外人騎手のワンツースリー。
二ケタ馬番のワンツースリー。
(正確にはワンツーツー)
1着 △ジェラルディーナ(4人気)18番 C.デムーロ
2着同着 ウインマリリン(5人気)13番 D.レーン
2着同着 ライラック(12人気)15番 M.デムーロ
勝ちタイムは、2:13.0(重)。上がり36.4。
雨が降り、重馬場。
土曜の馬場より2秒程度時計がかかる馬場だったか。
昨年は時計がかかる良馬場で、2:12.1だった。
2年前は高速馬場で、2:10.3。
12.6-10.9-11.8-12.6-12.4-12.3-12.2-11.8-11.9-12.3-12.2
前半3F35.34F47.95F60.3
後半3F36.44F48.25F60.4
前半3Fは最初の直線部分なので速くなりやすい。
全体的には、ほぼ平均ペース。
ラスト1Fが12.2なら、それほどタフな流れでもない。
が、2着馬以外は後方追走馬が上位を占めた。
この馬場で、この距離だと、牝馬にはきついのだろう。
1着△ジェラルディーナは、終始外をまわり、この馬場では大外枠がむしろ好枠となった。
昨年のエリ女回顧の5着イズジョーノキセキの所で、
「前走(西宮S)負けた相手のジェラルディーナは幻の秋華賞馬だったかもしれない」と書いたのですが、その後はもどかしい競馬が続いた。
ようやく、母ジェンティルドンナの素質馬が開花した。
2着同着ウインマリリンは、前の方の位置を追走していた馬の中で唯一残った。
昨年は3人気で16着。これは右肘腫の影響だった。
その後もヒジの影響が続いたが、前走からようやく良化、今回は完全復調。
この馬場でも大丈夫なスタミナがあるようだ。
(他のウイン2頭はスタミナ不足?)
2着同着ライラックは、素晴らしい末脚を発揮した。
桜花賞16着・オークス11着・秋華賞10着で、G1になると弱いタイプと思ってました。
それとフェアリーS1着馬なので、距離が長いのでは?と思ってしまった。
オルフェーヴル産駒で、距離も重馬場も問題なかった。
4着◎アカイイトは、最後方追走になるとは思わなかった。
でも2着2頭と0.4差ある負けなので、完敗。
昨年より10キロ重い馬体重と、昨年よりメンバーが強かったということか。
5着△ナミュールは、前走より状態落ちなのか、それとも若干距離が長いのか。
6着○デアリングタクトは、物足りない内容が続く。
2人気▲スタニングローズは、重馬場を敗因にしたいだろうが(重馬場で負けると馬場が敗因とコメントすることは多い)、前走の反動か、それともスタミナに難があるかも(オークス良馬場はキレ勝負)。
菊花賞はスタミナが問われる流れとなり、母父クロフネの2頭が人気より下の着順となったが、
エリ女でもスタミナが問われる馬場となり、母父クロフネのスタニングローズは人気より下の着順となった。
母父ダイワメジャーのナミュールも人気より下の着順。
これらは、たまたまなのか、血統の影響なのか。
<個人的感想>この馬場なら一発の可能性があった☆ルビーカサブランカが、12番枠なのに終始内内を通っていたのが残念。
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