終わってみれば、昨秋スプリンターズSの2着3着馬のワンツー。
そして、5着までの5頭は、道中で内を通っていた馬。
1着 △マッドクール(6人気)
2着 ▲ナムラクレア(2人気)
3着 ビクターザウィナー(5人気)
勝ちタイムは、1:08.9(重)。上がり34.0。
重馬場だが、それほど悪くない馬場。
普通の重標準タイム。
12.5-10.8-11.6-11.4-11.0-11.6
前半3F34.9 後半3F34.0
後半の方が速いスローなラップは想定外。
香港馬や速い先行馬がいたので、こんなラップになるとは思わなかった。
(馬場について)
<昨年まで>1月中京開催、3月初日Aコース、高松宮週Bコース変更
<今年>1月中京なし、3月初日Bコース、高松宮週コース変更なし
今年は(阪神改修のため)1月開催が無かったので、馬場が良かった。
それで雨が降っても、高松宮記念の時までレースを使っても、内が生きていた。
5着までの5頭全てが、道中内を通っていた馬なのは、そういう理由だろう。
上がりが速いスローな流れと、内が有利な馬場傾向、2つの要素が合わさって、先行内有利の結果となった。
1着△マッドクールは、前に行って直線は最内を通ることに決めていたのだろう。
坂井騎手は、土曜毎日杯でもそういう乗り方をしている。
+18キロだが、前走香港に行って-10キロだったので、差し引き+8キロは成長分か。
2着▲ナムラクレアは、自身上がり33.2で1頭だけダントツの上がり。
もう少し速く流れていれば届いたかも。
3着ビクターザウィナーは、スタートがメンバー中一番も、思ったよりペースの遅い逃げ。
直線は伸びずバテずの印象。もう少し速いペースで粘り込んだ方が良かったかも?
初の左回りの影響や、状態面の影響もどの程度あったのか、わからない。
4着ウインカーネリアンは、スタートいいので初の1200mにも対応した。
1400mにも出走したことが無いのに、この結果は大したもの。
5着ロータスランドは、12番枠から下げてイン追走、岩田康騎手らしい競馬。
内枠だったら3着あったかもしれない。
6着△トウシンマカオは、重馬場がよくないのか、中京が良くないのか。
これで中京4戦は全て人気より下の着順。
7着◎ビッグシーザーは、結果的にこの馬場では枠順が恵まれたので、現時点能力不足か。
8着△ママコチャは、ずっと外を回っていたので、今回の馬場傾向では不利大。
重馬場も不向きなのか。それと、使って良くなるタイプなのだろう(昨年春初戦も阪神牝馬S3人気9着)。
9着☆メイケイエールは、引退式、お疲れ様でした。
10着○ルガルは、外を回ったこともあるが、それにしても物足りない内容。
4歳で初G1の壁だろうか?
このレースは6歳馬7歳馬の複勝回収率が高いので、思う以上に経験が重要なレースなのかもしれない(今回の5着内二ケタ人気馬2頭も7歳)。
それと、芝では今まで直線平坦コースしか走ったことがなかった。
12着ウインマーベルは、後方追走になり、サッパリ。
外枠や重馬場のせいかもしれないが、それにしても・・・
14着ソーダズリングは、馬場かもしれないが、それ以前に初1200mなのに穴人気し過ぎだったと思う。
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