2023年3月27日月曜日

高松宮記念 2023[回顧]

 団野騎手、G1初制覇。


1着  ファストフォース(12人気)

2着 ○ナムラクレア(2人気)

3着  トゥラヴェスーラ(13人気)


勝ちタイムは、1:11.5(不良)。上がり35.9。


ずっと雨が降り続き、不良馬場。

2014年コパノリチャード1:12.2以来の不良馬場となった。


12.5-11.3-11.8-11.6-11.9-12.4

前半3F35.6

後半3F35.9


前後半バランスは、落ちついたペース(強力逃げ馬不在)。

1200mG1では、速いペースほど先行馬に向きがち(差し馬は脚をそがれる)。

その意味では、今回は脚をためた差し馬向きの流れだったかもしれない。


昨年は、重馬場(良馬場+1.0秒程度)で、内がよく乾いた内有利馬場だった。

今年は、雨が降り続く不良馬場で、外有利だったか。


1着ファストフォースは、最初から押して押して、最後までほとんど手が動く道中でパワーで押し切った印象。

しかしこの馬、2年前CBC賞(小倉)1:06.0レコード勝ちした馬。

高速馬場でも低速馬場でも強いということになる。

前走は-12キロで絞れて好走、今回はさらに-8キロで絞れた。

過去G1では、15着・9着・10着で、個人的にはG1では足りない馬と思っていたのですが・・・

前走ナムラクレアとアタマ差を素直に評価すべきだったか・・・

2走前に差す競馬をしたことが転機になった面もある。


2着○ナムラクレアは、上位人気馬の中で唯1頭能力を発揮した。


3着トゥラヴェスーラは、最内枠を最大限利用して終始最内まわりコースロスなし。

2年前4着・昨年4着・今年3着。

昨年は鼻出血あり、それを考慮して今年初戦のローテがうまくいった。


4着◎ナランフレグは、出遅れ痛いがそれはいつものこと。

ただ、昨年よりスタートがさらに悪くなっているような気がする。


5着グレナディアガーズは、上がり1位。

思い切って最後方待機策、最後は猛然と伸びてきたが時すでに遅し。

昨年12着は重馬場が敗因とされていたが、今回の伸びは重下手とは思えない。

「敗因は馬場」というのはあてにならない。


ということで、1人気12着▲メイケイエール・3人気7着△アグリ(挟まる不利あるも伸び鈍いため)・5人気15着△トウシンマカオの敗因も、馬場がどうかはわからない。


4人気6着△ロータスランドは、皆がこの馬が穴だと狙ったので、人気が過剰になった。



2023年3月26日日曜日

マーチS 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「重賞3着内実績」または「近走3勝クラス1着」

「前走先行好位」(今回後方でも)

「12番以内」


ホウオウルバン

5勝すべてが中山。

冬しか走らない馬で、5勝すべてが12月末~3月初め。

暖かくなってきたのは心配だが、頑張って欲しい。


○ハピ

▲ウィリアムバローズ

ゲンパチルシファー  重賞実績馬の変身期待

△ハヤブサナンデクン

△ヴァルツァーシャル

△サンライズホープ



高松宮記念 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走が今年の重賞、5着以内または5人気以内」

「大型馬」(前走490キロ以上)

「内枠」(外枠でない)(16年以降当週Bコース変更)


ナランフレグ

当日雨が降るようで、どういう馬場傾向になるのか、さっぱりわからない。

6番で内過ぎず、内からでも外からでも差せる、この馬を◎にすることにします。

昨年は何もかもうまくいった1着だったが、その後も安田記念で0.4差、スプリンターズS3着と強い実績。

前走は、久々と59キロで自身上がり33.2なら悪くない内容で、衰えはないと思いたい。


○ナムラクレア

▲メイケイエール

ダディーズビビッド  中京で6連対、時計かかれば1400実績馬が向くか(ただ重は向かないかも)

△アグリ

△トウシンマカオ

△ロータスランド



2023年3月25日土曜日

日経賞 2023【予想】

 2強対決を見るレースになるのでしょうか?

過去の穴馬に多いのは、

「中山実績」

「重賞実績」


ディアスティマ

前走は「見た目以上に力んで走っていた」(北村友騎手)らしい。

タイトルホルダーは前哨戦で無理して逃げることはないかも?

そうであるとしたら、マイペースでの粘り込みに期待してみる。


○アスクビクターモア

▲タイトルホルダー

マカオンドール  10ヶ月ぶりだが好仕上がり?

△ヒートオンビート

△ライラック

△ボッケリーニ



毎日杯 2023【予想】

 昨年こそ2着に大穴馬が来たが、とにかく荒れにくいレース。

数少ない過去の穴馬に多いのは、

「1800m実績」

「1勝馬だが、1勝クラス(以上)で1人気がある」


セレンディピティ

前走は1番人気を裏切ったが、「伸びなかったのは脚をひねった分の影響」らしい。

母ジェラシーは、スイートピーS1着、オークス10人気4着で引退。

母母グローリアスデイズは活躍馬多数の名牝系の血。


○キングズレイン

▲ノッキングポイント

マイネルメモリー  距離短縮いいかも

△アドマイヤイル

△ドットクルー

△オメガリッチマン



2023年3月19日日曜日

阪神大賞典 2023【予想】

 堅めの重賞。

過去の穴馬に多いのは、

「2400m以上重賞実績(4着以内)」

「6歳」

「外枠ではない」(7番以内)


ユーキャンスマイル

3年前1着・2年前2着・昨年5着。

昨年は衰えを感じたが、3走前の内容からはまだまだやれそうか。

その3走前が4ヶ月ぶりだったし、今回も久々のローテはいい。


○ボルドグフーシュ

▲ジャスティンパレス

アフリカンゴールド  単騎逃げなら大駆けある?

△ディープボンド

△ブレークアップ

△アイアンバローズ



スプリングS 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「好位~中位差し」 

「前走1勝クラス(以上)」(新馬未勝利ではない)


パクスオトマニカ

この3走は逃げているが、新馬の内容からは逃げなくても問題なさそう?

前走のタイムは若竹賞過去10年最速(当日AJC2:13.5で速い馬場ではない)。

ディヴァインラヴ(菊3着牝馬)の半弟だが、前走距離短縮で結果が出たので、この馬は1800mがベストかもしれない。


○セブンマジシャン

▲ベラジオオペラ

トーセンアウローラ  前2走滞在効果、今回輸送しても落ち着ければ。

△アイスグリーン

△オールパルフェ

△ホウオウビスケッツ



2023年3月18日土曜日

ファルコンS 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走(または2走前)先行~好位」(今回後方でも)

「1600m重賞に出走あり(完敗)」

「内枠」(8番以内)


タマモブラックタイ

距離延長が問題だが、充実してきている。

母は1400m2勝、父の代表産駒にトップナイフ(弥生賞2着)、血統だけなら心配ないですが・・・


○ペースセッティング

▲カルロヴェローチェ

ウメムスビ  カンナS1着は重馬場

△バグラダス

△テラステラ

△スーパーアグリ



2023年3月17日金曜日

フラワーC2023【予想】

 ストがあるかないかで開催決定が遅れたし、当日は雨模様。

普通に考えて的中するのは無理でしょう。

(それでも買いますけど^^)


過去の穴馬に多いのは、

「前走先行~中位」(逃げや追込でない) 

「前走1勝クラスで負け」


ゴールデンハインド

芙蓉SやアイビーSで牡馬相手に差のない競馬をしている。

逆に言えば、決め手不足が欠点。

ゴールドシップ産駒だからだろうか。

土曜は雨が降るらしいので、馬場がこの馬に向くのでは?


○ドナウパール

▲ココクレーター

ニシノコウフク  父は重得意だった

△パルティキュリエ

△ヒップホップソウル

△パルクリチュード



2023年3月13日月曜日

2023センバツ高校野球優勝校予想(+回顧を追記)

 今年のセンバツ高校野球は、WBCで盛り上がっているであろう3月18日に開幕します。

11年前のセンバツでは大谷翔平選手(花巻東・新3年生)は、初戦大阪桐蔭相手に2-9で敗れた。

打撃では藤浪晋太郎投手から本塁打を放ったが、投げては8回2/3を11奪三振11与四死球で9失点。

公式戦の登板は故障により前年夏甲子園以来という久々過ぎる登板だった。



上位人気

今年の(世間一般の)優勝予想の上位人気は、以下の3校のようです。

大阪桐蔭(大阪) 近畿大会優勝、明治神宮大会優勝

広陵(広島) 中国大会優勝、明治神宮大会準優勝

仙台育英(宮城) 東北大会優勝、明治神宮大会ベスト4



優勝校予想結論>(独断と偏見による穴予想)


専大松戸(千葉)<穴推奨>

大阪桐蔭(大阪)

報徳学園(兵庫)

彦根総合(滋賀)<大穴推奨>

北陸(福井)<大穴推奨>

広陵(広島)

仙台育英(宮城)

履正社(大阪)

慶応(神奈川)



各校について


専大松戸(千葉)<穴推奨>

平野大地投手は、151キロ右腕でプロ注目。

肋骨を痛めながらも昨秋登板し関東大会準優勝。

問題は平野投手の回復度合いがどうかだが、攻撃力もあり優勝を期待してみる。


大阪桐蔭(大阪)

前田悠伍投手は、今年は絶対的エース(昨年は先輩2人と3人エース)。

公式戦88回投げて奪三振102、防御率1.13。

一方、打線は公式戦本塁打3本(15試合)で、例年ほどの迫力はなさそう?


報徳学園(兵庫)

近畿大会決勝で大阪桐蔭に0-1で敗れた。

しかしそれまでの近畿大会では、打線が11点・9点(対履正社)・9点(対智辯和歌山)と得点力がある。

投手陣と打線のレベルが高く、優勝を狙えそうな存在。


彦根総合(滋賀)<大穴推奨>

20年秋に就任した宮崎監督は、北大津高校を甲子園春3回夏3回出場に導いている。

昨年は新チームとなって以降の対外試合65試合で4敗しかしていない。

左腕野下投手を中心として投手力がしっかりしている。


北陸(福井)<大穴推奨>

北信越大会優勝、明治神宮大会ベスト4。

エースで4番の友廣投手が中心。

林監督は、敦賀気比コーチで15年センバツ優勝を経験している。


広陵(広島)

投手は、倉重・高尾の左右の2枚看板に横川もいる投手力。

打線も、神宮大会では6点・5点・5点と得点力がある。

神宮大会決勝では大阪桐蔭に5-6で惜敗。甲子園で借りを返せるか。


仙台育英(宮城)

昨年夏の優勝を経験している高橋・湯田・仁田など豊富な投手陣は昨夏と同様。

勝ち進むと豊富な投手力が有利になる。

その意味では初戦や2戦目を乗り切れば夏春連覇のチャンスが大きくなる。


履正社(大阪)

今年はそれほど人気になっていない。

大阪大会決勝で大阪桐蔭に0-7、近畿大会準々決勝で報徳学園に6-9で敗れたからだろうか。

でもチーム打率.401、本塁打9本(10試合)は脅威で、増田投手は本来安定感ある。


慶応(神奈川)

秋公式戦、本塁打15本(12試合)、打率.382は攻撃力トップクラス。

清原和博氏の次男勝児選手は、打順7番でも本塁打2本、打率.400。

投手陣が頑張れば優勝目指せるかも。



他に、沖縄尚学東邦山梨学院なども有力でしょう。




<< 回 顧 >> ~山梨県勢 春夏通じて初優勝~


優 勝   山梨学院(山梨)

準優勝  ▲報徳学園(兵庫)

ベスト4  △広陵(広島)

ベスト4  ○大阪桐蔭(大阪)


<全般について>


山梨学院は秋関東大会優勝校。

今年の大会は前評判が高い高校が勝ち上がり、順当傾向でした。

それでも全般的に接戦が多く、好ゲームが多かったです。

ただ、今年はWBCが非常に盛り上がり、高校野球はその陰に隠れた存在になってしまいました。


<山梨学院について>


これまでの山梨学院は、打撃力はあっても甲子園では勝ち上がれない存在でした。

今年の躍進は、何といっても林投手の力投でした。

・四球が少ない制球力

・球速表示以上の球のキレ(130キロ程度)

・投げ続けてもバテないスタミナ

内野手との兼任だったのが、昨秋の新チームから投手に専念。

秋の県大会では打ち込まれたりしていたが、関東大会で急成長し関東優勝に貢献。

その後の明治神宮大会では英明相手に終盤打ち込まれ敗退。

この冬の努力が実ったのでしょう。

甲子園では、ほぼ全試合を投げ抜き、最後まで安定していた。

好投手1人でも優勝できる、これは投手不足の全国の他校にも勇気を与えたことでしょう。

(ただ、球数制限が緩すぎの問題もありますが・・・)


吉田洸二監督は、清峰(長崎)の09年センバツ(今村投手)に続く優勝。

異なる高校での優勝は、原貢監督(三池工、東海大相模)、木内幸男監督(取手二、常総学院)、上甲正典監督(宇和島東、済美)に次ぎ4人目。

これは、すごいですね。

技術の指導は、長男の吉田健人部長に任せているとのこと。

試合の采配や生活指導を主としている吉田洸二監督。

この体制は、かつての横浜の渡辺監督・小倉部長のよう。


<予想について>


◎にした専大松戸の平野大地投手は、故障の影響が残っているのか球速が無かったですし、準々決勝で力尽きました。


<敢闘賞>


能代松陽(秋田)の森岡大智投手が印象に残りました。

大阪桐蔭相手に0-1で敗れましたが、大阪桐蔭打線を2安打に抑えた森岡大智投手の投球が素晴らしかったです。




2023年3月12日日曜日

金鯱賞 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「逃げ先行」

「左回り実績」

「重賞実績」


アラタ

前走は1着と0.0差。しかも+24キロでのもの。

札幌記念4着は1着~3着の相手は強力で価値ある。

高速馬場が苦手かもしれないが、そこまで高速ではなさそう。

あとは、この騎手に普通に乗って欲しい。


○プログノーシス

▲マリアエレーナ

ハヤヤッコ  2走前プログノーシスとハンデ差あって同タイム

△フェーングロッテン

△ディープモンスター

△ヤマニンサルバム



フィリーズレビュー 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「前走1600m(で先行好位)」  

「前走1勝クラス1着(または1人気)」


ムーンプローブ

前走G1で先行して大敗、1600m実績がある馬。

というのは、このレースの穴馬のイメージに合う。

母はダ1400mを3勝している。


○ブトンドール

▲シングザットソング

イコノスタシス  姉サブライムアンセムはこのレース1着

△ポリーフォリア

△リバーラ

△ルーフ



2023年3月11日土曜日

中山牝馬S 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「中山実績」「小回り実績」

「重賞実績」または「前2走で条件クラス好走あり」

「5歳」


エイシンチラー

2走前の中山1800mで牡馬相手に少差。

1800mは[2.1.1.1]。

ペースが落ち着きそう?なので、前の方に行けるのも有利。


○アートハウス

▲スルーセブンシーズ

シャーレイポピー  3走前クリノプレミアムと0.2差

△クリノプレミアム

△ウインピクシス

△サトノセシル



2023年3月5日日曜日

弥生賞ディープ記念 2023【予想】

 過去の穴馬は少なめ。

穴馬に多いのは、

「中山実績」

「1800m実績」(2000mより短い距離実績)

「前2走で重賞に出走あり(5着前後)」


セッション

これまでのレース内容は、そこそこ走る程度だが、まだ奥がある馬かもしれない。

ムルザバエフ騎手がその潜在能力を引き出す可能性に賭けてみる。


○トップナイフ

▲タスティエーラ

フォトンブルー  前2走期待裏切るも休養効果あれば

△ワンダイレクト

△レヴォルタード

△グリューネグリーン



2023年3月4日土曜日

オーシャンS 2023【予想】

 過去の穴馬に多いのは、

「中山重賞実績」「函館重賞実績」

「大型馬」


ジャスパージャック

前走は展開が厳しかったし、直線長い中京も向かなかった。

今回は2走前勝った中山で粘り込み期待。


○ナランフレグ

▲キミワクイーン

タイムトゥヘヴン  中山重賞実績ある

△ヴェントヴォーチェ

△ジュビリーヘッド

△エイシンスポッター



チューリップ賞 2023【予想】

 過去の穴馬は少なめ。

穴馬に多いのは、

「1600m実績」

「14頭以上での実績」

「前走未勝利戦ではない」


ダルエスサラーム

近2走は1400mだが、未勝利勝ちが1600mだったので大丈夫だろう。

その未勝利1着は、レースラスト2F10.8-11.3だったので速い上がりにも対応できそう。


○ドゥーラ

▲バースクライ

カフジキアッキエレ  前走上がり2位より0.8速い上がり1位

△ルミノメテオール

△ペリファーニア

△コナコースト