昨年は、3頭とも外枠逃げ先行で波乱決着。
過去の穴馬に多いのは、
「逃げ先行好位」
「前走、橘SまたはマーガレットS」
「デビュー(新馬)が6月~8月」
「牝馬」
◎カワキタマナレア
昨年夏の新馬とシンガポールTC賞どちらも完勝だった。
ファンタジーSとマーガレットSは、スローに泣く上がり1位。
前走は鼻出血があったという。
前に行けないのが欠点だが、速い流れになることを願う。
○ポッドベイダー
▲ウイントワイライト
☆クラスペディア 小倉2歳S2着の距離
△ムイ
△カンシン
△ニタモノドウシ
昨年は、3頭とも外枠逃げ先行で波乱決着。
過去の穴馬に多いのは、
「逃げ先行好位」
「前走、橘SまたはマーガレットS」
「デビュー(新馬)が6月~8月」
「牝馬」
◎カワキタマナレア
昨年夏の新馬とシンガポールTC賞どちらも完勝だった。
ファンタジーSとマーガレットSは、スローに泣く上がり1位。
前走は鼻出血があったという。
前に行けないのが欠点だが、速い流れになることを願う。
○ポッドベイダー
▲ウイントワイライト
☆クラスペディア 小倉2歳S2着の距離
△ムイ
△カンシン
△ニタモノドウシ
シュタルケ騎手、51歳でJRAのG1初制覇。
1着 △カムニャック(4人気)
2着 ○アルマヴェローチェ(2人気)
3着 ☆タガノアビー(10人気)
勝ちタイムは、2:25.7(良)。上がり34.7。
土曜夜にかなり雨が降ったようだが、驚異の水はけ、当日朝7時で稍重(ダート不良なのに)。
昼過ぎには良に回復。
9R2勝クラスで1:46.2は良水準だが、他のレースはやや時計がかかっている。
オークスもやや時計がかかった(昨年2:24.0)。
12.3-10.6-11.9-12.6-12.6-12.7-12.9-12.9-12.5-11.6-11.4-11.7
前半3F34.84F47.45F60.0
後半3F34.74F47.25F60.1
(序盤4F47.4 中盤4F51.1 上がり4F47.2)
前半3Fはわりと速かったが、中盤が緩んで、上がり3F加速。
1着△カムニャックは、中位の外追走、3~4角も外を回り、直線は大外からよく伸びた。
新馬の2000mが強い勝ち方で、アルテミスSで1人気になった馬。
(新馬は8月の中京で、暑さに強い馬かもしれない。汗かいている馬多かった)
長めの距離での友道厩舎の仕上げも見事。
2着○アルマヴェローチェは、5.6番手のイン追走、最後はわずかにかわされた。
勝ちに行く位置取りだったが、結果論的には1着馬のような中位追走が良かったかもしれない。
それと、1着馬とはイン追走と外追走の違いがある(そのあたりの馬場の有利不利はよくわからない、内が荒れていれば不利)。
3着☆タガノアビーは、最後方追走、4角最内、直線イン、これは前2週の武豊騎手がやった戦法。
藤岡佑介騎手にしては?思い切った騎乗だった。
父も母父もダート向きの血統なので、インの荒れた馬場も苦にしなかったか。
連闘後の中2週という過酷ローテも問題なかった。
フローラSでは3着タイセイプランセスの直線不利が目立ったが、5着だったこの馬も前が詰まっていた。
4着△パラディレーヌは、前寄りのイン追走、直線伸びたが、ややじり脚。
川田騎手が同期の丹内騎手のために譲ったらしい(真偽不明)。
強い馬だが、やや決め手に欠けるか。
5着△リンクスティップは、前走と違ってスタートには問題なく、後方寄りの追走。
3角から外を回ってやや位置を上げていった。
これがどうだったか?直線の伸びに影響したかも?
6着ウィルサヴァイブは、最低人気で大善戦。
1400m1600mを使っていた馬だが、気性面が成長してきたようだ。
1人気▲エンブロイダリーは、9着。
アルマヴェローチェの外の追走、直線伸びず。
距離が長いということだろうか。
オークスの距離適性は、終わってみなければわからない。
昔の話だが、ローブデコルテが勝つとは血統からは全く思えなかった。
そのローブデコルテは古馬になってからは1400m重賞を走っていた。
3歳春までは血統面で決めつけはできない。
近年ではマイラーとして活躍したナミュールが勝てはしなかったがオークス3着している。
が、今回のように結果が出てしまうと、血統通りだ、となってしまう。
一番の敗因は、掛かる気性だろう。
5人気エリカエクスプレスは、10着。
血統面は中長距離向き(父も母系も)だが、気性面が短距離向き。
◎としたレーゼドラマは、16着。
直線で加速する流れは不向き。大敗着順となったのはゴール前で不利受けたから(不利なくても11着くらい)。
陣営は逃げてもいいと言っていたが、2走前(レースラスト2F11.1-11.0)と同じような加速負け。
一定ペースで走らせるべき馬。
その意味では中山向きか。
過去10年は全て良馬場。
その穴馬に多いのは、
「1800m以上1着がある」
「その1着の自身上がりが34.9以上」(上がり速くない)
「450キロ台~470キロ台」
◎レーゼドラマ
姉4頭全てが2勝以上という優秀な母(米G1馬)。その内3頭が芝2000mやダ1800mを得意とする中距離型。
スタミナに不安がない。
2走前の上がりが速いレースで完敗。
なので高速馬場なら心配だが、幸いにも?夜にかなりの雨が降りそう。
それなら通用していい、と期待してみる。
前2走関東へ2回輸送していて、輸送の心配がない関西馬というのも安心材料。
○アルマヴェローチェ
▲エンブロイダリー
☆タガノアビー 連闘後の中2週という無茶なローテだが、そのタフさ魅力。
△リンクスティップ
△パラディレーヌ
△カムニャック
過去の穴馬に多いのは、
「2000m(以上)実績」
「内枠中枠」(12番以内)
◎タイトニット
前走は重賞初めての出走で2着。
本格化しつつあるのではないだろうか。
15番枠は一見痛いが、京都ダ1900mは最初の直線長いので、本来外枠はそれほど不利でないはず(と思いたい)。
○ブライアンセンス
▲ロードクロンヌ
☆レヴォントゥレット 前走案外も距離短縮で期待
△ジンセイ
△メイショウハリオ
△アウトレンジ
1着から4着まで、同タイムの接戦。
1着 ○アスコリピチェーノ(1人気)
2着 △クイーンズウォーク(4人気)
3着 シランケド(7人気)
勝ちタイムは、1:32.1(良)。上がり35.3。
雨の影響が残り、(超高速に比べれば)若干時計がかかる良馬場。
この馬場なら標準的だろう。
12.2-10.6-11.1-11.5-11.4-11.3-11.9-12.1
前半3F33.94F45.4
後半3F35.34F46.7
表面的にはハイペースだが、大逃げに近い逃げだったので、2番手以降はこれほど速くないペース。
2番手追走馬を先頭と仮定した場合のレース上がり3Fは「34.5」。
2番手以降は、ほぼ平均ペースだろう。
<各馬の自身前後半3F>
1着馬 36.0-33.3
2着馬 35.7-33.6
3着馬 35.9-33.2
4着馬 35.4-34.1
5着馬 33.9-35.4
逃げ馬以外は、末脚の切れ味勝負になっている。
このレースは、Bコースへの変更週で、例年は内先行有利になりやすい。
が今年は、開幕週から外差しが決まっていて、Bコース変更でも外差し有利のままだった(むしろより外有利になった、土曜雨で使った影響があったか)。
1着○アスコリピチェーノは、後ろから2番目の追走、直線向いて残り2F地点でもほぼ最後方、そこからの大外一気の伸びがすごかった。
今までにない前半の行きっぷりの悪さだったが、今までにない直線のすごい伸びだった。
2着△クイーンズウォークは、中団スタート、3角までに後方に下がる。
直線大外から伸びたが、わずかに及ばず。
距離を心配されて4人気にとどまったが、クイーンC1着があり問題なかった。
左回りの方が良さそう。
3着シランケドは、後方追走、直線向くときは最後方、直線は馬場の真ん中を狙うが、進路が開かない。
進路が開いてからは、すごい伸び。
2走前に上がり速い新潟で上がり33.0を記録しているが、東京で上がり33.2を記録できるほど成長している。
G1勝利を狙える所まで来ている。
デムーロ騎手はゲートの出遅れがこわい騎手だが(◎にしにくい)、この馬に関してはわりと普通に出る。
4着△アルジーヌは、中団追走、4角までに若干位置を上げていき、直線向いた後は3番手、最後まで伸びたが上位3頭にわずかに負けた。
5着アリスヴェリテは、引き離した逃げで見せ場十分。
もう少しでミナレットの再現だった。
2人気▲ボンドガールは、16着。
最後方追走、直線は最内、さっぱり伸びず。
ゲート出た時つまずいたし、道中は掛かっていた。
気性の難しい面が出てしまった。
3人気△ステレンボッシュは、8着。
中位のイン追走、直線はじりじりとした伸び。
距離が合わないのか?本調子に欠けるのか?ピークを越えてしまったのか?
◎としたサフィラは、13着。
能力が通用しなかった。
-10キロは想定外だったが・・
過去の穴馬に多いのは、
「好位中位」(後方でない)
「左回り実績」
「前走負け0.4差以内」
「前走自身上がり3位以下」(1位2位でない)
◎サフィラ
サラキアの半妹、サリオスの全妹という血統。
2歳時のアルテミスSでチェルヴィニアの2着。
阪神JFでは1番人気だった(4着)。
前走の馬体重は、アルテミスS・阪神JF時と比べて+22キロ。
馬体の成長でようやく本格化してきた。
このレース、前走1着馬の成績は良くないが、前走以上を期待してみる。
○アスコリピチェーノ
▲ボンドガール
☆ソーダズリング 前走6着も0.3差。転厩2走目、鞍上2走目
△ステレンボッシュ
△クイーンズウォーク
△アルジーヌ
今年は1週遅くなった。
過去の穴馬に多いのは、
「逃げ~中位」
「二ケタ馬番」(中枠~外枠)
「左回り実績」
◎ボーンディスウェイ
外枠から前の方に行って粘ることに期待したい。
5勝中4勝が2000m。
4走前のオクトーバーS(左回り2000m)のような競馬が理想。
○レガーロデルシエロ
▲ディマイザキッド
☆ショウナンアデイブ 6歳で充実、前走1着馬の次走はマイラーズC1着
△サブマリーナ
△サイルーン
△オールナット
大波乱。
1着 パンジャタワー(9人気)
2着 △マジックサンズ(3人気)
3着 チェルビアット(12人気)
勝ちタイムは、1:31.7(良)。上がり35.3。
土曜は稍重でレコードが出た高速馬場。
1分31秒台となったのは、過去10年で2021年シュネルマイスター1:31.6の年だけ。
過去10年で2番目に速い。
(なお、レースレコードは2010年ダノンシャンティ1:31.4)
12.3-10.4-10.7-11.2-11.8-11.9-11.6-11.8
前半3F33.4 4F44.6
後半3F35.3 4F47.1
逃げ馬不在でスローが予想されたが、意外にも超ハイペースになった。
これが、波乱の要因だろう。
1着3着が中団追走、2着が後方追走。
人気を裏切った1人気2人気馬は、前に行っていた。
逃げ馬不在で、これほどのハイペースになるとは、ほとんどの人が予想できないだろう。
1着パンジャタワーは、中位の外追走、直線は大外から伸びた。
東京の京王杯2歳Sを上がり1位で勝った馬だから、勝たれても不思議はないが・・
朝日杯12着の敗因がはっきりしなかった。
それで、距離が長いのでは?とみんなが思ってしまう。
終ってみれば、問題なかった。
1週前調教で、セイウンハーデスと併せて追走先着CW77.4-63.2-11.1というすごいタイムを計時している。
今年1回使って、その後間隔を取って十分に(距離対策の)調教する理想のローテに結果的になった。
昨年の10人気3着ロジリオンも、前走ファルコンS2人気、京王杯2歳S2着という似たローテと実績だった。
2着△マジックサンズは、後ろから2番手の追走、4角で最内回ることにより直線前半で早くも射程圏、最後まで伸び続けた。
さすが武豊騎手、難しい気性の馬をテン乗りで能力を発揮させた。
展開が向いたが、馬の方も初めてのマイルの忙しい競馬によく対応した。
個人的には、ダービーに出走して欲しかったが、皐月賞の1着2着馬が同じサンデーレーシングなので、ここ出走となったのだろう(ダービー出走できるかはボーダーラインだったし)。
3着チェルビアットは、中位のイン追走(外に1着馬)、直線前半は前が詰まり気味、最後までよく伸びた。
前走桜花賞はごちゃついた不利を受けていたが、前2走と違って中位追走できたのが良かった。
ショウナンパンドラの半妹で、一族にはステイゴールド(伯父)やレクレドール(伯母)などがいる良血。
晩成型が多い血統(上記一族3頭は3歳秋以降に本格化)。
秋は主役級になるかもしれない。
4着モンドデラモーレは、好位~中位の追走、直線伸びたが3着内3頭にわずか及ばなかった。
ハイペースで1着3着馬の追走位置が最適だったので、その少し前の追走の分の負けかもしれない。
5着△ランスオブカオスは、好スタートで最初はハナ、その後は4番手くらいの追走、最後はハイペース前追走の分の負けだろうか。
吉村誠之助騎手、勝ちに行く競馬で精一杯頑張ったと思う。
馬の方も、展開不利馬の中で一番粘っている。
6着サトノカルナバルは、中位の1着馬の直後の追走、直線はじりじりとしか伸びなかった。
遺伝子検査の通りの短距離向きなのか?
7着△マピュースは、1着馬の後ろの追走で、直線の伸びはじりじり。
桜花賞回顧でも書いたように、父産駒はダートの勝利数の方が多いし、母はダートで4勝。
高速馬場は向かないか。
それと、前2走とも目一杯走っているので、上昇度もなかった。
1人気○アドマイヤズームは、14着。
前に行けることが、今回は思わぬハイペースで裏目に出た。
朝日杯と真逆な流れだった。
それでもG1を勝つくらいの馬なら、もう少し粘って欲しかったが(5着くらいに)。
落鉄の影響なのだろうか?
2人気▲イミグラントソングは、11着。
この馬も前に行ったことで展開不利(でも強い馬なら5着くらいに粘って欲しかった)。
前走のように差す競馬の方が向いているのか。
◎としたアルテヴェローチェは、13着。
スローになった場合に届かずを心配していたら、ハイペースで直線伸びず。
高速競馬は不向きということだろうか。
過去の穴馬に多いのは、
「差し追込」
「前走2着~5着」
「前走ニュージーランドTまたはチャーチルダウンズC(旧アーリントン)」
◎アルテヴェローチェ
このレースは、なぜか前哨戦の1着馬より負けている馬の方が好走しやすい。
ということで、前走チャーチルダウンズCの2着3着馬を◎☆にします。
前走は、出遅れが痛かった、3~4角で外を回るロスもあった。
東京1600のサウジアラビアRCは強い勝ち方で、朝日杯は1人気だった。
その朝日杯はテンションが高かったのが敗因の一つで、当日輸送が無い東京の方が落ち着けるかもしれない?
佐々木大輔騎手と須貝厩舎は強い結びつきがあり、マジックサンズより先に今回の騎乗は決まっていたはず。佐々木騎手は全国7位。
○アドマイヤズーム
▲イミグラントソング
☆ミニトランザット 3年前18人気3着カワキタレブリーの杉山佳厩舎
△ランスオブカオス
△マジックサンズ
△マピュース
このレースは時期に変更が無い(ダービーまで中2週)。
過去の穴馬に多いのは、
「前走4着~6着くらい(2走前連対)」
「前走1着なら2000m以下」
「父キズナ」
◎コーチェラバレー
新馬の内容は、いい脚を長く使うタイプに見える。
前走は、キャリア1戦で、1着2着馬とはキャリアの差があった。
このレース、2年前の7人気3着馬、昨年の8人気1着馬と5人気2着馬、これ全てキズナ産駒。
今年もキズナ産駒の穴を期待したい。
○トッピボーン
▲エムズ
☆ロットブラータ 京都の方が粘り増す?
△キングスコール
△ネブラディスク
△デルアヴァー
例年より5週早くなった。
安田記念と宝塚記念(今年は安田の翌週)の前哨戦にする意図だろうか。
過去の穴馬に多いのは、
「重賞実績」
「東京実績」
「逃げ先行」
「関東馬」
◎セイウンハーデス
左回り重賞の新潟大賞典1着がある。それが不良馬場だったので道悪も大丈夫。
東京は、この時期のプリンシパルS1着がある。
長期休養明け後の前2走は坂路のみの調整。今回は1週前にCWで追えている。
本領発揮を期待したい。
○ドゥラドーレス
▲ダノンエアズロック
☆キョウエイブリッサ 勢いありG3なら。朝日杯4着ある。
△デビットバローズ
△シュトラウス
△コントラポスト
昨年菊花賞の2着・5着・4着馬の3頭での決着。
1着 ○ヘデントール(1人気)
2着 ビザンチンドリーム(6人気)
3着 △ショウナンラプンタ(4人気)
勝ちタイムは、3:14.0(良)。上がり35.7。
並の高速馬場。
昨年が 3:14.2。
それ以前の記録は馬場が改修されているので、単純比較できない。
(改修前よりややタフな馬場になっている印象)
13.0-11.4-12.0-12.2-12.1-12.0-12.3-12.9(1角)-12.5(2角)
-11.8-12.2-12.1-11.8-12.2-11.8-11.7
前半3F36.44F48.65F60.7
後半3F35.74F47.55F59.6
1角2角を除けば、最初から最後まで、ほぼ平均ペース。
長距離でありがちな中盤の緩みが無い。
速く逃げる馬はいないが、スローの瞬発力勝負を避けたい先行有力馬が緩みを作らなかった。
1着○ヘデントールは、中位のイン追走、3~4角で外へ、直線は良く伸び、2着馬に迫られても完勝。
馬も強いが、レーン騎手もスムーズなレースぶり。
2着ビザンチンドリームは、やや出遅れたこともあって最後方追走、3~4角でも圏外に下がった4頭以外では最後方、直線は良く伸びたが及ばなかった。
前走の海外1着は、この馬としては見たことがないスムーズなレースぶりだったが、個人的には半信半疑だった。
でも成長して強くなっているようだ(特に気性面)。
3着△ショウナンラプンタは、後方追走スタート、正面スタンド前で中位に上がる、3~4角で1着馬と並び、外から先に上がっていき、直線前半は先頭、最後は前2頭に伸び負けた。
前走は案外だったが、武豊騎手にとっては前走が試走だったのだろう。
G1では能力が少し足りない、または少し距離が長いか。
4着▲サンライズアースは、前半5番手追走、2角で早くも池添騎手の手が動き位置を上げようとする、向正面でムチ一発、3角でも手が動き先頭に立とうとするが立てず、直線は伸びずバテず。
気難しい面が出たようだ。
池添騎手によると、
「正面スタンドでハミが抜けてしまって、ずっと気合を入れながら促さないと止まってしまう感じでした」
5着◎マイネルエンペラーは、スタートで前に出していき、向正面からは先頭、直線は鈍ったが5着に残った。
個人的には楽しめる騎乗に満足。
G1で通用する能力が足りなかったが、力をつけている最中なので、来年は3着内あるかもしれない。
6着△ジャスティンパレスは、やや出遅れたこともあって最後方に近い後方追走。
向正面でまくり3角までに位置を上げた。
そのせいか、直線はあまり伸びなかった。
向正面のラップが、11.8-12.2-12.1。
ここが緩んでいればまくりは有効だが(12.8とか13.0とか)、緩んでおらず、ここで脚を使ってしまってはダメだった。
それと、末脚がキレない馬ならわかるが、この馬はメンバー中上位の末脚のキレを持つ馬だけに、もったいなかった。
ただ、近走それぞれ敗因はあっても、能力がピークアウトしている懸念は残ったままで、結論はまたも次走に。
5人気△ブローザホーンは、8着。
中位のイン、1着馬の後ろを追走、直線伸びず。
昨年2着 3:14.5 自身上がり34.6
今年8着 3:15.9 自身上がり37.0
この馬は、ピークアウトしてしまっているのか。
【追記】(7日)
右前脚の繋靱帯炎を発症していることが判明との事
過去の穴馬に多いのは、
「2200m~2500m重賞連対実績」
「先行好位」
「6歳以上」
「8番以内」
◎マイネルエンペラー
前の方に行って粘り込む。
ディープボンドに近いイメージ。
距離延長も、ユーバーレーベンの全弟という血統や掛からない気性から問題なさそう。
丹内騎手は、今年全国リーディング2位。
○ヘデントール
▲サンライズアース
☆シュヴァリエローズ 良馬場なら
△ジャスティンパレス
△ブローザホーン
△ショウナンラプンタ
昨年から東京ダービー(大井6月)の前哨戦という位置づけになった。
昨年の12人気4着馬は、
「京都ダ1800m1着あり(新馬)」
「前走OP特別5着」
「2走前1勝クラス上がり1位(2着)」
「芝に出走あり」
◎ヒルノハンブルク
坂井騎手が新馬からずっと乗っているというのは期待の表れか?
この馬の記事を検索してみると、武英師が「ふざけている感じで直線しか走っていない」「まだ底が見えていない」と期待が大きそう。
今回は初ブリンカーの効果があるかもしれない。
この馬の母は、芝で3勝(2200m2勝、2400m1勝)。
1900mや時計が速い重ダートは合いそうに思える。
○クレーキング
▲メイショウズイウン
☆ベルベルコンパス 前走3人気、今回初ブリンカー
△カナルビーグル
△テスティモーネ
△ヴィリアリート
例年より2週早くなった。
安田記念まで中2週が中4週になった。
だが、頭数は揃わず、12頭と少なめ。
過去の穴馬に多いのは、
「東京実績」「左回り実績」
「1400m実績」(特に東京1400)
◎カンチェンジュンガ
2走前の末脚再現に期待したい。
その2走前は外差し向きの馬場に恵まれたのは確かだが、それにしても見事な末脚だった。
高速馬場なら無理かもしれないが、雨が降ったのは好材料。
2走前は16番枠だったし、大外枠も外差しなら好枠。
ただ、もし内から乾く馬場になると・・・
○ママコチャ
▲レッドモンレーヴ
☆スズハローム 昨年3着
△ロジリオン
△トウシンマカオ
△シャドウフューリー