2024年2月19日月曜日

フェブラリーS 2024 [回顧]

 (今年もG1だけは回顧を書いていく予定です)


個人的な馬券は単勝だけ的中・・・


1着 ◎ペプチドナイル(11人気)

2着  ガイアフォース(5人気)

3着  セキフウ(13人気)


勝ちタイムは、1:35.7(良)。上がり37.8。


良標準のタイム。

ただ、ヒヤシンスS1:36.3が優秀なのか、フェブラリーSがG1として平凡なのか。


12.0-10.8-11.1-11.7-12.3-12.5-12.4-12.9

前半3F33.94F45.6

後半3F37.84F50.1


これほどのハイペースになるとは!

しかも馬群全体がこの流れについていっている(後方3頭だけ少し離れて追走)。

2着から7着まで中位~後方にいた馬。


1着◎ペプチドナイルは、この流れが向いた。

(この流れで強い競馬をしたという人が多いけれど)

赤富士S(東京2100m)を3馬身差で勝ったことがある馬で、スタミナが十分。

逆に上がりが速い流れでは苦戦する。

前走6着の自身上がりは36.2。今回の自身上がりは37.5。

スタミナ勝負の流れが向いた。


もう一つの勝因は、2走前からの藤岡佑介騎手の逃げない競馬の教育が生きた。

逃げないとダメな馬だったが、2走前に馬群の中から抜け出す競馬ができた。

前走で引き続き我慢させる競馬をしたことが、今回につながった。

今年の藤岡佑介騎手は、現時点で勝率0.196は日本人騎手3位(1位川田0.2952位武豊0.222)。


締め切り間際で人気が上昇して、単勝の倍率が下がり、複勝は8人気になった。


2着ガイアフォースは、初ダートで好走。

マイルがいいのか、中距離がいいのか。

芝がいいのか。ダートがいいのか。

使われ方が迷走しているが、万能型なのだろうか。

こうなったら、安田記念・天皇賞秋・来年のフェブラリーSの3つのG1制覇を目指して欲しい。


3着セキフウは、自身上がり36.4で上がり1位。

1着馬の上がりより1.1秒速い上がりで、馬群から少し離れた後方追走で末脚を生かした。

武豊騎手の最近は京都で外差しが冴えわたっていたが、今回は東京で魅せた。

ユニコーンS2着とエルムS1着(その時の1人気がペプチドナイル13着)がある馬。

昨年のこのレースは11着だった。

昨年は☆印にしていたが、今年こそ☆印にすべきだった・・・


4着タガノビューティーは、3着とハナ差(ほぼ同着)。

前走と展開が真逆で流れは向いたが、最後は2着3着馬に伸び負けた。

重賞1着がないように、あとほんの少し足りない。


5着△キングズソードは、直線前半でずっと前に馬がいる状態で、スムーズだったら2着争いだったかも。


6着△レッドルゼルは、最後方追走、セキフウと共に伸びてきたが、最後は鈍った。

昨年は距離をこなしたが、このハードな流れは向かなかったか。


2人気○ウィルソンテソーロは、8着。

3人気△ドゥラエレーデは、12着。

どちらも先行バテ。

一見、ハイペースが敗因のように見えるが、

見えない敗因として「前2走のG1激走」もあると思う。

12月にチャンピオンズCと東京大賞典のG1を連続して激走すれは疲労が残るはず。

今思えば2頭の調教過程には懸念はあった。

(ドゥラエレーデは、中間緩めの調整で、最終は坂49.1の猛時計)

(ウィルソンテソーロは、前2走は直前坂路なのに、今回は直前コース追い)


1人気▲オメガギネスは、14着。

こんな厳しい競馬をしたのは初めて。

キャリアの不安が出たか。

それと、2走前の1:34.3という圧勝は高速ダートが向いたか。

時計がかかる良ダートは向いていないのかもしれない。



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