2025年11月17日月曜日

エリザベス女王杯 2025 <回顧>

 

有馬記念馬レガレイラが本領発揮。


1着 ○レガレイラ(1人気)

2着 △パラディレーヌ(4人気)

3着 ◎ライラック(9人気)


勝ちタイムは、2:11.0(良)。上がり34.9。


昨年2:11.1とほぼ同じで、京都に限ればエリ女過去最速。

(エリ女過去最速は5年前の阪神での2:10.3)


12.8-10.7-11.9-12.3-12.2-12.1-12.3-11.8-11.6-11.6-11.7

前半3F35.44F47.75F59.9

後半3F34.94F46.75F59.0


武豊騎手が逃げると、きれいな(上下幅の少ない)平均ラップになる。

(先日の秋天の超スローは例外)

道中で、12.4以上の緩みが一度も無く、上がりは少し速くなる程度で11.5以下の加速が無い。


1着○レガレイラは、最大の不安スタートがうまくいき、中団やや後ろ寄り追走、直線追い出すとよく伸びて完勝。

有馬記念馬の貫禄を示した。


2着△パラディレーヌは、伸び上がるゲートの出だったが、中位のイン追走、直線は馬場の悪いインを避ける真ん中寄りのラインから伸びた。

岩田望来騎手への乗り替わりがうまくいった。

「千田厩舎」は、調教で速い時計を出さない馬なり調教が多い。その分、レースを使って上昇していくような所がある。

秋3走目でピークだったかもしれない。


3着◎ライラックは、後ろから2番目の追走、3~4角は最後方、直線は大外から伸びて上がり1位タイ。

昨年6着自身上がり33.9、今回自身上がり34.2。

ペースが昨年よりは流れてくれて良かった。

3年前2着で、6歳でもまだピークというのはすごい。

秋の京都外回り2200mがよほど向いているのだろう。

結果的に、藤岡佑騎手への乗り替わりは、3着になるには最適だった。

勝ちに行く乗り方なら、あの末脚のキレはなかっただろう(たぶん)。


4着▲リンクスティップは、Cデムーロ騎手が積極的に好位を取りに行く追走、直線はじりじりと伸びた。


5着△ココナッツブラウンは、後方寄り追走でレガレイラを前に見る位置、直線はレガレイラに離されライラックに伸び負けた。

重賞は2着で勝っていないし、初G1、初距離、滞在競馬向き、でのこの結果は上々ではないだろうか。


5人気エリカエクスプレスは、12着。

2000m内回りが距離の限度一杯か。



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