2024年4月1日月曜日

大阪杯 2024 [回顧]

 

4歳馬の勝利。


1着 ▲ベラジオオペラ(2人気)

2着 △ローシャムパーク(3人気)

3着 ☆ルージュエヴァイユ(11人気)


勝ちタイムは、1:58.2(良)。上がり35.0。


8R2勝クラスで 1:58.7が出る速い馬場。

G1なら1分57秒台になりそうな馬場だが、ペースがスローだったから遅くなる。


12.4-10.9-12.5-12.6-11.8-11.5-11.5-11.4-11.4-12.2

前半3F35.84F48.45F60.2

後半3F35.04F46.55F58.0


前半4Fまでが、かなりのスロー。

中盤から加速して、上がり5Fが速い流れになった。


1着馬が先行

2着馬が中盤まくり

3着馬が後方差し(3~4角最内)

上位3頭が、それぞれ違う競馬をした馬。


1着▲ベラジオオペラは、先行策がうまくいった。

前に行ける自在性の長所を生かした。

ダービーでは、距離を気にしたか後寄りの追走、自身上がり33.0で惜敗(0.0差)した悔しさを、横山和生騎手が晴らした。


2着△ローシャムパークは、向正面で一気に進出。

スローだったからそれは良いことだろうが、あそこで一気にいける馬の気性面が良くも悪くもあると思う。


3着☆ルージュエヴァイユは、3角入口から最内に進路を取った。これが良かった。

3~4角のコースロス無しで、直線もインから伸び上がり1位。

スローだが、ロンスパの流れになったのもよかった。

G1実績馬だが、直線長いコースばかりに出走していて、内回りがどうなのか、それが問題だった。

でもデビュー当時、中山2戦2勝なので、阪神内回りもこなせそうと☆印にしました。

関東牝馬だが、1週前に栗東入厩も良かったのだろう。


4着ステラヴェローチェは、中位追走、直線外からよく伸びたが及ばず。

ハナ候補の1頭だったが、普通の競馬をして少し足りない。

皐月賞3着・ダービー3着・菊花賞4着・有馬記念4着・そして今回4着。


5着◎ジオグリフは、絶好の好位追走、でも最後の伸びが鈍かった。

これが今の能力なのだろうか。


6着△プラダリアは、G1では足りない馬なのだろうか。

ダービー5着・宝塚記念6着・今回6着


7着△ソールオリエンスは、向正面でローシャムパークが動いた後を追うように進出。

でも直線は伸びなかった。

3歳秋からずっと物足りない競馬が続いている。

馬体が減って、過去最低馬体重だったのも・・・


8着スタニングローズは、逃げたが粘れず、

昨年5月以来のせいだろうか。


1人気○タスティエーラは、11着。

絶好の好位追走から伸びず。

よくわからない大敗。

この馬も昨秋から物足りない内容、

菊花賞は2着とはいえ0.6差負け。

有馬記念も不利あったとはいえ0.6差負け。

今回0.7差負け。


4歳世代のレベルうんぬんより、タスティエーラとソールオリエンスが昨秋からおかしい(成長がない?気持ちの問題?)。

ベラジオオペラが勝って、それほど弱い世代ではないことを証明したのだから。



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