ジャンタルマンタルが、朝日杯FS・NHKマイルC・安田記念と、2歳から3年連続マイルG1制覇。
(牝馬限定の2歳からの3年連続は複数あるが、牡馬の3年連続マイルG1制覇は初めてらしい)
1着 ▲ジャンタルマンタル(2人気)
2着 ☆ガイアフォース(9人気)
3着 ○ソウルラッシュ(1人気)
勝ちタイムは、1:32.7(良)。上がり34.3。
久々に週末に雨が降らない天候と思ったが、馬場状態の方は高速化せず。
土曜夕方や日曜朝に若干の雨が降ったらしい(ツイートを検索すると)。
8R1勝クラスで 1:33.5のわりには、安田記念は思ったより平凡なタイムとなった。
スローな流れになったからだろう。
昨年は、1:32.3(稍重)だった。
12.5-11.3-11.2-11.7-11.7-11.2-11.3-11.8
前半3F35.04F46.7
後半3F34.34F46.0
スローな流れ。そのわりには上がりもそれほど速くない。
あまり馬場状態が良くなかったのか?(上がりが速くなりにくい馬場)
1着▲ジャンタルマンタルは、3番手追走、直線前半は1頭だけ余裕の手応え、追い出されると伸びて完勝。
早熟懸念があったが、全くそんなことなかった。
2着☆ガイアフォースは、中位追走、直線前半は進路確保にややロスがあったが、ソウルラッシュが行った後の後ろからじりじりと伸び続けた。
2年連続4着だったが、今年は上がりが速くならない馬場が向いた分の2着だったか(自身上がりは、2年前9番手追走33.3・昨年8番手追走33.5・今年8番手追走33.9)。
初ブリンカーの効果もあったかもしれない。
吉村誠之助騎手の落ち着いた騎乗も見事。
1週前の調教タイムが出ていないことを不安視する声も見たが、これは検疫の関係で、先月28日に入厩「10日競馬」になったから。
宇治田原優駿ステーブルでしっかりと調教されていたようだ。
(個人的な馬券は、☆→◎○ワイド2点両的中。だが◎で当てたかった・・・)
3着○ソウルラッシュは、中位やや後方寄り追走(ガイアフォースの後ろ)、直線前半で射程圏に見えたが、伸びは今一つ、最後はガイアフォースにかわされた。
元々G1では少し足りない馬だったが、昨年マイルCSと今年ドバイターフを勝ったことで1人気になったが、元に戻ってしまったような結果。
前走ロマンチックウォリアーを負かした目に見えない疲れでもあったのだろうか?
それとも、東京ではこんなものなのか?
騎手の微妙な差もあるのか?
4着△ブレイディヴェーグは、中位やや前寄りの追走、直線はソウルラッシュと並んで伸びたがクビ差3着ならず。
マイルCSは案外だったが、東京マイルには対応した。
ただ、マイルはベストだろうか?
5着ウインマーベルは、2番手追走、3角から先頭に並ぶ、直線は粘った。
1400mのG1があれば。
6着シャンパンカラーは、大出遅れから上がり1位。
長く不振が続いたが、ようやくNHKマイル1着時に近づきつつありそう。
3人気△シックスペンスは、12着。
好位のイン追走、直線も最内で伸びず。
G2のスプリングS・毎日王冠・中山記念からは強い馬だと思うが、G1になると弱くなる。
5人気△ウォーターリヒトは、9着。
6人気ジュンブロッサムは、11着。
この2頭、ともに後方からそれなりに伸びたが、スローな流れと直線伸びにくい馬場が不向きだった。
それと、2頭とも東京マイル重賞1着があっても、G1実績は無かった。
昔の安田記念は何でも穴に来たが、近年の安田記念の人気薄好走馬は、G1実績馬がほとんど。
◎としたエコロヴァルツは、7着。
ゲートを出た瞬間は先頭という好スタート、徐々に位置が下がっていき。3角手前ではさまれる不利でやや後退、直線の伸びはじりじり。
結果論的にはもっと前の位置を保持すべきだったかもしれないが、直線のキレが無く、世間の評価通り(私の期待が間違っていて)東京1600は不向きということか(中山1800ベストか)。
[追記]
今年の前哨戦(マイラーズC・京王杯スプリングC)は、安田記念の前哨戦とは思えない寂しいメンバー構成(京王杯は一流スプリンターが1着2着)だったが、安田記念終わってみれば「前走海外」の5頭が1着~5着を独占。
時代が変わったということか。
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