昨年開業の森一誠調教師が、G1初出走でいきなり初制覇。
新種牡馬アドマイヤマーズ産駒がG1初制覇。
1着 △エンブロイダリー(3人気)
2着 ○アルマヴェローチェ(2人気)
3着 △リンクスティップ(4人気)
勝ちタイムは、1:33.1(稍重)。上がり34.5。
午前中は小雨か曇りだったが、昼過ぎから本降りの雨。
9Rと10Rのタイムからは重に近い稍重の印象だったが、思ったより速めのタイムとなった。
1着2着のレベルが高いのかもしれない。
12.3-10.7-11.5-12.1-12.0-11.7-11.4-11.4
前半3F34.54F46.6
後半3F34.54F46.5
平均ペース。
この馬場でも最後11.4-11.4と伸び続けている(1着2着馬)。
9着まで5着エリカエクスプレス以外は中団後方の馬ばかり。
タフな馬場だったのだろう。
1着△エンブロイダリーは、元々スタートはよくない時がある馬だが、モレイラ騎手が手を動かしても中位追走となる。
中盤はじっとしていて、直線は馬群を縫って抜け出すとよく伸びた。
前走のスピードで圧倒するような競馬とは違う内容の強い競馬。
関東馬だが、栗東滞在の調整がうまくいった。
森一誠(かずとも)調教師は、堀厩舎で長く厩務員・調教助手だった人。
昨年開業でのG1制覇はお見事。
趣味は将棋で、歌手はサザンオールスターズのファンだという。
2着○アルマヴェローチェは、中位で1着馬の外の追走、直線は外から伸びたがわずかに追い負けた。
力を出しきって、これは相手が強かった。
3着△リンクスティップは、出遅れポツン追走、4角前半でも最後方、4角から直線向く時に大外からスパート、直線前半で2着馬と少しの差となったが、そこから差は縮まらず最後は差がやや広がった。
パトロール見るとスタート直後接触があったが、それにしてもその後の追走が1頭だけ少し離れた追走になったのは?マイルが向かないからか?
デムーロ騎手によれば「(道中は)この馬場に慣れるのに時間がかかった」。
まともな競馬ができていれば、きわどい勝負になっていたか。
4着☆マピュースは、出遅れ、後方寄り追走、直線はインから伸びた。
今年になって強くなっている。
父産駒はダートの勝利数の方が多いし、母はダートで4勝。
もっと馬場が悪くなった方が良かったかもしれない。
5着▲エリカエクスプレスは、1頭だけスタートが良すぎて逃げることに。
この馬場では、逃げがきつかったか。
9着までの馬の中で唯1頭前に行っていた馬で頑張っている。
5人気△ビップデイジーは、11着。
前走の物足りない内容といい、成長がないのだろうか?
◎としたショウナンザナドゥは、10着。
個人的には、中位からの競馬をして欲しかったが、いずれにしてもこの馬も成長がないということか(馬体も気性も)。
【追記】(結果論メモ)
1人気エリカエクスプレスについて
新馬の京都は内回り、フェアリーSは中山で、直線長いコースの実績はゼロ。
関西馬で非ノーザンなのに(ノーザン系なら使い分けあるが)、フェアリーSを勝ちにいったことがおかしい。
内回り向き小回り向きという使われ方だろう。
そういう面が出てしまった。
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