2024年12月29日日曜日

ホープフルS 2024 <回顧>

 

1着 ○クロワデュノール(1人気)

2着 △ジョバンニ(6人気)

3着  ファウストラーゼン(17人気)


勝ちタイムは、2:00.5(良)。上がり35.5。


この日は、先週よりは若干時計がかかる馬場。

過去最速の昨年2:00.2よりはやや遅いが、昨年よりペースは遅かった。


12.6-11.1-12.3-12.7-12.7-12.0-11.6-11.7-11.9-11.9

前半3F36.04F48.75F61.4

後半3F35.54F47.15F59.1


スローな前半だが、上がり5Fは平均的。


最後方付近にいたファウストラーゼンが一気に上がっていったのが、12.0の所。

そのせいで、次の1Fが11.6と速くなった、


1着○クロワデュノールは、好スタートで最初好位追走、向正面前半では中位追走、3着馬が一気に上がっていくとその後を少し追いかけて3角4番手、直線は危なげなく完勝。

強すぎる。前走は仕上がり途上で着差がつかなかったが、今回はG1で完勝。


北村友一騎手は、G1は4年前宝塚記念クロノジェネシス以来の勝利。

(斉藤崇史厩舎とのコンビはクロノジェネシスと同じ)

3年前の落馬で、骨折箇所多数という重傷。

2年前復帰後は、2年前と昨年は重賞0勝、でも今年はこれで重賞7勝と復調した。

その苦労がインタビューの涙に表れていた。


2着△ジョバンニは、中位のイン追走、上がり1位。

キレないが、いい脚を長く使うイメージ。

3走連続2着だが、前2走の相手(エリキング)も今回の相手も強すぎた。


3着ファウストラーゼンは、スタート後少ししてから両側から挟まれ接触後退、最後方付近を追走。

前半5F通過を合図としたかのように突然一気に上がっていき、逃げていた馬と並走。

直線は粘りに粘って3着。

前走の2着馬は次走4着、3着馬は次走5着。

これは全く予期できない大駆け。

前走未勝利1着のレース上がり4Fのラップが、11.5-11.7-12.5-12.7。

スタミナを生かす競馬が合っているということだろうか。

最初の挟まれ後退の不利がなければ、2着だった可能性もある。

3戦目で初ブリンカーだった。


2年前14人気1着ドゥラエレーデ

昨年13人気3着サンライズジパング

今年17人気3着ファウストラーゼン

このレースの大穴は「決め手に欠けるスタミナ型先行馬」(そして関西馬)。

といっても今回の3着馬があんな競馬をするとは予想できないが・・・


4着ジュタは、やや前よりの追走から伸びた。

キャリア1戦で、この内容は上々だろう。


5着◎クラウディアイは、2着4着馬と同じような競馬だったが、直線はその2頭に伸び負けた。

上位人気馬(2人気~4人気)は凡走してくれたが、この馬の能力が足りなかった。


2人気▲マジックサンズは、16着。

折り合いを欠く追走で、3角で早くも後退し始めた。

過去2走は難しいタイプに見えなったが、気性面の悪い所が出てしまった(2歳G1でありがち)。

それと、2週前の調教タイムが抜けていた。

順調な調整過程ではなかった点も出たか。


3人気△ピコチャンブラックは、13着。

3番手追走、この馬も3角あたりから下がり始めた。

前走の1着馬は、今回4人気11着。

前走の3着馬は、次走1人気4着。

前走の4着馬は、次走2人気6着。

アイビーSのメンバーレベルが低かったのか。

タイムの見た目は良かったが・・・


4人気△マスカレードボールは、11着。

大外枠から後方追走、直線の伸びは平凡。

過去2走が、違う時期に新潟・東京ということは、左回り向きということだろうか。

でも右回りが不向きだとしても負け過ぎだが・・・


今年の2歳G1の3つのレースは、例年にも増して上位人気馬の凡走が多かった。

前走までの強さをG1になると発揮できない馬が多かった。



0 件のコメント:

コメントを投稿

コメントの記入者は、「名前/URL」または「匿名」を選択してください。できれば、「名前/URL」を選択し、適当なハンドルネームを記入して頂ければ有り難いです。
画像認証が出現した場合、画像上方に指定された単語にあてはまる画像を全て選択して下さい。
なお、iPhoneからのコメントは困難かも?(Androidスマホは可能)。