1着 ○クロワデュノール(1人気)
2着 △ジョバンニ(6人気)
3着 ファウストラーゼン(17人気)
勝ちタイムは、2:00.5(良)。上がり35.5。
この日は、先週よりは若干時計がかかる馬場。
過去最速の昨年2:00.2よりはやや遅いが、昨年よりペースは遅かった。
12.6-11.1-12.3-12.7-12.7-12.0-11.6-11.7-11.9-11.9
前半3F36.04F48.75F61.4
後半3F35.54F47.15F59.1
スローな前半だが、上がり5Fは平均的。
最後方付近にいたファウストラーゼンが一気に上がっていったのが、12.0の所。
そのせいで、次の1Fが11.6と速くなった、
1着○クロワデュノールは、好スタートで最初好位追走、向正面前半では中位追走、3着馬が一気に上がっていくとその後を少し追いかけて3角4番手、直線は危なげなく完勝。
強すぎる。前走は仕上がり途上で着差がつかなかったが、今回はG1で完勝。
北村友一騎手は、G1は4年前宝塚記念クロノジェネシス以来の勝利。
(斉藤崇史厩舎とのコンビはクロノジェネシスと同じ)
3年前の落馬で、骨折箇所多数という重傷。
2年前復帰後は、2年前と昨年は重賞0勝、でも今年はこれで重賞7勝と復調した。
その苦労がインタビューの涙に表れていた。
2着△ジョバンニは、中位のイン追走、上がり1位。
キレないが、いい脚を長く使うイメージ。
3走連続2着だが、前2走の相手(エリキング)も今回の相手も強すぎた。
3着ファウストラーゼンは、スタート後少ししてから両側から挟まれ接触後退、最後方付近を追走。
前半5F通過を合図としたかのように突然一気に上がっていき、逃げていた馬と並走。
直線は粘りに粘って3着。
前走の2着馬は次走4着、3着馬は次走5着。
これは全く予期できない大駆け。
前走未勝利1着のレース上がり4Fのラップが、11.5-11.7-12.5-12.7。
スタミナを生かす競馬が合っているということだろうか。
最初の挟まれ後退の不利がなければ、2着だった可能性もある。
3戦目で初ブリンカーだった。
2年前14人気1着ドゥラエレーデ
昨年13人気3着サンライズジパング
今年17人気3着ファウストラーゼン
このレースの大穴は「決め手に欠けるスタミナ型先行馬」(そして関西馬)。
といっても今回の3着馬があんな競馬をするとは予想できないが・・・
4着ジュタは、やや前よりの追走から伸びた。
キャリア1戦で、この内容は上々だろう。
5着◎クラウディアイは、2着4着馬と同じような競馬だったが、直線はその2頭に伸び負けた。
上位人気馬(2人気~4人気)は凡走してくれたが、この馬の能力が足りなかった。
2人気▲マジックサンズは、16着。
折り合いを欠く追走で、3角で早くも後退し始めた。
過去2走は難しいタイプに見えなったが、気性面の悪い所が出てしまった(2歳G1でありがち)。
それと、2週前の調教タイムが抜けていた。
順調な調整過程ではなかった点も出たか。
3人気△ピコチャンブラックは、13着。
3番手追走、この馬も3角あたりから下がり始めた。
前走の1着馬は、今回4人気11着。
前走の3着馬は、次走1人気4着。
前走の4着馬は、次走2人気6着。
アイビーSのメンバーレベルが低かったのか。
タイムの見た目は良かったが・・・
4人気△マスカレードボールは、11着。
大外枠から後方追走、直線の伸びは平凡。
過去2走が、違う時期に新潟・東京ということは、左回り向きということだろうか。
でも右回りが不向きだとしても負け過ぎだが・・・
今年の2歳G1の3つのレースは、例年にも増して上位人気馬の凡走が多かった。
前走までの強さをG1になると発揮できない馬が多かった。
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