思わぬ大波乱。
1~4人気馬が総崩れ。
1着と5着の着差が、0.1秒差しかない。
大混戦で、ちょっとしたことが明暗を分けたか。
それは、重馬場と内外有利差と枠順。
1着 ナランフレグ(8人気)
2着 △ロータスランド(5人気)
3着 キルロード(17人気)
勝ちタイムは、1:08.3(重)。上がり34.9。
重馬場で時計がかかった。
といっても、良馬場+1.0秒程度の重馬場。
おそらく、内がよく乾いていたのだろう(内有利馬場)。
12.1-10.3-11.0-11.0-11.5-12.4
前半3F33.4 後半3F34.9
ハイペースだが、G1なら速すぎるペースでもない。
この程度なら、展開面での有利不利はあまりない。
(1着馬は追込、3着馬は先行)
結果を大きく左右したのは、重馬場と内外有利差だろう(外差し無理)。
1着ナランフレグは、後方の内追走、直線も内から差した。
左回り・重馬場・内枠など全てがうまくはまった。
丸田騎手は、穴騎手というイメージだったが、見事な騎乗のG1初制覇。
2着△ロータスランドは、中位前寄りの追走、追い出されて反応はあまりよく見えなかったが、最後まで伸びてきた。
初の1200mだったが、このレースは1400m以上実績が生きるレースなのだろう。
3着キルロードは、3番手追走、バテず伸び続けた。
まるでレシステンシアのようなレースぶり。
福島テレビOP完勝の内容からは、重賞でもやれそうだが、いきなりG1で好走とはビックリ。
前走は4ヶ月半ぶりが影響したのだろうか。
4着トゥラヴェスーラは、鮫島克駿騎手が最高にうまく乗ったが、最後に鼻出血。
13番枠でありながら、後方の内にもぐりこみ、4角最内をすくい、ゴール前伸びが鈍ったのは鼻出血のせいか?
もしそうなら鼻出血なければ勝っていたかもしれない。
5着△メイケイエールは、17番枠から終始外をまわっての外差し。
5着以内馬で最も強い競馬をしている。不運だった。
1人気○レシステンシアは、6着。
逃げることになったが、3番手追走のキルロードが3着に粘っているので、ペースが速過ぎたとは思えない。
馬体重+18キロは、香港で減った分を差し引けば、+10キロ程度。
よくわからない完敗。
単騎逃げではなく、ジャンダルムに並びかけられる逃げだったのが影響したのか?
3人気▲グレナディアガーズは、12着。
内有利馬場で大外枠では無理だが、それにしても直線後半はさっぱり伸びず。
4人気△サリオスは、15着。
成長が無いのか、距離が不向きなのか。
個人的には、1600m~2000mのレースを使って欲しいですが・・・
◎としたシャインガーネットは、7着。
直線は前がごちゃごちゃした所に入ってしまい、まともに追えなかった。
内枠の差し馬狙いで、3番を◎、4番を☆としましたが、正解は2番だったという結末・・・
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