北村友一騎手38歳、うれしいダービー初制覇。
1着 ○クロワデュノール(1人気)
2着 △マスカレードボール(3人気)
3着 ◎ショウヘイ(6人気)
勝ちタイムは、2:23.7(良)。上がり34.8。
8Rまで稍重、その後良馬場発表。
8R2勝クラスが2:23.8。10R3勝クラスで1:44.6。
これならダービーは2分22秒台になるかもと思ったが、案外。
8R10Rと比べて、実質ペース(2番手以降)が遅かった影響だろう。
12.6-11.4-11.7-12.1-12.2-12.1-12.1-12.5-12.2-11.8-11.3-11.7
前半3F35.74F47.85F60.0
後半3F34.84F47.05F59.5
2番手を先頭と仮定した場合のレース上がり3Fは、34.3。
向正面(12.1-12.1)で先頭と2番手の差が大きく開き、4角(12.2)からやや差が詰まっていった。
2番手以降は、おそらくスローからの上がり4Fスパート。
実質ペースを支配したのは、2番手追走の武豊騎手。
1着○クロワデュノールは、前半4番手、3角手前では3番手、直線はしぶとく伸び続け完勝。
何より落ち着いた気性で、騎手が思い通りに乗れるのが最大の強み。
北村友一騎手は、骨折が何か所もの大怪我から復活まで少し時間がかかった(21年後半~23年後半まで重賞勝利なし)。
苦労が報われるうれしいダービー初制覇。
昨年は安田翔伍調教師が史上最年少でダービー制覇だったが、今年の斉藤崇史調教師は同学年で7月生まれか8月生まれかの差だけ。
若手調教師の時代になっている。
(私が競馬を始めた頃は、ダービーはベテラン調教師の時代だった)
2着△マスカレードボールは、中位の外追走、直線よく伸びたが及ばず。
1着馬が完璧なのに比べ、やや器用さに欠ける分の差か、それが実力の差だけど。
3着◎ショウヘイは、前半3番手、3角4番手、直線はしぶとく伸び最後に4着馬をかわした。
G1で通用するのか半信半疑での◎だったが、G1を狙える素材であることを証明した。
きさらぎ賞当時に状態を落としたのが痛かった。順調に皐月賞を使えていれば、もっと際どかったかもしれない。
でも良く立て直してここに向けて仕上げてきた友道厩舎は見事。
4着△サトノシャイニングは、大外枠から思い切ってハナに立つ。代わりに逃げる馬が現れてからは2番手でじっとして実質ペースを支配。
直線半ばまでは1着馬に抵抗していたが、最後は伸びが鈍り3着馬にもかわされた。
大外枠とこの日の馬場傾向から、逃げを選択したのだろう。
5着エリキングは、後方追走、上がり1位33.4。
直線向いての反応は鈍いが、直線最後まで良く伸びた。
単なる休養の今年2走目(1着馬)ではなくて、骨折後の今年2走目では完調には至らなかったかも。
6着▲ミュージアムマイルは、中位の後ろ寄りの追走、直線は大外、それなりに伸びたが・・・
心配された距離適性の面が出たのだろうか?
7着エムズは、前走減った馬体の回復で精一杯だったかもしれない。
今後に注目。
8着△ジョバンニは、中位追走、直線の伸びはじりじり。
「皐月賞では目一杯に仕上げた」の調教師コメントがあったが、やや下降があったのかもしれない?
それと、イレコミひどく、NHKのパドック映像で汗がポタポタ落ちていたほどだった。
あれだと走る前から消耗していたかも。
4人気ファンダムは、14着。
2勝目が1600mのジュニアCを勝った馬だから、距離が長いか。
それと、デビューから全て間隔を開けなければいけない体質面の弱みもある。
(NHKマイルでなくダービーを選んだのは間隔が開くからという理由もある)
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