2023年12月11日月曜日

阪神JF 2023 [回顧]

 関東馬のワンツースリー。

1着2着は栗東滞在の調整。


1着 △アスコリピチェーノ(3人気)

2着  ステレンボッシュ(5人気)

3着 △コラソンビート(2人気)


勝ちタイムは、1:32.6(良)。上がり34.4。


2歳レコード1:32.3(朝日杯グレナディアガーズ)と0.3差のレースレコード。

阪神JF過去最速は、1:32.7(レシステンシア)。

この日の馬場はそれほど超高速でもなかったので価値がある。


12.4-10.7-11.3-12.0-11.8-11.3-11.4-11.7

前半3F34.44F46.4

後半3F34.44F46.2


平均ペース。

展開にまぎれなく、能力のある馬が順当に3着内に。


1着△アスコリピチェーノは、スタート好位から中位追走。

直線前半は3着馬との競り合い、直線後半は2着馬との競り合いを制した。

チェルヴィニア・ボンドガールとの力関係がわからないが、とりあえず2歳女王。


2着ステレンボッシュは、スタート後方から中位後方寄り、たまたまなのか、マークしていたのか、道中はずっと1着馬の後ろを追走。

直線は1着馬の外に行きかけたが、内に切り替え伸びたが及ばず、上がり1位。

個人的には中2週を心配したが、そこはさすが国枝厩舎。

ボンドガールの回避によってルメール騎手となったが、それも良かったか。


3着△コラソンビートは、スタートよくなかったが、3角までに好位に上がっていった。

ずっと外をまわることになったが完敗。

1400ベストなのかもしれないが、桜花賞3着内の可能性は残した。


4着○サフィラは、3着に3馬身差、1着とは0.7差の完敗。

前走が0.3差の完敗、今回が0.7差の完敗。

現状では、桜花賞候補から一歩後退。今後の成長次第。


5着シカゴスティングは、逃げ粘る。

鮫島克駿騎手、その日の馬場を読んで思い切った先行策(桜花賞2着コナコーストの時もそうだった)。


6着△ルシフェルは、最後進路を切り替える不利はあったが、この距離は忙しいか。

オークスの有力候補。


7着スウィープフィートは、惜しい内容。

かなりの出遅れ最後方追走、3角から大外を追い上げていき、直線伸びた。

出遅れと大外まわり(+中1週)を考えると、4着争い相当の能力。

前走も京都内回り(下級条件は内回り)の分届かなかった内容だし、穴党でこの馬を狙った人は正しかった(私は中1週が気になり・・)。

ただ、上位3頭が強過ぎて3着内は無理だったが。

永島まなみ騎手はいい経験になった。


4人気▲キャットファイトは、10着。

抜群のスタートから中位のイン追走、直線は案外伸びなかった。

好スタートを下げたのがよくなかったのか?

ただ、「栗東滞在以外の関東馬」にはありがちな大敗。

昨年もモリアーナ・ウンブライルが大敗している。


◎としたスプリングノヴァは、14着。

パトロールを見ると、スタート時隣の6番の馬に大きく寄られて、そのせいでつまずいている、

それがなくても3着内は無理だったろうが、普通のスタートでこの馬の競馬が見たかった。


最後に念のために強調しておくと、

「阪神」競馬場で「栗東滞在ではない関東馬」の人気馬を軸にするのは危険。

(今年、コラソンビートは好走したが、キャットファイトは大敗)

(昨年、シンリョクカは好走したが、モリアーナ・ウンブライルは大敗)


【追記】

カペラSの◎ベルダーイメルの人気が、

土曜17時 17.1倍(7番人気)

日曜最終  6.7倍(3番人気)

1番人気との馬連も30倍くらいから15.8倍に。

これほどの変化は想定外。

それでも当たってくれれば良かったのですが・・・

前残りが穴だった・・・



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