2024年11月18日月曜日

マイルCS 2024 <回顧>

 ソウルラッシュが6歳秋になって初G1制覇(7回目のG1挑戦)。


1着 △ソウルラッシュ(4人気)

2着 ◎エルトンバローズ(7人気)

3着  ウインマーベル(10人気)


勝ちタイムは、1:32.0(良)。上がり34.5。


並の高速馬場(内が荒れているが)。

1:32.0は、過去10年で2番目に速いタイム。

(昨年1:32.5)


12.2-10.6-11.0-11.9-11.8-11.6-11.4-11.5

前半3F33.84F45.7

後半3F34.54F46.3


前半3Fは速いが、全体的には、ほぼ平均ペース。

上がりは速くも遅くもない。


1着△ソウルラッシュは、最初は置かれ気味で後方寄り、徐々に差を詰めていって、3~4角では中団に、直線はよく伸びた。

昨年は5歳秋になって初めてG1で連対、今年はG1完勝、遅咲きの馬。

団野騎手は、決勝線手前で5完歩ほど適切な騎乗姿勢をとらずに入線し、過怠金5万円。


2着◎エルトンバローズは、中位の外追走、直線はじわじわ伸び続けた。

個人的な希望は、4角先頭に並びかけるくらいの積極的な競馬を希望したのですが、こういう競馬ができるのなら中位追走もいいのかもしれない。

内の馬場が悪いので、外枠も向いた。

昨年は4着だが1着と0.2差、今年は2着だが0.4差。

昨年より走ったというより、今年は上位人気馬が多くコケて着順が繰り上がったという面もあるかも。


3着ウインマーベルは、好スタートから好位追走、直線前半に先頭に立ち、よく粘った。

今まで1600mに出走したことが無いが、1600mでもG3くらいなら勝てそうなくらい。


この2着3着馬は、調教が良かった馬。

休養明けの前走を使ってさらに上昇していた。


4着▲ブレイディヴェーグは、中位のイン追走、直線はそれほどキレなかった。

(エルトンバローズとほぼ同じ自身上がり)

1600mだとスピード不足なのだろうか。

それにしても昨年エリ女を勝った馬が今年マイルとは事情があるのだろうが・・・


5着△チャリンは、スタート悪く後方追走、直線はよく伸びて上がり2位(ソウルラッシュと同じ上がり)。

スタートが全てという負け方。

これは欧州とは競馬の質が違うからだろう。

欧州は、これほど前半が速くないのだろう。

自身上がりはソウルラッシュと同じで、2着と同タイム入線なのだから、日本の馬場には対応できていた。


6着セリフォスは、スタート後はほぼ最後方、3角手前から内から位置を上げていき(掛かった?)、中位に上がる、直線は伸びきれず。

乗り難しい馬だが、ピークを過ぎてしまったのだろうか。


7着タイムトゥヘヴンは、最後方から上がり1位。


5人気△ジュンブロッサムは、10着。

大きな出遅れの時点で終わってしまった。直線も伸びない内を突かざるをえなかった。

とりあえずは、G1初出走の壁か。

それと2着3着馬に比べ、前走からの状態面の上積みもなかったかもしれない。


2人気○ナミュールは、昨年の追込競馬とは全く違い、中位スタートで3角手前から押し上げるくらいの積極策。

直線半ばで追うのをやめた。

個人的には、こういう競馬はナミュールに全く合わないと思うが・・・(脚をためてのキレが長所)

+14キロの仕上げの方は、中2週で香港という大目標(賞金が高い)があるから、ややこしい。



馬連の配当30倍(前日41倍)にはガッカリ。

相手1人気ブレイディヴェーグなら50倍(前日54倍)、相手2人気ナミュールなら47倍(前日60倍)なのに・・・



2024年11月17日日曜日

マイルCS 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「右回り重賞実績」

「前走毎日王冠または富士S(で4人気以内)」

「一ケタ人気」(5人気~9人気)


エルトンバローズ

昨年4着。

今年も4着かもしれないが、なんとか頑張って欲しい。

大外枠は、この馬にとってはむしろいいかもしれない。

キレる脚がないので、途中で位置を上げていった方がいいので、外枠の方がそういう競馬をしやすい。


○ナミュール

▲ブレイディヴェーグ

レイベリング  朝日杯3着馬がここで本格化?

△チャリン

△ソウルラッシュ

△ジュンブロッサム



2024年11月16日土曜日

東スポ杯2歳S 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「関東馬」

「4番以内」


プレシャスデイ

人気にならない要素が揃っている。

・3戦目の未勝利勝ち

・父も母もダート血統(母の兄にヴァーミリアンなど)

・調教走らない(遅れ)

・地味厩舎(119位)

これだけ揃うと◎にしたくなくなるが、前走は弱い内容ではない。

ラスト2F11.1-11.1の流れで、2着を0.4突き放したのだから。

ダート血統とは思えない末脚がある。


○クロワデュノール

▲レッドキングリー

ニシノイストワール  逃げ粘り注

△サトノシャイニング

△ファイアンクランツ

△デルアヴァー



2024年11月11日月曜日

エリザベス女王杯 2024 <回顧>

 レース前は、レースレベルの心配をしましたが、2年前秋華賞1着馬が勝ち、タイムも京都では過去最速。


1着 △スタニングローズ(3人気)

2着  ラヴェル(12人気)

3着 ▲ホールネス(2人気)


勝ちタイムは、2:11.1(良)。上がり34.4。


馬場は良く高速馬場。

過去10年で2番目に速いタイム。

過去最速は4年前の阪神で、京都に限ればエリ女過去最速


12.5-10.6-12.1-12.2-12.2-12.5-12.6-12.0-11.7-11.1-11.6


前半3F35.24F47.45F59.6

後半3F34.44F46.45F59.0


平均スロー気味から、直線加速し決め脚勝負。


1着△スタニングローズは、好スタートから好位追走、直線早くから先頭、危なげなく押し切り完勝。

オークス2着・秋華賞1着の実績馬が復活した。

クリスチャン・デムーロ騎手もこの日絶好調だった(4勝2着4回)


2着ラヴェルは、中位の外追走、直線外からよく伸びた。

折り合いが最大課題の馬で、折り合いつくとオークス10人気4着(2着と0.1差)のように好走できる。

それと、馬体重-6キロでも、2走前よりは10キロ増で、カイ食いが良くなったのだろう。

今回の「折り合い」と「馬体重」が今後も続けば、安定した活躍が期待できる。

それとも、今後もムラ駆けが続くのだろうか。


3着▲ホールネスは、好位のイン追走、直線は伸び負けた。

1着2着馬とは決め手の差だろう。

それでもキャリア6戦で重賞未勝利で初G1でこの結果、素質が高い。


4着△シンリョクカは、先行策で粘り込む。

決め手不足を補う先行で、精一杯力を出しきった。


5着○レガレイラは、今までになくスタートがうまくいき、中位追走、直線狭い所を無理に入り左右馬と接触(過怠金5万円)、その後はそれなりに伸びた。

今までは後方から上がり1位ばかりだったが、今回は中位追走で接触あったとはいえそれほどのキレは見られず。

接触なくても2着だっただろう。


6着◎ライラックは、中位やや後方寄り追走、上がり1位(昨年も上がり1位)。

3着4着5着馬と同タイム入線で、3年連続で好走した。

よほどこのレースが合うのだろう。

昨年よりメンバーレベルが下かと思って◎にしましたが、昨年(4着)とレースレベルは変わらなかった。


7着サリエラは、後方からの上がり1位タイ。

昨年も上がり1位で6着(昨年マーカンド・今年ムーア)。


4人気△シンティレーションは、10着。

中位追走、直線はレガレイラにぶつけられたが、ゴール前で伸びが止まった。

距離が長い印象(接触の影響かもしれないが)。



2024年11月10日日曜日

福島記念 2024【予想】

 ローカルハンデG3のわりには、近年の穴馬は少なめ。

過去の穴馬に多いのは、

「福島・中山・阪神内・小倉・札幌函館実績」(右回り小回り)

「前走重賞なら6着以下」「前走重賞以外なら好走」

「一ケタ馬番」


ウインシュクラン

福島3勝、残る1勝小倉で、右回り小回り巧者。

粘り込みに期待したい。


○ドクタードリトル

▲フライライクバード

クリノプレミアム  福島牝馬S昨年3着2年前2着

△シリウスコルト

△ギャラクシーナイト

△ダンディズム



エリザベス女王杯 2024【予想】

 昨年1着ブレイディヴェーグは、マイルCSに出走だという。

過去の穴馬に多いのは、

「2000m以上実績」

「前走府中牝馬S」


ライラック

2年前2着・昨年4着。

一番向いているレースで、今年も好走を期待したい。

最近4走連続二ケタ着順は心配だが・・・

石川騎手に関しては、所属厩舎なので、調教はいつも乗っていて心配はないだろう。


○レガレイラ

▲ホールネス

ルージュリナージュ  末脚ハマれば

△スタニングローズ

△シンリョクカ

△シンティレーション



2024年11月9日土曜日

デイリー杯2歳S 2024【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走1800m1400m」

「キャリア1戦ではない」

「前走(2走前)逃げ先行好位」(今回差しでも)


ローレルオーブ

7頭立てなので、穴党としてはどうしようもない。

前走重賞9着で、あまり◎にしたくないが、仕方がない。

強いと思える馬がいないメンバー。

この馬でも十分チャンスがあるかもしれない。


○ランフォーヴァウ

▲ダイシンラー

△ドラゴンブースト

△ロヴィーサ

(☆印は該当馬なし)