今年は、大阪代表がゼロ。
昨秋の近畿大会に出場した大阪の3校は早くに負けてしまった。
昨年春は、低反発バットが導入された影響で、本塁打が激減し(ランニング本塁打を除けば2本だけ)、少ない得点での接戦が多くなった。
今年もそういう傾向が続くのか、それとも案外打撃戦も多くなるのか、興味深いです。
いつものように◎と☆は穴です。
◎エナジックスポーツ(沖縄)
○横浜(神奈川)
▲東洋大姫路(兵庫)
☆浦和実(埼玉)
△健大高崎(群馬)
△広島商(広島)
△智弁和歌山(和歌山)
△明徳義塾(高知)
◎エナジックスポーツ(沖縄)
エナジックの会長が理事長の大城学園が開校した高校で、あまりいい印象ではない。
でも今大会注目のダークホース。
2022年創部で、昨秋の九州大会準優勝で甲子園初出場となった。
神谷監督は、2008年浦添商で甲子園夏4強や2014年美里工センバツ初出場の実績がある。
魅力は、ノーサイン野球。
選手自身が考えて動く野球だという。
投手の方は、久高投手というしっかりした左腕がいる(公式戦防御率0.88)。
問題は、九州決勝だけで5失策の守備だろうか。
○横浜(神奈川)
昨秋関東大会優勝、明治神宮大会優勝。
新チーム公式戦無敗で、1強人気となりそうか。
織田翔希投手(新2年生)は、防御率・奪三振率・与四死球率、全てが素晴らしい。
加えて、左腕奥村投手(3年)も素晴らしいエースナンバー。
この2枚看板は強力。
▲東洋大姫路(兵庫)
岡田龍生元履正社監督が、22年度から母校の監督に就任し、強豪を復活させた。
近畿大会優勝、明治神宮大会準決勝で横浜に延長11回タイブレークで惜敗。
投手は、横浜同様、右と左の2枚看板が強力。
阪下投手・末永投手ともに、防御率・奪三振率・与四死球率が優秀。
公式戦15試合で6失策と守備も堅く、西の横綱的存在。
☆浦和実(埼玉)
昨秋関東大会準決勝で、横浜相手に2-3で敗れた。
今大会1強と評判の横浜相手の接戦は大いに評価できる。
左腕石戸投手に注目したい。
右足を高く上げ、独特の変則フォームで、球の出所が見えづらいタイプだという。
それで直球が120キロ台なのに打者が差し込まれるという。
問題は打線だろうが、低反発バットの時代の今ならおもしろい存在。
△健大高崎(群馬)
昨秋関東大会準優勝(横浜に延長10回タイブレーク負け)。
昨年センバツ優勝の立役者2枚看板の内、佐藤投手はトミージョン手術で昨秋から今年夏まで投げられない。
代わって台頭したのが下重投手(左)。与四死球少なく安定している。
昨春2枚看板のもう一人石垣投手は、昨秋は奪三振率は高いが与四死球が多めで安定感に欠けた。
石垣投手の今大会の調子が明暗を分けそう。
△広島商(広島)
中国大会優勝、明治神宮大会は決勝で横浜に3-4で惜敗。
エース太宗投手と左腕徳永投手ともに安定感があり、2枚看板。
打力も十分にありそうで、優勝を狙えるだろう。
△智弁和歌山(和歌山)
昨秋近畿大会準優勝。
決勝の東洋大姫路戦で5点取られた以外は、無失点や最少失点ばかりで、例年より投手陣がしっかりしている印象。
その中心が渡邊投手。安定感がありそう。
宮口投手も好投手のようだが、左腕がいない?のは他の強豪に比べ少しマイナス材料かも。
△明徳義塾(高知)
昨秋四国大会優勝。明治神宮大会は初戦で横浜と当たり0-2で2安打完敗。
昨夏甲子園で2試合好投した池崎投手が健在。
池崎投手以外の投手は?(大事な試合は池崎投手以外は投げさせないのでよくわからない)
打力が他の強豪にやや劣るのが問題だろうが、低反発バットの時代の野球には合うチーム。
馬淵監督は甲子園初戦の勝率が高く、健大高崎戦はすごく楽しみ。
~【回顧】横浜が昨年秋から公式戦20連勝で優勝~
優 勝 ○横浜(神奈川)
準優勝 △智弁和歌山(和歌山)
ベスト4 △健大高崎(群馬)
ベスト4 ☆浦和実(埼玉)
<全般について>
低反発バットへの移行直後だった昨年は打撃低調でしたが、今年はよく打てていました。
本塁打は昨年(さく越え2本)よりやや増えた(さく越え4本)程度でしたが、得点がよく入りました。
低反発バットに合わせた打撃技術が身についた印象でした(ライナー性の安打)。
大会の総得点は増えましたが、打ち合いというほどの打撃戦は少なかった。
一方のチームが大きな得点を挙げて、そのまま完勝する試合が多かったです。
ちょっとしたことで、得点差が開いていく試合が多かった。
実力差以上に得点差が開いていく(決勝戦はその典型)。
準々決勝から決勝までの7試合が、全て4点差以上の決着(内1試合はタイブレークでの大量得点)。
個人的には、最後の1球まで楽しめる接戦をもう少し見てみたかったです。
<横浜について>
負けないチームですね。総合力が高い。
プロ注目の織田投手先発で、エースナンバー奥村投手がリリーフ。
それだけでもすごい投手力ですが、驚いたのは3番目4番目5番目の投手も甲子園で通用する投手であること(短いイニングなら)。
選手層が厚過ぎる。
決勝でのカウント2-2からの1球リリーフにも驚かされました。
そういうことも練習で想定してやっているとのこと。あらゆるケースを想定して練習しているらしい。
チームの合言葉「横浜1強」を実現させているのがすごい。
<智弁和歌山について>
決勝進出までは完封勝ち3試合という智弁和歌山にしては安定した投手力と、決勝進出までは全て5得点以上の打線でしたが、決勝では横浜に完敗。
頼みの渡辺投手が、決勝では打ち込まれてしまいました。
夏に向けては、左投手が欲しいですね。居ないのでしょうか?
左が並ぶ横浜打線相手には、左投手が欲しいところです。
もっとも、横浜打線は左投手でも打ちますが。
<穴として期待した◎エナジックスポーツと☆浦和実について>
◎エナジックスポーツと☆浦和実は、どちらも智弁和歌山に敗れました。
エナジックスポーツは、ノーサイン野球が印象に残りました。
1球ごとにバントしたり打ったりと作戦を変更し、ノーサイン野球なのにサインが出ているような野球は見事でした。
積極的な走塁も目につきました。おもしろい野球なので、また甲子園に来て欲しいです。
浦和実は、石戸投手の投球が期待以上でした。
変則的なフォームから最後は上から投げ下ろすことで、打者のタイミングが合わず、直球の球速は120キロ台と遅いのに詰まったフライアウトが多かった。
初めての対戦では打ちにくいおもしろい投手。
ベスト4進出の立役者でした。
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