2019年6月23日日曜日

宝塚記念[回顧]

思いがけない強い勝ち方。

1着 △リスグラシュー(3人気)
2着 ○キセキ(1人気)  <3馬身>
3着  スワーヴリチャード(6人気) <2馬身>

勝ちタイムは、2:10.8(良)。上がり35.3。

今年は宝塚記念としては速めの馬場。
過去10年では2番目に速いタイム。
それでも、騎手コメントでは馬場が緩いという。

1着との差は、2着との差が0.5秒、3着との差が0.8秒、5着との差が1.3秒。
道悪のような大きな着差のつきかた。

12.6-11.4-11.5-12.4-12.1-11.9-12.0-11.6-11.5-11.4-12.4
前半3F35.54F47.95F60.0 後半5F58.94F46.93F35.3

阪神2200の3F目と4F目の11.5-12.4の変化は気にしてはダメだというのが、Mahmoud氏の過去の指摘にある。
(阪神2200の前半3F地点の計測は怪しいらしい)(11.7-12.2くらいに思っておきます)
緩みはないが、スローバランス。

1着△リスグラシューは、まさかの2番手追走からの上がり1位(2位より0.5秒速い)。
思いがけない強い勝ち方。
(父ハーツクライが先行でディープを負かした有馬記念を思い出す)
本格化した、ということなのだろう。

個人的には、日本のG1で最も凱旋門賞に適性が近いのは宝塚記念ではないか、と思っているのです。
(2010年ナカヤマフェスタ、宝塚記念1着→フォワ賞2着→凱旋門賞2着)
リスグラシューの血統表は、サンデー以外は欧州血統ばかりだ。
こういう馬が凱旋門賞に出走して欲しいと個人的には思う。
(今さらこんなことを言っても仕方ないですけど)

2着○キセキは、相手が強かった(ジャパンCもそうだった)。
ただ、前半の行きっぷりが悪くなっている。

3着スワーヴリチャードは、好走なのか、力を出し切れていないのか。
個人的には、右回りだとやや落ちると思うのですが・・

4着△アルアインは、距離なのか?底力に欠けるのか?

5着▲レイデオロは、力を出せていない。
一時的な不調なのかどうか。
「天栄・ルメール」の使い分けがこういう結果では・・・

4人気△エタリオウは、さっぱりで9着。
個人的には、この馬はスロー瞬発力型なのではと思っている。
(脚をためて直線一気が合う馬では?)
今回は状態面かもしれないが、宝塚記念は合わないのでは?

◎としたマカヒキは11着。
最後方から全く伸びず。
状態よさそうな情報だったのに、走れる状態(気分?)になかったのか?
(【追記】札幌記念以降、一度も休養がなく、今回が一番間隔が開いていて在厩調整だった)


このレースは、「適性」と「状態」の各馬の差が大きいですね。
牝馬は、この季節、状態面で有利なんでしょう。


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