2021年10月25日月曜日

菊花賞[回顧]

 横山武史騎手、お父さんのような見事な逃げ。


1着 △タイトルホルダー(4人気)

2着 △オーソクレース(3人気)

3着  ディヴァインラヴ(6人気)


勝ちタイムは、3:04.6(良)。上がり35.1。


この日の阪神内回りは、先週のような時計がかかる馬場ではなかった。

そのわりには阪神大賞典の近年の良馬場のタイムよりは遅い。

中盤のペースが大きく緩んだ影響だろう。


12.5-11.1-11.5-12.1-12.8(前半5F60.0)

-12.6-12.8-14.3-13.1-12.6(中盤5F65.4)

-12.4-11.7-11.5-11.4-12.2(後半5F59.2)

前半3F35.14F47.2

後半3F35.14F46.8


過去は京都だから単純比較はできないが、

2年前 62.4-62.9-60.7

昨年   62.2-62.6-60.7

今年   60.0-65.4-59.2


今年は、前半速く・中盤大きく緩み・後半速い。

横山武史騎手の後続を幻惑させる逃げ。


お父さんの横山典弘騎手が1998年セイウンスカイで逃げ切った時のラップと酷似している。

59.6-64.3-59.3  1998年セイウンスカイ横山典弘


1着△タイトルホルダーは、最初から押して押して逃げを主張。

前半は縦長の馬群となったが、残り5Fでは後続馬群が縮まってきた。

直線向くと一気に後続を突き放し、5馬身差の圧勝。

半姉メロディーレーンは菊花賞5着というスタミナ母系。

前走は直線馬群に包まれて抜け出す所が無かったという13着だったが、今回は思い切った逃げ。その策が見事にはまった。


2着△オーソクレースは、結果論的に対1着馬に対しては位置取りが後ろ過ぎた。

こんな展開は予期していなかっただろうから、1着馬以外に対しては強さを示した。


3着ディヴァインラヴは、正攻法の位置取りで、馬も騎手もすごいなあという印象。

重賞経験もない牝馬がここまでやれるとは、馬もすごいし、菊参戦を進言し乗りこなした福永騎手もすごい。


4着▲ステラヴェローチェは、3着とハナ差。

後方過ぎた位置から、ペースが上がった3~4角で大外をまわる。その分、最後伸びが鈍ったという印象。


1人気○レッドジェネシスは、13着。

前走不良馬場で好走の反動だろうか?

パドックで発汗がひどかったらしいですが。

それと、ダービーでポツン追走とはいえ11着だった馬。

1番人気は過大評価だったか。


◎としたヴァイスメテオールは、16着。

私の予想がさっぱりでした。



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