2025年5月19日月曜日

ヴィクトリアマイル 2025 <回顧>

 


1着から4着まで、同タイムの接戦。


1着 ○アスコリピチェーノ(1人気)

2着 △クイーンズウォーク(4人気)

3着  シランケド(7人気)


勝ちタイムは、1:32.1(良)。上がり35.3。


雨の影響が残り、(超高速に比べれば)若干時計がかかる良馬場。

この馬場なら標準的だろう。


12.2-10.6-11.1-11.5-11.4-11.3-11.9-12.1

前半3F33.94F45.4

後半3F35.34F46.7


表面的にはハイペースだが、大逃げに近い逃げだったので、2番手以降はこれほど速くないペース。

2番手追走馬を先頭と仮定した場合のレース上がり3Fは「34.5」。

2番手以降は、ほぼ平均ペースだろう。


<各馬の自身前後半3F

1着馬 36.0-33.3

2着馬 35.7-33.6

3着馬 35.9-33.2

4着馬 35.4-34.1

5着馬 33.9-35.4

逃げ馬以外は、末脚の切れ味勝負になっている。


このレースは、Bコースへの変更週で、例年は内先行有利になりやすい。

が今年は、開幕週から外差しが決まっていて、Bコース変更でも外差し有利のままだった(むしろより外有利になった、土曜雨で使った影響があったか)。


1着○アスコリピチェーノは、後ろから2番目の追走、直線向いて残り2F地点でもほぼ最後方、そこからの大外一気の伸びがすごかった。

今までにない前半の行きっぷりの悪さだったが、今までにない直線のすごい伸びだった。


2着△クイーンズウォークは、中団スタート、3角までに後方に下がる。

直線大外から伸びたが、わずかに及ばず。

距離を心配されて4人気にとどまったが、クイーンC1着があり問題なかった。

左回りの方が良さそう。


3着シランケドは、後方追走、直線向くときは最後方、直線は馬場の真ん中を狙うが、進路が開かない。

進路が開いてからは、すごい伸び。

2走前に上がり速い新潟で上がり33.0を記録しているが、東京で上がり33.2を記録できるほど成長している。

G1勝利を狙える所まで来ている。

デムーロ騎手はゲートの出遅れがこわい騎手だが(◎にしにくい)、この馬に関してはわりと普通に出る。


4着△アルジーヌは、中団追走、4角までに若干位置を上げていき、直線向いた後は3番手、最後まで伸びたが上位3頭にわずかに負けた。


5着アリスヴェリテは、引き離した逃げで見せ場十分。

もう少しでミナレットの再現だった。


2人気▲ボンドガールは、16着。

最後方追走、直線は最内、さっぱり伸びず。

ゲート出た時つまずいたし、道中は掛かっていた。

気性の難しい面が出てしまった。


3人気△ステレンボッシュは、8着。

中位のイン追走、直線はじりじりとした伸び。

距離が合わないのか?本調子に欠けるのか?ピークを越えてしまったのか?


◎としたサフィラは、13着。

能力が通用しなかった。

-10キロは想定外だったが・・



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