桜花賞組が強かった。
1着 ▲チェルヴィニア(2人気)
2着 ○ステレンボッシュ(1人気)
3着 △ライトバック(3人気)
勝ちタイムは、2:24.0(良)。上がり35.1。
高速馬場、まあまあのタイム。
(昨年リバティアイランド2:23.1、2着ハーパー2:24.1)
12.4-10.8-11.5-11.5-11.5-12.1-12.8-12.9-13.4-12.2-11.5-11.4
前半3F34.74F46.25F57.7
後半3F35.14F48.55F61.4
表面的なラップはハイペースだが、3番手以降追走馬はそうではない。
3番手追走馬を先頭と仮定した場合の
レース上がり3Fは、34.5。
上がりはむしろ速め。普通のオークスのペース(ややスロー)(中盤緩み)。
前2頭と3番手以降は別の競馬をしていた。
1着▲チェルヴィニアは、桜花賞とは一変した。
新馬から3戦目まで全て単勝1倍台だった素質を発揮した。
ルメール騎手がこちらを選んだのもさすが。
2着○ステレンボッシュは、4角から1着馬とは内と外に分かれて、この馬は内の方からうまく抜けたが、最後は1着馬の末脚に屈した。
3着△ライトバックは、後方で折り合いに専念。
道中ずっとチェルヴィニアの後ろを追走、直線やや内に切り替えるロスがあったが、最後の伸びがチェルヴィニアにやや劣った。
折り合いの問題で後方追走になるので、折り合いを気にすることなく中位を追走できれば、1着2着馬とは差が縮まる。
4着△クイーンズウォークは、5番手追走、直線は伸びずバテずのじりじりとした伸び。
中間膝の不安が出たらしいが、その影響はあったのか無かったのか。
5着ランスオブクイーンは、大善戦(3着と同タイム)。
3番手追走から粘り込んだ。
近年のオークスでは、弱い馬は3着内に来れない。
近5年の3着内二ケタ人気馬5頭の内4頭が、実績がある馬か将来G1で活躍した馬。
未勝利を勝ったばかりで3着と同タイムとは、今後の重賞での活躍楽しみ。
週中のスポーツ紙記事では、奥村豊調教師は「気難しい馬で、まだ能力を発揮し切っていない。大舞台で出し切れれば」「いい意味でマイペースなので、折り合いは全く心配ない」と語っている。
このコメントからは、能力はあるがヤル気を出さない(走ることに集中しない)タイプというイメージ。
強敵相手で能力が引き出された。
穴党で狙った人は惜しかった(東幹久)。
6着△スウィープフィートは、最後方追走、4角大外、直線の伸びは鋭くなかった。
この馬もライトバックと同じで、折り合わせるために後方追走になるのが問題。
今年3走連続好走した後なので、(下降はあっても)上昇度は無かった。
1200mデビュー馬は、昔は何頭か3着内に来たことがあったが、近年は来なくなった。
9着アドマイヤベル(フローラS1着)
12着コガネノソラ(スイートピーS1着)
14着◎ミアネーロ(フラワーC1着)
16着タガノエルピーダ(忘れな草賞1着)
これら別路線1着組は、揃って討ち死という結果に終わった。
年によっては別路線組が通用することがあるが、今年は桜花賞組が強かった。
前走の相手とはレベルが違った。
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