2025年9月29日月曜日

スプリンターズS 2025 <回顧>

 

三浦皇成騎手、G1挑戦は127回目で、ついにG1初制覇。


1着  ウインカーネリアン(11人気)

2着  ジューンブレア(7人気)

3着 ▲ナムラクレア(2人気)


勝ちタイムは、1:06.9(良)。上がり33.2。


高速馬場。

内先行有利馬場。

もう少しペースが流れていれば、レコード(1:06.7)更新があったかもしれない。


12.0-10.7-11.0-11.2-10.6-11.4

前半3F33.7(昨年32.1)

後半3F33.2(昨年34.9)


上がり33.2は、レース史上最速。

絶対に逃げたい馬が不在で、このレースとしてはスローとなった。

それでいて、全体タイムが1:06.9と速いので、後ろから追いつくのは不可能。


内先行有利馬場とスローが合わさって、行った行ったの決着となった。


1着ウインカーネリアンは、大外枠の分2番手追走となったが、内から2頭目を通れてコースロスあまり無し。

直線は2着馬とのマッチレースのような叩き合いを制した。

8歳でも衰えが無かった。

関屋記念1着や東京新聞杯1着がある元マイラーだが、4走前からスプリント路線に転向。

2走前は、ドバイで世界の強豪相手に2着(これは価値あり)(メイダン1200mは直線)。

前走は、ここへ向けての絶好の叩き台となったのだろうか。


中山3勝で、皐月賞4着の実績もある。

が、左回りの重賞を2勝してからは、中山の出走が無かった。

終って見れば、隠れた中山巧者だった。


とにもかくにも、三浦皇成騎手おめでとう。

予想(馬券)がはずれても、感動を感じるレースとなりました。


2着ジューンブレアは、逃げ粘った。

外枠だったが、逃げればインを通るので不利はなくなる。

絶対逃げるという気持ちはなかったと思うが、誰も行かないのでマイペースで行けた。

馬は充実している。どちらかと言えば右回りの方が良さそう。


3着▲ナムラクレアは、上がり1位32.7で伸びたが0.3差完敗。

今回は馬場展開の分が大きいが、G1になるといつも少し足りない負け方(+何かしら不運がある)。

このレースは、3年連続3着となった。


4着○サトノレーヴは、直線はナムラクレアに伸び負けた。

高速上がり勝負が苦手なのか?(自身上がり33.0は1着馬の上がりと同じ)


5着ヨシノイースターは、イン追走、直線もインじり伸びで健闘。

6着ダノンマッキンリーも、イン追走、直線イン上がり2位で健闘。


6着同着△ママコチャは、直線の伸びがじりじり。

この馬向きでない馬場展開もあるだろうが、前走もだが微妙に衰えも感じてしまう。


8着ピューロマジックは、おさえる競馬が出来るようになったのが裏目に出たか。

昨年は、ハイペース逃げだった。平均ペースで逃げることができればいいが、それは無理?


9着カンチェンジュンガは、上がり2位で全く展開不向き。


10着△トウシンマカオは、3番手追走、直線さっぱり。

前走大幅馬体減だったし、この秋は体調がよくないのか?


12着△ルガルは、出遅れが痛かった。その後は不利な外を回る羽目に。

それにしても物足りない結果だが、昨年1着自身上がり34.2、今回自身上がり33.3。

昨年とは真逆な競馬だった。


13着☆ペアポルックスは、出遅れ、3角最後方、4角大外まわって上がり2位タイ。

いつものように前に行けていれば、今回の展開なら、おもしろかった(そうなるとペースも変わった可能性もあるが)。


◎としたカピリナは、16着最下位。

外枠で外を回らされたが、直線入ってすぐに脱落。

状態面も整っていなかったか。

公式の記事では見当たらなかったが、ネット情報では中間に挫石があり、まともな調教ができなかった期間があったらしい。

(オッズが思ったより(週初めより)人気薄になるのはそれなりの理由がある、反省)



0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントの記入者は、「名前/URL」または「匿名」を選択してください。できれば、「名前/URL」を選択し、適当なハンドルネームを記入して頂ければ有り難いです。
画像認証が出現した場合、画像上方に指定された単語にあてはまる画像を全て選択して下さい。
なお、iPhoneからのコメントは困難かも?(Androidスマホは可能)。