2024年3月25日月曜日

高松宮記念 2024 [回顧]

 終わってみれば、昨秋スプリンターズSの2着3着馬のワンツー。

そして、5着までの5頭は、道中で内を通っていた馬。


1着 △マッドクール(6人気)

2着 ▲ナムラクレア(2人気)

3着  ビクターザウィナー(5人気)


勝ちタイムは、1:08.9(重)。上がり34.0。


重馬場だが、それほど悪くない馬場。

普通の重標準タイム。


12.5-10.8-11.6-11.4-11.0-11.6

前半3F34.9 後半3F34.0


後半の方が速いスローなラップは想定外。

香港馬や速い先行馬がいたので、こんなラップになるとは思わなかった。


馬場について

<昨年まで>1月中京開催、3月初日Aコース、高松宮週Bコース変更

<今年>1月中京なし、3月初日Bコース、高松宮週コース変更なし


今年は(阪神改修のため)1月開催が無かったので、馬場が良かった。

それで雨が降っても、高松宮記念の時までレースを使っても、内が生きていた。

5着までの5頭全てが、道中内を通っていた馬なのは、そういう理由だろう。


上がりが速いスローな流れと、内が有利な馬場傾向、2つの要素が合わさって、先行内有利の結果となった。


1着△マッドクールは、前に行って直線は最内を通ることに決めていたのだろう。

坂井騎手は、土曜毎日杯でもそういう乗り方をしている。

+18キロだが、前走香港に行って-10キロだったので、差し引き+8キロは成長分か。


2着▲ナムラクレアは、自身上がり33.2で1頭だけダントツの上がり。

もう少し速く流れていれば届いたかも。


3着ビクターザウィナーは、スタートがメンバー中一番も、思ったよりペースの遅い逃げ。

直線は伸びずバテずの印象。もう少し速いペースで粘り込んだ方が良かったかも?

初の左回りの影響や、状態面の影響もどの程度あったのか、わからない。


4着ウインカーネリアンは、スタートいいので初の1200mにも対応した。

1400mにも出走したことが無いのに、この結果は大したもの。


5着ロータスランドは、12番枠から下げてイン追走、岩田康騎手らしい競馬。

内枠だったら3着あったかもしれない。


6着△トウシンマカオは、重馬場がよくないのか、中京が良くないのか。

これで中京4戦は全て人気より下の着順。


7着◎ビッグシーザーは、結果的にこの馬場では枠順が恵まれたので、現時点能力不足か。


8着△ママコチャは、ずっと外を回っていたので、今回の馬場傾向では不利大。

重馬場も不向きなのか。それと、使って良くなるタイプなのだろう(昨年春初戦も阪神牝馬S3人気9着)。


9着☆メイケイエールは、引退式、お疲れ様でした。


10着○ルガルは、外を回ったこともあるが、それにしても物足りない内容。

4歳で初G1の壁だろうか?

このレースは6歳馬7歳馬の複勝回収率が高いので、思う以上に経験が重要なレースなのかもしれない(今回の5着内二ケタ人気馬2頭も7歳)。

それと、芝では今まで直線平坦コースしか走ったことがなかった。


12着ウインマーベルは、後方追走になり、サッパリ。

外枠や重馬場のせいかもしれないが、それにしても・・・


14着ソーダズリングは、馬場かもしれないが、それ以前に初1200mなのに穴人気し過ぎだったと思う。



0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントの記入者は、「名前/URL」または「匿名」を選択してください。できれば、「名前/URL」を選択し、適当なハンドルネームを記入して頂ければ有り難いです。
画像認証が出現した場合、画像上方に指定された単語にあてはまる画像を全て選択して下さい。
なお、iPhoneからのコメントは困難かも?(Androidスマホは可能)。