2023年4月3日月曜日

大阪杯 2023[回顧]

 武豊騎手が、岡部幸雄元騎手が持つ最年長優勝記録を更新。

JRA・G1通算80勝。


3着の穴馬は、G1実績馬・・・


1着 ▲ジャックドール(2人気)

2着 ○スターズオンアース(1人気)

3着  ダノンザキッド(10人気)


勝ちタイムは、1:57.4(良)。上がり35.3。


5R3歳1勝クラスで、1:32.7が出る高速馬場。

大阪杯1:57.4は、この馬場のG1なら標準的。


12.4-10.9-12.2-12.0-11.4-11.7-11.5-11.4-11.4-12.5

前半3F35.54F47.55F58.9

後半3F35.34F46.85F58.5


序盤は平均ペースで、ラスト6Fから11.4、中盤スパートの流れ

こういう流れだと、脚をためるタイプの差し馬は末脚をそがれる。

スピード不足の馬も対応できない(3着穴馬はマイル実績馬)。

まくるタイプの馬もまくれない。

スピード持続型のジャックドールに絶好の流れ。

(を武豊騎手が作った)


1着▲ジャックドールは、今までのG1で人気を裏切っていたが見事な勝利。

昨年の秋天では、自身上がり33.5の追走で4着。

昨年の大阪杯では、前半58.8の逃げで失速5着(今回のペースとほぼ同じ)。

昨年は、レコード勝ちからの中2週も影響したのでは?

昨年と違い今回は、同型不在で武豊騎手の思うような競馬ができた。


2着○スターズオンアースは、ただ1頭後方寄りから伸びてきたが、ハナ差及ばなかった。

強い内容。


3着ダノンザキッドは、13番枠から4番手追走、うまく乗られ能力を発揮した。

この馬が人気薄だったのは、

・前走大敗(中山を何故かイヤがる気性)

・最終追切が軽めで時計出せず(ゲート再審査のため)

・マイルが最適でやや距離が長そうな印象(でもホープフル1着や香港C2着あり)

・13番枠(元々内枠有利なレース、高速馬場ならさらにの印象)

終わってみれば、やはりG1実績馬の結果。

G1実績無い伏兵馬より、こちらを狙うべきでした(反省)。

ゲート再審査のため最終追切が軽めになったのが、落ち着きにつながり気性難のこの馬にとっては好結果につながった。


4着マテンロウレオは、先行策で粘り込む、さすが横山典騎手。


5着マリアエレーナは、もう少し前の追走ならと思う人が多そうだが、前に行っていた3着ダノンザキッドと自身上がり35.0は同じ。

強い馬なら最後もう少し伸びていたはず(前に行っていたら自身上がりはもう少し遅くなるはず)。

すごく穴人気したが、今の競馬予想界で前走の不利で儲けることは無理で、逆に前走不利を過大に評価されることもある。


3人気△ヴェルトライゼンデは、9着。

関西馬なのに阪神初出走だったが、右回りがよくないなのか?


4人気△ヒシイグアスは、7着。

-18キロだが、前走は+14だった。

宝塚記念以来の前走を使った反動か?

それと、堀厩舎の関西輸送は不安がある(宝塚はうまくいったが)。


5人気△ジェラルディーナは、6着。

福永騎手でも苦労していた馬に、テン乗りは難しかったかもしれない。

陣営も目標は次走だろう。


◎としたラーグルフは、11着。

勢いだけでは通用しない相手でした(反省)。

-10キロの輸送も影響したか。



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