栗東滞在で調整した関東馬のワンツー。
1着 ○イクイノックス(1人気)
2着 スルーセブンシーズ(10人気)
3着 ▲ジャスティンパレス(2人気)
勝ちタイムは、2:11.2(良)。上がり35.5。
この時期の阪神としては標準的なタイムの良馬場。
前2年は京都改修の影響で開催2週目だったが、今年は3年前までに戻り開催4週目。
そのわりには土曜日曜と内先行有利馬場だったが、最後の宝塚記念で外差し決着となった。
12.4-10.5-11.1-12.6-12.3-12.4-12.5-11.9-11.7-12.0-11.8
前半3F34.04F46.65F58.9
後半3F35.54F47.45F59.9
最初の3F(直線部分)は速かったが、中盤は落ちついた。
ラスト4Fのラップを見ると、全体的には、ほぼ平均ペースで速め程度。
それでも、9着までが差し馬ばかりで、10着以下は先行馬ばかりが並んでいる。
数字以上にタフな流れ・タフな馬場だったのだろうか。
1着○イクイノックスは、後ろ追走から3~4角外をまわり、直線も一番外から差す、ロスはあるが不利を受けない安全策でねじ伏せた。
前走は逃げで、どんな競馬でもできる。
唯一の不安だった関西への長距離輸送を避けて、栗東滞在の調整にした策もうまくいった。
2着スルーセブンシーズは、直線前半で前がふさがり進路を変更したロスがなければ、もっと際どい1着争いになっていただろう。
凱旋門賞と愛チャンピオンSに登録している馬。
でも本当にそれほどの能力があるのか?と疑っていたら、本当に強かった。本格化した。
関係者は能力をよくわかっているんですね。
阪神での秋華賞とマーメイドSでは大敗していた馬。
それは長距離輸送(もしくは阪神競馬場出張馬房の道路沿い騒音)が影響していたかもしれず、栗東滞在の調整がうまくいった。
3着▲ジャスティンパレスは、3~4角の反応が悪く、直線向くとムチを落とした、その後は最後までじりじりと伸び続けた。
現状の能力は発揮できたか。
4着△ジェラルディーナは、残り4F手前から進出。
スローではないのでこれが良かったのか悪かったのかわからないが、勝つためには一つの策。
2着狙いの仕掛けなら2着あったかもしれない。
5着△ディープボンドは、前半3Fが速く前に行けず7番手追走になってしまうと、伸びずバテずの結果となってしまう。
2.3番手から早めスパートの競馬をしたいが、この距離では難しい。
今回の自身上がり35.5は、過去のG1で2着4回の時の自身上がりより速い。(今回の追走位置なら、もっと上がりがかかる流れの方が良かった)
6着プラダリアは、16人気で善戦。
G1を狙うなら宝塚記念が最適ではないだろうか。
成長あれば来年期待したい。
7着ボッケリーニは、内枠が裏目に出た。
3~4角最内で位置が下がってしまい、直線も一瞬前が詰まった。
8着ヴェラアズールは、展開向いたはずだが、直線長いコース向きなのか、スロー向きなのか、復調途上なのか、よくわからない馬。
4人気△アスクビクターモアは、11着。
土日馬場が前残り傾向、調教だけなら好調そう、ということで4人気になったのだろうが、サッパリ。
今回も展開不利だが、それ以前に何かおかしくなっている。
単勝は8人気だが連の人気は6人気のダノンザキッドは、12着。
初めて阪神で大敗した。
距離不安がある馬にとっては、この流れはきつかったか。
◎としたドゥラエレーデは、10着。
思ったより掛かってしまった。
展開不利でも落ち着いて先行できれば、もっと見せ場があったかもしれない。
この馬も凱旋門賞に登録していて、期待は大きそうな馬。
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