単勝47.6倍という人気薄だったダノンキングリーが悲願のG1制覇。
1着 ダノンキングリー(8人気)
2着 ○グランアレグリア(1人気)
3着 △シュネルマイスター(4人気)
勝ちタイムは、1:31.7(良)。上がり33.9。
当日は昼まで小雨が降り続いたようだが、良馬場。
ペースが流れれば、もう少し速いタイムとなっただろう。
12.3-11.0-11.6-11.5-11.4-11.2-11.0-11.7
前半3F34.94F46.4
後半3F33.94F45.3
かつての安田記念は上がりが速くない速めのペースが多かったが、近年はスロー寄りも増えてきた。
1着ダノンキングリーは、ダノン陣営が悲願のG1制覇を川田騎手に託し、川田騎手がその期待に見事に応えた。
この馬に川田騎手が乗るのは初めて。今まで乗っていたDプレミアムからこちらに乗りかえた。
おそらく、ダノン陣営がDキングリーをG1馬にしたくて、川田騎手に依頼したのでしょう。
それでいて、Dプレミアムは単勝19.2倍に対して、Dキングリーは47.6倍。
結果論的には、ダノンキングリーは人気がなさ過ぎた・・・
個人的に、この馬について最も気がかりだったのは、調教が2週連続ダート(美浦B)だったこと、
体調面で何か問題があるから、ウッドではなくダートで追い切られたと深読みしてしまった・・・
今までと違う調整方法がいい方に出たのか。
休養明け自体は、今の現代競馬では問題ではなくて、この馬にとっては久々の方がいい馬。
それにしても、前2走の敗因がはっきりしなかったことが、こんな人気になってしまった一番の原因だろう。
近走とは違って、中位で脚をためる競馬が合うということか(乗り難しい馬)。
2着○グランアレグリアは、中2週の影響が少しあったのでは?(道中の追走)
3着△シュネルマイスターは、斤量の恩恵あった3歳にしても今後楽しみな馬。
4着▲インディチャンプは、少し足りない競馬が続いている。
3人気△サリオスは、8着。
直線でグランアレグリアに不利を受けたが、それは自身の伸びに勢いがないからといえる。
体調面で万全でない恐れがあった。
◎としたカテドラルは、12着。
予想で「ケイデンスコールと人気に差があり過ぎる」と書きましたが、5人気ケイデンスコールは10着。
両馬ともに(古馬の)G1では通用しなかった。
【追記】
検索して見返すと、この記事の前田TMの見解が素晴らしい。
「単勝でも狙える」激穴馬 気配“一変”でグランアレグリアを逆転か
(不振の原因は精神面だとし、調教を見る限りその不安は解消されているとする素晴らしい予想)
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