ベラジオオペラがレコード勝ちで連覇。
ロードカナロア産駒のワンツー。
1着 ○ベラジオオペラ(2人気)
2着 △ロードデルレイ(4人気)
3着 ヨーホーレイク(8人気)
勝ちタイムは、1:56.2(レコード)。上がり35.1。
夜中の雨はわずかしか降らず、朝から良馬場。
10R3勝クラスが、スローで1:32.3の高速馬場。
それにしても、今までのコースレコード1:57.2を大きく更新するタイムとなったのは驚き。
大阪杯の過去最速は、2年前ジャックドールの1:57.4だった。
12.5-11.2-11.2-11.4-11.2-11.7-11.9-12.0-11.4-11.7
前半3F34.94F46.35F57.5
後半3F35.14F47.05F58.7
逃げ馬は、ハイペース。
だが、離れた2番手以降は、おそらく緩みのない平均ペース。
(2番手の前後半は、58.5-57.7くらい?)
2番手以降が逃げ馬に並んだのが、ラスト2F地点あたり。
そこからのラスト2F11.4-11.7で、最後までスピード持続レースだった。
1着○ベラジオオペラは、好枠から好位のイン追走、何のロスなく完勝。
自身上がり34.1
レース上がり35.1
絶好の位置追走、理想的な競馬だった。
その理想的な競馬ができる脚質・気性が長所。
短所は夏の暑さに弱いこと。
2着△ロードデルレイは、中位後方寄りの外追走、4角からも外回り伸びたが、理想的な競馬をした1着馬には及ばなかった。
G1初挑戦にしては強い内容。
折り合いにやや難があるので、G1の速い流れは向いたかもしれない。
これで、神戸新聞杯0.1差4着以外はオール連対の成績。
3着ヨーホーレイクは、スタート悪く(首を下げた瞬間にゲート開く)、すぐ最内に持っていき、後ろから2番目の追走。
絶望的位置の追走だったが、直線は内から最後まで伸びて、上がり1位33.5。
これも強い内容で、スタートがまともだったら、どうだったか。
7歳でも、まだ13戦目。
G1を勝てる素材との調教師コメントを見ても、個人的には半信半疑だった。
終ってみれば、確かにG1を狙えそうな馬。
4着☆エコロヴァルツは、中位の後方寄り追走、直線内寄りから伸びたが、最後3着馬にハナ差かわされた。
決勝写真見ると、ほぼ同着。
個人的には、人気なさ過ぎと感じ、○☆のワイド持ってましたが・・・
向正面で落鉄があったらしい。
5着ホウオウビスケッツは、デシエルトが出遅れたので最初はハナ、2番手追走となってからは実質この馬が全体のペースを支配、最後はややバテた。
ベラジオオペラと同世代・同脚質だが、ベラジオよりは若干弱い?
最初からデシエルトが逃げての2番手だったら結果はもう少し良かったかもしれない。
6着△ジャスティンパレスは、最初から位置を取りに行き、この馬にしては前寄りの追走、4角からムチを入れ追われるが、直線の伸びはこの馬にしては物足らず。
この距離でのスピード勝負は向かないのか。
来そうで来ないレースが続いている。
7着△シックスペンスは、抜群のスタートで2番手、デシエルトが逃げてからは3番手で理想的な追走。
でも直線の伸びは鈍かった。
今まで間隔を詰めて使ったことが無い馬。今回は初めて間隔1か月での出走だったが、間隔を詰めると良くないのか。
それとも、タフな流れで距離の限界が出たのか。
それと、初の関西への輸送競馬だった。
3人気▲ステレンボッシュは、13着。
前に行けない馬なので後方追走になるのは仕方ないが、直線はさっぱり伸びず。
能力を発揮できる状態ではなかったか。
それが体調面なのか精神面なのかは、わからないけれど。
それと、桜花賞も秋華賞も栗東滞在での調整だったが、今回は美浦からの直前輸送だった。
◎としたデシエルトは、14着。
出遅れ後方の後、一気にハナに立った。
気性が難し過ぎる。
2走前3走前は、今回の2着馬に完勝しているので、能力は通用するはず。
この気性で2走前3走前がうまくいったのが不思議だ。
前走の暴走は今回にも悪影響を及ぼす、と予想すべきでした(反省)。