レース前は大混戦と感じましたが、終わってみれば、
1着 共同通信杯1着馬
2着 弥生賞1着馬
3着 朝日杯1着馬(共同通信杯2着)
3頭とも王道路線の重賞の勝ち馬だった。
1着 △ジャスティンミラノ(2人気)
2着 ◎コスモキュランダ(7人気)
3着 △ジャンタルマンタル(3人気)
勝ちタイムは、1:57.1(レコード・良)。上がり35.8。
晴れと高温(25度レベル)が続き、馬場が乾燥して高速化、超高速馬場。
皐月賞レコードの2017年1:57.8(アルアイン・2着馬の父)を大きく更新した。
8R2勝クラス野島崎特別で 1:58.2。
この馬場ならG1でこのタイムは不思議ない。
12.2-10.5-11.5-11.7-11.6-11.8-12.0-12.1-11.7-12.0
前半3F34.24F45.95F57.5
後半3F35.84F47.85F59.6
表面的にはハイペースだが、実質的には平均ペース。
逃げ馬が少し引き離していたので、2番手以降のペースはこれほど速くない。
2番手追走馬を先頭と仮定した場合、レース上がりは35.1。
後方では届かない(上がり1位33.9でも6着)。
1着△ジャスティンミラノは、自然に(掛かることなく押す必要もなく)好位追走できるのが最大の強み。
それが戸崎騎手にも合っている。
一番の不安点だったスローな流れしか経験なかったことも問題なかった。
+10キロでの制覇は、ダービーへ向けても視界良好。
2週前1週前の調教は藤岡康太騎手が担当したという。レースの騎乗も調教の騎乗も素晴らしい人でした。ご冥福をお祈りいたします。
2着◎コスモキュランダは、12番枠から中位の「イン」追走、直線「大外」差し。
このモレイラ騎手の騎乗には驚いた(感心した)。
スタートは普通に出て、1角までに最内に誘導している(後ろを何回か確認しながら)。
これは全く予期していなかった。なぜなら前走デムーロ騎手が向正面進出で成功しているので、最内追走だと途中進出できずキレ負けすると思っていた。
3~4角で外に持ち出し、直線は大外から差す競馬。
こんな競馬ができるとは、馬の方は想定以上の成長力。
モレイラ騎手は、来日前は堀厩舎の馬に騎乗予定だったはずが出走できず、レガレイラはルメール騎手が落馬前、デムーロ騎手は弥生賞の前の週でサンライズアースが勝って決定済、たまたま空いていたのは陣営にとって幸運だった。
3着△ジャンタルマンタルは、3番手追走はこの馬場では前過ぎることはないだろう。
最後かわされたのは、距離の壁だろうか?
4着アーバンシックは、後方から伸びた。
この馬場と実質平均ペースでは、不利だった。
コスモキュランダより人気が上になるほど想定以上の穴人気。
ダービーではさらに人気するだろう。
5着○シンエンペラーは、コスモキュランダの前の外追走。
直線はコスモキュランダに離されてしまった。
成長力の差だろうか?
高速馬場不向きなのか?
6着▲レガレイラは、上がり1位33.9で届かず。
直線入口で大型牡馬をはじき飛ばすほどの牝馬だが、抜けて強い馬ではないということだろうか。
前に行けないのが致命的。
7着エコロヴァルツは、最後方から上がり1位タイ33.9。
折り合い難なので折り合い専念で一発を狙う乗り方だった。
4人気△メイショウタバルは、17着。
折り合いつかず暴走ペースになってしまった。
前走がG1レベルのタイム(重馬場で破格)の激走で、そこから中2週というのは常識的には疲れがあるはず。
適正ペースだったらどういう結果になったか興味深かったが・・
ダノンデサイルが発走除外になったが、もし進言で事故を未然に防いだとしたら、さすがノリさん。
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