2025年5月26日月曜日

オークス 2025 <回顧>

 

シュタルケ騎手、51歳でJRAのG1初制覇。


1着 △カムニャック(4人気)

2着 ○アルマヴェローチェ(2人気)

3着 ☆タガノアビー(10人気)


勝ちタイムは、2:25.7(良)。上がり34.7。


土曜夜にかなり雨が降ったようだが、驚異の水はけ、当日朝7時で稍重(ダート不良なのに)。

昼過ぎには良に回復。

9R2勝クラスで1:46.2は良水準だが、他のレースはやや時計がかかっている。

オークスもやや時計がかかった(昨年2:24.0)。


12.3-10.6-11.9-12.6-12.6-12.7-12.9-12.9-12.5-11.6-11.4-11.7

前半3F34.84F47.45F60.0

後半3F34.74F47.25F60.1

(序盤4F47.4 中盤4F51.1 上がり4F47.2)


前半3Fはわりと速かったが、中盤が緩んで、上がり3F加速。


1着△カムニャックは、中位の外追走、3~4角も外を回り、直線は大外からよく伸びた。

新馬の2000mが強い勝ち方で、アルテミスSで1人気になった馬。

(新馬は8月の中京で、暑さに強い馬かもしれない。汗かいている馬多かった)

長めの距離での友道厩舎の仕上げも見事。


2着○アルマヴェローチェは、5.6番手のイン追走、最後はわずかにかわされた。

勝ちに行く位置取りだったが、結果論的には1着馬のような中位追走が良かったかもしれない。

それと、1着馬とはイン追走と外追走の違いがある(そのあたりの馬場の有利不利はよくわからない、内が荒れていれば不利)。


3着☆タガノアビーは、最後方追走、4角最内、直線イン、これは前2週の武豊騎手がやった戦法。

藤岡佑介騎手にしては?思い切った騎乗だった。

父も母父もダート向きの血統なので、インの荒れた馬場も苦にしなかったか。

連闘後の中2週という過酷ローテも問題なかった。

フローラSでは3着タイセイプランセスの直線不利が目立ったが、5着だったこの馬も前が詰まっていた。


4着△パラディレーヌは、前寄りのイン追走、直線伸びたが、ややじり脚。

川田騎手が同期の丹内騎手のために譲ったらしい(真偽不明)。

強い馬だが、やや決め手に欠けるか。


5着△リンクスティップは、前走と違ってスタートには問題なく、後方寄りの追走。

3角から外を回ってやや位置を上げていった。

これがどうだったか?直線の伸びに影響したかも?


6着ウィルサヴァイブは、最低人気で大善戦。

1400m1600mを使っていた馬だが、気性面が成長してきたようだ。


1人気▲エンブロイダリーは、9着。

アルマヴェローチェの外の追走、直線伸びず。

距離が長いということだろうか。

オークスの距離適性は、終わってみなければわからない。

昔の話だが、ローブデコルテが勝つとは血統からは全く思えなかった。

そのローブデコルテは古馬になってからは1400m重賞を走っていた。

3歳春までは血統面で決めつけはできない。

近年ではマイラーとして活躍したナミュールが勝てはしなかったがオークス3着している。

が、今回のように結果が出てしまうと、血統通りだ、となってしまう。

一番の敗因は、掛かる気性だろう。


5人気エリカエクスプレスは、10着。

血統面は中長距離向き(父も母系も)だが、気性面が短距離向き。


◎としたレーゼドラマは、16着。

直線で加速する流れは不向き。大敗着順となったのはゴール前で不利受けたから(不利なくても11着くらい)。

陣営は逃げてもいいと言っていたが、2走前(レースラスト2F11.1-11.0)と同じような加速負け。

一定ペースで走らせるべき馬。

その意味では中山向きか。



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