ソウルラッシュが6歳秋になって初G1制覇(7回目のG1挑戦)。
1着 △ソウルラッシュ(4人気)
2着 ◎エルトンバローズ(7人気)
3着 ウインマーベル(10人気)
勝ちタイムは、1:32.0(良)。上がり34.5。
並の高速馬場(内が荒れているが)。
1:32.0は、過去10年で2番目に速いタイム。
(昨年1:32.5)
12.2-10.6-11.0-11.9-11.8-11.6-11.4-11.5
前半3F33.84F45.7
後半3F34.54F46.3
前半3Fは速いが、全体的には、ほぼ平均ペース。
上がりは速くも遅くもない。
1着△ソウルラッシュは、最初は置かれ気味で後方寄り、徐々に差を詰めていって、3~4角では中団に、直線はよく伸びた。
昨年は5歳秋になって初めてG1で連対、今年はG1完勝、遅咲きの馬。
団野騎手は、決勝線手前で5完歩ほど適切な騎乗姿勢をとらずに入線し、過怠金5万円。
2着◎エルトンバローズは、中位の外追走、直線はじわじわ伸び続けた。
個人的な希望は、4角先頭に並びかけるくらいの積極的な競馬を希望したのですが、こういう競馬ができるのなら中位追走もいいのかもしれない。
内の馬場が悪いので、外枠も向いた。
昨年は4着だが1着と0.2差、今年は2着だが0.4差。
昨年より走ったというより、今年は上位人気馬が多くコケて着順が繰り上がったという面もあるかも。
3着ウインマーベルは、好スタートから好位追走、直線前半に先頭に立ち、よく粘った。
今まで1600mに出走したことが無いが、1600mでもG3くらいなら勝てそうなくらい。
この2着3着馬は、調教が良かった馬。
休養明けの前走を使ってさらに上昇していた。
4着▲ブレイディヴェーグは、中位のイン追走、直線はそれほどキレなかった。
(エルトンバローズとほぼ同じ自身上がり)
1600mだとスピード不足なのだろうか。
それにしても昨年エリ女を勝った馬が今年マイルとは事情があるのだろうが・・・
5着△チャリンは、スタート悪く後方追走、直線はよく伸びて上がり2位(ソウルラッシュと同じ上がり)。
スタートが全てという負け方。
これは欧州とは競馬の質が違うからだろう。
欧州は、これほど前半が速くないのだろう。
自身上がりはソウルラッシュと同じで、2着と同タイム入線なのだから、日本の馬場には対応できていた。
6着セリフォスは、スタート後はほぼ最後方、3角手前から内から位置を上げていき(掛かった?)、中位に上がる、直線は伸びきれず。
乗り難しい馬だが、ピークを過ぎてしまったのだろうか。
7着タイムトゥヘヴンは、最後方から上がり1位。
5人気△ジュンブロッサムは、10着。
大きな出遅れの時点で終わってしまった。直線も伸びない内を突かざるをえなかった。
とりあえずは、G1初出走の壁か。
それと2着3着馬に比べ、前走からの状態面の上積みもなかったかもしれない。
2人気○ナミュールは、昨年の追込競馬とは全く違い、中位スタートで3角手前から押し上げるくらいの積極策。
直線半ばで追うのをやめた。
個人的には、こういう競馬はナミュールに全く合わないと思うが・・・(脚をためてのキレが長所)
+14キロの仕上げの方は、中2週で香港という大目標(賞金が高い)があるから、ややこしい。
馬連の配当30倍(前日41倍)にはガッカリ。
相手1人気ブレイディヴェーグなら50倍(前日54倍)、相手2人気ナミュールなら47倍(前日60倍)なのに・・・