2021年11月15日月曜日

エリザベス女王杯[回顧]

 幸せという名を持つ騎手が、赤い糸という馬に乗り、女王杯という大レースを勝ったその日、お二人はニューヨークへと旅立ちました。

赤い糸で結ばれた二人のキズナ(1着2着)は強かったということでしょう。

どうぞお幸せに。

(追記:おまけにエリザベス英女王はぎっくり腰で追悼式欠席ですか)


1着  アカイイト(10人気)

2着  ステラリア(7人気)

3着  クラヴェル(9人気)

(3頭とも無印)


勝ちタイムは、2:12.1(良)。上がり36.5。


昨年は10月京都の後の阪神開催、今年は10月から連続開催の阪神。

昨年は高速馬場だったが、今年は時計がかかり気味の良馬場。

その割には時計は遅くなく、時計面は低レベルではない。


12.2-10.7-11.2-12.5-12.4-12.3-12.1-12.2-12.2-11.8-12.5

前半3F34.14F46.65F59.0

後半3F36.54F48.75F60.8


前半3Fは最初の直線部分なので速くなりやすいが、それにしても34.1は速い。

1角2角で12.5-12.4とやや緩むが、その後は平均的に流れる。

これが逃げ馬だけでなく、後続も差なく追いかけた。

かなりきつい流れで、スタミナが重要となった。


1着アカイイトは、阪神コースと、こういう流れが向いたのだろうが、4角大外まわりで2馬身差の完勝というのが驚き。

これは私にはとても予想できない。

休養明け2走目、ここが素質馬の本格化のタイミングだったのか?


2着ステラリアは、オークスで5人気の支持を受けた素質は確かだった。

この馬も休養明け2走目。


アカイイトとステラリアは、追い切りで自己ベストをマークしていた。


3着クラヴェルは、1着2着馬とは違い、終始イン追走から直線もインから抜けてくる横山典騎手の好騎乗。

個人的には夏ローカルを2回使ったことが嫌だったのですが、うまく仕上げてきたし、牡馬相手の経験が生きたか。


4着◎ソフトフルートは、願った流れと願った騎乗になったのですが、少し足りなかった。

私の◎は、この秋のG1で3回目の4着ですが、今回は上位人気馬にはばまれたわけでは無いので、予想は失敗でした。


5着イズジョーノキセキは、ここ目標という厩舎談話でも個人的には無理だと思ってましたが大善戦(4角不利有り)。この馬も休養明け2走目。

【追記】前走の3着馬はタガノパッション(樫4着)だし、負けた相手のジェラルディーナは幻の秋華賞馬だったかもしれない。


6着▲レイパパレは、この流れでかかり通しでもゴール直前まで馬券内あるかというのは、強いなあという印象。


7着○アカイトリノムスメは、レイパパレをマークの位置が裏目。

秋華賞1着の反動も少しあったかも?


8着デゼル、9着ランブリングアレー、11着△テルツェットは、この距離でのこの流れが向かないということか。


10着△ウインキートスは、ゴールドシップ産駒で向きそうに思えるのだが・・・

輸送か?


16着△ウインマリリンは、走れる状態ではなかったということか。

右肘腫の治療の影響だろう。



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