2023年5月29日月曜日

ダービー 2023[回顧]

 1着から4着まで同タイム。

混戦世代らしい結果となった。


1着 △タスティエーラ(4人気)

2着 ○ソールオリエンス(1人気) クビ

3着  ハーツコンチェルト(6人気) ハナ


勝ちタイムは、2:25.2(良)。上がり35.3。


4R未勝利が、1:32.8。

8R2勝クラスが、スローで 2:25.6。

ダービーは、流れれば 2分22秒台が予想されたが、かなりのスロー(2番手以降)で遅いタイムとなった。


12.6-10.7-12.0-12.6-12.5-12.4-12.8-12.4-11.9-11.6-11.9-11.8

前半3F35.34F47.95F60.4

後半3F35.34F47.25F59.6(2番手基準上がり33.8)


一見平均ペースだが、実質は2番手以降が(超)スロー。

5F目から7F目まで(向正面)が 12.5-12.4-12.8となっているが、

2番手以降はこれよりさらに緩んで(例えば13.0-13.0-13.0という風に)、

先頭と2番手の差が大きく開いた。

実質のペースを作ったのは、2番手の丸田ホウオウビスケッツ。

(先行馬のドゥラエレーデは落馬、トップナイフはつまずく出遅れ)


2番手を先頭と仮定した場合のレース上がり3Fは、33.8。

(残り3F地点で、先頭と2番手の差は1.5秒もあった)

これでは後方の馬は物理的に届かない。


この流れを察知して向正面で外から位置を上げたのが、松山騎手とルメール騎手。


1着△タスティエーラは、好位で競馬できる長所がこの流れで生きた。

とはいえ、レーン騎手、この後の目黒記念でも重賞2着3回3着3回で勝てないヒートオンビートを勝たせるのだからすごい。


2着○ソールオリエンスは、1着馬の後ろを追走、直線は先に抜けた1着馬に少し進路をフタされたが、前2走のすごい反応がみられなかった。

前に行くと末脚が鈍るのだろうか?右回りの方がいいのだろうか?高速馬場ならこの程度なのだろうか?


3着ハーツコンチェルトは、スタート悪いが、向正面で位置を上げた松山騎手のファインプレー。

衝撃の新馬戦で東スポ杯2歳S1.8倍の1人気になった能力を発揮した。


4着ベラジオオペラは、前走と違い、うまく脚をためて上がり1位、1着と同タイム。

それにしてもダービーの1番枠は人気以上の好走が多い。


5着ノッキングポイントは、15人気での好走。

直前まで騎手未定になっていたのは、某有力馬に何かあって回避した場合に某有力騎手が騎乗予定だったという噂は本当だった?

それほど陣営が期待しているらしい。

確かに衝撃の新馬戦でサウジアラビアRCで1.4倍1人気になった馬。


3人気△ファントムシーフは、8着。

展開不利だったが、同じような位置にいたノッキングポイントに伸び負けた。

この程度の能力なのか?前に行くべき決め手不足の馬なのか?


2人気▲スキルヴィングは、急性心不全。

あの映像は見たくないですね。合掌。


◎としたメタルスピードは、12着。

距離が長かったですか。

それにしても、カレンブーケドールのオークスのように前の方の追走を期待したいと書いたら、本当にカレンブーケドールのオークスと全く同じ4番手追走で驚きました。

先週は、ライトクオンタムに逃げて欲しいと書いたら本当に逃げたし、NHKマイルではシャンパンカラーに新馬のような差す競馬をして欲しいと書いたら本当に後方差し。

騎手の皆さん、このブログを読んでいるんですかね?

(そんなはずない^^)

レースぶりの予想は当たるのに、着順は当たらない・・・



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