2024年10月21日月曜日

菊花賞 2024 <回顧>

 前走ルメール騎乗馬のワンツースリー。

3騎手の3着内は、先週秋華賞と同じ。


1着 ▲アーバンシック(2人気)

2着 △ヘデントール(4人気)

3着 ◎アドマイヤテラ(7人気)


勝ちタイムは、3:04.1(良)。上がり35.9。


土曜夕方の雨で、稍重スタート。

日曜は晴で、5Rから良に回復。

良馬場ではあっても高速ではなく、3:04.1は思ったより少し速かった。

各馬が力を出しきる流れだっただろう。


12.6-12.0-12.4-13.0-12.0(前半5F62.0)(昨年60.4)

-11.7-12.4-12.7-12.3-12.6(中盤5F61.7)(昨年64.1)

-12.6-11.9-12.0-11.8-12.1(後半5F60.4)(昨年58.6)


前半3F37.04F50.05F62.0

後半3F35.94F47.85F60.4


菊花賞としては、ちょっと特殊な流れ。

前半4F50.0という超スローのスタート

正面スタンド前で、12.0-11.7と加速。

向こう正面に入ると、12.3とやや加速。

長距離では中盤が緩むのが普通だが、中盤があまり緩まず出入りが激しい流れ。

上がりが速くならず、長距離適性が必要となっただろう。


1着▲アーバンシックは、後方スタート、1角までに中団に上げ、3角手前で武豊騎手が上がっていっても動じず、4角では3番手。

終始、わずかに位置を上げていってる感じで、道中で無駄な動きが全くなかった。だから最後まで末脚が伸びるのだろう。

さすがルメール騎手。


2着△ヘデントールは、後ろから2番手スタート、正面スタンド前最後方、向正面~3角で位置を上げていき、直線伸びようとしたが少し反応が鈍い印象、最後まで伸び続けた。


3着◎アドマイヤテラは、スタート最後方、正面スタンド前少し位置上がる、向正面に入ると位置を上げていき、3角からさらにスパート、4角先頭の積極競馬。

キレ勝負では上2頭にかなわないとみて、スタミナを生かす競馬をしようとした策。

3頭の中では、終始外をまわるロスはあった。が、こういう競馬をしないと能力を100%発揮できない馬なのだろう。


4着ショウナンラプンタは、中団で課題の折り合いをなんとかつけて、直線伸びたが少し足りなかった。

鮫島騎手がデビュー時から惚れ込む素質を見せた。


5着ビザンチンドリームは、後方スタート、3角でも動かず、直線に賭け、上がり1位

きさらぎ賞(京都)1着の時のような内容。

こういう競馬しか能力発揮できないのだろうか。自在な競馬ができない難しい馬。


6着○ダノンデサイルは、上がり2位。

向正面でずるずる下がっていった(ように見えた)ので、大敗かと思った。

最初からずっとインにこだわる競馬が裏目に出た。

向正面から動きの激しい流れになって、外の馬が動いていき、前が詰まったまま後方になってしまった(パトロール参照)。

(下がったというより、外が上がっていった)

直線向くときに一気に外に出して、大外から追い込んだが時既に遅し。

メイショウタバルが逃げて縦長になるはずが、メイショウが逃げずに団子馬群が誤算だった。

ダービーは何もかもがうまくいったが、今回は真逆だった。


3人気△コスモキュランダは、14着。

3角手前から上がっていったが、直線さっぱり伸びず。

父アルアインによる距離の限界だろうか?

それとも関西(京都)苦手?


5人気△メイショウタバルは、16着。

ガーっと行くかと思っていたら、好位スタート、正面スタンド前でハナに立つが、その後他馬がどんどん前に来て再び好位追走。

これでは持ち味が生きない。

1800m~2000mベストだろう。

それと一生懸命逃げてしまうので、次走が間隔短いと反動が出てしまう(ガーっと行かなかったのはその影響があるかも)。



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