シュタルケ騎手、51歳でJRAのG1初制覇。
1着 △カムニャック(4人気)
2着 ○アルマヴェローチェ(2人気)
3着 ☆タガノアビー(10人気)
勝ちタイムは、2:25.7(良)。上がり34.7。
土曜夜にかなり雨が降ったようだが、驚異の水はけ、当日朝7時で稍重(ダート不良なのに)。
昼過ぎには良に回復。
9R2勝クラスで1:46.2は良水準だが、他のレースはやや時計がかかっている。
オークスもやや時計がかかった(昨年2:24.0)。
12.3-10.6-11.9-12.6-12.6-12.7-12.9-12.9-12.5-11.6-11.4-11.7
前半3F34.84F47.45F60.0
後半3F34.74F47.25F60.1
(序盤4F47.4 中盤4F51.1 上がり4F47.2)
前半3Fはわりと速かったが、中盤が緩んで、上がり3F加速。
1着△カムニャックは、中位の外追走、3~4角も外を回り、直線は大外からよく伸びた。
新馬の2000mが強い勝ち方で、アルテミスSで1人気になった馬。
(新馬は8月の中京で、暑さに強い馬かもしれない。汗かいている馬多かった)
長めの距離での友道厩舎の仕上げも見事。
2着○アルマヴェローチェは、5.6番手のイン追走、最後はわずかにかわされた。
勝ちに行く位置取りだったが、結果論的には1着馬のような中位追走が良かったかもしれない。
それと、1着馬とはイン追走と外追走の違いがある(そのあたりの馬場の有利不利はよくわからない、内が荒れていれば不利)。
3着☆タガノアビーは、最後方追走、4角最内、直線イン、これは前2週の武豊騎手がやった戦法。
藤岡佑介騎手にしては?思い切った騎乗だった。
父も母父もダート向きの血統なので、インの荒れた馬場も苦にしなかったか。
連闘後の中2週という過酷ローテも問題なかった。
フローラSでは3着タイセイプランセスの直線不利が目立ったが、5着だったこの馬も前が詰まっていた。
4着△パラディレーヌは、前寄りのイン追走、直線伸びたが、ややじり脚。
川田騎手が同期の丹内騎手のために譲ったらしい(真偽不明)。
強い馬だが、やや決め手に欠けるか。
5着△リンクスティップは、前走と違ってスタートには問題なく、後方寄りの追走。
3角から外を回ってやや位置を上げていった。
これがどうだったか?直線の伸びに影響したかも?
6着ウィルサヴァイブは、最低人気で大善戦。
1400m1600mを使っていた馬だが、気性面が成長してきたようだ。
1人気▲エンブロイダリーは、9着。
アルマヴェローチェの外の追走、直線伸びず。
距離が長いということだろうか。
オークスの距離適性は、終わってみなければわからない。
昔の話だが、ローブデコルテが勝つとは血統からは全く思えなかった。
そのローブデコルテは古馬になってからは1400m重賞を走っていた。
3歳春までは血統面で決めつけはできない。
近年ではマイラーとして活躍したナミュールが勝てはしなかったがオークス3着している。
が、今回のように結果が出てしまうと、血統通りだ、となってしまう。
一番の敗因は、掛かる気性だろう。
5人気エリカエクスプレスは、10着。
血統面は中長距離向き(父も母系も)だが、気性面が短距離向き。
◎としたレーゼドラマは、16着。
直線で加速する流れは不向き。大敗着順となったのはゴール前で不利受けたから(不利なくても11着くらい)。
陣営は逃げてもいいと言っていたが、2走前(レースラスト2F11.1-11.0)と同じような加速負け。
一定ペースで走らせるべき馬。
その意味では中山向きか。
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