2022年11月14日月曜日

エリザベス女王杯 2022[回顧]

 外人騎手のワンツースリー。

二ケタ馬番のワンツースリー。

(正確にはワンツーツー)


1着 △ジェラルディーナ(4人気)18番 C.デムーロ

2着同着  ウインマリリン(5人気)13番 D.レーン

2着同着  ライラック(12人気)15番 M.デムーロ


勝ちタイムは、2:13.0(重)。上がり36.4。


雨が降り、重馬場。

土曜の馬場より2秒程度時計がかかる馬場だったか。

昨年は時計がかかる良馬場で、2:12.1だった。

2年前は高速馬場で、2:10.3。


12.6-10.9-11.8-12.6-12.4-12.3-12.2-11.8-11.9-12.3-12.2

前半3F35.34F47.95F60.3

後半3F36.44F48.25F60.4


前半3Fは最初の直線部分なので速くなりやすい。

全体的には、ほぼ平均ペース。

ラスト1Fが12.2なら、それほどタフな流れでもない。

が、2着馬以外は後方追走馬が上位を占めた。

この馬場で、この距離だと、牝馬にはきついのだろう。


1着△ジェラルディーナは、終始外をまわり、この馬場では大外枠がむしろ好枠となった。

昨年のエリ女回顧の5着イズジョーノキセキの所で、

「前走(西宮S)負けた相手のジェラルディーナは幻の秋華賞馬だったかもしれない」と書いたのですが、その後はもどかしい競馬が続いた。

ようやく、母ジェンティルドンナの素質馬が開花した。


2着同着ウインマリリンは、前の方の位置を追走していた馬の中で唯一残った。

昨年は3人気で16着。これは右肘腫の影響だった。

その後もヒジの影響が続いたが、前走からようやく良化、今回は完全復調。

この馬場でも大丈夫なスタミナがあるようだ。

(他のウイン2頭はスタミナ不足?)


2着同着ライラックは、素晴らしい末脚を発揮した。

桜花賞16着・オークス11着・秋華賞10着で、G1になると弱いタイプと思ってました。

それとフェアリーS1着馬なので、距離が長いのでは?と思ってしまった。

オルフェーヴル産駒で、距離も重馬場も問題なかった。


4着◎アカイイトは、最後方追走になるとは思わなかった。

でも2着2頭と0.4差ある負けなので、完敗。

昨年より10キロ重い馬体重と、昨年よりメンバーが強かったということか。


5着△ナミュールは、前走より状態落ちなのか、それとも若干距離が長いのか。


6着○デアリングタクトは、物足りない内容が続く。


2人気▲スタニングローズは、重馬場を敗因にしたいだろうが(重馬場で負けると馬場が敗因とコメントすることは多い)、前走の反動か、それともスタミナに難があるかも(オークス良馬場はキレ勝負)。


菊花賞はスタミナが問われる流れとなり、母父クロフネの2頭が人気より下の着順となったが、

エリ女でもスタミナが問われる馬場となり、母父クロフネのスタニングローズは人気より下の着順となった。

母父ダイワメジャーのナミュールも人気より下の着順。

これらは、たまたまなのか、血統の影響なのか。


<個人的感想>この馬場なら一発の可能性があった☆ルビーカサブランカが、12番枠なのに終始内内を通っていたのが残念。



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