2021年6月7日月曜日

安田記念[回顧]

 単勝47.6倍という人気薄だったダノンキングリーが悲願のG1制覇。


1着  ダノンキングリー(8人気)

2着 ○グランアレグリア(1人気)

3着 △シュネルマイスター(4人気)


勝ちタイムは、1:31.7(良)。上がり33.9。


当日は昼まで小雨が降り続いたようだが、良馬場。

ペースが流れれば、もう少し速いタイムとなっただろう。


12.3-11.0-11.6-11.5-11.4-11.2-11.0-11.7

前半3F34.94F46.4

後半3F33.94F45.3


かつての安田記念は上がりが速くない速めのペースが多かったが、近年はスロー寄りも増えてきた。


1着ダノンキングリーは、ダノン陣営が悲願のG1制覇を川田騎手に託し、川田騎手がその期待に見事に応えた。

この馬に川田騎手が乗るのは初めて。今まで乗っていたDプレミアムからこちらに乗りかえた。

おそらく、ダノン陣営がDキングリーをG1馬にしたくて、川田騎手に依頼したのでしょう。

それでいて、Dプレミアムは単勝19.2倍に対して、Dキングリーは47.6倍。

結果論的には、ダノンキングリーは人気がなさ過ぎた・・・

個人的に、この馬について最も気がかりだったのは、調教が2週連続ダート(美浦B)だったこと、

体調面で何か問題があるから、ウッドではなくダートで追い切られたと深読みしてしまった・・・

今までと違う調整方法がいい方に出たのか。

休養明け自体は、今の現代競馬では問題ではなくて、この馬にとっては久々の方がいい馬。

それにしても、前2走の敗因がはっきりしなかったことが、こんな人気になってしまった一番の原因だろう。

近走とは違って、中位で脚をためる競馬が合うということか(乗り難しい馬)。


2着○グランアレグリアは、中2週の影響が少しあったのでは?(道中の追走)


3着△シュネルマイスターは、斤量の恩恵あった3歳にしても今後楽しみな馬。


4着▲インディチャンプは、少し足りない競馬が続いている。


3人気△サリオスは、8着。

直線でグランアレグリアに不利を受けたが、それは自身の伸びに勢いがないからといえる。

体調面で万全でない恐れがあった。


◎としたカテドラルは、12着。

予想で「ケイデンスコールと人気に差があり過ぎる」と書きましたが、5人気ケイデンスコールは10着。

両馬ともに(古馬の)G1では通用しなかった。


【追記】

検索して見返すと、この記事の前田TMの見解が素晴らしい。

「単勝でも狙える」激穴馬 気配“一変”でグランアレグリアを逆転か

(不振の原因は精神面だとし、調教を見る限りその不安は解消されているとする素晴らしい予想)



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