2023年5月22日月曜日

オークス 2023[回顧]

 6馬身差圧勝のリバティアイランド。

ジェンティルドンナの5馬身差以来の衝撃。


1着 ○リバティアイランド(1人気)

2着 ▲ハーパー(2人気)  6馬身

3着  ドゥーラ(15人気)  クビ


勝ちタイムは、2:23.1(良)。上がり35.1。


平均ペースで流れたこともあり、タイムは速くなった。

2019年2:22.8(ラヴズオンリーユー)に次ぐ好タイム。


12.3-10.5-12.3-12.6-12.3-12.0-12.0-12.0-12.0-12.0-11.6-11.5

前半3F35.14F47.75F60.0

後半3F35.14F47.15F59.1(2着馬基準 36.1-48.1-60.1)


表面的には後半の方がやや速いが、これはリバティアイランド基準。

2着馬を1着と仮定した場合は、ラスト1Fは12,5。

リバティアイランド以外の馬にとっては、タフな流れになった。

4F目の12.6以外は緩む所が無い平均ペース。

緩まない流れになったことによって、はっきりと能力差が出た。


逃げるのはゴールデンハインドと思われたが、田辺騎手・三浦騎手・坂井騎手・横山和騎手が(リバティアイランドを負かすために)前に行く勝負手を打って、この流れとなった。


1着○リバティアイランドは、1頭だけ別の競馬。

川田騎手は、週中の記者会見で、桜花賞で後方追走心配しなかったか?の質問に、「オークスに向けてゆっくり走らせた」と言っていたが、それを実証した。

今回は前寄りの追走で直線弾けた。

今回は、川田騎手「今後に向けて最後までしっかり追った」という。次はどんな強さを発揮するのだろう。


2着▲ハーパーは、リバティアイランドの後ろを追走、直線もその後ろから追ったが、末脚の伸びがじりじり(と言っても1着馬と比較して)。

上がり1位2位を一度も記録したことが無い馬で、騎手が精一杯能力を発揮させていると思う。


3着ドゥーラは、上がり2位。

それも上がり1位(1着馬)と0.1差で、上がり3位(2着馬)とは0.7秒差もある。

1頭だけ、この距離が向いていたという結果。

自身上がり34.1は、前2走の大敗時34.2より0.1速いだけ、流れも向いた。

阪神JFで上がり1位、それでチューリップ賞で1人気、桜花賞で8人気、そして今回は15人気。

結果的に、一番向くレースで一番人気がなくなった・・

チューリップ賞は前詰まり、桜花賞は出遅れと着順ほど弱い内容ではなかったが・・・

個人的には、東京の速い上がりに対応できるのか?と思ってましたが・・・


4着ラヴェルは、価値ある内容。

過去4走すべて出遅れていたが、今回は好スタートでまさかの3番手追走。

結果的にペースが緩まず、展開不利になっても踏ん張った。

阪神JFでは精神面で競馬にならず、桜花賞ではまあまあ普通の競馬ができていた(最後はさまれる不利なければもう少し上の着順だった)。

今回は、体調面・精神面(落ち着き)ともに一番良かったのだろう。


5着シンリョクカは、17番枠でずっと外をまわらされたが、距離延長が味方にならなかった。


3人気△コナコーストは7着

5人気ソーダズリングは8着

6人気△ドゥアイズは9着

これら3頭も、距離延長が味方にならなかった。

(出遅れたにしても伸び悪い)


4人気△ゴールデンハインドは、11着。

逃げないとダメなのかもしれないが、490キロ台になってしまった。

オークスで大きな馬の成績は悪い。


◎としたライトクオンタムは、17着。

逃げて欲しいと書いたら、本当に逃げた。

でも緩む所がなかった。と言ってもラヴェルは踏ん張っているのだから、この距離では能力不足。

桜花賞2人気馬ではなく、チューリップ賞1人気馬を◎にすべきでした。


印象に残ったのは、6着ヒップホップソウル

直線前半の伸びが良かった。



0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントの記入者は、「名前/URL」または「匿名」を選択してください。できれば、「名前/URL」を選択し、適当なハンドルネームを記入して頂ければ有り難いです。
画像認証が出現した場合、画像上方に指定された単語にあてはまる画像を全て選択して下さい。
なお、iPhoneからのコメントは困難かも?(Androidスマホは可能)。