横山典弘騎手、56歳で3度目のダービー制覇。
1着 ダノンデサイル(9人気)
2着 ○ジャスティンミラノ(1人気)
3着 シンエンペラー(7人気)
勝ちタイムは、2:24.3(良)。上がり33.8。
並の高速馬場。
流れれば、2分23秒0前後が出ても不思議ないが、かなりのスローで全体タイムは遅めになった。
それでも昨年2:25.2よりは速い。
12.5-11.4-12.4-13.1-12.8-12.6-12.7-11.7-11.3-11.1-11.2-11.5
前半3F36.34F49.45F62.2
後半3F33.84F45.15F56.8
メイショウタバルが取消したので、逃げ馬不在。
逃げたのは、エコロヴァルツ。
かなりのスローになり、上がり4Fの末脚勝負。
1着ダノンデサイルは、3.4番手追走から終始インの理想的な競馬。
これがハナ差アタマ差の勝利なら、枠順・展開・好騎乗の勝利だが、2馬身突き放したのは馬の能力が一枚上。
これほど強い馬だったとは驚き。
皐月賞は発走除外になったが、これは横山典騎手の自己申告によるもの。
結果的にそれがダービー勝利の要因になった。
皐月賞のレコード決着の影響(疲労)を受けず、ダービーにピークに仕上がったようだ。
1週前の調教が抜群だった(79.6-65.0-35.1-11.0)。
安田翔伍厩舎は、7年目でG1初勝利だが、重賞は10勝目(今週は土日制覇)。
その重賞10勝の内8勝が横山親子(典弘5勝・和生3勝)。
安田翔伍調教師(41歳)と横山親子(典弘・和生)、最高のタッグ。
2着○ジャスティンミラノは、スローで前につけて、これで負けたら仕方ない。
3着シンエンペラーは、中位追走から、直線じりじりと最後まで伸び続けた。
この馬としては、もう少し速く流れて欲しかったか。
皐月賞より着順が上がったのは、陣営のコメント通り状態面が違っていたのだろう。
兄弟制覇を目指して凱旋門賞に行くようだ。
4着サンライズアースは、最後方から向正面進出、3角先頭に並びかけ、スタミナを生かす競馬をした。
明らかに長距離向き(菊花賞向き)。
5着▲レガレイラは、中位スタート、向正面で位置が下がっていき、3角では後方になる。
直線は、内から大外に持ち出す横歩きのロス(下手な騎手のような内容になった)。
それでも上がり1位。内枠が災いした。
元々、前に行けないのが致命的。
6着△コスモキュランダは、デムーロ騎手だとスタートが悪くなる。
1~2角は後ろから2番目、向正面で進出する策は弥生賞と同じ。
速い上がりに対応できないか。
7着シュガークンは、現時点ではこれが精一杯か。
3人気9着△シックスペンスは、距離が長そう。
前走が鮮やかに見えたのも、相手が弱かったからか。
それに、中山ばかりレース間隔をあけて出走しているのもダービーを狙うローテではなかった。
4人気11着△アーバンシックは、展開不利で届かずは予想できるが、11着に負けるのは意外(5着くらいに来れないと)。
5人気ダノンエアズロックは、あの気性だと距離不向き(モーリス産駒は気性が問題)。
◎としたゴンバデカーブースは、13着。
距離が長いということか。
距離が長そう・モレイラが選ばなかった、という世間の評価の逆をつこうとしたのが間違いでした(ひねくれすぎ)。
世間の逆を突くべきだったのは「除外明け・実戦が1月以来の不安」のダノンデサイルでした。
私の過去の穴馬の条件3つをみたす馬でした。。。
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