りが楽しみです。
阪神に入団して欲しい気持ち半分、入団しない方がいいかもという気持ち半分(藤浪の例があり・・^^)
<予想について>
1番人気東海大相模の「消し」は的中(3回戦敗退)。
心配した通り、継投ばかりで軸になる投手が不在でした。
上位人気で最も高く評価した〇履正社は期待通りでした。
ベスト4▲明石商も期待通りでした。
◎とした津田学園は2回戦で履正社に完敗。
もう少し楽しみたかったです。
長らく振りのお久し振りです
返信削除夏の甲子園はいよいよ今日開幕ですね
我が千葉県代表の習高が△頂きましたから、責めて1回は勝って欲しいですし、対戦します沖縄尚学はユウサクさんは無印ですから勝てますかもとあやかりたいです わたくしは千葉県大会で十二分に楽しめましたが、決勝戦の八千代松陰戦は千葉県大会の3 4回戦位で物足りなかったですから甲子園1回戦は千葉県大会の延長でもう1勝観てみたいです 八千代松陰の山は弱いのしかいませんでした
習高は選抜にてご存知かと思われますが、伝統のスモールベースボールで基本、足が速いですからゴロでも内野安打を期待してしまいます しかし千葉県大会では準々決勝の成田戦で暴走憤死がありまして、準決勝の木更津総合戦では自重しまして修正してきましたが
決勝戦の八千代松陰戦ではまた暴走憤死していました 三塁コーチャーを代えないとであるのが不安材料です
習高監督の石井さんは1980年に習高が甲子園に出場時のエースで4番でしたそうです
市船甲子園出場3連覇の市船全盛期を創出しまして、他校に転勤されまして2年程畑違いのバレーの顧問をされましてから晴れて習高の監督に就任されました
以来、木更津総合には初めて勝った気はします 何はともあれ飯塚君は持っていると思います
事実上の決勝戦と言われていました準決勝の木更津総合戦の試合開始の挨拶では習高の選手は審判にも挨拶しますが、飯塚君は審判には禄に挨拶されませんでマウンドへ両手を何度か挙げながら歩いて周りを鼓舞していました いきなり、あっという間に3点取られてしまいましたが(汗)
習高は今夏はピッチャー4名しか甲子園には登録していませんが、大会では昨秋エースナンバーの佐倉シニアエースの杉山君と3回戦に先発するも初回にフォアボール2人連続だかで降板の堀井君が居ました
杉山君は春関の山村学園戦で途中から投げまして7点位取られましてコールド負けしました
3回戦の津田沼高校戦ではリリーフで投げまして
4回戦の船高戦では先発しまして1失点でした
ユウサクさんブログは携帯使用ですから全く見れませんでしたが
5月からガラホの格安シムを通信のみ契約しまして6月からはらくらくホンを使用しています
ではでは今週の大当たり祈念致しまして、甲子園を楽しみたい所であります
かなりのお久しぶりですね。
削除あまり当たらないので、見捨てられたと思っていました。
が、携帯使用だったんですね。
「Bloggerは、ガラケーからは見れない?(+SSL化について)」(2018.1.24)
で書いたように、SSL化したブログは多くのガラケーからは見れないんですよね。
5%の読者を失ったかもしれませんと当時書いたのですが、その中に競馬歴さんが含まれていたんですね。
申し訳ありませんでしたm(__)m
>八千代松陰の山は弱いのしかいませんでした
それで、準々決勝・準決勝に飯塚投手を連続先発させ全力を尽くしたわけですね。
組み合わせを見ると習志野のヤマは強力校がいないので、ベスト8の可能性が十分ありそうです。
といっても楽な相手はいないですが^^
では、甲子園を楽しみましょう。