2025年10月27日月曜日

菊花賞 2025 <回顧>


 ルメール騎手、3年連続の菊花賞勝利。


1着 ○エネルジコ(1人気)

2着 ▲エリキング(2人気)

3着  エキサイトバイオ(13人気)


勝ちタイムは、3:04.0(稍重)。上がり35.3。


昨年が、3:04.1(良)(5Rから良に回復)。

昨年と変わらないタイム。

思ったより馬場は悪くなかった。


13.1-11.6-11.7-12.8-11.6(前半5F60.8)

-12.7-13.2-12.9-12.8-12.2(中盤5F63.8)

-12.0-12.1-11.9-11.5-11.9(後半5F59.4)


前半3F36.44F49.25F60.8

後半3F35.34F47.45F59.4


菊花賞らしく、中盤が緩んで、向正面半ばあたりからややペースアップする流れ。

逃げ候補だった武豊マイユニバースは、出遅れもあって最後方スタートとなった。


1着○エネルジコは、後方スタート、向正面からじわじわと位置を上げていき、4角では好位。

直線は良く伸びて、2馬身差完勝。

ルメール騎手、昨年と同じで、後方スタートからいつのまにか4角で先頭と差がないという、さすがの騎乗。

馬の方は、青葉賞を勝ってもダービーを自重したという体質面の弱みはあっても、ダービー回避が吉と出た。


2着▲エリキングは、後方スタート、4角で1着馬の後ろにつけたが、直線前半の加速力の違いで引き離された。

でも最後まで伸び続けて2着確保。


3着エキサイトバイオは、前半4.5番手追走、3角で先頭に並びかけ、直線も粘りきった。

スタミナを生かす先行馬のような内容で、個人的には想定外の内容。

前走ラジオNIKKEI賞1着で、長距離向きとは思えなかった。

血統的には狙えるが・・・

レイデオロ産駒は、昨年3着アドマイヤテラや阪神大賞典1着サンライズアースのようにスタミナ豊富の馬が多い。

母アニメイトバイオは、秋華賞2着馬。

でも血統的に長距離向きの馬は、他にも多数いる今年のメンバーだったし・・・

一番注目すべきだったのは、重賞1着馬なのに人気薄、ということだったか。


それと、6月以来の4か月ぶりというのも、個人的には狙いづらかった。

古くから競馬をやっている私としては、菊花賞で4か月ぶりというのは不利では?と思ってしまう。

しかし、近年は外厩施設が充実していて、休養明けでも問題ないことが多い。

むしろ、前哨戦を使って下降することもよくある。

賞金不足の期待馬は、夏のローカルを使って1着になると、前哨戦の重賞には使わないことも多い。

時代が変わっている。古い頭を切り替えなければいけない(反省)。

特にノーザンファームは久々に強く、この馬もノーザンファームだった(4着内全てノーザンファーム)。


4着△ゲルチュタールは、中位追走、直線前半は2着馬と並んでいたが、最後はやや伸び負けた。

3角付近での反応が良くなく、位置がやや下がってしまった。3着とハナ差。


5着レッドバンデは、大外枠から6番手付近の追走、直線もじりじり伸びた。

決め手に欠けるが、佐々木騎手、能力を発揮させたと思う。


6着ミラージュナイトは、最後方追走、3角でも最後方、そこから外回って上がっていくが、上がり2位で及ばず。


8着ジョバンニは、イン追走のせいで、昨年のダノンデサイルのように自然に後方まで位置が下がってしまった(外の馬が上がっていくことによって)。

ただ距離は気性面で向かなさそうにも思う。


3人気△ショウヘイは、14着。

折り合いが難しそうで、距離が長いようだ。


4人気△マイユニバースは、13着。

出遅れで、自分の競馬ができなかった。

この馬や、他に長距離向きで穴に期待された馬で、重賞経験の無い馬は全滅した(全6着以下)。

例年も、重賞経験のない長距離向きと思われる馬は、穴人気を裏切りやすい。


◎としたヤマニンブークリエは、16着。

ずっと掛かり気味の先行で、最後は追うのをやめる。

気性面で長距離向きでなかった。



2025年10月26日日曜日

菊花賞 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「2走前ダービー、一ケタ着順または一ケタ人気」

「前走2勝クラス特別1着」(特に2200m特別)(特に重賞経験あり)

「好位~中位」(逃げ先行や追込でない)(前半後方なら向正進出)


ヤマニンブークリエ

青葉賞で8着完敗していた馬が、前走セントライト記念では2着という成長力に期待。

母は2200m1着があるスタミナ十分な母系。

距離は向くはずで、あとは道悪になればさらにいい。

鞍上も頼りになるベテラン。向正面で外の馬が動いていく流れで内で前が詰まって後退した昨年(ダノンデサイル1人気6着)の雪辱を果たして欲しい。


○エネルジコ

▲エリキング

アマキヒ  阿賀野川特別1着は菊好相性

△ショウヘイ

△ゲルチュタール

△マイユニバース



2025年10月24日金曜日

アルテミスS 2025【予想】

 昨年は、カムニャックが1人気6着だった(1着はブラウンラチェット)。

過去の穴馬に多いのは、

「1600mまたは1800mの1着がある」

「前走未勝利を差しで1着」(上がり1位)


バースデイフライト

前走は、左回り1600mで1着。

出遅れて後方スタート、3角までに3番手に押し上げた。

じりじりと伸び続けるタイプで、地味な印象。

3か月ぶりで、仕上がりが不安だが、一方では休養でさらに良くなっている可能性もある。


○マルガ

▲フィロステファニ

レディーゴール  2走前完敗も1着馬はアイビーS1着

△タイセイボーグ

△ルーチェフィオーレ

△ハッピーエンジェル



2025年10月20日月曜日

秋華賞 2025 <回顧>

 

1着は、桜花賞馬エンブロイダリー。

オークス馬は思わぬ大敗。


2着は、桜花賞1人気馬

3着は、オークス4着馬

これで、連の種類の払戻金は高配当となっている。

新興勢力は通用しなかった。


1着 ▲エンブロイダリー(2人気)

2着  エリカエクスプレス(5人気)複勝9人気

3着  パラディレーヌ(6人気)複勝8人気


勝ちタイムは、1:58.3(良)。上がり35.3。


先週ほどの高速馬場ではなかった。

昨年は、1:57.1。

今までは京都2週目だったが、今年は京都3週目の影響もあったかもしれない。


12.5-11.1-12.0-12.1-11.7-11.9-11.7-11.7-11.6-12.0

前半3F35.64F47.75F59.4

後半3F35.34F47.05F58.9


武豊騎手が逃げると、一定の(道中の変動が少ない)ペースになる。

今回も淡々とした平均ペース。


エンブロイダリーが向正面に入ると上がっていったが、11.7のあたりで(残り6F)、特に緩んでいる所ではない。


1着▲エンブロイダリーは、中団スタートだったが、向正面前半で上がっていき、先頭に並びかける。

その後は2番手追走となり、直線前半では並びかけることできなかったが、最後に差しきった。

結果的には、向正面前半進出がうまくいき、勝つことができた。

中団追走のままだと、かわせなかった可能性がある。

ルメール騎手は、エリカエクスプレスを十分に警戒していたのだろうか。


2着エリカエクスプレスは、自然にハナに立っての逃げ粘り。

武豊騎手、スプリンターズS2着と同様、見事な逃げ。

桜花賞5着の前半3F34,5、オークス10着前半3F34.8

今回の前半3F35.6

落ち着いたスタートが出来たのが良かった(馬も騎手も)。

マイラーのイメージがあるが、血統は父・母系ともに中長距離向き(気性が短距離向き)。

前走は11着だったが自身上がりは34.1で、今回のように平均的に走る方がいいのだろう。

(私は狙う気になれませんでした。反省)


3着パラディレーヌは、大外枠、スタートは悪くなかったが、掛かったのをおさえることもあって、1~2角は最後方。

直線は、外からよく伸びて上がり1位。

力はあるが乗り難しい馬で、いつも少し足りない結果になってしまう。


4着△ジョスランは、最初は好位のイン、徐々に位置が下がっていき、3角では後方寄りに。

直線はインの窮屈な中から伸びてきた。


5着△セナスタイルは、後方のイン追走、4角で外に出し伸びた。

3人気には驚いたが、キャリア4戦目でG1なら上々な結果。


6着ビップデイジーは、勝ちに行く競馬で、直線前半は3着内あるかという伸びだったが、最後は伸びが鈍った。


1人気○カムニャックは、16着。

ゲート入り前から精神面が不安で、ゲート内で立ち上がって着地したところでゲートが開きスタート。

スタート後も掛かっていて、4角で手応えが悪くなり、直線はサッパリ伸びず。

どうしたのだろう?

馬は生き物、ということか。


◎としたダノンフェアレディは、15着。

絶好位のイン追走に見えたが、直線後退。

-12キロが影響したのだろうか?

距離が長いのか?

今まで全て2か月以上の間隔だったのも影響したのか?


△テレサも14着大敗。

前走で権利を取った馬たちが、前走以上の競馬をすることが出来ず。

一方、2着3着の両馬は、賞金が足りていて、前走を叩き台とした馬。

という結果になった。



2025年10月19日日曜日

秋華賞 2025【予想】

 過去10年の穴馬は少ない。

穴馬に多いのは、

「前走3角4番手以下」「前走上がり1位2位」

「3枠~7枠」


ダノンフェアレディ

昨年6月新馬が438キロ、今年2月が450キロ、前走が482キロ。

この成長力を買いたい。

前走は、直線スムーズでなかったし、ラスト2F11.1-11.2の流れが合わなかったかもしれない。

平均的な流れの方が良さそう。

エルフィンSで単勝1.9倍だった素質期待馬の開花を期待したい。


○カムニャック

▲エンブロイダリー

インヴォーグ  前走先行して上がり1位、母は桜3着馬

△セナスタイル

△テレサ

△ジョスラン



2025年10月17日金曜日

富士S 2025【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」

「差し馬」


キープカルム

2走前、直線で狭い所から抜けて伸びた脚は、ここでも好勝負できそうに思える。

東京は初めてだが、コースが向く方に賭けてみたい。

この馬はカムニャックの半兄で、こちらはマイラーとして一流馬になる可能性はある?


○ジャンタルマンタル

▲マジックサンズ

ジュンブロッサム  昨年1着

△ソウルラッシュ

△ガイアフォース

△ウォーターリヒト



2025年10月13日月曜日

スワンS 2025【予想】

 今までは京都4週目だったが、今年は京都2週目になった。

過去の穴馬に多いのは、

「重賞実績」(特に1400m重賞・3歳春時の1600m重賞)  

「1400m3勝以上(重賞実績ない場合)」


ソーダズリング

1400m重賞実績がある馬で人気薄の馬は結構いる混戦メンバー。

その中で、内枠の馬から◎と☆を選んでみた。

昨年の1400m京都牝馬Sでナムラクレアを負かして1着。

今年は阪急杯(京都)で3着。

京都1400なら期待できそう。


○ランスオブカオス

▲アドマイヤズーム

ワイドラトゥール  1400重賞1着、京都1400m2勝

△ワールズエンド

△ウインマーベル

△オフトレイル



2025年10月11日土曜日

アイルランドトロフィー 2025【予想】

 マーメイドSが府中牝馬Sとなり、アイルランドT府中牝馬Sがアイルランドトロフィーとなった。

過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」

「1800m実績」

「差し馬」

「偶数馬番」


アンゴラブラック

重賞出走は初めてで、1800mは1勝だけ。

常識的には狙いづらい。

好位追走から少しだけ勝つタイプ。

なので地味な印象。

でも、こういうタイプはクラスが上がっても好走できるタイプかも。

瞬発力が無いだろうから、平均的な流れになって欲しいが・・・


○セキトバイースト

▲ボンドガール

ホウオウラスカーズ  前走軽ハンデとはいえ、すごい末脚

△カナテープ

△アドマイヤマツリ

△ラヴァンダ



2025年10月10日金曜日

サウジアラビアRC 2025【予想】

 毎年少頭数。

数少ない過去の穴馬に多いのは、

「前走左回り」

「1600m実績が無い」


ニシノエースサマ

前走は、メンバーが弱かっただけかもしれないが、5馬身差の完勝だった。

左回りの方が良さそう。


○ゾロアストロ

▲チュウワカーネギー

ユウファラオ  距離問題も逃げ粘り警戒

△エコロアルバ

△アスクエジンバラ



2025年10月5日日曜日

凱旋門賞 2025【予想】

 海外競馬は原則として買いませんが、凱旋門賞だけは毎年予想して買っています。


ゲゾラ

仏オークス馬の激走に期待したい。

凱旋門賞は3歳牝馬と好相性。

前走負けた相手はアヴァンチュールなので仕方ない。

前走休養明けでここに臨むのは、好ローテ。

乗り替わりになるが、前走のバルザローナ騎手はダリズの馬主と優先騎乗契約を結んでいるから仕方ない。

マーカンド騎手は、日本での実績はあまり良くないが、英国のトップグループの騎手の一人。


○アヴァンチュール

▲ミニーホーク

ルファール    ロンシャンのパリ大賞典1着

△ソジー

△ビザンチンドリーム

△クロワデュノール



毎日王冠 2025【予想】

 過去10年の連対馬は全て5人気以内。

特に近6年は、3着内全てが5人気以内。

6人気以下は過去10年で3着の3頭だけ。

その3頭は、

「内枠」「休養明け」「前走重賞5~8着」


シリウスコルト

何が逃げるのかわからないメンバー。

この馬が2走前のようにマイペースで逃げることを期待してみる。


○サトノシャイニング

▲チェルヴィニア

ジェイパームス  東京1800mで3連勝がある

△ホウオウビスケッツ

△エルトンバローズ

△レーベンスティール



2025年10月4日土曜日

京都大賞典 2025【予想】

 過去の穴馬は少なめだが、時々大きく荒れる(昨年)。

過去の穴馬に多いのは、

「京都実績」「直線平坦実績」

「内枠」

「休養明け」


サブマリーナ

4勝中3勝が京都。

4ヶ月ぶりだった前走を叩かれての上昇に期待したい。

枠順はマイナスだが・・・


○アドマイヤテラ

▲サンライズアース

ジューンテイク  京都新聞杯1着

△ショウナンラプンタ

△ドゥレッツァ

△ディープモンスター