前走ルメール騎乗馬のワンツースリー。
3騎手の3着内は、先週秋華賞と同じ。
1着 ▲アーバンシック(2人気)
2着 △ヘデントール(4人気)
3着 ◎アドマイヤテラ(7人気)
勝ちタイムは、3:04.1(良)。上がり35.9。
土曜夕方の雨で、稍重スタート。
日曜は晴で、5Rから良に回復。
良馬場ではあっても高速ではなく、3:04.1は思ったより少し速かった。
各馬が力を出しきる流れだっただろう。
12.6-12.0-12.4-13.0-12.0(前半5F62.0)(昨年60.4)
-11.7-12.4-12.7-12.3-12.6(中盤5F61.7)(昨年64.1)
-12.6-11.9-12.0-11.8-12.1(後半5F60.4)(昨年58.6)
前半3F37.04F50.05F62.0
後半3F35.94F47.85F60.4
菊花賞としては、ちょっと特殊な流れ。
前半4F50.0という超スローのスタート。
正面スタンド前で、12.0-11.7と加速。
向こう正面に入ると、12.3とやや加速。
長距離では中盤が緩むのが普通だが、中盤があまり緩まず出入りが激しい流れ。
上がりが速くならず、長距離適性が必要となっただろう。
1着▲アーバンシックは、後方スタート、1角までに中団に上げ、3角手前で武豊騎手が上がっていっても動じず、4角では3番手。
終始、わずかに位置を上げていってる感じで、道中で無駄な動きが全くなかった。だから最後まで末脚が伸びるのだろう。
さすがルメール騎手。
2着△ヘデントールは、後ろから2番手スタート、正面スタンド前最後方、向正面~3角で位置を上げていき、直線伸びようとしたが少し反応が鈍い印象、最後まで伸び続けた。
3着◎アドマイヤテラは、スタート最後方、正面スタンド前少し位置上がる、向正面に入ると位置を上げていき、3角からさらにスパート、4角先頭の積極競馬。
キレ勝負では上2頭にかなわないとみて、スタミナを生かす競馬をしようとした策。
3頭の中では、終始外をまわるロスはあった。が、こういう競馬をしないと能力を100%発揮できない馬なのだろう。
4着ショウナンラプンタは、中団で課題の折り合いをなんとかつけて、直線伸びたが少し足りなかった。
鮫島騎手がデビュー時から惚れ込む素質を見せた。
5着ビザンチンドリームは、後方スタート、3角でも動かず、直線に賭け、上がり1位。
きさらぎ賞(京都)1着の時のような内容。
こういう競馬しか能力発揮できないのだろうか。自在な競馬ができない難しい馬。
6着○ダノンデサイルは、上がり2位。
向正面でずるずる下がっていった(ように見えた)ので、大敗かと思った。
最初からずっとインにこだわる競馬が裏目に出た。
向正面から動きの激しい流れになって、外の馬が動いていき、前が詰まったまま後方になってしまった(パトロール参照)。
(下がったというより、外が上がっていった)
直線向くときに一気に外に出して、大外から追い込んだが時既に遅し。
メイショウタバルが逃げて縦長になるはずが、メイショウが逃げずに団子馬群が誤算だった。
ダービーは何もかもがうまくいったが、今回は真逆だった。
3人気△コスモキュランダは、14着。
3角手前から上がっていったが、直線さっぱり伸びず。
父アルアインによる距離の限界だろうか?
それとも関西(京都)苦手?
5人気△メイショウタバルは、16着。
ガーっと行くかと思っていたら、好位スタート、正面スタンド前でハナに立つが、その後他馬がどんどん前に来て再び好位追走。
これでは持ち味が生きない。
1800m~2000mベストだろう。
それと一生懸命逃げてしまうので、次走が間隔短いと反動が出てしまう(ガーっと行かなかったのはその影響があるかも)。
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