2頭が出走取消、1頭が競争中止。
牡牝混合の2歳G1を牝馬が勝ったのは、史上初。
(このレースのOP特別時は除く)
1着 ▲レガレイラ(1人気)
2着 ○シンエンペラー(2人気)
3着 サンライズジパング(13人気)
勝ちタイムは、2:00.2(良)。上がり35.9。
今年は例年よりは速い馬場で、2:00.2は過去最速。
OP特別時を含めての過去最速は、
2008年2:00.4 トーセンジョーダン
2010年2:00.4 ベルシャザール(ハナ差)ナカヤマナイト
(この3頭は後のG1馬)
12.5-10.8-12.1-12.5-12.1-12.2-12.1-12.4-12.0-11.5
前半3F35.44F47.95F60.0
後半3F35.94F48.05F60.2
平均ペースで流れて、ラスト1F11.5。
1着2着馬のレベルは高そう。
1着▲レガレイラは、出遅れ、後ろから2番手の追走、向正面で若干位置を上げ、3角から追い上げるが、4角馬群の真ん中、直線向いた時は大外に持ち出すしかなかった。
そこからの伸びがすごかった。
牝馬なのに阪神JFには登録もせず、ここを狙ってきた。
来年は、皐月賞を目指すらしい。その内容次第ではダービー?。
2着○シンエンペラーは、好位のイン追走のソツない競馬。これで負けたら仕方ない。
最後は外の方へ大きく斜行した。早く先頭に立ち気を抜いているので騎手が併せにいったのだろうか?
「ソラを使った」と矢作調教師。
若さ(幼さ)残る内容。
凱旋門賞馬の全弟で、この馬も凱旋門賞を目指すのだろうか?
3着サンライズジパングは、好位の外追走、直線はしぶとく伸び続けた。
最後は2着馬に前をカットされたので、2馬身の差はもっと縮まったはず。
芝は2戦目だが驚きの内容。
JBC2歳優駿で2着。負けた相手は次走で全日本2歳優駿を圧勝(7馬身)する強い馬。
今年は例年よりは速い馬場とはいえ、この時期は冬のパワー馬場。
昨年もダートでしか勝っていないドゥラエレーデが穴になったし、このレースはダート実績馬を軽視できない(と反省)。
血統面でも、父はキズナだし、母系は兄グランシエロ(アイビーSでドウデュースの2着、青葉賞4着)、むしろ芝向きの血統。
(これは調べていませんでした、反省)
(最初の検討で真っ先に穴馬候補からはずしてしまった)(前走大敗を無視すべきだった)
4着☆アドミラルシップは、後方のイン追走、直線もインから伸びた。
こちらは、全兄ブラックホール・4分の3同血ライラック。
このレースは昔からステイゴールド系が穴になりすい。
そういう理由から☆印で狙いましたが、3着馬の激走が想定外。
5着ミスタージーティーは、4着馬と同じ位置の外追走。
直線は前が詰まり通しで、最後少し追えただけ。
追えていれば1着~3着争いだったか。
道中ずっと内隣にいた4着馬の前は開いたので、不運といえば不運だった。
「完全に騎乗ミス。勝ちまであった。ひどい競馬です。」
矢作師、弟子に厳しいお言葉(愛のムチか)。
タッチングスピーチの半弟で、期待大。
6着◎シリウスコルトは、中位のイン追走、直線はじりじりとした伸び。
決め手不足、能力不足だった。
+14キロも増え過ぎだったか。
7着△ショウナンラプンタは、前に行けないのが最大課題だった馬が、今回は掛かって前へ行ってしまった。
想定外の内容。
4人気△センチュリボンドは、14着。
中位の外追走でサッパリ、前2走のような楽な先行ができないとダメな馬か。
5人気△ヴェロキラプトルは、10着。
逃げたが、サッパリ。
6人気ウインマクシマムは、12着。
折り合い欠く好位追走で、サッパリ。
この4人気5人気6人気の3頭は、結果的に前走1着を過大評価された。
共通するのは、前走が弱い相手の緩いモマレない競馬での1着。
(先行力を評価されたわけだが・・・)
<来年へのメモ>
このレースで狙うべきは、3着馬のようなパワースタミナ型の先行馬。
(初めて経験するタフな平均ペースの2000mへの対応力)
当初予想していた本命、対抗馬が出走取り消し。気を取り直して6と13の二頭軸で手広く3連単を購入しました。。。4〜10着馬は買っていたのですが、3着馬が抜けていました。今年を象徴するかのような外し方でした。
返信削除今年も楽しくブログ拝見させていただきました。参考にして何度も馬券を取らせてもらいました。ありがとうございました。
返信削除来年以降もアッと驚くような予想をいただける事を期待しています。
いつも見ていただいてありがとうございます。お役にたった回数は少なかったと思いますが・・・たまにお役にたったと思います。来年も出来る限り頑張りたいと思います。
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